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時間が時間なので巻き気味ですすいませ…
いや俺はまだ、まだいける!けどこれ姫様まずいだろぉぉ2時過ぎてるよぉぉと土下座物である…
[それから暫くの間、呼びかけられたとしても無言だったが、ふいにまた声が落ちる。]
うん、やっぱりお前に執着してると思うぜ。
今お前宛のすげーラブコールも届いたし。
[とは楽しげに。
たった今死出の道を歩き出したとは思えないほどいつも通りだった。]
はっ、オルヴァルの不詳の息子を覚えててくれて幸いだ。
[こちらの名を一字一句と口から落とす姫に笑った。覚えのいい姫だと思う。]
平和の為に自ら血を流しに来た戦姫様、
悪いがこの先は簡単には通させねぇよ。
[言うが早いが、馬の腹を蹴り、あえて巫女姫へと向かって走り出す。
さも姫の命を狙わんとする悪鬼の如く。
目立つよう動きながら、その背後では重兵が随時離脱してゆく。
討たれた兵もいたが、それでも半分以上が逃げ出せれば上等だと胸中思った。]
はっ、オルヴァルの不詳の息子を覚えててくれて幸いだ。
[こちらの名を一字一句と口から落とす姫に笑った。
覚えのいい姫だと思う。]
平和の為に自ら血を流しに来た戦姫様、
悪いがこの先は簡単には通させねぇよ。
[言うが早いが、馬の腹を蹴り、あえて巫女姫へと向かって走り出す。
さも姫の命を狙わんとする悪鬼の如く。]
たかが一人でも―――
仇なす者を千と殺しきれる戦士であれ、
それが昔姫に付き従った近衛兵隊長、
オルヴァルの教えだ…!
[目立つよう動きながら、その背後では重兵が随時離脱してゆく。
討たれた兵もいたが、それでも半分以上が逃げ出せれば上等だと胸中思った。]
[>>~26無事に戻れ、の返事には聞こえないふりをして答えない。
時折聞こえる呼びかけにもまた同じように答えなかったが。]
姫を守るはずの力で姫を迎え撃つとか、
ほんとご先祖への冒涜だよな
[たまに独り言のように関係のない言葉は落ちた。]
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しかしこの更新時間…夜更かし勢には有難いけど時間に余裕があると思ってると死ねるね!
皆命大事にしておくれ…
「王府を壊したいなら、正面から来る気概を見せろー」
ってわざわざ言いに来てたよ。
[だから前に出た、とは言わなかった。]
慕われてるなー羨ましい事で。
っ く
[巫女姫を狙えば当然こちらへの層が厚くなる。
その分後ろは薄くなっただろうかと期待したがもう振り返る余裕すらない。
前しか見ずに、ただひたすらに、
今は眩しい光に焼かれるようにただひたすらにそこを目指して駆け抜ける。]
っぁ ――――――!!
[何十もの剣の壁が行く手を阻み、腕を足を馬を掠めて血が流れる。
途中で馬が悲鳴をあげ崩れ落ちるが、それでもなおそこから飛び巫女姫の前を目指した。
重兵と一緒になって逃げれば、逃げ切れたかもしれない。
こんなになってまで巫女姫の前を目指す必要もなかったはずだ。
それでも、なお足は彼女の元へと歩を進め―――。]
ぐ ぅ!!
