565 【SF＆BBS風人狼騒動RP村】Sleeping Silver Sheep ④ ～ 銀色羊は＂狼月の村”の夢を見るか ～
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【墓】 旅人 ニコラス
[万が一つけた血のせいで名前が読み取れなかったとしても。
”ニコラスが死亡した時点の生存者の中にいる、人狼＋従者の数”と正しく推測してもらえたなら、”その夜処刑されたディーターは人間”と推理が可能だ。
幸い一昨日は、
以上よりジムゾン・オットー・フリーデル・ペーター・クララの中に人狼二頭＋従者一人。
運よく証拠が隠滅されず、非人狼陣営―正直ジムゾンクララの二択状態ではあるが―が拾い、正しい真実を導き出してくれるならと、祈りを込めて残した
それをどう利用するかは生存者の権利、死者は青い世界で見守るのみだ。*]
【墓】 旅人 ニコラス
― 翌朝・パン屋『ハティ』 ―
[動揺するオットーへ笑顔を向けながら、僕は黙って耳を傾ける。楽しくて仕方がない。
思い出がある場所と店内を見渡すオットー>>+75に見倣って、同じように視線を巡らせた。
焼きたてのお勧めベルリーナ・ラントブロートを店内で食べた>>0:997とか。
以前はなかった飲食スペースができた>>0:1028とか。
おまけで渡してくれる、蜂蜜漬けのナッツの瓶>>0:1030が、大きくなったことに気付いた>>0:1042とか。
今年村に帰った報告をした際に、船が流されたことを相談した>>1:570とか
ものすごく眠そうなオットーをパン屋から宿屋へ連れて行った>>4:233>>4:234とか。
少し記憶を巻き戻すだけで、たくさんのやりとりが蘇ってくる。どれも懐かしい、大切なものだ。]
【墓】 旅人 ニコラス
[ゲルトとの再会に触れるオットーへ、”なんとか無事にね。”と僕は微妙な表情で笑う。
何故ならシモンによる死にたてホラー>>5:+186>>3:+44>>3:+45を思い出したからだけど、詳しい話はあんまりしたくないなあというあれそれ。
あっでもそういや本当は24歳だから、26歳のオットーの方が上でした。こりゃうっかりだ。しかし訂正する機会は果たしてあるのやら？
だがオットーが発した疑問>>+76には、あっけらかんと返答する。]
それはそれ、これはこれ。僕の中では、死んだら人間も人狼も関係ない。
元々死んで償ったら、許してあげてもいい>>4:367って言ったじゃん。やだー忘れたのー？
[くすくす笑いながらカウンターから飛び降りる……のではなく、ふわふわ飛んでオットーへ近づく。おお、僕にもできたぞーとちょっと感動。*]
【墓】 旅人 ニコラス
― 翌朝・パン屋『ハティ』 ―
[死んだのに楽しそうなのは、死んだ以上もっと生きていたかったとうじうじするより、はい死んだ死んだよ！ で現状を受け入れた方がいいというあっさり思考による。
とはいえ、オットーよりもジムゾンが先に動揺する話>>+79を聞かされたら、きっと”えっそうなの？”と宇宙猫顔をするに違いない。
それは今回の人狼騒動の際に、ジムゾンよりオットーの動揺顔を多く見たせいか。
同じ状況へ同時に置かれた際、二人のどちらがより動揺するかという比較実験？ をしたことがない故の、相対評価であった。
ゾーネンブルーメンブロートについて言及されたら、そうだねー勿体ないし今からでも遅くないから食べに行こう！ と提案するだろう。
幽霊には無理？ いやいや、気合を入れれば何とかなる、多分、きっと。メイビー。]
【墓】 旅人 ニコラス
[シモンについては少しためらったあとに、”実は……。”と打ち明けた。
そういえばシモンへは、カタリナとリーザにはするな！ と釘を刺してあったのに、オットーには言及しなかったことを思い出したので。いきなり会って驚くよりは、と。
ふわふわオットーの周囲を回りつつ、僕は自分の考えをまとめる。]
酷いことした、許されない行為だったっていうならさ。それは僕も同じだ。
エルナとディーターを、言葉を武器として使って追い詰めた。
リーザの告白に反対せずに投票した。
ゲルトとシモンとカタリナを助けられなかった……多分今朝も誰かが犠牲になっている。
あの小さな投票用紙に誰かの名前を書き込んだ時点で、僕は罪を背負う覚悟を決めていたんだよ。
【墓】 旅人 ニコラス
[オットー>>+81の前でぴたりと止まり、顔を覗き込む。]
