情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[アイリと話しているも傍らで紡がれていく。
ラメールの暗黒の歴史が。
総督がその背に銃弾を受け、混乱した兵士。
その中の何人かはその背を狙った張本人である女兵士の声に従い、戦意喪失していたか。
いずれにせよ、統率者を失った軍隊など散らばる蟻のようなもの。
誇り高いゾネスの総督にそのような部下の姿を見せたいとも思わず。]
はぁー、良かった。
まさかオルくんとずっと二人やったら
どないしよ思ってましてん。
あない陰険な性格移ったらかなんからなあ。
[そんな風に話していると騒ぎに遅れてやってきた
フェリクス王子の姿が目に飛び込んできたか。>>10]
[「ひっ・・・きゃああ!!!!」>>+3
突然の悲鳴。無理もない、不安そうにあたりを見渡していた彼女に突然声を掛けたのは自分だ。
アイリちゃんの生悲鳴。
神よ信じてないけどありがとう。]
一世一代の大博打やったなぁ。
[先ほどの演説。己では絶対にしないこと。
それが良かったのか否かは、語るに落ちるので
深くは触れず。]
まあ死んでもぉたもんはしゃあないし。
こうなったらとことん見届けさせてもらいましょ。
なあ…、さっき向こうの方にばたばたーっと
駆けていかはったん、フェリクス王子やない?
[己が指さした時、既にその印象的な赤髪は見えなくなっていたか。]
俺、向こう行くわ。
[何故王子は己を殺すよう命を出したのか。
まだ明らかになってはいない。
誰か軍部か官吏の中に王子に吹聴する輩でも
居たのではないか、という密かな疑念は晴れていなかった。
本当に、どちらも誠に描きにくい王子らである*]
あっ、あかんあかん。
アイリちゃん、あの男嘘つきやから。
耳貸したらあかんよ。
[この期に及んで嘘を重ねようと試みた。
見るからに嘘を重ねて着ているこの男と
真面目が取り柄の文官殿。
曇り無き眼で見定めれば、自ずと信じるべき
がわかるだろう。]
[荒らげる声に]
……嫌やわぁ、怒ってはるん?
オルくんもそないに口調が荒れたりするんやねえ。
[適当にはぐらかしたりして
手際が良い、と褒められれば
自分の犯行に関しては
肯定もしないが否定もしない。]
[褒め言葉は、裏を返せば、一体どれだけの罪を重ねて来たのかと取れなくもないが。物事は都合の良い方だけ見るに限る。]
なんで、って。
[睨む視線に、かつての冷たい瞳の記憶が蘇り
密かに興奮しつつ
口元に端正な笑みを作る。]
その方が楽に事が済むと思たからや。
噂が回ってしまうんなら先に既成事実作ったら
後々楽ちんやろ?
なんや王宮はえらい風通しよぉなってたみたいやし。
アイリちゃん。
覚悟、って俺は何の覚悟しますのや?
おもろいこと言いますなあ。
[黒い瞳は隠すように、にっこりと目を細めた。]
[つくづくこの男のことは好きになれない。>>+18
この男はこの世をさ迷う見届け人が増えることを予感していたのだろうか。
敢えて人が増えてから、自分の悪事を暴かれるというのは、今まで暗躍していた男には何とも居心地の悪いものであった。
フィオンを疎ましそうに睨んだがさて相手はどんな様子だったか。]
[それから拳を固く握るアイリを前に]
……外道?クズ?
[いやはや]
[少し困ったように笑った。
真実を求める彼女の瞳は怒りの色に満ちて
身体はわなわなと震えているように見える。]
真実、なぁ。
隣国が攻めたように偽装して
俺が王様をクロスボウでグサリ、しました。
そのまま責任をオルくんに擦り付けようとして
今度はフェリクス王子の使いにザシューですわ。
これで満足?
[さて、その場にはリヒャルトも居ただろうか。彼もまたアイリのように憤怒の表情を見せるのか。]
[アイリの鉄拳制裁は部下にするように
己にも飛んできたのだろうか。
敢えてこちらから避けることはしなかっただろう。]
俺は俺なりに国を案ずればこそや。
アイリちゃんかてこのままやあかん思たから
こんな国が揺れとる中
白狼騎士団の兵士ら引っ張ってきはったんやろ?
アイリちゃんの熱い言葉に胸動かされて、そのまま亡ーなった兵士もおるやろし、そんな兵士に殺された近衛兵もおったやろな。
王殺しの罪は重いかしれへんけど、多くの部下の命をむざむざ奪わせた罪かて軽うはないんと違います?
それは誰のせい?
信じてたのに、とか言うんは簡単やけど。
同じ言葉、部下に言われたら何て返しますの?
[その言葉は怒れる女総督の前に皆まで告げられただろうか。]
えーっ、元凶言うたら後継者出し渋った王本人やないのー。最初っからフェリクス王子を擁立させてくれはったらこないなことにはなれへんかったのに。
[怒りのままに腕を振り上げ
そしてしなだれるアイリに
駆け寄り、肩でも支えようか。]
おっとっと……。
アイリちゃん大丈夫かいな。
ほら、リーくん来たし、旦那さんに慰めてもろたら?
[どこから話を聞いていただろうか>>+27
リヒャルトが来れば、そう促しただろう。
よもや二人の婚約が解消されたとも知らず。]
[体躯を大きくひねるようにして
力の入り切らぬ腕で振り払う彼女の気丈さに
やはり女総督はかくあるべしと妙な高揚を胸に抱く。偶像崇拝恐るべし。]
穢らわしい。
[他に何言われるんやろか。不謹慎に胸を踊らせたのもつかの間]
[俯いて、国を憂い、家を憂うと
そのままその場を立ち去るアイリと
入れ替わりにやってきた男──リヒャルトを
見比べて。]
リーくんも……何があったんかしれへんけど、お疲れさん。
さて、リーくんにも怒られるんやろか。
俺も家出しよかなあ。
って言うか、いつ婚約解消してやったん?
俺はラメールきってのおしどり夫婦になる思たのに。
[続くリヒャルトの言葉に>>+34
何があったか推し量ろうとするも
間者がソマリで、ウェルシュ王子が襲われた
のだと、思い至るほど男の勘は働くわけでもなく。
やはり、と心当たりがあった様子のリヒャルトにフィオンから真相は語られた事であろう。でなければ、己の口から語ることにした。]
かくかくしかじかやけど、リーくんとこうしてまた会えて俺は嬉しいよ。
しばらく会えへん間になんやめっちゃ荒んでるみたいやけど。
[自嘲混じりに吐き捨てる様子に
彼の死に際の話でも聞いてみようか。
国が傾くまで、見守ることしか出来ないのだし。]
/*アレクサスて、レクサスっぽいな。
あれや、アレクシス・レクサス・レグザに改名しようか。
やばいめっちゃダサかっこいい。
あーん、レクサス欲しいー!!
/*っていうかわんちゃん!!
犬はどんな風に食べたんだろうか。
鍋か?焼肉か?
ドロシーちゃんの未来に幸あれ(死んじゃうけど)
/*楽しい\\\(۶•̀ᴗ•́)۶////
そして王子に動きがあったのでそっち行きたい気もあるけど、コミットあるかもか。うーん。
お墓にも実はずっと行きたくてタイミング伺ってたり。
うむうむ。うぬうぬ。
/*このどうしようもない鬱展開みたいな表楽しいなー。
ここにいたら何ができたんだろう。
胃薬配って歩きたい。
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新