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あっ、……そう、ですが……んっ……
[ 栄養も水も何事も適度が肝心。
しかし羞恥に恥じらう気持ちの方が勝る。
両腕で胸を隠そうとすれば
腕で寄せられたそれが深く谷間を作った。
そんな中与えられる口付けは甘い。
視界を塞がれればより口付けの感覚が
伝わってくる気がして、きゅうと下腹が
切なく熱を帯びた。
花弁が閉じていても、湿り気を伝え始めるほど。
ぞわぞわと滑らかな肌が粟立つ感覚。
彼女の太腿にまたがっているから、
揺すられれば身を竦め、翼がばさりと開かれた。
知らず、その太腿を両脚で締め付ける。
喉が逸らされ、口の端から蜜が溢れた。 ]
あっ、ンン………っ、ふ………
ナニ………っ、あつ、い……?
[ 先ほどの暴虐でも傷みを熱と感じたが、
または捻じ込まれた凶器を熱と感じたが。
今は重なり合った箇所から甘さを覚え、
自分の体の奥底から熱を感じている。
怖い、とは思う。
けれど、目隠しも何も拒絶はしない。
その代わりに唇が離れそうになれば唇を押し付け
おず、と舌先をこちらからも伸ばし
与えられる混じり合った蜜を飲み込む。 ]
……フォンセ……。
[ 伸ばした指先が赤い髪を搦めとる。
見えないのは少し心細い。
けれど口付けは暖かく甘い。
触れて良いと言われて髪に触れて、
嬉しそうに笑みを零してそれを緩く握りしめる。
それにしても、触れて欲しいとそんな風に
願うようになるのだろうか。
下肢に感じる湿り気に不快感はあれど
それが示す意味など知らぬ天使は ]
…………これ、は?
[ 自分の身に何が起きているのかと
不安げに自ら下肢に指先を伸ばした。 ]**
[触れる。
最初は、指先と掌でしているとわかるように。
頬に触れた指の感触は猫にするように顎をくすぐり、首筋を滑り落ちて肩へ
触れるか触れないかの空気の流れ、肌理に綻ぶ温度を寄せていく]
キスが好きなのか
ああ…答えなくても良いよ
[引いてみせれば追い縋り、おずおずと舌先で求めてくる様は稚い雛仔のようで愛らしい。
髪を搦めとる指に微笑んだ気配は伝わったか]
それはお前が見出したリビドー
お前の体が私を受け入れ、私の愛を許しているという証
──触れてごらん
[手を重ね、指を絡めるようにして下着の縁へと伸ばすのを導く。
淡い和毛をまとうふくらみに届かせると、下唇を吸い上げてちゅ、と音を鳴らした]
[薄い肌の下、華奢な鎖骨に熱を灯し、
翼の付け根のやわらかい部分に触を至らせて、敏感なその部分には少し厚く愛撫を施す。
仰け反るように動けば突き出される形になる乳房を手挟んで、色づいた乳嘴に指先を乗せた。
これは両の掌、だけではないと気付くだろうか。
滑らかで少し温度の低い感触は彼女の膝から太腿に絡みつき、慎ましい下着の布地をくぐりぬけて背骨のくぼみへひとつひとつ接吻していく。
下腹に秘された快楽へも一筋は伸びて、潤う花弁から雫を掬い取り、充血した新芽を擽った。
ふれるほどに、体温は混じり]
[蛇が触れ、熱を灯した肌は外気に触れても醒されることなく、鋭敏に息づく。
細くくびれた腰、まるみおびた骨盤の峰を滑った穏やかな触も、すべてが淫蕩な気配を喚び起す。
彼女が声をあげれば口付けで吸い取り、吐息を混ぜて喉奥にまで情を注いだ。
視界だけでなく嗅覚を抑制させたのは、肉欲の汚れを恐れる彼女を触れ合いに集中させるため。
既に陰の気を帯びた下腹には蜜香がこもり、肌に浮いて震える雫にすら色が匂い立つようだった。
顔を半ば覆う目隠しの耳元へ、呪を込めて囁く]
私のアンジェ
私たちは本来、魔力によってその姿を形作られたもの。
人間のように杭と孔に象徴されるものではないと教えてあげよう
…………心を開いて
[胸元を寛げ、肌を重ねれば、撓んだ谷間に汗が伝っていった*]
[ 答えずとも良いと言われても、
問いに対して頬の赤みが強くなったことから
言葉は無くとも答えを返したようなものだろう。
反論したくとも唇が重なれば
くぐもった甘い声とともに反論も消える。
チリチリ、胸の奥側に
微かな火種が甘く燻るのを感じていた。
下着の中、淡い茂みに自らの指が触れる。
その奥側が未知の湿地帯へと変わり行くさまに
そしてその奥の熱さに怯んだよう
指先が強張るものの、与えられた口付けにまた
その強張りもまた緩められてしまうのだ。 ]
んん……っ、ぁ…………ふっ……
[ 触れているのは彼女だけのはずなのに
無数の指先に愛でられているような感覚に
身をよじらせ震わせ、跳ねさせる。
乳嘴に触れれば淡い色のそれは
硬くしこりを帯びてツンと上を向くと同時、
じんわりとした確かな快楽を天使に教え込んだ。
羽根の付け根を触れられるたびに擽ったくて
その度に翼を震わせ時に広げてしまう。
この淫らな行為を周囲から隠してしまうかの様。
……この淫蕩な儀式を、
誰の目にも触れさせまいかのよう。 ]
あぁっ! ン、ん……!!
