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― クリーク砦 ―
…ん。
[>>117まだ気にならない訳ではないが、カークに念押されるとそれ以上は言えず。背中を押されてわかった、と頷くと、後は弓兵>>59らと行動を共にする。
>>58カークの声に耳を傾ける者は居ない。ならばと南、逃走の先は遊牧民らにも僅かながら馴染みのある森だ。覚えのある道は安心を産む。おかげで、そしてカークの様子から混乱は少ないようだった。]
あっ、ねえ!おねがい!
矢をずごし分げで!
[ついでにとばかりに、集まった弓兵から何本か矢を頼み込んでもらうと、いくらか補充できて少しは安心した。
それからようやく壁を降りる。負傷者を背負う者を手伝いながら、壁から少し離れて矢を構える。歩兵が降りきる前に、追撃者が来たなら射落とす為に。]
熊殺しの森の民 サシャは、平原の民 エディ を投票先に選びました。
― クリーク砦・南側外 ―
[歩兵が降りた際には何事も無かった階上も、それが降りた頃から騒がしくなり始める。
窓から頭が見えてては消えて、残った工兵らの様子に弓構えたままはらはらしていたが、歩兵の一人に肩を掴まれぐいと引かれた。]
ぁう。 ……ぅん。
[早く、急げと示されて、後ろ髪を引かれつつも言われた通り、遅れて森へと逃げる一団の中を走る。
途中振り返り、砦を見上げると>>140最後に降りてくる工兵、カークの姿が見えた。]
っ…!
[慌てて足を止めて、援護すべく矢を放ち牽制はしたものの、ロープは壁の向こう側に繋がっている為援護としては不十分か。
切り落とすのは得意なのに。そんな事を思いながら少ない矢を窓の中に撃ちこんだ*]
/*
渋滞!>チャールズメモ
どうしようかとそわそわしてるだけなので、むしろカークすまないである…。
凄く待ってもらっている気がしてならない。
/*
おそようございますエディ…(ほろ
盛大に泣いてよいかなぁ。良いよね…。
して改めてキュベルドンの森を見つつ。
ここ法関係ないのかしまったな税金関係ないな…。
まぁ何かしら間接的に税金取られているって可能性はあるだろうけど、もうふんわりでいいかな…。
(これそう、よかった)
[>>184無事に地に着いたのを確認すると、早くと歩兵に手を引かれるようにしながら走った。何度か振り返り、その目で砦の様子を可能な限り焼き付ける。もうカークが何処にいるのか、知れない位置まで離れていた。
森へ、人の間を駆けて走り広めながら、サシャは森へと駆けた。これから多くの人間が森に押し寄せる事を、森の民の皆に知らせなければと。]
― キュベルドンの森 ―
[キュベルドンの森へ入ると、サシャは勝手知った森の中を駆け抜けた。ほとんど遊牧民で構成された兵らの行軍速度よりは、一人駆け抜ける方が早い。この辺りは森の民にとって庭に等しいのだから。
影濃い森の中を駆け抜けながら、見覚えのある小川を越え、樹の枝を使い遠くに飛ぶ。野生動物のように走り抜けた先にようやく、人の影を見つけた。見覚えのある森の民の一人。
その奥にも、何人もの民が>>1:463木を切り倒しているのが見えた。音も大きく響いていただろうが、聞こえない中見つけたのは幸いだったか。]
おじざん!!
[一番近くにいた男に駆けよりながら、問われる前に砦の事を伝える。]
砦のへーが、こっじ来る、
うん、砦は抜げられた。
追っては……来でないと思うげど。
[背後の様子は可能な限りしか見ていないが、こちらに伸びていないように見えた。食いついた者がいたら食われただろうが、そうでない者たちはおそらく無事だ。]
クヌギ洞のどこがら、皆来でる。
迎えに行がないと。
[森慣れしていない草原の同胞が迷ってしまわないように。その声に応えて、何人かが手を止め、迷わないよう入口へと向かってゆく*]
/*
わ、うわ…
なんかすごい、いやガートさんもツェーザルも凄かったけど、クロイツさんのは何かすごいつぼにきてる…(ぶわ
これはくる…。
― 12の頃、遠い昔 ―
知りだいがら。
えりぃが一番、りぃぐと仲良いじ。
[>>2:226何でと言われたら、真面目な顔でそう返す。サシャにとってクマ事件以来、ディークは特別な存在だった。]
ん…りぃぐには聞きづらぃ。
[大人たちから3つ離れた彼の人を紹介された時、あの時より間近でみた人を食い入るように見つめていたが、12歳と15歳の差は大きく感じなかなかすぐには打ち解けられなかった。]
[そんなディークとの間に入って、縁を繋げてくれたのはエディだった。なのでエディを質問攻めにしてしまっても仕方ない。
>>2:227直ぐに教えてくれない様子に、焦れたように見上げてエディの言葉を待つと、渋った顔のままだが答えてくれた。
口元に当てた手は読むのに少しだけ邪魔だったが、その言葉な衝撃的で。]
…………りぃぐ、おんなのご?