[号令と共に、無数の剣が振り下ろされ身体に突き立てられ、
巫女姫の前にたどり着いた所で剣が落ちる。
身体には無数の剣を立てられながらも、視界には金色の娘を捉えていた。]
(ああ、そうだ。
何か言いたい事が、あったような。)
[解放軍の正当性やら、その意義やら、それが理解してもらえない事へのジレンマやら。
この国がどうだとか、色々あった気がしたが、いざ巫女姫の前に立つとそれを言う気も血と共に流れて失せた。]
馬鹿みたいに意地張ってっと、
いつか、死ぬより後悔する よ…
[言いながら、これは自分への言葉な気がして苦笑する。
もっと父親や母親と向き合って駄々でもこねれば、自分の家は壊れなかったんじゃなかろうか、今更そんな思いが過ぎり。]
そーりゃ 元気だな、俺の先祖
そんだけ元気なら、……
[返る言葉に何時もの調子で、
そろそろ返せたのは途中までだった。]
ん、そか
頼んだ、多分
半分くらいは、行けてる
[そういや出る間際に言われた実家の問題も残っていたが、そっちは妹が何とかするだろうと思って投げた。
身体が傾ぐ。
肩から半端に結んだ髪が零れた。]
(髪 切れなかったな。)
[いつか開国出来たなら切るか、
という願いは生きてるうちには叶わなかった。]
[巫女姫の周りが何か言ってる気がするが、もはや何をされても何をする事も感じる事も出来なかった。
ただ最後にぼんやり思うのは仲間や従兄弟や、
未だ細い声で繋がる唯一の友の、その未来。]
(クロ、俺は)
[だが何も不安に思う事はない。]
(俺は、お前を
――――信じてる)
[今この時も、きっといつまでも。
ぐらと傾いだ体は地に落ちる。
そうしてそのまま、二度と動くことはなかった**]
ばーか、んな 呼ばなくても聞こえて…
[もう半分の意味も説明できないほどに声は細かった。
それでも、最後の力を振り絞るように]
…なぁ、クロ
お前と 一緒に
それ、
見たかった …なぁ
[果たせぬ夢を、惜しむように。
最後の言葉は、ほんの少しの後悔で濡れていた**]
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と言いつつ、あとにーちゃんへのお手紙があるんだが俺の睡魔が間に合うかどうか…(/-`)
とりあえずいったん寝なければ死ぬので寝よう(ばたむ
― ある日の事 ―
[オルヴァル家の一人娘は私兵を連れて、館の二番目に豪華な部屋を訪問した。
扉を開けると丁寧に腰を折るも、背後からなだれ込んだ私兵数名に囲まれ、さすがの母親、オルヴァル卿の夫人も驚いた様子だった。
長年彼女に連れ添った年老いた彼女の乳母が怒りを露わにしたところで、娘の顔はこやかな様子を崩さなかった。]
「ご機嫌ようお母様。
本日お母様をこのように訪問いたしましたのは、
これよりお母様には
オプティモの荘園で療養していただこうかと思いまして。
お心を病んでおられるのですから、仕方ありませんよね。」
[実質的な幽閉だ。乳母が騒ぐ中妹は笑んだままだった。]
「ええ、私も心苦しいのです。
実の母が病に苦しんでいるのに、
一人荘園に寂しく置いておくなんて。
ですが――
兄さんが本当はお父様とお母様の子供だった、と、
お父様にお話しして頂くわけにはいきませんので。」
[その声に涼しげな顔をしていた母親の顔色が変わった。
やはりかと娘は諦めに似た溜息を胸中でついた。]
「解っておりますのよ。
お父様が自分が手塩にかけて育てた跡取りを見捨てて、
殺すような結果になってしまったとしれば――
あの方は自害なさるでしょうね。
お母様はそれがお望みなのでしょう?」
[オルヴァルに残る深い闇。
その闇を静かに、見かけだけはたおやかと称される強かな妹は然と見据えていた。]
「私、お母様には怒っておりますのよ?
愛情の欠片も与えてくれない人との望まぬ結婚は、
お母様にとってどれだけ苦痛な事だったか…
お母様の境遇には同情しております。
けれどその為に、自分が産んだ子の人生を狂わせるのは、
いささか間違っているのではありませんか?」
[一見にこやかなまま、だがその内に積年の怒りを蓄えた娘は吐き出すように母親を糾弾する。]
「私も兄さんも駒ではありません。」
「…でも今となっては、私もお父様の有用な切り札。
私も今暫くは、駒のままでおりましょう。」
[ふっと息をつくと、私兵は老いた母親と乳母を取り囲むようにして、用意していた馬車へと連行する。
その二人に向かって、娘は淑女の礼を深々と取った。]
「ではそういう事で…
さようなら、お母様。」
[――それから暫くの後、アレイゼルからの打診と娘の後押しにより、オルヴァル家は正式にアレイゼル側に組する事を宣言する**]
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