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14人目、正規軍戦士 ツェーザル が参加しました。
正規軍戦士 ツェーザルは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
― マーチェス平原 ―
[辺境伯が討たれた折――…
あるものは友へとすぐさま連絡を送り、
あるものは平静を保っていた中で。
いちばん騒がしかったのは、おそらくこの男であっただろう]
[互いの兵が交戦しあう喧騒の最中。
あたかも運命の糸が引き合うように、二頭の馬が交錯した>>122。
堕ちたのは片方。
それは己が主と仰ぐ―――]
アルブレヒトさまぁああああああ!!!!?
[絶叫に似た悲鳴が喉を駆け上がり、意味を生まない響きを残す。
…ひと目で即死というのは分かった。
それでも、主君の亡骸を戦場に捨て置くことは出来なかった。
したくなかった。]
っ、
[我ながら馬鹿だと思う。
だが身体は損得を考える前に動いて、獲物を持たぬ方の腕が、地に伏す辺境伯へと伸びた。
必死だった。
無防備に晒してしまった背を、此処で攻撃されていたならば。
間違いなく彼はこの後紡がれる歴史を知らずに
無様に土に転がって、長くはない生涯を終えていただろう。
けれど追撃は、なかった>>172]
[辺境伯の遺体を抱えて逃げる、刹那、振り返る。
相手兵の合間に、懐かしい髪の主が…馬を下りる影が見えた。]
――――、ダンクラード… …さま
[親父に付き添って挨拶に行ったのは、もう、遠い過去の話だ。
…、今の主君を弑した相手。
胸に広がるこの感情は、憎しみと呼ぶには――苦すぎた*]
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