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ん? 薔薇の精?
[アデルの言葉に首を捻る。
特に心当たりがないから。]
うむ、その様だな。
陽動に踊らされているようでは私の願いもかなわないな。
私は強者を求めているのだ!!
[苛立ちを地面にぶつける。]
奴隷騎士 クレステッドは、神子 アデル を投票先に選びました。
ああ、そうしよう。
[きわめて穏やかな声を意識して答えた。
しかし、アデルの様子がなんだか換わったように見えた。
見えるのは戸惑いだった。]
しかし、どうした?
なにか気になる事でもあるのか?
少しでも何か痕跡があるのならば教えろ。
それが敵につながるんだ!!
[戸惑いは敵の何かをつかんだのではないか?
そう考えて、答えを求めた。]
野茨公か、紅い髪の持ち主だと聞いていた。
[討伐にあたり展開された情報と教会内の情報。
二つを思い返してみても明確な記憶は思い出せない。
ただ、どこかでそんな情報を見かけた気がしたので曖昧に答える。]
髪の色が重要なのか?
私には分からないな、相手が強ければ色など関係ない!!
だが、紅い髪が気になるというのならば、そいつを探し討つか!!
[紅い髪はどうでもよかったが敵を探すには違いがなかった。]
いや、まて、血の匂いがどこかからするぞ!!
これをたどるか!?
[仄かに鼻に届いた血の香り(>>35)。
近くに対象があるかもしれないと笑みを浮かべる。]
逃げるかっ!!
[血の匂いから察知する気配は離れていく。
慌てて追いかけて目の前にあったドアを開ける。]
貴様、逃げるなっ!!
[そこに追い求めた姿は既になかった。
闘えないもどかしさから扉を拳を殴りつける。]
くそっ!! どうしてこう腰抜けばかりだっ!!
これでは、満たされないっ!!
俺の渇きが満たされないではないかっ!!
[苛立ちを隠すことなく力の限り叫ぶ。
隣にアデルがどのように感じるかを気にする余裕すらなかった**]
[乾き荒れ狂う心を覚ましてくれたのはアデルの言葉だった(>>122)]
ああ、先導は任せる!!
早く見つけるぞ!!
[理由は違えど敵を探したいのは同じ。
ゆえにアデルの先導に従った。]
―水浴室―
[アデルと共に水の気配のする居室に入る。
そこにいたのは待ち望んだ標的の姿。]
探したぞ、魔の眷属!!
さぁ、私の渇きを癒してもらおうかっ!!
[目の前にいる傷ついた仲間達が気にならないわけではない。
それでも一気に距離を縮め、剣を抜き目の前の獲物へと斬りかかった。]
紅い方だな、了解した!!
主の命も出た、もはや貴様に猶予はない!!
今日が、いや、この瞬間が貴様の命日だっ!!
[剣に己が保持する聖なる力を籠めて更に力強く走った。]
運命だと!?
そうだな、此処で私に討たれる!!
それが運命だ!!
[アデルとの関係など知ることはなかった。
故に自分の考えを叫びながら近づき剣に力を集めて振り下ろした。]
貴様らに名乗る名前などない!!
[振り下ろした剣は相手に届くことはなかった。
茨の槍にその行く手を阻まれたから。
力任せに剣をふるう。
行く手を阻む茨をなぎ払うべく――]
そんなことはどうでもいい!!
私は闘えればいいのだ!!
貴様が魔物の王であるというのならば、
その力を見せてくれ、私の渇きを満たしてくれ!!
[主の見立て(>>176)は正しかった。
だからこそ、未だに交わせるのは言葉のみで。
私の剣が届くことはなかった。]
な、に……?
[それは予期せぬ言葉だった(>>190)]
そ、れはっ。
[心は揺れる。
あまりに魅力的なその提案に。
だが、揺れる心は一気に掻き消された。
主の一撃(>>192)が辺り一面を包み込んだのだった。]
[崩壊する床に抗うすべはなく、
ただ重力に従い、落下していく。]
っっ!!
[そして降り注ぐ雨に落下しながら身を打たれた。]
[落ちながらアデルに絡む茨の姿が見える。
思えば野茨に何かを感じていたかもしれない。
紅い髪の特徴を気にかけたいた様子が頭をめぐる。
間諜の可能性を疑った瞬間にアデルの力が自身を包んだ。]
違う、か。
しかし何らかの因縁があるのだろうな。
私の闘いの妨げにならないといいのだが。
[アデルの事情を気にはしつつも優先するは己の闘いだった。]
[風の護りで軽減された。
だけど、それ以外に防御の術はなかった。
故に地面に軽く叩きつけられる事になったのだった。]
っ!!
多少は痛むが、任務に支障はでないレベルなのが幸いだ……。
[体は幸い丈夫なほうだっただけに敬称ですんだ。
それでも少しの休息が必要とそのまま少しだけ横になっていた。]
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