きゃうっ!!
[ 充血し膨れた新芽にぬるりと触れたもの。
甘く鋭い悲鳴と共に背筋をびくりと逸らした。
途端、待ちわびるように花弁が綻んで
その奥底からとろりと蜜が溢れてくる。
下着を濡らし、蛇を濡らし、
たまらずに見えぬ彼女へとしがみついた。
本来ならばこの快楽に怯えるはず。
しかし、触れているのが彼女だけなら。 ]
ふぉん、せ……。
[ 自分で決めた彼女の名を拙い発音で呼んだ。
重ねられた胸元にどきりと胸が高鳴る。
こちらの肌も内側から燻る熱に
汗ばみ湿り気を帯びて艶めき
肌と肌のふれあいの心地よさに
きゅうと眉根を寄せては下腹をそっと撫でた。
あれとは違う。
何故こんなに甘く熱いのか。 ]
フォンセ……全身が、燃えるようです。
熱くて甘くて、融けてしまいそう。
特にここが、切なくて……。
ふぉん、せ………。
[ 指先が彼女を探す。
髪に触れ、そこから辿り頬に触れ。
耳元に触れ、そこからそっと抱きつこう。
下着はもう、蜜を留めるのには
役には立っていないかもしれない。 ]
ン、………。
[ 相手の肩口に顔を埋めたなら、
言葉に出来ぬ思いを告げるように
そこに甘く歯を立てた。
悔しくとも、甘さと愛が心地よくて。
変えられてしまう自分が心地よくて。
せめてもの小さな反抗心。 ]**
そう、融けてしまおう
お前の熱が私にないものをくれる──私の星
[まるい牙が肩口に触れた。
この身に傷つける力をもたないそれは、細波のように痺れをもたらす。
チリ、と首飾りのダイヤが煌めいた]
先ほど触れただろう?
私を求めて、ここは更に変化している
[はしたなく濡れそぼった薄布のあわいへ侵入すれば、慎しみ深くあった秘裂は露含み、淫猥に花開いていた]
[冒涜は滑らかに、性感帯の集中する入り口近くをかき乱して粘液を塗り込める]
……、 痛くはないだろう?
もっと、牙を深く。つかまっていなさい
[そこから与えるのは、押し込まれ貫かれる破瓜ではなく
受肉した体の軛から一時解放する魔法
エーテル体の全身の輪郭が、いちどに闇へと溶け出す感覚。
触れ合わせた肌の境界がなくなり、その下の細胞が沸き立ち
心臓の鼓動までも重なる、天なる交合]
ああ
お前のなかは暖かい
[吐息も肺の裡で二人、混じり合い。
下腹に集う天使の愛の器がひらかれ、きゅうきゅうと鳴いた。
それだけでなく、背骨に沿って全ての神経に蛇の虹色を沁み渡らせ、魂ごと蕩かして官能の器官として咲かせてゆく。
その脳、記憶、感情に至るまでが渾然とし、飛翔し、溺れ、水底へ沈む感覚。
溶けている
溶けていく。
爛熱の中、彼女の胎内へ注ぎこむのは濃密な魔力*]
━ 空中庭園 ━
[天界から遣わされた斥候隊の最後の一羽が魔物の群れに飲まれていくのを眺めていた。
蛇の口元から舌が覗く。
引きちぎられた翼が白い光と散った。
泥濘に沈んだ天使の喉がたてた音は、結界のこちらにまでは届かない]
堕天使の戦い方というのはなかなかに、華があるものだな
……さて、巣に戻るか
[その前にどこか、寄る場所があったような……なんだったか。
長大な金色がとぐろを解いて、するりと動きだした後、転移魔法によって消えた*]
━ スライム風呂 ━
[時間の流れに意味などない。
蛇の瑠璃は、自室の巣を蛇の天使と共に出て、沐浴施設に来ていた]
……
[両腕で抱え運ぶ天使は殆ど裸だった。
透けそうに華奢な肢体には小さな下着と、胸元を隠す幅広の帯布だけ。
そのまま、深い槽に満たされた微温のスライムに踏み込んで浸かった。
一番粘性の低いものを選んだから、鱗の上、天使の翼の間もさらりと流れていく]
私のアンジェ
行きたいところはあるか?
