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― 修道院北側 ―
[>>142馬の尾のような髪をたなびかせる兵の顔に、見覚えは無い。敵だと確信して放つ矢は、馬を避け兵そのものに当たるが装備に弾かれ、舌打ちににた息をつく。
振り上げられた槍の構えに、投擲を警戒し背を向けないままじりじりと後ずさる。あまり近づかれても困るが走り出すタイミングも掴みかね、もう表情が解るくらいの位置まで近づかれた時。
突然馬が嘶いた。]
!?
[急に前足を上げ足を止めた馬に驚いて目を丸くしたが。
それよりも驚いたのは、男が口にした言葉だった。]
えりぃ…?
[知ってるんだろうかと思いながら、口から零れたのは友達の名前。じっと、警戒はとかずに見つめ下がりながら、だがふいに思い出させられた名前に眉は酷く下がっていた//]
― 修道院北側 ―
[>>153馬を宥め止める男は近いのに、弓も向けられずに口が動くのを見上げていた。
エディの縁者と言われて答えかけたのを遮るように、また口は動いて表情が変わる。]
っ
[>>154怒鳴られたのだろうその表情に――気迫に、びくっと肩が跳ねた。]
ぅ…。
[じり、じりと下がりながら、背後からは別の気配を感じる。
>>151サシャという呼び声は聞こえないが、土踏む大地の感覚は伝わり、振り返ると騎兵が10騎ほど、戻れといいながらこちらを呼んでいた。その言葉に駆け出しかけて。]
どもらち…。
/*
これ貰った兵の運用とか、勝手にやっちゃっていいのかな。いいとは思うのだけど…あんま乱戦に参加してないから不安!
/*
んで現状…ええと周りの様子見て留まるか動くかだよね。
渡河しないのなら迎え撃ちに参戦せねばで、渡河して先におくたん相手していいならそっち受け持つ感じかな…。
/*
こういう時、メモで有難うごめんなさいを書くべきかどうか…。
悩む。
ロール内で何とかなってる範囲だから、言わなくていいとは思いつつ、でもお礼とか謝罪は言うべきとも思いつつお礼まみれのメモ乱舞もどうかと思いつつので(ジレンマ
― 修道院側・北岸 ―
[>>166差し伸べられた手をすぐさま掴み、騎兵の背後に乗り込む。騎乗はあまり得意でないため、手綱を取る人に必死にしがみつきながらの移動は長くはなかった。]
ごめ、遅ぐなって
[連れて来てくれた騎兵にありがとうと言いながら飛び降りて、先に合流していた10名に謝りながら、今度こそ>>167弓部隊に急いで合流し、川を渡ろうとするためじりじりと動く。
草叢の影や、低木に身を潜めながらの移動の中、>>165渡河を終えた兵の先端に、騎兵がぶつかり始めているのを見ると援護の為の矢を放つ。周囲に同じく潜んでいた弓兵らが、>>164弓に狙われ時折倒れてゆく悲鳴を聞き強く唇を噛みながら。]
熊殺しの森の民 サシャは、老将 チャールズ を投票先に選びました。
― 回想:修道院側・北岸 ―
[川向こう、南岸は一進一退。崩れもするが崩しきられはせずを繰り返しての激しい攻防が続いている。弓の援護はあるものの、手練れの傭兵相手に完全な優位は取れない。向こうからの弓に射られる者も少しずつ増えて来た。
負傷した兵は下がらせ、なるべく攻撃の手を休ませないよう、傷の手当ては軽度の者が重度の者を看た。]
(遮るものが欲しいけど…ない物ねだりだなぁ)
[今ある物で何とか援護しなければならないのだ。
また南側もだが、こちら側から迫りくる騎兵にも気を払わなければならない。
ふと、さっきの人の顔を思い出すと、少し眉が下がったが。]
(あの人、エディの事知ってた)
(向こうに居ってたエディの知り合いなんだろうな…)
[ほんのり宿るのは寂しさと羨しさ。
まさかその命を奪った本人だとは、知る由もない。]
[見覚えのない舟がやって来ればすぐさま矢を向けたものの、>>206この戦場に場違いなもこもこを見つけて困惑を覚える。]
…ひづじ?
[森の民であるサシャにはさほど抵抗はないが、羊と共に在る遊牧民の一部の者らには僅かに射つ事への躊躇い、軽い動揺が走る。
何で羊がと、考えきるよりも先に動いたのは船上の兵。
>>199放たれる火矢を遮る術を、弓兵は持たなかった。]
りぃぐ!
[>>207橋から炎と煙が上がり、取り残された盟主に青くなる。]
っ、舟!狙っで!
[羊にかまけてディークを失う事になったら元も子もない。
二撃めを許すまじと、仲間に活入れるように声を張り上げ、率先して舟を狙いにかかる。
先ずは羊の居ない舟を。羊入りの舟にも矢を向け、片目を凝らす。なるべく当てたくはないが、当たったなら仕方ない、そんな意思で。]
[>>228だがそれより早く、羊入りの船は攻撃の手を止め北岸へと寄せられてゆく。
何があったのかと川縁を見ると、くすんだ金髪の持ち主を、サシャは目を細めて見た。見覚えのある、砦でで射られたその人にを。]
! ……あいづ…。
[懸命に叫ぶ声を読むのは難しいが、あの男の指示で舟が停まったのは明白で。その様子を、弓射るのも忘れじっと見つめていた。]
[火計に、風に運ばれる煙に混乱する中、>>236北岸には騎兵が迫ってきていた。
川向こうへ意識を向けていたサシャがそれに気づくのは大いに遅れ、先頭と長物部隊がぶつかるか。]
じまっ… ―――騎兵いる!!射っで!!!
[声に弓は騎兵の方へも向けられる。
だが長物部隊に当てないよう、注意しながらの射撃は鈍く、>>237結果十数騎は到達を許してしまった。
燃える橋を駆け抜ける馬を射ようとするものの、煙の幕が彼らを守り、自慢の弓はすり抜けられた。]
[煙の向こうは良く見えない。視線を向こうに向けたままでいたので、近づいてくる一団>>244に気づくのはやや遅れ、だが気づけば驚いた後。]
あっ、がー……っぅ。
[見覚えのありすぎる顔に、カークと呼びかけ慌てて口を噤む。>>245援軍への説明は誰かがすでにしていたようで、渡河の準備は進められた。]
ん。
[>>246視線がこちらを向いて名前を呼ぶ口の形に、こちらも少し安堵した顔で軽く手を上げる。]
らいじょうぶ、
射れなぐなった人のも回じでもらっでるじ。
へ…。
[言いながら、動く手を見上げてぽかんとしたのは、突然な事と予想外な事が一緒だった故のこと。]
がーぐがお兄じゃんで、
……まーでんがお父ざん?
[眉を下げながら、問うように口にするのは胸の奥がくすぐったいからだった。
今だその熊の死を知らない為に。]
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