オットーさんだって同じだ。昨日僕は、あなたを占うつもりだった。もし僕が襲撃されず占いが成功して人狼と出ていたら、とことん追い詰めるに違いなかった。
でも思い返せば、人狼側にとったらそんなの、恐怖の対象でしかないよね。
そりゃ
……でもさ、オットーさんは僕に謝らないと気が済まないんでしょ？
だったらこちらから聞いてあげる。僕がなんて答えれば、あなたは心が安らげる？
[
【墓】 旅人 ニコラス
― 翌朝・パン屋『ハティ』 ―
[オットーがパンを焼いてくれる>>+101なら、僕はわくわく待つ。
何なら隣で、”気合だ気合だ気合だーっ！”と応援しててもいい。
それだけ狼月の村に帰ったときに、オットーのパンを食べるのが楽しみなのだから。
それから自分の考えをまとめるパン屋の店主>>+102を無言で見守る。
”仮定の話”と流そうとする彼へ、こちらも思案しながら自分の意見を伝える。]
それって突き詰めるとさ。
オットーさんは人狼だったから。僕は狼占の眼だったから。
元々追うものと追われるもの、相容れるのは難しいって話になるじゃん？
結局話が永遠にループする訳だ、はいここでおしまいおしまい。
[ゲルトとの会話>>5:+169>>5:+171>>5:+172>>5:+250で出た不毛論をここでも適用させた。
ただしどちらが”追うもの”で、どちらが”追われるもの”とは明言しない。]
【墓】 旅人 ニコラス
それに、オットーさんは人狼騒動を起こしたくて起こした訳じゃないってのは伝わったから安心して。
[六年前に彼が父を湖で、とは知らないが――逆にだからこそ、自分が見たオットーは、親切で信頼できるパン屋さんでしかない。
ただ、彼が自分のしたことに関して、謝罪する気持ちは理解できる。故にそのこと自体は否定しないし、するつもりも最初からない。
因みに”関係性まで壊そうとした””すべてを破壊の限りを尽くそうとしていた”>>+103と聞かされたら、したり顔で
『盗んだロバで走り出すとか、教会のステンドグラス壊してまわったとか、そういうのですか？！』
などと妙な知識を振り回すだろう。
僕は自分が何者か分からなくて不安だったから、手に入れた関係などは大切にしていた。
俺に至っては年中無休で己の好き勝手やって、”来るもの拒まず去るもの追わず”なスタンスだった。
以上の事情により、正直分かるような分からないような、という半端な理解しか示せないのだ。
……ってお前、今お前オットーを”ペーターのはんこーき”と同列に置いただろ！ 失礼な奴め！]
【墓】 旅人 ニコラス
[一旦言葉を切った>>+103オットーから、改めて告げられる思い>>+104にふんふんと聞き入る。どんな返答があっても、それに沿った言動ができるように。
そして聞いた言葉に、にこっと笑った。]
許せないなら許さなくていいよ。それでオットーさんの気が済むなら。
納得できないときには、他人がどう言おうと駄目なもんは駄目だし、無理に合わせちゃ逆にいけないと思う。心が辛くなるだけだ。
僕は待つ、必ず待つ。オットーさんの言葉を聞ける、その日が来るまで。
[”約束だよ。”と締めくくったあとで、そういえばと付け足した。]
僕はゲルトと旅に出る予定だけれど、狼月の村には時々”帰ってくる”予定だから、そのときはパンを焼いてね。楽しみにしてる。
[ようやく自分が戻る場所はここなのだと、完全に受け入れられたので、すっきりした表情で堂々と宣言した。
このあとオットーから伝えたいことがなければ、パン屋を出て他へ行くつもり。*]
【墓】 旅人 ニコラス
― 昨夜・談話室で三人 ―
[ゲルトがシモンのドボドボ(あれ繰り返しているうちに結構気に入ってきたぞこの表現)を真似しない―むしろできない？―と知ったなら、あからさまに胸を撫で下ろすだろう。
親友の無残な姿は一度見れば十分だ。ぶっちゃけ想像しただけで、自分がオットーに襲撃されたときより痛い。
よりにもよって、俺がガン見なんかするから、なまじ記憶力がいい分忘れられないじゃん！ と僕は堂々と八つ当たりをする。
ただタイミングつかみ損ねたのは、全くもって自分の責任なので申し訳ない。
ジムゾンが宿屋に戻ってきたあと、オットーへ会いに行くためにシモンやゲルトとは別行動を取る。
二人とも、他にも話したい人や会いたい人がいるだろうと思ったので、一緒に行こうと声をかけることはしなかった。**]
【墓】 旅人 ニコラス