[爆弾的な発言に、ぽかんと存分に目を丸くした後尋ねたが、すぐその後の表情に>>2:230揶揄われたと知り、むすっとした顔でエディを睨む。]
えりぃのいぢわる。
[突っ伏した頭を掌で何度か叩く。本気ではなかったが、結構力は入っていた。]
ん。
[>>2:231ともあれ教えてくれるのには、気持ちを切り替えるようにして前に座る。長い話になるのは喜ぶことだったが、思った以上にそれは長くて、気付くと日が傾いてしまってった。
エディが語る声は、聞こえていないのに不思議とサシャの耳には音のように届く。遠い昔に残った音が、目で見て再生されているように。だからエディの話は聞きやすかった。]
ん、わがる。
…多分、わがると思う。
[>>2:232成すべき事がある、導く人。それを聞いた時の反応は少し大きかった。
サシャ自身が「きっとあの人だ」と思ったのと同じような感覚。
熊を変えそして―――サシャの望みを叶える人だと。
小さく向けられた誇らしそうな友達の笑みに、頷いてから笑って返した。]
[こんなに話し込んだのは何時ぶりだったろうかと、顎を上げてエディを見上げてしまうようになってから、思う。
まだ子供の領分にいるが確実に性差は現れ始め、あの時のように走り回る事は出来なくなってしまっていて、エディはエディで男の友達と遊ぶことが出来て、大好きな兄が出来ていて――両親は死んで。
変わり過ぎた変化に追いつけず。寂しいと、卑屈になったつもりはないが、常に曇り気味の表情はきっと周囲を気遣わせていて。なのにエディの手すら跳ねつけて。
だからまたこうして繋がった事が嬉しかった。
あの時と同じではないけれど、それでも。]
…ん。
[>>2:237エディの話が終わり、後はサシャが考える事と締められ話は一度終わった。他にと言われると少し考えてから。]
じゃあ、えっど、
…んー、りぃぐの事は良いや。
あとりぃぐと一緒のグマおじざん、
何で剥げでるの?剃っでる?
それから、りぃぐと一緒にいたおじさん
お髭綺麗だったね、皆みだいにボザボザじゃないし
自分でぎれいに、してるのかな?
それから…、それから…
[話しやすい相手に、聞きたい事は次から次へと山のように出てきて、楽しくて、嬉しくて、困らせるくらいに言葉をねだる。
そうして時間は過ぎて行き、慌てて待ち合わせ場所には野イチゴで口を赤くしながら向かったのだった*]
― キュベルドンの森 ―
[手伝いに戻る、と言ったサシャを他の仲間が引っ張って止めた。
薬を塗ったから大丈夫と言っても、ざっくり割れた傷口は見目に良くないらしい。簡単に布でまた巻かれたら、今度こそ片目は見えなくなった。]
ぞんなしなくても良いのに…。
[と愚痴ると馬鹿者と怒られたので諦めて大人しくしておく。
少し力を入れればまた血を流してしまいそうだったが、化膿はしていないからそのうち塞がるだろうとは、包帯巻いてくれた人の弁だ。すぐに薬を塗ったのも良かったのだと。]
[布を巻く前、目の上あたりに触れると痛みを感じてすぐ離した。ほんのり薫る薬の匂いは、森の樹にも草原の風にも似ている、優しい香りだ。自然と口元は綻んだ。]
後で、えりぃにお礼言わないど。
(あんまり話せなかったし。
今度はまた沢山、話せるといいな)
[きっとまた、すぐに会える。
そんな願いが儚く散っていた事に、気づかないまま*]
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