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[背を向けた養い親の表情>>4:328はわからなかった、けれど。
向けられた声音の柔らかさから、何となく察しはついた]
はぁい。
[それに返したのは良いお返事、と言えそうなもの]
じゃ、俺、もう少し寝ときまーす。
[直後にこう言ってばっと毛布を引き被ったから、きっとこっちの表情──ようやく呼べた嬉しさが滲んだそれも、見られてはいなかっただろうけれど]
[それからまた、幾つか夢を見た。
相変わらず、あかい色が隠す肝心な部分は見えていないけれど。
なんでこんな事忘れてたんだろうな、と思えるような事が幾つも閃いて。
……軋む痛みは、消えないけれど。
その痛みを、ただ、苦しいもの、と捉える事は少しずつ減っていった]
[養い親から聞かされた特命が正式に辞令として下った頃には、少なくともいつもの様子は取れるようにはなっていた。
左腕は、相変わらず自由に動かす事はできない状態ではあったけれど]
……あー……交互連射は無理ですねぇ、これ。
[思わずぼやいたら、当たり前だ、自重しろ、と怒られた。
状況に応じて持ち手を変えて行う連続射撃も、特技の一つ]
やりませんよー。
……というか、そんなの必要な状況になってほしくないですから!
[重なる突っ込みには、さすがに本音がもれたりもしたが、それはそれとして]
……シュテルン・シエル少尉です。
特命により、これより護衛任務に就かせていただきます。
[ともあれ、諸々準備が整った所で出向いたのは護衛先となった若き領主の許。
話には聞いていたが、会うのはこれが初めてだったか。
ともあれ、形式に則った挨拶を交わした後]
……ちょっと、怪我残ったりしてますけど、任務遂行には問題ありませんので、御心配なく!
右腕使えれば、ま、何とかなりますから。
[いつもの調子に戻って、軽い声音でこう告げて。
にぱ、と笑う様子は、さて、どう見えたやら。**]
/*
中身発言あり、との事なのでこっちにも……と思ったら、すごいニアミスが見えた……。
てわけで、蒼い世界にお邪魔します。
と言いつつ、あと10分もないんで、すぐに離れますけど!
というわけで、また夜にー。**
― リオレ島・拠点内 ―
[後ろに下がるのは了承したものの、気になるのは愛機である
機体は、シロウによってリオレ島の技師たちに預けられていた。>>36]
……すみませんけど、しばらく、相棒の事、お願いします。
[整備を請け負ってくれた技師たちに向け、ぺこり、と頭を下げる。
今は翼を駆る事は出来ぬ身、ここに置いていくのが妥当だろう、と。
離れ難いものを抑え込んで託しつつ、修繕の進む翼に手を触れた]
……ちゃんと、戻ってくるから。
そしたら、また一緒に、行こうな……。
[小さく紡いだのは、また、この翼の元に戻る、という誓い。
今は、飛ぶ事はできないけれど]
……まだまだ、見なきゃならないものがあるんだから、俺たちには。
[目指すものは、今は一時遠のいているけれど。
でも、届かなくなったわけじゃないから、と言い聞かせて]
[正式に届いた特命>>23は、背筋を伸ばして受け取り、了解の意を返した、ものの]
……以降は待機、か。
[任務自体は重要なものだが、そこに込められた想いは何となく、感じられて]
無茶、できませんねぇ。
[冗談めかして呟くものの、若葉色には感謝の色が揺れていた]
[そんなこんなを経て、対面した護衛相手。
返された挨拶と浮かんだ笑み>>+9は、養い親が言っていた話し易い、という評>>4:325を得心させるもの。
笑みが自分につられてのものとは、思いも寄らず]
あ、大丈夫ですよー。
無茶なことしなきゃ、痛みもありませんし。
[怪我を案ずる言葉>>+10にも、返す調子は軽い]
ストンプにいらっしゃるっていう、お医者さんの連絡先とかももらってますし。
俺の事は御心配なく!
[どこまで明るい調子は崩していないが、半分くらいは空元気。
そうしないと、まだちょっと辛かったから]
……取りあえず、別命下るまでは待機、という事になってますので。
しばらく、よろしくお願いいたします。
[改めてそう告げて、それから]
……えーと、それはそれとして。
お伺いしたい事が幾つかあるんですけど、いいでしょか?