― パン屋『ハティ』前 ―
[既に幽体なので建物でも床でも自由にすり抜けられるはずなのだが、いつもの習慣でドアから外に出る。
そこでリーザとばったり出くわした>>+157。]
リーザ、さっきぶり～。
[村へ帰ってきた日に言われた挨拶>>0:861を口にしつつ、”オットーさん、中にいるから。”と教える。
そのまま立ち去ろうとしかけた直後、大切なことを思い出して、改めて声をかけた。]
そうそう。リーザからもオットーさんによーく頼んでおいてよ。またお店でパン焼いて欲しいって。
オットーさんの作るパンは美味しいから、幽霊の体でも食べたいよね？
[突然思いつきレベルのお願いを口にしながら、”頼んだ！”と両手を合わせると、ふよふよ地面から軽く浮く歩行方法で移動した。
因みに彼女が口にした>>+158ときには、既に声の届く範囲にいなかったので、何も聞こえなかった。安心して欲しい。*]
【墓】 旅人 ニコラス
― 宿屋・屋根の上 ―
[昨日はオットーが処刑―今までとは違い、投票で決められたものではなくとも、自分は認識している―された。他にも犠牲者がいるのかどうか確かめるために戻ってきた。
不意に屋根の上を見上げれば、カタリナがそこで空を眺めている>>+120。]
おーい、カタリナさーん！ お久しぶりですー！
[僕は注目を惹くようにぶんぶか両手を振りながら、大声で話しかける。しかしすぐに、”いや無理して声を張り上げなくても、近づけばいいのでは？”と考え直した。
最初はジャンプの要領で体を浮かし、おっかなびっくり屋根近くの高さまで浮かぶ。それでもまだ慣れないせいで、軒先に両手をかけてぶら下がり、最期は懸垂をするみたいに体を持ち上げた。
むしろ見方によっては、こちらの方が面倒臭い方法な気がする。
少し息を切らせながらも、にっこりと微笑みかけた。]
【墓】 旅人 ニコラス
いや～、カタリナさん。こちらの世界でもお会いしたかったです。
僕はゲルトとオットーさん、リーザにシモンさんには再会できました。
[口調で既に一目瞭然かもしれないが、いつものニコラスである。
カタリナを見た途端、シモンにビンタ>>+63の話を連想しそうになったので、慌てて頭を振ってそのイメージを追い出した。
そして大真面目な、それこそ人狼騒動での議論を交わしているよりも引き締まった真剣な態度で尋ねた。]
僕はあなたを”アダルトに攻める”>>3:352なんてしていないと思いますが。
何か互いの認識に行き違いがあるなら、正しませんか？
[いろいろあって突っ込みそこねたせいで、最も気になっていた話題が真っ先に口から出た。**]
【墓】 旅人 ニコラス
[だけどカタリナが自分に対して下した評価>>+164は、予想以上に良いものだったので、正直嬉しい。そのため否定はせずに、少し首を傾げた。]
熱心だったのは確かですね。でもほら、最初の犠牲者が親友のゲルトだったでしょ。あれで”僕が人狼を見つけてやるー！”とスイッチが入ったのはあります。
……ただ誠実かって言われると、ね。
ほら、あなたの前にも出てたでしょ、俺と名乗る生意気で自信満々で、上から目線的な奴。あいつ、実は七年前記憶喪失になる前の人格なんです。
子供の頃から狼占の眼として活動していたせいか、客観的に見ると一般常識はないわ口は壊滅的に悪いわな、どーしよーもない性格でして。
カタリナさんにそう言われるのは嬉しいのですが、そんなこんなでもぞもぞするのも事実です。
[もうお互い命を落としているから、正直に話しちゃおうかなと説明してしまった。]
【墓】 旅人 ニコラス
生きていて欲しかった、とは有り難いですが、逆に言えば対抗を出していない時点で人狼たちはこうするつもりだったのか、あるいはこうするしかなかった訳で。
その点は、相手を素直に賞賛すべき点と考えてます。
そんな訳で申し訳ありません。正直僕は僕が死んでしまうことに関心が薄くて。
[さすがにゲルトに会えるからいいかとは言えなかったので、”ダメじゃないですか。”には即謝罪した。
その直後にカタリナが屋根に腰を下ろしたので、指し示された隣に”失礼します。”と頭を下げた上で座った。
そこでカタリナがこちらの世界で出会った人の名前を挙げたので、少しためらったあとにきりりと告げた。]
シモンさんにはドボドボ、絶対やるなって注意しておきました！ リーザには見せてないそうです。
[カタリナにはこういえば通じるだろうと、ものすごく省略している。]
