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うん、ごめんね。
今は分からない。
[失った記憶に通じる人かもしれない。
8歳以前のことについては覚えていないのだと、レトには特に話したことがなかったか。シュテルンにはどうだったか。
コインのことも、記憶喪失のことも、身元不明のことも。特に隠さなければいけないことではなかったから、機会があれば話すことに躊躇はないけれど]
海精軍の騎竜師が、持ってた?
うわ。
[ゆっくり話を聞ける相手でもないらしいとの落胆が短い一言に滲んだ。けれど注意を聞けば気を引き締めて。>>=24]
分かった!気は抜かないから!
[残念な気分を振り払うように、気合入れて返事をした]
― 上空・クレイエラの森へ ―
大丈夫だから、速度落さないで!
[涙の気配にトルメンタが翼を弱めてしまう前に、声をかけ、何度も宥めるように撫でる。
通信に返したおかげで、落ち着いてるとは言えないけれどすぐに持ち直すことが出来た。トントトンとリズムをつけて合図をすれば、氷竜はルゥラと了解の声を上げて高度も取り直した]
私も、騎竜師なんだから。
しっかりしなきゃ。
[更に一段気合を入れるようにして距離を稼ぐ**]
キアラです。森まであともう少し。
炭焼き小屋ですか?
合流了解しました!
[リーゼロッテは場所を知っていただろうか。
知らなくても、こっちな気がすると向かえばほぼ当たるはず。
記憶になくても森は未知の場所ではなかったから。
指示があればそれに従い、なければ勘に従って進路を変えた**]
─ 上空移動中 ─
騎竜の気配が二つ?
向こうも何かしていたのかな。
[思い出すのは、前に見た白い竜と赤い人。
会いたいけれど会うのが怖い。何故かそう思って。怯えてる場合じゃないでしょうと自分の中で理由をつけて首を振った]
そっか。うん!
[揺らがないリーゼロッテの言葉に安堵の笑みを見せて。>>164
トルメンタに負荷の掛からない範囲で速度を出して空を翔けた]
─ 上空移動中 ─
な、なんでもない。
ちょっと目にゴミが入ったみたいで。
[リーゼロッテに声をかけられて少し焦る。>>165
本当に、自分でも何故泣けるのかが分からなかった。ゴミのせいじゃないことも分かってはいたけれど、理由としてありえそうなことを答えた。]
えっ?
私は構わないし、トルメンタを説得するのも別にいいけど。
[リーゼロッテから出た提案に、クエスチョンマークの浮かんだ頭を傾げる。>>=30]
でもファミル様、馬に乗るのお得意だよね?
わざわざ竜に乗ってくださるかなあ。
[指揮官の重要性を今一理解できていない答えを返した]
それもそうだね。
トルメンタ、旋回。
[進行方向を変えたのは、ごく自然な動作だった。
森の入口はこちら。炭焼き小屋があるはずなのはこっち。その上を通る最短コースを、無意識が掬い上げた結果で]
炭焼き小屋の場所?
ううん、知らないよ。
あれ、こっちじゃ遠回りだった?
[本人は、森の入口へと動きやすいコースを取ったつもりでしかなくて。間違えたかと目を丸くして背後を振り返る。>>=31]
なるほど!
そういうことなら、トルメンタも聞き分けてくれるはず。
[と、納得はしたけれど。本人と会ってからの状況次第でもあるかと、案の一つで保留して。>>=34]
うん、合ってるなら良かった。
たまたまだと思う、けど。
[何となく胸の奥がざわざわとした。
けれど自分でも気づかない振りをして、顔を前に戻した]
― クレイエラの森・上空 ―
ちょっと無理してでもとにかく合流しないとカオス、かな。
トルメンタ!
[連絡より先に街を出ていたとはいえ、トルメンタにもそろそろ負担が重くなってくる頃だとは思うが。
聞こえてきた通信に眉を寄せて、騎竜へと合図を送った**]
― →炭焼き小屋 ―
[どうやらシュテルンまで敵と遭遇してしまったらしい。
通信からはそれだけしか読み取れなくて、不測の事態がこれ以上起きないうちにと合流を急いだ]
あっ、あれだね。
お待たせしました!
