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― ??? ―
[時折、周りの景色が過ぎ去っていく。
少女には、どうしてそうなっているのか、など解らないのだけど。]
…誰か、いないの?
エリザ、どこ…?
[きょときょとと周りを見回しながら歩いている。]
― ??? ―
……?
[聞こえた声>>+3に、少女は目を瞬かせ。]
えー、と。
マリエッタ、だっけ?
[少女は相手の後ろめたさ>>+4など知らず、とことこと近づいて。]
…大丈夫?
ここ、どこか、わかる?
[疑問と心配の言葉を紡ぐ様子は、以前、言葉を交わした時と変わらなかっただろう。]
― ??? ―
よかった、間違ってなくて。
[少しだけほっとして]
うー?
うん。気付いたらここにいたの。
……エリザもいない。
[長い間一緒にいる友人の姿がないことに、しょぼん、としょげかえった。]
― ??? ―
……ん。そうだといいな。
[しょんぼりしているのは変わらないが、軽く微笑みを浮かべて。]
…ね、周りがどんなだか、調べない?
昏いばっかで、やなの。
[正直な言葉を紡いだ少女は、相手の反応を待つ**]
……みんな、大丈夫かな。
[明るい場所を探していると、気になるのはもちろん他の者の事。
無意識ではあるが、その中に幼馴染であるジークの事も含まれている。]
本当!?
そっかぁ、よかった。
[マリエッタから聞かされた事>>+22に、ほっとしたものの。
すぐに彼を言葉で傷付けたことを思い出して。]
……早くここから出て、この戦止めて。
謝りにいかなきゃ。たとえ、無理でも。
[エルフよりは短いが、ニンゲンと比べたら遥かに長命だから。
せめて悔い無きように。
しかしどうしてここにいるのか、の部分を思い出そうとすることが恐ろしくて、
そのままにしているのだが。]
解ってる。
戦なんてそんなモノだって。
[知識としては知っている、理解している。
だからこそ、マリエッタの言葉>>+24には頷いて。]
……へぅ?
[訴えられたこと>>+25には、目が点となって反論しようとしたが、
大切な人も望まない>>+26と聞いて口を噤んだ。]
(……でも。)
(お互いの寿命が違うかもしれない場合はどうしたらいいの。)
[そんな事が浮かんでは消えていった。
エルフよりは短いがニンゲンよりは長い時間を生きることができるから。
のんびりしていたら、きっと――**]
ううん。
[もしかしたら、少女は戦を猟に―少女にとって、
もっとも身近な物へと落とし込んでしまったのかもしれない。
それでも、ずれは大きいはずだが。]
マリエッタはあたしより周りが見えてるよ。
[ぽふ、と頭に手を置いて、撫でようと**]
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