【墓】 旅人 ニコラス
[最初カタリナの口から冗談半分>>+166の単語が飛び出したときには、一瞬なんだそうだったのかと安堵したが、すぐに”ん？ 半分は本気なのか？？？”との発想にたどり着いて、思わず目をぱちくりさせた。]
……いや、ひとつだけ訂正させてください。
僕は腕を広げただけで、包み込もうとはしていません。ガチでマジで、本気の本当です。
[唯一それは自分の認識とは違うなとの意見を述べつつも、他の意見については”それは確かに。”と頷いて空を見上げた。]
女の子が勘違いというか、カタリナさんに対してしかしてないですしねぇそれ。
そもそも僕、24年の人生で恋人とかいたことなかったですし、欲しいと思ったこともなかったので。
従って程々にという忠告に関しては、全然大丈夫です！ と保証いたします。
[説得力があるんだかないんだか分かりにくいところで、無駄に力を入れて主張した。]
【墓】 旅人 ニコラス
[”別の人だと納得した”>>+192、カタリナが告げた言葉に、目から鱗としか表現できない表情を浮かべる。]
まあ確かに。自分のことだから、僕にも今の現象がどんなもんか説明するのが難しかったのですが、それを聞いてなるほどと納得いたしました。
例えるなら、”同じ体を同時に使っている、双子の兄弟”という感じでしょうか。
そりゃあ厳密に言えば同一人物？ ですから、探せば共通点もない訳じゃありません。
でも正直僕には、俺と名乗るあいつの思考にはついていけない点も多々あるし、逆に俺から見ると僕と名乗るアイツはもどかしくてまどろっこしいとじりじりしてしまうようです。
だから生まれ変わりと聞いて、崖から落ちたあなたは一度死にました場面を想像したら、これがまたしっくり来たわけです。
普通なら、生まれ変わったあとに前世の記憶が蘇ることは当然ないとして、人格が復活するなんて考えられません。でも僕にはその奇妙な現象が発生した、故にこの現状なのだと。
【墓】 旅人 ニコラス
[うんうんと頷いている最中に聞こえてきた誠実に関するコメント>>+192へ、俺が反射的に怒声を上げる。]
はあっ？！ なんだと？ 今聞き捨てならな……うぐぅ。
[それが途中で遮られたのは、僕が両手を使って物理的に口をふさいだからだ。しばらく葛藤ののち、かろうじて勝利した僕がカタリナに向かって頭を下げる。]
失礼しました。本人も自覚があるようですが、誰に対しても口が悪すぎるのです。先日は、あなたに対してもリーザに対しても、酷いことを言ってしまって申し訳ありません。
本人は、”だって本当のことだし。”と子供みたいにふてくされているので、僕が代わって謝罪します。
[実のところ僕も”言い方ァ！”と頭を抱えているのだ。最も悩ましいのが、本人的に直す気が皆無な点。
俺が”生意気だの憎たらしいだので離れていく奴は放っておけばいいんだ”というスタンスだから、危なっかしくて見てられないのだ。]
【墓】 旅人 ニコラス
[カタリナが口にした双方にとって茨の道>>+194、確かにと頷きつつも、死んで暇な時間にちらっと考えたことを口にする。]
狼占の眼を襲撃するために、目くらましの対抗を人狼側が用意する。まあ、議事録でもよく目にするメジャーな作戦です。
でもそれは対抗として出た仲間を、ある意味切り捨て前提の駒として使う意味でもあるのですよね。
僕がプロファイリングした、この村の狼像とは合いません。
何故ならリーザは、”ゲルトを襲撃した時点で左利きの証拠を残していた”。狡猾な人狼だったら、そういえばあの子が左利きだったわもしかして人狼じゃね？ と真っ先に言い出して、保身を図りかねません。
それがなかったということは、お互い大切に思い合っていたのでは、と僕は推測しますけど、真実は知りようがありません。
[わずかに肩をすくめてから、続きの推理を披露した。]
ですからあなたの仰る”優しいからできなかった”は、当たっているのではと思っています。
【墓】 旅人 ニコラス
それが記憶が戻ってみたら、あらびっくり。七年前僕というか俺はまだ17歳だったのです。だから計算すると僕は24歳という訳でして。
あっ気が向かれたらでいいので、カタリナさんが”俺くん”と認識しているあいつは、”エアネストくん”とでも呼んでもらえれば。必ず返事するかどうかは正直微妙ですが。
[年齢について驚くカタリナ>>+197から裏技について教えて欲しいと言われて、心から嬉しそうな笑みを浮かべた。]
