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パン屋 オットー は 青年 ヨアヒム に投票した
― 処刑後・302号室 ―
[2人の遺体が部屋に運び込まれて、ヤコブを閉じ込めた後。
ヨアヒムの霊視結果を持って、ペーターの部屋に向かう。
霊能者の偽装に必要かはともかく、情報が多いに越したことはないのだから。
扉をノックしても、声を掛けても反応が無い。
部屋にいるはずなのに何故?と思いながら試しにノブを捻ると容易に扉は開け放たれた。
人狼がいるのにずいぶんと不用心だ]
ペーター…?どこにいるんだ。出てきてくれ。
[主のいない部屋にぽつんと残されたみにぺた君。
一人で寂しそう顔をしている姿に胸に抱き寄せつつ紙を開く。>>4:516 4:517]
― 深夜の303号室 ―
[探し疲れたのか、連日の疲れが出たのか。
おそらく、両方でぐったりと寝所に顔を押し付けて夢を見ている。
感じるのは離れていく感覚。
知っている、知っている、これがどんな時に感じるのかを知っている]
逝かないで…。
[寝言のように、紡がれる言葉は哀に染まって―]
― 翌朝の303号室→2階のベランダ ―
[自分が夢の中に、現実の中、どちらにいるのか定かではない意識はふらふらと弟を探し求めて、3階の空室からバルコニーと探していき。
やがて…2階のベランダに辿り着いた]
ペーター?あれ、リーザもここに居たんだ。
探しても見つからないから心配したんぞ?部屋を閉め忘れるままで外に出るなんていけないだろう。
[銀嵐の中で行わる。現実を見ないような小言]
それに…風邪を。
……………ねえ、ペーター、返事して…。
[眠るように欄干に背を預けるペーター>>4:566の頬にオットーの手が伸ばされた。
冷たい、どうしてこんなにも弟は冷たいのだろう。
分かりたくない、でも認めねばならない現実]
…あぁ、どうして…どうして……ぅ…。
[零れる涙は止まるところを知らない]
[銀嵐の空に消えていく嘆きの声をあげる。
夢を見たら、いつか醒めねばならない
その現実を忘れて、夢が見たかった。
ただ、目覚めの春になっても消えない幸せが欲しかった]
失うなら最初から何も知りたくない。何も感じたくなかったぁ!!
[それは八つ当たりの類でしかない。
その言葉を聞いたものが何を思うかもは知らず。
ただ涙を流して慟哭に打ちひしがれていた]
……。
[やがて、ひんやりと冷たく軽い身体を抱き抱えて、室内へ戻ったのは弟の手紙の存在とみにぺた君がいたからだろう。
亡骸を優しく床に寝かせて、立ち上がり。
ふらりと精神によって保たれていた身体がぷつんと音を立て崩れるように全身の急速に力が抜ける]
(…あ、床に…)
[危機感が頭をよぎるが、手足は思い通りに動かない。
…落ちる。
遠く意識の中で、どこか馬鹿!と呼び弟の声が聞こえたような気がした。
誰かが床に倒れているオットーに触れれば、彼の体温が高いことに気がつくだろう**]
[銀嵐の中で悲しみに暮れていくうちに雪が自分に積み重なる]
(寒い…自分は、今生きているんだな…)
リーザ…室内へ入ろうか。他の人にも帰ってきたと知らせよう。
[しばらく、時間がたって、ようやく出てきた言葉がそれだった。
少し生意気で我儘な少年の姿をしたペーターは、オットーの世界から消えてしまった。
今もここに身体はあるけれど。魂がここにいない。
この身体に存在しない以上、弟の魂はここではないどこかにいるのか、それともいないのかということは能力の領域を超えていることだ。
でも、このまま…泣き疲れて二人とも凍死なんて事態になったら馬鹿以上の悪態をつかれることは間違いないだろう]
それからどうしたいか、ゆっくりと決めよう。
[彼女には辛いだろうがジムゾンの死や人狼の――いや、彼らのことも話さなければならない。数日のうちに失われた命たちも語ることは多い]
[ペーターに触れると冷たさが悲しい。
腕の中で眠る弟に死を改めて見つめ直す気持ちが生まれたが、このわだかまりがどう育て行くかは分からない。
雪に消えた少女69の声に気付いて、視線をペーターから外して見つめ返す]
…ペーターがこうなったこととリーザの関連性を考えないわけじゃない。
でも、その結果だとしてもペーターが決めて覚悟したことなんだよ。……それを手伝うとも言ったし、弟のやったことを私は否定したくないんだ。
[まあ、気付いていたら思い切り邪魔していたけどねと淡く苦笑を浮かべる。
少女の存在はすぐ近くにいるのに、妙に現実感が無かった。ガラス越しに雪を見ているように、内と外に隔たれているような気がする。
亡くした衝撃を受け入れいられないせいか、現実がどこか夢のことのようだ。亡骸を手に室内へ]
― バルコニー→室内 ―
― 302号室 ―
[夜這い(語弊)した時とは全く違う状況で寝台の上のペーターを見る]
………。
[その瞼が再び開いて薄麦色の瞳を見るのは叶わぬ夢。そっと頬を伝う涙の痕4:559を指で拭うように撫でる。
その後は壁にもたれ掛って、ぼんやりとしているだろう**]
― 302号室 ―
[少女の唇からもたらせる言の葉。>>189]
私として、ペーターがいない世界のことは本気で半分くらいはどうでも良い気分だが、リーザの謝罪の言葉だけはどうしても受け取れない。
[思い出すのはリーザの姿が消えた日のこと。>>3:104 >>3:139
兄として弟の為に出来る限りの何かをしてあげたい。理屈じゃなくて]
君の…リーザの姿が見えなくなったとき、あいつは銀嵐の中へ薄着で探しに行こうとしていたんだ。
あんなに必死で焦っている姿を見たのは後にも先にもあれが初めてだった…。
それほどに見つけ出したかったんだよ。
卑怯な言葉だと思うけど。
…あいつの分まで生きて欲しい。なるだけ、幸福な人生を。
それで、いつ死ぬかわからないけど、死んだらペーターに文句でもお礼でも好きに言いにいけばいいさ。
[殴るのも許すよ、と表情を変えないままで言ったから少し怖かったかもしれない]
パン屋 オットーは、宿屋の女主人 レジーナ を投票先に選びました。
[彼がペーターの部屋を出たのは一番最後だっただろうか]
ペーター…私は弟を失うと知っていたら止められたのかな?
…………。はぁ、未練だな。
[後悔しても起こってしまった現在は、一途に不確かな未来へと足を進めるのみだと分かっているのに過去に足をとられる。
名残惜しそうに室内をみて、振り切るように談話室へと向かう]
― 談話室 ―
[手を伸ばせば届く位置に置かれたティーカップを一口。なんとなく味気ない。
レジーナが書いているノート>>201に視線を向け、周りの面々を見る…昨夜と一人足りない。
おそらく、人狼に襲われたヤコブを最後に見た様子>>4:570を思い出した。
あの時の彼は…裁かれる前に、すでに囚人と成り果てていた。それなら死の痛みがあれど、ヨアヒムの所へ行けるなら幸せだったのかもしれない]
生存者は私以外に6人か。
ずいぶんと寂しくなったな…。
[当初は2倍近くいたのに日毎に減っていた。
人数を指折り数えているとレジーナが咳き込みんで体調が辛そうな様子が見える]
先ずは体調管理が第一だろう。
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