[黒馬に乗るファミルを見つけて、いつもと乗る馬が違うことに少しだけ首を捻った。>>222
リーゼロッテと一緒に小屋の傍らへ舞い降りる。>>208
説明はリーゼロッテに任せ、自分はトルメンタの正面に回るとその首に腕を回して、一本角に額を当てた]
ごめん、最後のでちょっと疲れたかな。
でももう少し頑張ってね。私の分も使っていいから。
[トルメンタの感覚が強い角と『共振』を利用した気力の共有増幅法を、トルメンタに譲り渡すような気分で行う。
『同調』のような高度な技ではないと思うけれど、最初に見られた時にはレトにも驚かれた気がする。
珍しい方法なのだろうか。よく分からない]
はい、ファミル様。
[最後に首にピッタリと抱きついてから身体を離して、ファミルに近づいて手を貸した。>>231]
トルメンタ、帰りはファミル様とだからね。
[嫌がるかと思いきや、説得するまでもなく乗りやすいように体勢を変えてくれた。やっぱり理解してくれたんだねと素直に自分は受け止めたけれど、二人の反応はどうだったろう。
トルメンタは触れることでファミルの隠し事に気づいても、特にキアラに教えたりはしなかった。
問題はキアラの警戒心のなさにあるのであって、誰に対しても節度を保ち落ち着いて見えるファミルならとりあえずは良し、という部分もあって嫌がらなかったのだが。キアラを通さずにこれを詳しく伝える手段は今のところ無かった]
シュテルンも、レトも、ジークムントさんも無事なんだね。
良かったあ。
[かすれ気味の声には気づいたけれど、まずはそこに安堵して通信に乗せる。
交わされる機微にはあまり気がつけないまま]
はいっ。
[ファミルの言葉に少しだけ緊張しながら返事をした。>>=49]
ロッテも、気をつけてね!
[黒馬に跨ったリーゼロッテに手を振って再び空へ。>>240
通信で無事を確認できたから、乗馬姿も綺麗だなんて呑気な感想を抱いたりしていた]
はい、分かりました。
ファミル様、危ないと思ったら気にせず私のこと掴んでくださいね。万一があったら困るから。
[高度を上げきる前に、ファミルを軽く振り返って伝えた。>>244
まだ男性だと思い込んでいるのに、こういうことを気にせず言い出すからトルメンタは以下略。
途中で少しだけ小休止を挟ませてもらって、一足先にコリルスまで帰りついた]
― コルリス ―
はいっ。
ファミル様もお疲れさまでした!
[小休止も挟ませてもらったので、それほどの疲労はなく。
まずは何よりもトルメンタを竜舎をつれてゆき、羽を梳いて整えたり、爪を磨いたり、食事を取らせたり。体をマッサージするように撫でたりすることに時間を費やした。
そのまま少しウトウトしたのはお約束。けれど流石に眠り込んだりせず、部屋にも戻って休息を取った。
レトは随分疲れているようだったので、出撃前は彼の分も動けるようにしておくつもりで。まさか消耗しきっている>>234とまでは分かっていなかったのだけれども**]
― 交戦前・コリルス竜舎 ―
こーなっちゃうのね。
[眠っているルアルを刺激しないようにしながら、二頭分の世話をする。事前に聞いていたから眠っていることそのものは心配しないけれど、周りで動いてもピクリともしない眠りの深さに眉を下げながらとなった]
強いんだろうなあ。
[訓練を数に入れても対戦経験はまだまだ浅い。
不安と期待が入り混じった顔で呟いて、すり寄ってくるトルメンタの頭を撫でた。
チャリと胸元で響いた音に鎖を引き出してコインを揺らす。
期待も不安も大きくなるばかりで、元に戻すとトルメンタに頬を寄せた*]
― 交戦前日 ―
そ、それでいいの?
[会議中、曲がりなりにも騎竜師なのだからと言われて参加していたが、当然のように意見を言えるほどの知識もなく。
シュテルンの適当宣言には驚いた。>>285
けれど同時に緊張が解れて笑顔を向けることが出来て]
了解しました!
[ファミルの発令にも元気良く応じることが出来た。>>304]
― 交戦前日 ―
えと、炎竜と風竜以外にもまだ?
[レトに呼ばれて、説明を受ける。>>312
竜人と言われても直接目にしないとピンとこなくて小首を傾げてしまったが、脅威として覚えておく]
突出しないように一撃離脱を繰り返したりがいいのかな。
私も注意は出来ると思うけど。
もしもでロッテの位置を見失っちゃったらどうしよう。
[迷っていたら、レトが名案を教えてくれた。>>313]
あ、それならトルメンタのも持ってて?
私から辿ることもできるし。
乱戦になったり、敵の精霊術受けたりしても、これがあればロッテからも見つけやすくないかなって。
[影竜のような特殊能力はないので、そうそう見失われはしないものと思うけれど。戦場では何があるか分からないから、水色の羽も一枚差し出した*]
― 交戦当日・戦場上空 ―
[バサリ、バサリと翼が音を立てる。
レトとはリーゼロッテを挟んで対極位置を最初は確保して。
ファミルの号令に合わせて、短いブレスをトルメンタが放つ。>>309
誰に向けたわけでもない、威力を最低限まで弱めた雪に近い氷の吐息は、突撃してゆく兵を鼓舞するためのもの。
霧の中では感じ難くて効果はあまり高くなさそうだったが]
ん、行こう!