ええもちろん、喜んで。
[”少し長くなりますよ。”と前置きしたから。
教会で自分を襲撃しにきた人狼―オットーのことだ―に俺で対応したら>>4:292、元に戻って欲しいと乞われた>>4:294ので、それと引き換えにもう一頭の人狼と従者の名前―ペーターとフリーデル―>>4:296>>4:299を聞き出した。
三人の名前が書かれた羊皮紙を落として、咄嗟の証拠としたこと>>4:301も教える。*]
【墓】 旅人 ニコラス
[小さくため息をついたカタリナ>>+250へ、そうだそうだと頷いた。]
分かります分かります。僕もきっとゲルトを悪く言われたら、その意見の正邪がどうであれ気分が悪くなります。
人狼騒動が宣言されたとき、ディーターはご本人の信仰によりゲルトの予言に疑問を抱かれたので、丁寧に話をしましたが……あれ、ゲルトへ矛先が向いていたら、議論が紛糾するほど怒っていたでしょうから。
[もしカタリナから今の感情を解説されていたら、俺と直接話したら喧嘩になるとの思いに即納得の姿勢を見せただろうし、薄々あまり話したくなさそうな雰囲気は感じ取ってる。
誰かが自分以外の人を大切に思うこと、そんな人間として当然で重要な気持ちさえ持てずに成長した、文字通り
故に、評価を下げるような行動は慎んで欲しいと思うと同時に、できる限り僕が止めるつもりだ。]
【墓】 旅人 ニコラス
[”優しいことが全ていいことにつながらない。”>>+251
カタリナがそう言った瞬間、ぴくりと肩が動いた。だがそこでは口を挟まず、最後まで黙って耳を傾けてから、少しためらうように口を開いた。]
実はオットーさんが僕を襲ったときに、一瞬いつもの彼に戻った>>4:339>>4:340>>4:341んです。そして”やめて。逝かないで。待って。”と泣きだされて。
自分で言うのも何ですが、狼占の眼ってただ生きているだけで人狼にとっては”災厄”なんです。いつ自分たちが見つかるか分からない、例え見つからなくても日々隠れ場所は狭められる。
なので僕は襲撃自体は必然なので何とも思ってません。だけどオットーさんは、そんな僕にさえ優しさを見せた。だからこの村と村の皆を壊したくて壊したわけじゃないって判断しました。
でもあなたの仰る通り、優しさは過ぎれば毒になる。この村の人狼たちにとって、逆に自分たちを追い詰める結果になっているように見えます。
その点僕は、人狼の前でこそ大人しく振舞っていましたけど、裏ではあれこれ工作していましたからねぇ。
人狼も人間も関係ない世界に来てみると、もしかして一番残酷だったのって
[工作云々は恐らくカタリナには初耳の事実であろう。そう思うと苦笑しか出ないが、そんな言葉で締めくくった。]
【墓】 旅人 ニコラス
[カタリナ>>+252へ少し首を傾げて、何故自分の作戦が通用したかに改めて考えを巡らせた。]
そういえばオットーさんは、僕を襲撃した日はずっと眠そうだったんです。人の話を聞く間もぼーっとされていた上に、返事をするのもおっくうそうで。
ぶっちゃけ僕は彼が守護の手だから、護衛の仕事で睡眠不足なのかって思ったけど、人狼だから当てはまらない。
もしかしたら襲撃の最中も”薬”が抜けきらなくて、うっかりした可能性はあります。
でも、カタリナさんからやりきれたと言われると、僕はそれだけで満足です。ありがとうございます。
[カタリナが自分の体を見てしまった>>4:+31>>4:+32なら、オットーが眠り薬を服用したこと、それがどこ経由だったかを考えることで、誰が自分を襲ったのか正解を導きだせるかもしれない。]
【墓】 旅人 ニコラス
[これでカタリナに告げたいことは十分終わったと、立ち上がり思い切り背伸びをした。]
僕は地上の決着が気になるので、そろそろ行こうと思います。
あなたはどうされますか？
[無理強いするつもりがないので、意思を真っ先に確認した。
彼女が一緒に行くか行かないかはさておき、屋根から降りたあと談話室を覗くも、生存者は誰もいない。ジムゾンとクララのどちらが残ったことは現時点不明ではあるが、ペーターとフリーデルにとっては教会が”帰る場所”だろうと思いついたので、そちらへ向かう。
ちょうどジムゾンが教会で二人を出迎えたところ>>107だった。**]
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