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次はあなたの番ですよ。
[自分の汚れが落ちれば、今度は彼の手を取った。
諸肌を脱いだ引き締まった躰に掌を添わせ、上から水を掛けて汚れを洗い流していく。
蛇の毒に焼かれた場所には、ひとつひとつ接吻けた。
立たせた身体の前に跪き、腰から足にかけて指を滑らせる。
そうして、今は柔らかく頭を垂れた彼の分身を手に取り、唇に含んだ。]
[逃げようとする腰を両手で押さえ、上目づかいに見上げて笑う。]
ちゃんとしておかないと、あとが辛いですよ?
[言ってから、彼の陽根に舌を絡め、たっぷりと濡らしながら口の中で転がし、前後させる。
その間に手で双丘を押し広げ、奥に隠された蕾に指の腹を当てて柔らかく揉んだ。
丁寧に、傷つけぬように、蕾をほころばせていく。]
− 浮遊する群島 −
[うかつに出ていく方が危険かもしれないと、彼の言葉に同意し、加護については小さく顎を引いた。
どれだけ厳粛に儀式に臨もうとしても、最後までもった試しがない。
自分はきっとまた──
逡巡する間もなく、重ねた彼の手が沐浴場へと導く。
互いに再び一糸まとわぬ姿になると、手桶の水と自分の身体を使って、丁寧に彼を洗い清めた。
敏感な肌をさざめかせて笑う彼を抱き寄せて、門の奥にくぐらせた指を曲げれば、トロリとした温かな白が彼の腿を伝い落ちる。]
[いつまでも飽きはしないけれど、次はそちらの番だと言われ、身体を彼の手に委ねた。
濡れた掌が肉の起伏を余すところなく辿り、接吻けが傷を浄めてゆく。
肚の底からゆっくりと息を吐き、気を巡らせた。
不意に身体の中心をしなやかな指で握り込まれ、身体の温度が跳ね上がる。]
…っ、
[反射的に逃げかけた腰を抱え込まれ、見下ろせば、肉茎を唇に含む彼の蠱惑的な微笑みに捕まった。]
それは、 もう──
[言葉とは裏腹に瀞火めいた疼きは肉の鞘を充溢させる。
彼の顔の向きで屹立の角度が知れた。]
あ、ぅ シズ…
[よどみなく聖句を詠唱する彼の唇は、今や淫微な音を生んで献身的に奉仕する。
跪きながらも気品を失わず、媚びを含んでなお清冽な眼差しは奇跡。
彼の後頭部を掴んで押しつけたい欲望と戦いながら、立っていることに集中した。
官能の陶酔ゆえに、後孔を侵犯する指の巧みな動きに苦痛は覚えず、自分でも気づかぬままに、洗礼を待ち受ける器へと変容させられてゆく。]
/*
>2014/08/20(Wed) 10:59:36
柔らかく頭を垂れた彼の分身を手に取り、唇に含んだ。
を読んで、「おふぅ」とリアルで腰を引いたら、次が
>2014/08/20(Wed) 11:00:04
逃げようとする腰を両手で押さえ、
で、リアルの反応読まれてるwww ってなりました、はい。
― 浮遊する群島 ―
[見上げる顔は悩ましく眉根が寄せられ、節制と欲望のはざまで揺らぐ瞳はむしろなまめかしい。
彼が先ほどそうしたように内側で指を曲げ、柔らかな内壁を撹拌する。
もちろん、自分の時のようにはしたたり落ちてこないけれど。]
これ、 好きです。
[そっと告白した。]
[十分に準備はできた、と指に伝わる感触が教える。
それでも、口嘴の技を止めなかった。
一度唇を離し、さらに姿勢を低くして下側からしゃぶりつく。
その方が、彼の顔がよく見えるから。]
先に、出しておいた方がいいでしょう?