[自分も曲刀の青い柄から伸びた鎖を手首に絡め、グッと握る。
時に急降下して上から下へと刃を振り降ろし、事前の打ち合わせ通りの一撃離脱を繰り返しながら、周辺を警戒した。>>364]
― 陸戦場上空 ―
[ルゥ!とトルメンタが警戒の声を上げる。
ハッと竜の気配を感じた方向に向き直り、目を凝らすがまだ見えない。けれど]
上昇!
[短い言葉で回避行動を指示したのは、半分以上が勘。
レトにどんな対戦をしたのか聞いていなければ多分できなかっただろう]
不意打ちとはやってくれるじゃない!
[本当は気付くのが遅れた自分がいけないのだが、それを認めていたらテンションが下がる。
喝を入れるように声を張り上げて、風により霧の薄れた先を見つめて曲刀を構えた。>>389]
― 陸戦場上空 ―
えっ。
私の名前、知ってるの?
[やはり、過去を知ってる人かもしれない。
ドキリとして即切りかかることは出来なかった。
それでも今は自分も氷竜軍の一人。勝手な行動は許されないと唇を噛む]
コン、ラート…さんだっけ。
[コンで一度切れる不自然な呼び方。けれど、兄とは続かずに]
― 陸戦場上空 ―
……私は、細氷の騎竜師、キアラ=メモリア。
[表情を引き締めると、騎竜師としての名乗りを上げた。
同時に落ち着かないトルメンタの首に軽く指先で触れて、引くつもりはないことを伝える]
お話を聞くだけで、引いてくれたりはしますか?
[曲刀を降ろさないまま、コンラートに向けて問いかける。>>400
トルメンタはいつでも動き出せるように、僅かに頭を低くした]
細氷の騎竜師 キアラは、風浪の精霊師 ウェルシュ を投票先に選びました。
細氷の騎竜師 キアラが「時間を進める」を選択しました
― 陸戦場上空 ―
…………ごめんなさい。
[本人を目の前にしても記憶が戻らないのは事実だ。
河が近いことも災いしているし、動揺を抑えようとする意思のせいもあるが、本人にだってそれは分からない。
本人に分からないものを相手に分かれというのは無理で。
謝罪の言葉は、どう聞こえるものだったか]
出来ませんね。
そんな権限ありませんし。
[不快げに言われて、こちらも眉を寄せる。>>421]
……お兄さんなんですか?
[コン兄とはまだ呼べなかった。
そして兄なのかと聞く声も、聞いてしまったら今課せられた役目が果たせなくなりそうで、小さなものになっていた]
知りたい。でも、怖い……。
[更に小さな声で呟くのは、普通ならば聞き取れないだろう]
/*
……文章が迷子でした。
>>439
本人を目の前にしても→コンラート本人を目の前にしても
本人にだって→自分にだって
本人にも分からないもの→自分にも分からないもの
コンラート、遅い上に分かり難いとか本当にすみません!
糖分不足が響いてるかな……。でも起きてられるようになったのだから、もう少しは頑張りたい。
― 陸戦場・河近く・上空 ―
私は、あなたが引くかと聞いただけですっ!
全軍引けなんて、最初から聞く耳持ってないでしょう!?
[コンラートからすれば理不尽な話だったのだろうが。
無茶を言われたという気持ちの方が強かった]
っ!
[投げつけられたそれを、咄嗟に曲刀で弾く。>>444
風の力はどれほどのものだったか。あるいは握る手に裂傷くらいは作りながら跳ね上げて。
落ちてきたそれは何の悪戯か、鞍からは手の届かない位置でトルメンタの羽毛に絡んで沈んだ]
幼馴染……?
私の過去を、知ってる、人。
[槍を向けられたことに応じて曲刀を構え直すものの、怯えたように肩が震えていた。>>447
そこに見えたのは大きな隙。>>450
戦うのであれば踏み込まなければいけないその時に]
トルメンタ、反転!
[選んだのは逃亡の手。
もっとも、相手が逃がす気なければ風竜を巻くことなんか出来るものではないのだけれど。
今はとにかくここから離れたいと、その一心で染まってしまって。心からの命に氷竜も従い、翼を大きく打って背を向けた]
― 陸戦場・上空 ―
なんで、こんな時にっ。
よりによってこんな所で!
[発作的な逃亡だったけれど、風竜は追って来なかった。>>464
霧の中に逃げ込んで距離を稼ぎ、下からも弓や槍が届いてこない高さまで来ると、トルメンタは旋回しながらその場に留まった]
少しだけ。もう少しだけ時間をちょうだい。
ちゃんと、細氷の騎竜師に、戻るから。
お願いだから少しだけ……。
[両手で顔を覆ってガタガタと震える。
敵前逃亡してきたことも、今更のように後悔はしているが。すぐに舞い戻ることは出来そうになく。
氷竜は困ったように、乗り手が落ち着くのを待っていた。**]
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