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――彼は、来る。
[未来視などかの魔王を名乗る男のようにはできないが。
ぽつりと呟いた。
今は夢を見ることなどできない。ただ――最低限、をやれたのか。時を待つ*]
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ちょっと昨日はファミファミの灯台にいこうかとログをかいていたが、こう料理されるんだったら何もしなくて正解だったなど
うん、何もかも自分でやっちゃだめだとこの戦記村さとったよ・・・
喉も体力もどれだけあってもたら な・・・(がく
[そのテオドールの内心を聞こえていたら、アードはため息をついただろう]
「予算が足らなくて、実際には運用には至っていないんだけれど……
鳥避けの空砲は、鳥の魔物によく聞く」
[まさに辺境の生活の知恵的なものだったなんていえない]
― 右翼の攻防 ―
[リエヴルが最前線でウェルシュと戦っているが、そこはある種の戦の結界といわれるものができていた。
リエヴルの戦いに援護できる兵士はいない。
手を出せば殺される。
ある種のアリーナのような空隙があった。
騎兵があけた穴を押し潰さんとのしかかる歩兵だが、その動きには最初の一撃ほどの苛烈さがない。釣りだ、と支持されているからであり>>452
それを士気を鼓舞された人狼たち>>526 を乗せる
有利なのに撤退しなければならない 一度屈辱を身にうけたのに
この理不尽な感情を抱かせ、陣の交代の邪魔をする。
有能な指揮官が出張ってこなければならないように――]
[手の中の"鍵"が、小さく震えている]
[――かの歌を思い出す。
英雄王となった男の「然るべき時、然るべき場所」ととは初めての戦場であった。
"鍵"の番人であった親しき者に託されたとき、"鍵"は"鍵"としての力を持った]
[限定的であるが、魔術の使い手であるソマリアランは理解していた。
初めてこの鍵に触れたときから。
この"鍵"は、条件さえ揃えば必ず起動する。それほどに、鞘に触れれば、内側の動きがわかるほど魔力が満ち溢れているのだから。]
[今の時代。"鍵"の番人がいるとすればそれは――
そんな伝説への思いは、ローズマリーの言葉に直ぐに引き戻される。よい子らだと]
何度もしないように、みんな頭を悩ませているのだがね。
― 騎士団陣営・来訪 ―
[眼前に展開する騎士団の歩兵たち。
その一角が、突如崩れさり―― 腐臭を纏う屍兵らの一団が踊り出る]
投石機、水袋……
「水袋を中央へ投射!」
[膨らむ緊張感に、言葉が途切れ、後をソマリアードの副官が継ぎ、空へと合図の閃光弾が放たれる]
[水袋とは、聖水の入った水袋である。落ちれば即座に破裂するようなやわな作りをしている為、大きな物理的ダメージを与えられるわけではないが、聖水そのものを苦手とする魔物はダメージを受けるだろう]
[尤も――この距離では、発射よりも接触が早い!]
/*
この!www ぼくを1人で戦わせようとするためのちびっこたちの屍鬼になれていないフラグがたのしすぎて!wwwwww
― クロイス邸・出撃の日 ―
[身支度をしていると、ヴェルザンティが髪を結ってくれた]
すまない、アードでなくて。
「だめですよ、アラン。
貴方は、アードだから、アードとしてちゃんと綺麗な晴れ着をしてくださいね。
そういうところから、ボロが出ますわ」
[ごもっとも、とばかりに黙るしかなかった]
[勇気のある兄だと思っていた。
来るべき日に、騎士団にいれば、かの魔物の大軍勢と戦うのは自らとなるというのに。
来るべき日までに、愛するもの、愛すべきものを慈しみ――幸せを享受した]
― クロイス邸 ―
「お父様は、どこにいるの?
アランはお父様ごっこしているし、変なの」
「エリオット。お父様は、アランと一緒に戦っているの」
「戦う? 魔物が来るっていうの……?
物語のように……」
「大丈夫、お爺様、父様が守ってくださるわ……きっとよ」
[ぎゅっと、母は子を抱きしめる]
[未だ、ローゼンハイムの葬儀は執り行われていなかった。
全て終わってからにしろ。それが遺言の一つであったから]
[今もソマリアードは眠りについている。
その眠りは――確実に命を削っていた]
あんな臭い連中の軍に下りたがるものたちの正気を疑うな。
皆、前を見よ、武器を持て!
