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― 東方海域へ ―
あー……と。
タクマ・ナギ大佐。
家名が違うからわかり難いんですけど……。
[不思議そうに尋ね返され、養い親との関係を簡単に説明する。
貴方っだんだね、という言葉には、話した事あったのかな、などと思いつつ。
問いかけに視線彷徨わせる様子に、首を傾げた]
……ぁー……。
[やがて語られた一つの推論。>>+3
そりゃ、怒られるしやらかしって言えるよなあ、と。
あの時、言い難そうにしていた理由も含めて腑に落ちる。
自分がこの任に就けられたのは、それだけではない……他の配慮もあっての事だろう、とは思うけれど]
あ、いえ。
貴方が謝る事じゃないですよ……そりゃ、養い親殿怒られても仕方ない。
[向けられた謝罪に、ふる、と首を横に振る]
まあ、あのひと、妙なとこ甘かったりするからなぁ……。
[引き取られてから、士官学校に入るまでの日々を思えば、断り切れなかった辺りも納得がいく。
仕方ないなあ、なんて。
そんな思いの滲む笑みを浮かべた後、ふ、と一つ息を吐き]
まあ、そのおかげで、俺はほんとだったら話す機会もないようなあなたとのんびりお話しする機会をもらえたわけですし。
[無理なく後退させる口実をつける、という意味では、自分も助けられたようなものだから、と。
そこまで口にはしないけれど]
養い親殿の事、責めたりしませんから、どうぞ御心配なく。
[明るい口調で言って、にぱ、と笑って見せた。*]
― 東方海域 ―
[優しいよね、という言葉>>+20に頷く際に見せたのは笑み。
口ではあれこれと言いながらも、強い信を抱いているというのが滲み出るもの。
とはいえ、そんな笑みは投げかけられた問いに消えて]
ええと、ストンプに帰還、ですね。
まずはゆっくりと休息をするように、と。
[そう言って、それから。
こて、と軽く首を傾げる]
前線での事は、人伝に聞いただけですけれど。
……結構な激戦だったと聞いています。
そんな場所にいたなら、万全とは言い難いでしょう?
[ウェルシュの負傷の事は、一応聞かされては、いた。
護衛対象の状態は把握しておかなくてはならないから、という事で。
ただ、当人が表にだしていない以上は、とそこは伏せていて。
故に、指摘も遠回しな物言いになる]
俺も、初陣から戻った直後はなんともない、と思ってたけど、後からがく、っときたりしてましたし。
やる事色々あるかもですけど、休むのも大事ですからねー。
[ここで無理させて何かあったら、今度は俺が怒られる、というのは表に出さないように努めつつ。
さらっと軽い口調で言って、笑ってみせた。//]
― 東方海域 ―
[返る頷き>>+26に、ほっと息を一つ吐く]
あ……お気遣い、ありがとうございます。
[今の状態でも、任務遂行しきる自信はあるが。
早く治したい、という気持ちもやはり強い。
だから、一緒に、という言葉には素直な感謝を込めてこう返し。
小さく返された礼の言葉に、若葉色を瞬いた]
……いえ……お礼を言うのは、俺の方ですから。
[あのまま、ただ、後方に下げられていたら。
多分ふさぎ込んでしまいそうだったから。
こうして、誰かと話していられる、というのは、救いでもあるのだと。
そこまで説明する事はないけれど、返す声にははっきりそれとわかん感謝が滲んでいた。*]
/*
あ、と。
帰還方面で話振ってますけど、治療とか細かい所は飛ばして、首都での活動編に進んじゃっても大丈夫ですからね!
と、忘れない内に言い添えておきます、ね……!
― ストンプ港へ ―
え?
いや……俺は……初めて、かな、多分。
[幼い頃はあまり出歩かない子供だったし、士官学校に進んでからは更に出歩く機会も減って。
軍に入って配属された場所は、こことは真逆のシコン側だったから。
覚えている限りでは、ここに来るのは初めて、だろう。
立ち上がるウェルシュに倣うように窓向こうに目を向けたなら、見えるのは青い空。
その色に、ふっと目を細めた]
了解しました、それならお供いたします。
……俺の任務は、貴方の護衛なんですから。
プライベートに踏み込み過ぎない限り、お供しますよー?
[今後を問う言葉>>+36には、さらりとこう返す。
命として受けているのだから、そこの妥協はする心算もなく。//]
― ストンプ港へ ―
観光には、色々が落ちついたらゆっくり来させていただきますね!
[ゆっくりはできないかも、という言葉>>+42に、冗談めかしてこう返す。
実際に観光スポットを案内されたらされたで、はしゃぎ回る可能性は否定できないが、それはそれとして]
(……みんなに思われてるんだなあ……)
[港で出迎える人々の様子に、ふと、過るのはこんな事。
同時に、ほんと無事でよかった、と。
そんな考えも過るのだけれど]
[手配された医師に改めて傷の具合を診てもらい、左腕を無理に動かさない事やら何やら、再注意を受けた後。
屋敷に戻る、というウェルシュの問い>>+43には、お供しますよ、と軽く返すものの]
……あ、私的な件で外した方がいいなら、その時は別途待機しますので遠慮なく。
あと、それからー……。
[念のためにと言い添えるまでは、口調ははきとしていたものの。
続く言葉は、やや、歯切れ悪く途中で止まった。
さきほどまでとは違う様子を指摘されたなら、軽く、後ろ頭を掻いて]
……できれば、でいいんですけどー。
呼ぶ時、階級は外していただけると、ありがたい、かな、と。
いや、公的な場では必要なのわかってるんですけど。
そうでないとこでは、階級つけて呼ばれるの、あんまり慣れてなくて。
いや、無理に、とは言いませんけど。
[こてり、と首を傾いでお願いしてみた。
最初の配属先は、そう言う所は大分開放的で、次の配属艦も似たような感じだったから。
実はどうにも、階級呼びに慣れていなかったりした。//]
― ストンプ港へ ―
ん、了解しました。
お気遣い、ありがとうございます。
[探し物というのが何かはちょっと気になったが、そこはこちらが踏み込んでいい領域とも思えなかったのでそれ以上は触れず。
泊まって休むと良い、という誘いはありがたく受け取って]
……あ、無理に、とは……。
[悩む様子>>+47に、気ぃ抜き過ぎたかなあ、と思いながらちょっと慌てて言いかけた言葉は、続いた言い直し>>+48に遮られ]
……あ、はい!