[儀式が完成した後は、抜いてあげるわけにいかないから。
これほど期待に膨らんだものをそのままにしておくのは忍びないと嘯く。
なんのことはない。
彼が悦ぶ顔が見たかった。]
出してしまって。
ほら。全部。
[煽り、引き出し、導く。
どうすれば解き放ってあげられるかは、よく知っていた。]
受け止めるから。ほら。
ああ、そう─── ん、…
[迸る彼の悦びを口で受け止め、すべて呑みこむ。
のみならず、溜まったものを吐き出して硬さを失った肉茎の先端を口に含み、ちゅ、と吸い上げた。
最後に互いを清め、水滴を拭ってから、彼を寝台に導く。]
[兄弟を仰向けに寝かせ、聖水を含ませた筆を肌に滑らせる。
胸から鳩尾、鼠蹊部に至るまで筆を走らせ、描くのは大天使の加護を現す紋様。
前を書き終えたら、今度は俯せにさせて背中にも描いていく。
これが彼を守る鎧、そして彼の内側に魔を封じて留める縛鎖となるのだ。
ここに、自分の力を注ぐことで。]
安心してください。
もう、十分に蕩けていますから。
[痛くないですよ、と笑いながら、書き終えた筆で彼の後孔を撫でた。]
− 浮遊する群島 −
…ふ あっ
[内側で曲げられた彼の指が敏感な場所を圧して、腰が蕩けた。
彼が好きだという行為を身体に直に刻み込まれる。
その一方で唇と舌に煽られ続けた陽根は、抗する術も持たずに先走りの蜜を溢れさせて吐精し、
喘ぎを噛み殺すも、瞼を震わせる歓喜の放埒は、見上げる彼の淫微な表情が期待するままに純粋なもの。
証の白を飲み下した彼に窪みの奥まで啜り上げられ、またひとつ戦慄する。]
[解放に導かれたのは男の徴ばかりではなく、いまや全身が無駄な硬直をなくし、だが充足して寝台に横わる。
聖水によってその肢体に隈無く描き込まれる守護の紋章。
体温を写し取った筆が双丘の狭間に置かれ、秘儀の次の段階を示唆した。]
…恩寵を。
[顔を伏せたまま、腰を上げて希う。
必要なこととわかっている。
それでも羞恥を覚えるのは、今回もきっと、あられもない声をあげてしまうだろうから。]
― 浮遊する群島 ―
悦くしてあげます。
[高く捧げられた腰を引き寄せ、窄まりの奥に息を吹きかける。
愛おしさに一片の労りを加えて彼の背を抱きかかえた。
沐浴での奉仕と、彼の純粋な───それだけに淫らな姿態を目の当たりにして、自分の熱もまた満ちている。
ゆっくりと腰を下ろし、勃ち上がったものを彼の内腿に擦り付けて存在を示してから、拓かれた場所へと埋めていった。]
[内側の熱さは指で触れて知っている。
それでも体の芯で感じる温度は、煮えたぎる坩堝のよう。
ゆっくりと、深く腰を使い、秘められた急所を突き、快感の源を暴いていく。ふたりの体温が溶け合い、吐息は絡み合ってどちらのものとも分かちがたくなる。
力が、満ちていく。]
クロゥ。言って。
欲しい、と。言って。
[短い息を繰り返しながら言葉を求めた。
それは最後の扉を開く鍵。
力を解放する呪文。
そして、大きな光が迸った。]
− 浮遊する群島 −
[穏やかな中にも情愛を宿した声が宣言する。
先程とは立場を逆にし、後ろに回った彼の身体の熱が肌に接した。
下肢の付け根で触れ合うのは、天使の容貌を裏切る器官。
彼自身の蜜が、内腿に光る筋をひく。
しなやかな指が、肉を拓いた。
ほどなく、ふたりはひとつにつながる。]
ん、 う…
[辛くはない。
だが、寛げられ塗り替えられてゆく感触に、息を詰まらせる。
彼のように自分から腰を動かしてより深い官能を呼び覚ますことなど及びもつかない。
だが、彼の巧みな抽送は決して一方的ではなかった。
感度のいいところを突かれ、反射的に身体が引き絞られる。
それが新たな疼きを呼ぶ。]
…っ …っう
[切なく抑えた喘ぎは、次第に追い詰められていった。
絶え間なく擦れ合う粘膜が快感を引きずり出す。
熱い血潮が全身を巡り、脈打つごとに彼を感じていた。
快楽の連鎖に応える肢体は、もはやほとんど間断なく跳ね、腰を突き上げて彼を深く迎え入れる。]
[ややもすれば艶めいて洩れる声を懸命に抑えようと、きつく拳を握った。
喉を緩めてしまえば、もう止めどがなくなるから──
けれど、彼は言葉を求め、 言葉は至り、迸った。]
シズ、 シズ──
欲しい── 来て、 来て──
満たして、 欲しい ん っ
[自らを響き合う空にして、受け止める。]
― 浮遊する群島 ―
[切ない声は子が母を呼ばうにも似て、
求められた熱は器の隅々にまでいきわたる。
描かれた紋様に光が灯り、鎧となって彼を覆った。
愛しさをこめて彼の背を抱き、そのままくたりと寄り添う。]
クロゥ。
…よかったですよ。
[耳元に囁いて、互いの心音が谺するのを聞いて。
温かな体に頬を摺り寄せていた。]
[しばらくそうしてからゆっくりと身を起こし、
兄弟の肩に手を載せる。]
─── 汝を地上に送り給いし神を信じますか?