[気分を悪くする連中も多いが無理もない――このような大きな戦、騎士団領では久しく起こっていなかったのだから]
[自らも剣を抜き放つ。
鞘こそはソマリアードのものではあるが、中身は自分のものである。
父より成人の祝いで渡された二振りの剣。
最初は自分には重いからと2本ともソマリアードに預けていたが――3年前のあの日を境に、もう1本に自ら手を伸ばした]
[15人の決死隊に降り注ぐはまずは馬の足を狙った弓の射撃であるも、親衛隊に喰らいついたときから、弓は誤射を恐れて途絶える]
来たなテオドール!
[これで、難題の1つ目が解決した。
後は、この場できゃつの首が取れるかが全てである]
― 三年間・星へのはしご ―
[ヤコブを連れて歩いたり、独りでふらりと歩いたり。
時にはファミルのような悪徳商人にひっかけられ、各地で一晩のお相手を作っては放蕩三昧。
謳い、笑い、出会いも分かりもありの珍道中。
>>0:142
それまでと代わったのは、自ら剣を取るようになった。
ヤコブには遠足のあの日まで自ら剣を抜くところを見せたことなど、なきに等しい。
庭や森で飛竜の子供とじゃれ、磨いた爪は人前で振るうようなものでもない隠していることを由とする消極的な姿勢をやめた。
剣の試合があれば見に行ったし、名を伏せて参加をすることもあった。これはと思う剣匠には自ら試合をした。
そして時には故郷の話をして、来ないかと誘った。笑い話だと思われたが、いつか思い出してくれればいい、半島の話を。
>>0:304 剣とは、刃とは、暗き森の中で己の命を繋ぐ手段以外の何者でもなく、生きる為の理を突き詰めた男が、自らの剣とは再び何ぞやと問いかける日々でもあった]
[その過程は――夜空の星に手を伸ばすことに似ていた。至らぬ高さ、夢。決して届かぬのに、どうすれば手の中に入るのか――人の先に、答があると。1人で登れぬはしごを行く。
人と人との勝負で磨いた剣。相手は高けども、低けども、どれも全て、星へ至る糧であれと。そして、誰かが星へ至る糧になれと。
未だ、この空の途に終わりはない。
それはこの戦いの場にあっても、だ]
[そうして、互いに命を刈り取る刃の応酬となる。
ソマリアランの剣は、あの日より多くの人の手によって研磨されてきた。
それでもおそらく、あの日のときよりかは、この場にいる若者たちは剣の軌跡を追うことができるだろう]
[幾筋も血は流れ、汗は落ちる、精神の削りあいのような応酬は、どこまでも続くかのような幻想を人に抱かせたが――]
あんたが来るまでかなりいろいろがんばったんだぜー
努力は認めて首をおいてってくんなぁ!
[もはや取り繕う必要はないとばかりに、剣を抜き払った。
周りは皆、それぞれの敵で手一杯。
なればこそ、ここでソマリアランが自らの手で、役割を果たさなければならないと、剣を振るう]
― 戦いの終わり ―
指揮官が白兵戦に望むとろくなことにならない……
あれだけ口酸っぱく言われていたのに、双子ゆえか――
[最後振り下ろした剣は、イレギュラーによってテオドールの首から大きく外れ、宙を斬る。
ソマリの太腿に剣が刺さっていた。
騎士団の若者――ベリアンのばら撒いた薬を服用し、そして今まさに地を這い屍兵になったものに刺されたのだ――]
[テオドールの止めの一撃は、剣で宙を切りきって身を捻り背中で受けた。
ソレは鍵を守る為であり]
ヤコブ!
[彼へと"鍵"を投げる――まるでその"鍵"は、自ら望んだかのように、ヤコブの手へと飛んでゆき――
そしてそれを見届け、その場に崩れるように倒れた]
それを、頼む―― 門を、閉じてくれ……
[――退き鐘が鳴っているだろうか。
この事態に即座に対応できるほどアドリブ能力のある団員は育てられたか――]
(だがもう、どうしようもないな。
眼は開いている。空は、今日は晴れている。星が見えている――)
[否、もう、開いていない――]
[クロイス家の歴史の中で、魔力を持つ子が生まれたのは、かの物語の時代から数えてたった1人。
その子に与えられた役割は、"鍵"を使い手に渡すこと。それを知るからこそ、古妖精はその子を育てた。
"鍵"の封じる鍵は、その子自身の命。
だから、必ず、何度繰り返そうと――ソマリアランは、必ず死ぬのだ**]
アラン兄ィが初めて死んだ時、
俺はこの世が終わるほど悲しかった。
いまや、俺がアラン兄ィを殺している。
俺は間違っている。
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