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[アプサラスの警告に、ほんの少し笑みを浮かべた。
自分が覇気を受け止める器でないことは、重々承知している。
自分は、そう。
力を運び導く通路なのだ。
幾本もの光芒が背後から放たれたその時、
自分の身体を駆け抜けていった力を、意思を、覇気を、
その余韻を長くとどめたいと言うように、自分の身体を抱きしめる。]
["あの時"
戦場にあって、全てを見つめていたスヴァローグは、
覇気であれ覇道であれ、全てを呑みこんで力と化した。]
ほらやっぱり。
あなたがあれを実体化させたんですよ。
[頭上に翼広げる
/*
はうあう。眠いと言いつつもう1時だ。
僕も先に休ませてもらうよ。
何かあれば明日にでも。
おやすみ〜**
わぁぁ!!?
ら、ラートリー!
来てしまいましたって、……!
[しれっとした顔で自分とアプサラスに挨拶してる顔を、
指さすくらいの勢いで驚いた。]
[ああびっくりした、と胸を押さえながら二人を見る。
アプサラスとラートリー、二人並んで立つ姿は、とてもしっくりしていた。
きっと、あの船に込めた思いは、ちゃんと届いたんだ。
そう思えば、自然と笑みがこぼれる。]
─── アプサラスさん?
[ふと気づけば、アプサラスの姿がずいぶんと薄くなっていた。
嫌な胸騒ぎも起きるけれど、彼女の言葉には頷く。]
ええ、どうぞ。
あなたを乗せるのなら、こいつも喜ぶでしょう。
[快く了承して、赤絨毯を踏んで昇る彼女を見送り、
共に行くという後輩に頷いて、いくらか後ろに下がる。]
/*
アプサラスは攻撃到達までがんばれー。
今ぜったいシロウのひとが悔しがってるよね。
村に入り損ねて叫んでたから。
もうちょっと村の開始日をわかりやすくアナウンスしておけば良かったなぁ。
少なくとも表記は5日0時じゃなくて4日24時にしておくべきだったと反省する。
───君たちが喜んでくれたとわかっただけでも、
僕がここに来た意味はあったかな。
[自分たちをここへ召喚した「神」の意図は、到底受け入れがたいものだったけれど]
君たちが、もっともっと、
どこまでも飛んで行ってくれることを、願っているよ。
─── 行ってらっしゃい。
[飛び立つ赤竜を、敬礼で見送った。]
/*
ラートリーにお返事書いてる間に、シェットラントが攻撃してた。
うん、お見事。
物理の方が得意なのは…ほら、物理強化魔法使ってるから…!
15+1+3+20+16+12+19+3+18+17=124
おおー。120越したね。
/*
人類の戦史すべてを収めた図書館って、なんか全宇宙のあらゆる知識を詰め込んだ世界図書館みたいだなぁ、なんて思いながら見てたら…
アプサラスがまた消えてるだと…。
[敬礼の姿勢のまま、飛んでいく竜を見送る。
竜が「神」の上空に到達したとき、ページがめくられたように景色が切り替わった。
大地もなく星空もなく、一面の記憶の海に漂っている感覚。
人類の祖先がまだ母なる星にいたときから、あるいはもっと前から、遺伝子に刻み付けられ、受け継がれ、あるいはほかの記憶に埋もれていった戦いの記録が、文字となって周囲を流れ落ちていく。
その中心で赤い薔薇が花開いたとき、全ての文字が動きを止めた。]
[やがて、文字のひとつひとつが漂い出して薔薇の周囲に集まり、もっと大きな薔薇を形作っていく。
ヴァレール王国の近衛艦隊正式砲艦。ひとつひとつの艦形は見知ったものだったけれど、同時にひとつひとつが流れる文字の群れ───記憶の群れでできているのも見えていた。
戦いの中で散っていった数限りない人々の記録。
その思いが集まって、形となっているのだと。
「神」の攻撃をものともせず、赤い薔薇が輝きを増す。
真白な光が「神」を撃ち抜いたその時、
小さな女の子の幻影を、確かに見た。
ただ純粋にひたむきにたたかいの終わりを目指した、
とある女の子の姿を。
その横に寄り添い手を伸ばす、よく似た顔の男の子を。]
[「神」が倒れ、赤薔薇もまた、ほろほろと散っていく。
薔薇を形作っていたものたちが再び文字に戻って流れ消えゆき、
だんだんとそれもまばらになっていき、
最後に、ただ一行が流れ落ちて、
─── 終わった。]
[村のベンチに座り込んでぼんやりと物思いにふけっていると、空から声が降ってきた。]
あ。ハンス。
…え?
[いきなりの宣言に驚いて目を瞬かせ、
それから、うんうんと頷く。]
船を任されたのなら、もう船長じゃないか。
ハンスならなれるよ。
きっと、立派な船乗りにね。
───私みたいな船乗りになったらきっと、
乗組員のみんなに「もっと働け」って怒られるから、
やめておいたほうがいいよ。
[くすり、と笑ってから]
安心できる言葉?
[聞かれて、少し考える。]
… 私にそれが出来ているといいのだけれど、
うん、そうだなぁ。
ハンスはきっと、安心させるよりも勇気づける方が似合うと思うよ。
君は、いつでもとても前向きだから、
君の負けない心、くじけない心をみんなに素直に伝えたら、
きっと、みんなも勇気づけられると思う。
良い船長になれるよう、応援してるよ。
[眩しそうな顔でハンスを眺めて言った。]
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だいぶ灰を書く労力を惜しんでいますが、みんなのロールが眼福で、毎回ころころ転がっていることを告白しておきますね。
あと1時間半を切りましたが、この時間のロールが一番好きです。
そういえば、コミュもあった方がいいのかな。
必要そうなら作っておきましょう。
挨拶は省略です。全員知り合いですし。
でも、国主様と絵師様には、たくさんの感謝を。
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アプサラスが3人!?
と見えてびっくりしたけど、ジュニア3人目かぁ。
おめでとう!
私も、6での心残りをひとつ解消できたように思うよ。
いろいろたくさん、ありがとう。
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