[それは、儀式を締めくくる言葉。]
影の谷間を歩むときも、
神は汝を見捨て給わぬことを信じますか?
[儀式を儀式として完成させるためのもの。]
あなたが求める限り、
神は常にあなたと共にあるでしょう。
───共に、地上に戻りましょう。
ブラザー・ジークムント。
[付け加えたのは、祈りであり意思であった。]
− 浮遊する群島 −
[貫く光輝に、束の間、磔られる。
肌を覆った大天使の加護が鎖めいて閃き隠れた。]
んあ… シズ── とても、いい …
[力を送り込まれ、必要は満たされたことは理解できる。
それでも、一度、唇を封じる意志をといてしまえば、歔欷の呻きはとめどもなく溢れて身体を蕩かし、彼との繋がりに焦れた。]
もっと… つながっていたい
[闇を引き寄せ、快楽に耽溺してしまう肉体を浅ましいと恥じても、業。
彼は、狂おしい余韻がひくまで、頬を寄せてそっと腕を回してくれた。
情欲は愛へと形を変える。]
[やがて、波が遠く去れば手を携えて身体を起こした。
先に彼がしておいてくれたおかげだろう、平静に戻るのにさほど時間はかからなかった。
心静かに、信仰の誓いを為す。
形なき加護は、ふたたび身を鎧った。]
──ああ、 おまえと共に。
ブラザー・シジスモンド。
― 浮遊する群島 ―
[堕天使の巣に籠って儀式を執り行っている間に、周囲は無法な狩り場と化していた。
異形のもの、挫かれたもの。
神の栄光を歌うべき存在までもが、翼を薔薇色に染めて漂う。
その無残な光景に呻いた彼に気づき、狩りに興じていた怪鳥が向きを変えて迫った。
夏虫が火に飛び込むごとく。]
── わたしが護る。
[短く宣言して前に出ると、すでに衣類の用を為さなくなっていた彼の服を網のように広げ、化鳥の鋭い爪を絡めとった。
騎乗する狩人が繰り出す槍を素早く躱して脇腹に束み、相手の勢いを利用して鞍から弾き飛ばさんとする。]
― 浮遊する群島 ―
[彼の警告の声に仰のいた視線が、新たな敵を捕える。
おかげで飛竜の鋭い翼を避けることはできたが、元より魔竜の騎士の標的はこちらではなかった。
吐き出された炎の息が、彼に襲いかかる。
聖力が盾となって彼の周囲に淡い光のドームを作ったようだが──瘴気を見るようには確とは判じかねた。
乗り手を突き落とされた化鳥の手綱を掴み、その背へ駆けあがる。
急制動をかけて軌道を転換させると、身体を傾け、左手をいっぱいに差し伸ばして彼を呼んだ。]
── 跳べ!
― 浮遊する群島 ―
[迷いは奈落に通じる。
充分な重さを伴った竜騎士の一撃を、羽根のごとき軽さで刹那に躱した彼は、呼ぶ声に応えて躊躇いなく空へと跳んだ。
信じる力。
伸ばされた手と手が結ばれる。
慣れぬ手綱を操りながら、その華奢な身体を傍らへ──魔に属する猛禽の背へと引き上げた。]
おまえがわたしを強くする。
[索敵を彼に任せ、自分は化鳥を操ることに専念した。]
こちらにひきつけよう。
[まともな武器もないが、逃げ惑うものたちをいくらかでも助けんと画策する。]
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