あ、急いで聞きたいってわけじゃないんで、話自体は道中のんびりでもいいんですけど。
ここだと、慌ただしいですし。
[自分がこの任務に回された理由──養い親が言葉濁したそこは気になっているから、そう問いかけるが。
慌ただしい中では、とも思い、出発してからで構わない、と言い添えておいた。//]
/*
裏の表(ややこい)を進めつつのこんばんはですよっと。
今日は一人おちもありか。
確かに、人数比的にはその方がバランス取り易いんだよなぁ。
はい、了解しました。
[辛い時は、という言葉>>+18には素直に頷いて。
促しに応じて歩き出そうとした所で、ちょっと待って、と言われ素直に応じた]
……あれ、あのひとは……いつぞの、お姉様。
[ウェルシュが駆け寄る先に立つ人の姿に小さく呟いて、二人の話が終わるのをその場で待ち。
戻って来たウェルシュの、行こうか、という言葉に頷いて]
え?
[向けられた問いかけに対して上がったのは、惚けた声]
あーと、俺は、艦船乗りじゃあないんですよー。
複葉機の操縦士……飛ぶ方が、専門です。
今は、機体も治療中なんですけどねー。
[一拍間を置いて、自分の所属を伝えつつ。
操縦士である事を示すエンブレムを見せた。//]
わぁ。
面と向かってかっこいい、とか言われたの、もしかしたら初めてかも……っ!
[冗談めかした口調で言うが、事実だったりするから悲しい。
というのはちょっと置いといて]
ええ。
俺と一緒に、頑張ってくれたので。
今回の任務では、ここで留守番になります。
[修理中、という言葉に頷きながらこう返す。
よく無事に戻れたな、とは帰還した直後の
移動に関しては、小型艦を用意していただいているので、そちらで。
いつまでもここでぽやっとしてると、養い親殿やら提督に怒られちゃいますし、急ぎましょーか。
[冗談めかした口調で言いつつ、用意された小型艦へ向かう。
向かう前にそこを訪れた者>>85の事は知る由もなく。//]
/*
>>+26
ぉぉぅ……!
諸々、お疲れ様ですよー!
復帰できて何よりでした。
ログ増えてますし、無理なしでー。
んー、と、なんていうかな。
俺が普段いるとこは、『飛ぶのが当たり前』とか『飛ぶのが仕事』って連中が多いから。
かっこいいとか、そういうのって二の次なんですよねー。
[面食らう様子>>+32に、冗談めかして返すものの。
素直な気持ちが表れている、と感じられる言葉にほんの少し照れたように頬を掻いた]
そ、なんですか……ありがとう、ございます。
[操縦士になれたのは、ひたすら夢を追いかけた結果。
それを素直に称賛されると、やっぱり嬉しくはある。
今は少し気が緩んでいるのもあって、覗くのは少し幼い素の表情]
……ええ。
また、一緒に飛ぶためにも。
そのためにも、俺もちゃんと怪我治さないとなんですけど。
[気を取り直し、調子も戻してそう言って。
慌ただしさを縫って、用意された小型艦へと乗り込む。
出発間際、ちら、と見やるのは港の慌ただしさ]
(……とーさん)
[声に出さず、小さく呟く。
今頃はまた、慌ただしいんだろうな、と思いつつ]
(行ってきます……行ってらっしゃい)
[届かぬ言葉を心の奥でそう、と紡いだ。**]
[リオレ島から離れれば、慌ただしさも遠退いていく。
そこから離れる事への想いは飲み込み、今は、自分のやるべき事へと意識を向けた──のだが]
……あ、そうだ。
[同時に意識が向くのは、そのやるべき事、に関連して気になっていた事。
即ち]
ええと、さっき言った『伺いたい事』なんですけど。
……俺が、この任務についた理由の一端、俺の養い親殿にあるみたいなんですが。
あのひと、何やらかしたんですか?
[どうも自分の知らぬ戦場で何かやらかしたらしいのだが、一体何があったのか、と。
そこの疑問を解消すべく問いかける。
とはいえ、養い親が誰をさすかはわからないだろうから、先に自分がタクマの養い子である、という事を説明する事になるのだが。*]
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