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ー 毛玉のお仕事 ー
きゅ、お呼びなのぜ?
[呼ばれて飛び出てなんとやら。
仮想現実の中でもあった、眼鏡の男性…アレクシスからの呼び出し。>>53
いつも通りに参上したのは、セーラー帽を被った茶色い毛玉。]
おはようのこーひー飲みたいのぜ?
私は運べないのぜし、ドロイドを動かすのも無理のぜけど
ドロイドにお願いしてみるのぜ?
[白い羊や白い猫と違い、ドロイドに関する機能を何も持ち合わせていない茶色い毛玉。
それでも、要求されれば可能な限りは答えようとする。
詰まる所、やはり茶色い毛玉は大して役に立たないという事でもあったそうな。*]
ー 毛玉のお仕事、そのA? ー
[同時刻、アレクシスの元へ現れた個体とは別の茶色い毛玉が呼び出され参上した。
こちらの呼び出し主は緑色の髪をした男性、アデルであった。>>54]
きゅ、お呼びなのぜ?
………きゅ?
[いつも通りに参上したはずなのに、もぞもぞと違和感。
キョロキョロ、小さな体を見回して
……違和感の正体にすぐ気付いてしまった。]
きゅきゅ?!
なんなのぜこれ!私も知らないのぜ!
こんなの履いてないのぜ…お嫁に行けないのぜ……
[システムが謎のエラーでも引き起こしたのか、何故かふんどし姿になってしまっている茶色い毛玉がいた。
元々何も履いていなかったのにお嫁に行けない発言をするのはなんとも不思議な光景である。
50年前にも似たような事はあったが、どうしてこうなった。]
[悲しみにきゅうきゅう鳴いていた茶色い毛玉だが
筋子ともふりというダブルパンチが来ればあら不思議。>>60
悲しみに包まれていたのも忘れて、幸せに満ちた顔をしていた。]
きゅう……状況の説明のぜ?
それは、かくかくしかじかまるまるうまうま…という事なのぜ
[何を言ったのかと言うと、白い猫が他の目覚めた人間に答えていた事と全く同じ事を伝えただけである。
50年前の時と同様、茶色い毛玉はやはり知らなかった。
けれどお呼ばれして状況を聞かれたのだからと、白い猫が言っていた事を伝えて毛玉なりの仕事をしたのだ。
「私から言えるのはこれくらいなのぜ」と加えつつ、ぺちぺちとアデルの胸を叩きながら
この答えで満足してもらえたか、大人しく様子見する構え。*]
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