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緑のゲロ吐いたら地球外生命だと思われて、
他のセレブ客から欲しがられそう。
[せっかく「の」で止めてくれたのに言っちゃう。
まさかのイベント回収をここでしつつ。]
ホントに柄じゃねえな
ま、まあいいけど。
[これが夜景とかだったら謎の恥ずかしさに駈られて、断っていたかもしれないけど。
夕陽ならまだ、セーフ。
しかし、カレーのお店に若い風体の男女が少なかったことに、今更思い当たって。まあいいか、美味しかったし。*]
は?
いや、当たり前でしょ。
[何を言ってるんだこいつは、という顔。
昨日の食事の時といい、鉄砲玉気質というのか、変に自己評価が低いところのある奴だなあ。
可愛い奴め。]
そう?
私はむしろ家の縁側に差し込む光の印象が強いけど。
[ほら、あそこ、と彼も知っているであろう場所を具体例にして。]
[何やら私とは違う夕陽(でも多分同じ)を想像しているらしい彼の顔に、
それこそ初めて太陽を太陽として見たときのような、そんな気持ちになって。]
みかじめ料取るよなあ。
しかも金払いいいよなああいつ……
[件の夕陽をたっぷり吸い込んだ、温もり。
それを惜しげもなく触らせてくれるのだから、優良客先もいいところである。]
そういうところも何も、私にとってはそれなの。
ツェーのも、多分、綺麗な夕陽なんでしょ。
い、意外とロマンチストじゃんか……
[屈託もなく、一緒になんて。
まだ夕陽に当てられてもないのに、頬を薄橙に染める。
あー、これならまだ夜景の方が良かったかも知れない。]
よし、じゃ、とりあえず。
てっぺん行こっか。
[せっかくだから、一番近いところで見るのが乙というものだろう。
船旅サイコー]
[自分よりよっぽど照れているように狼狽える彼に目を細めて。
寂しい、という表現から彼の夕陽が、どんなものなのか、少しわかったような気がして。
さて、二人で改めて見る太陽はどんな顔なのだろう。]
ぼっちゃま、怖くないですか?
[展望デッキに再び訪れれば。前に来たときに随分怯えていたことを思い出せば、そんな軽口を。
まだ、夕陽という時間には少し早い。]
[ぼっちゃまは夕陽よりも一足早い顔色をしている。
可哀想に、と思う反面、誘ってきたのはあっちだしなあ、とも。
真向かいになる姿勢がなんだか、照れ臭いので。]
うぃ〜
[脇腹をがし、と掴んでこちょこちょ。
アクシデントに備えて採用された仕事なのだから、そんな温いことを言う従者にはお仕置き。]
うひひ。
[反応を楽しむ。
羞恥や情欲、嫉妬などが渦巻く船の中で、くすぐりの反応を楽しむヤクザの娘、ミーネ。
天罰なのか、船の魔力に充てられたのか、定かではないが、それは起こった。]
[ミーネが揺れを察知したのは、むしろ彼が抱きかかって来てからの話。]
[背中から倒れこむ時、奇しくも「あ、落ちたな。」と。高いところでバランスを崩すとどこでもそうなるのが人間の機能であるが。]
[背にどしん、と衝撃を受けてすぐ。にゅ、と胸が潰れるような力を感じる。
愛しい従者の顔を、今度は邪魔な水もなく(正に水いらず)近くに感じる。]
[あー、落ちたら甲板か、海か。
こんなどことも知れない遠い海のもずく…もくづ?になるなんて]
[むにゅん
と柔らかく軽い感触]
[走馬灯ってこういうのか。頭の中をよぎっていく兄弟達の顔、若頭の眉間の皺、頭の声]
[やけに近くに見えるのはお嬢の顔。
ああ、せめてミーネは守らないと、って思って、ぎゅっと抱きしめて]
ダメだけど、いいよ。
[端から見てあおかんしてるカップルに見られたら事、とか、単純に重いとか、理由は色々付けられたけど。
妙に脈拍を感じているのは、自分のものか相手のものか、分からなくて。
自分だけのものだったとき、恥ずかしいから、有耶無耶にしてしまいたい。]
なんか、夕陽向かって日向ぼっこしてるみたい。
[二人してミケ太郎になっちゃったね、なんて軽く笑った**]
/*
ミーネはaaではなさそう
大きく見せる程度にはできそう
aaは寄せるのがまじで不可能だからな
溢れるというよりも取れる心配をしないといけないからな
寝ます!
だから
お嬢を守るために死ぬって時がきたら
そん時は、死ぬな って、言ってくれませんか**
んん?
もふる側じゃなくて、いいのかにゃ?
[なんて、いたずらっぽくくすくすして。
変な気を起こしそうになってるなんて、知らないから。]
[もう少し、と言われてから幾ばくか、うたた寝している時のような、心地よい時に充てられて。
頬に当たる日に熱さすら感じるようになった頃合いで、手を取って立ち上がったことだろう。]
ー 夕焼け ー
[燃えるようなオレンジの海と、影の黒いコントラストが美しくなったころ。
凛として立ち上がる彼に少し気圧されて。]
[自分の家族を鉄砲玉になんてさせる気など元より更々ない。
あくまでも、彼以外の誰に対しても掛ける言葉である。]
[反面、現実として別れを経験したこともあれば、これからもきっとあることだ。わかっている。
彼もそれをわかっている。
彼らは一定の諦観を持って自分に接してくる。「お嬢のためなら死ねる」。何度聞いても釈然としない言葉だった。]
[でも、だからこそ、そんな儚さを持った彼らの、自分に対する羨望も敬愛も、例えそれがキスという形に現れたとしても、受け入れてやるのが筋だと思っていた。
傲慢と言えば、そこまでかも知れないけれど。]
[とにもかくにも。
「死」を前提とした主従関係は、一定の平等性を産んでいた。
だから。]
私のために生きなさい。
死ぬな、なんてわざわざ言わなくても済むくらいに。
[「生」を主張する彼の額に、唇を落とした。**]
よろしい。
じゃ、帰ろっか。
[ヤクザというよりも完全にカタギの結婚式みたいなやり取りだ、と思って。
さて、どうしたものか。考えるのは家に帰った後の事。こっちも意識をしちゃうから。というか、従来の関係性の違いという意味ではむしろこちらの矢印の方が大きく。
うまく取り繕えるか分からないし、なんか露呈したら恥ずかしいし、それ以上にそうなった場合いよいよホントに女の子にされちゃう気がするし、あいつらに女の子にされちゃうくらいなら私がしてあげたいしツェーザルも多分それを望むだろうし私は別にツェーザルが男だから好きな訳じゃないからそう考えたらやっぱ]
ツェー、女の子になる?
[お嬢は、錯乱している*]
あ、そうだ、私の胸触ったんだから、
せめて一発くらい触らせろ〜!
[涙っしゅするツェーザルを笑ダッシュ。
というかやっぱお店行ってんだな。いいけど。]
もぉ!
そんなに怯えてたら、一生、その、デキないじゃん。
[意気揚々と言葉を出したけど流石にちょっと恥ずかしくなっちゃう]
つーか。
……まだまだこの旅続くと思うんだけどなあ〜
何回も同じ部屋で、寝ると思うんだけどな〜……
[果たして彼が家に戻ったあと、女の子になっているのか、それは乞う御期待。*]
/*
という訳で眠ります!
皆さんありがとうございました可愛い可愛い言ってもらえて幸せでした
たゆさんお誘いありがとうございました
またどこかでお会いしましょう
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