呼びやすいように呼んでいただいて、大丈夫ですよ!
[大分砕けた呼び方に、ちょっとほっとした。
さすがにいきなり呼び捨てにされたり、自分の中でちょっと特別な略し方をされたら表情に困ったかも知れないが。
ともあれ、無茶な物言いが受け入れられた事に安堵しつつ。
移動するならば、それにそって動く心算。*]
― ストンプ ―
うわ、あ。
ずっと海上勤務だったからなあ……こういうの、久しぶりかも。
[護衛というよりは、招待されるような感覚でやって来たストンプ候の屋敷。
用意された夕食に、思いっきり素の声が上がった。
ねぇ、俺、一応任務中のはずだけどこれいいんだろーか、なんて。
ほんの少し脳裏を掠めたものの、まあ、いいか、と結論付けて]
いえいえ。
しっかり務められるよう、ここからも頑張らせていただきます。
[護衛への感謝の言葉にこう返し、乾杯の合図に合わせて杯を合わせる。
酒に関しては、現場で鍛えられているのもあって、歳の割には飲める方だった]
……ん。
操縦士になろうと思った理由、ですか?
[船の話や土地の話には真面目に聞き入ったり。
養い親の話には、ちょっと冗談交じりに受け答えして。
やがて向けられた問い>>+52に、目を瞠る。
数拍、迷うような間が空いた]
俺が、操縦士を目指したのは……軍に入ったのは、ウルケルの空と海を護りたいから、って。
そう、思えた……思えるだけのものを、もらえたからですね。
養い親殿や、シロウさん……提督にも、かな。
他のひとたちにも、たくさんのいいものを向けてもらえて。
俺自身が、この空と海を好きだ、って思えるようになったからです。
[空白の後、紡いだのは軍に入ろう、と思った時の決意。
それからひとつ、息を吐いて]
その中で、操縦士を選んだのは……空を、飛びたかったからです。
虹の向こうを、見に行きたいね、って。
……一番大事な友達と、話してて。
[その事に触れれば、奥の方に痛みを感じはするけれど。
息苦しさまでは、感じない]
勿論、虹の向こうに何があるのかなんてわからないし……それが、綺麗なものかどうかもわかんないですけど。
空を飛ぶ事は、俺とあいつの大事な夢だったから。
……どうしても、叶えたくて。
それが高じて、気が付いたら、こうなってました。
[口調は努めて軽いものを維持していたけれど、ほんの少し眉が下がる事は止められない。
それでも、表情の変化を指摘されても大丈夫です、と笑えるくらいの余裕は、まだあった。**]
/*
まあ、生死不明だと、生存フラグは積まれますよねえ……。
などとしみじみしつつ、ひっそりこんばんはー、ですよっと。
/*
>>+145
俺も今回、この落ち方じゃなかったら散々積まれてたと思いますしねぇ……。
ていうか、俺の場合は、落ち決まる前からのあれこれに緑化を抑えきれなかったというか、ですが……!
― ストンプ ―
……ぁー……。
[そこまで言える程の友達は、居ない、と。>>+148
告げる時の表情に、短い声が上がる。
領主という立場では、それは中々難しいのかも知れない、けれど。
それはそれで、ちょっと寂しいよね、なんて思ったのは、自分がなくした直後だからか。
ともあれ、続けられた言葉>>+149に、小さく息を吐いて]
……ええ、大切に、します。
一緒に飛ぶ事は、できない、けど。
あいつがくれたものは、もう二度と、忘れないって。
……そう、決めたから。
[たくさんの想い出と、最後に得た痛みと。
どちらも決して忘れまい、と。
今の自分に出来るのは、それだけだから、と。
そう思う事で──思い定める事でぎりぎり、自分を保っているのは否めないけれど。
忘れてしまう選択肢だけはないから。*]
/*
>>+147
怪我の詳細をわざと書かないとか、意識不明でぶっ倒れるフラグもいちお、用意してたんですけどねぇ、俺……w
あの辺りの連携とロールの投げ方は皆様お見事でした……w
― ストンプ/眠る前 ―
[食事の後、やっぱりちょっとだけ護衛任務とは、なんて過らせながらも好意に甘え。
宛がわれた寝室に落ちつくと、は、と息を吐いた]
…………。
[部屋の灯りは点けず、窓辺によって空を見上げる]
……今もきっと、空にいる……か。
[思い返すのは、養い親に向けられた言葉。>>4:305]
もし……そう、なら。
……逢えるもんなら。
逢いたい……よ。
[記憶が戻るにつれて、話したい事が増えて来て。
けれど、それを向ける先はなくて。
ぽつり、漏らした言葉は本音。
感傷なのはわかっている。
わかっている──けれど。*]
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