……お前はあまり、他の天使の話も人間たちの話もしないな
他にも天使がいると聴かせても、会いたくはならないか
[胸に抱いたままの天使の頬へ指を添えた。
意識があるのかないのか、天使の反応は乏しい。
それが、彼女の自我が完全に溶け失せる寸前にまで犯したばかりなためなのか
それとも「瘴気病み」なる病が表れてきているものか、いずれにせよ蛇の態度は変わらない]
お前はあまりにか弱いな
消化しきる前に、こうして風呂に漬ければ治るのではと思うのだが
[かぽーん。
下半身だけを蛇に戻して、尾の先でぴたぴたとスライム面を叩いた]
そう。
お前に、私だけの名をつけようと思ったのだけどね
[独り言の口調で囁く。
天使の指を掬い取り、百合の花のようなその関節ひとつ、爪一つへ接吻を]
私たちは一体だが、性格は七つだ。
思考してみてもこれがなかなか決まらないのだよ
真名であるシュテラのままで良いというものが二票
……
私たちの通称の一つを継がせようという思考もある。ガートルードだ
それに、新しく名を編むならば、クレールが良いという思いも二つ
最初に会った赤い角のものを覚えているか?あれは我が名との対を欲する
[聞いていないものとして、だから反応を求めない。
天使の手の甲の骨の形を愛でながら目を細める]
“私”は、ロザリアという名が良いと感じる
私が愛した都の名だ
今は、私はお前だけを愛しているのだからね
……だからお前は死なない
次に訪れる死は、私と共に滅びる時だよ
[天使の下腹を片手でそっと撫でる。
女性らしい柔らかさを与えられた臍下、そこに孕ませた印ごと慈しむかのように**]
[ 秘密の花園を探られれば蜜の擦れるみだらな音。
彼女に捕まれば指先に力がこもってしまう。
身体をひくつかせ、喉を背筋を逸らして
未知なる快楽に解けていく。
自分が確かに変えられていく。
こんな熱も快楽も知らなかったのに。
つい先程までは死を望んでいたというのに。
雌芯にまで蜜を塗り込められさすられれば、
全身に雷撃が走るような鮮烈な快楽に
意識が白く染められて
自ら緩く腰を震わせ内股を戦慄かせ
甘い甘い悲鳴がまた上がる。 ]
ひぁぁ……!
フォンセ、あ、ア、あ……!!!
[ 瞬間、受肉した筈の肉体が解き放たれた。
キラキラと眩く輝く光の粒子に
一瞬何が起こったかとあっけにとられるものの
肉体から解放された粒子同士、
彼女のそれと絡み合い、溶けあっていた。
彼女が、彼女たちが、中に入ってくる。
そんな風に浸食されても、今は何も
恐ろしくはない。
天使としては穢されていると言えるのだろうが、
受肉した身体すら官能を開かれて
そのまま愛を受け止める器と化した天使は
僅か、自ら両脚を広げて彼女に絡みつかせる。
入り口の開かれた花園は喜んで魔力を受け止め
まるで温かな海が胎内に宿ったよう。
とぷり、と溢れ溢れ出しそうなそれを
零してはなるまいと全身を震わせながら
きゅう、と入り口を閉ざそうとした。
ひくり、ひくり。
快楽の余韻に、痙攣めいた震えを返しながら
くたりと彼女に無防備を晒した。 ]
ここに、フォンセがいるのですね……。
フォンセと私、溶けあって、
……ン、でも……。
[ 少しだけ切なげに眉を下げた。
そうしてくい、と彼女を抱き寄せたなら
自ら唇を寄せてまたキスをねだる。
完全には彼女の一部にはなれないのだ。
なれないのなら、より触れ合いたいと。
溶け合いながら、心地よさを深めながら
唇すら溶かし会いたいとしている癖に
それを口にしないのは天使の威厳というより
ただ極上の美酒の如く鮮烈ながら穏やかな快楽に
酔いすぎていただけかもしれない。 ]*
私を感じているお前は、
ああ、美しいな
[余韻に震える体を抱きしめ、白い太腿に伝う花の香気に蛇尾を絡めた]
でも ?
[求めたならば、与えられる。
寄せられた唇をついばみ、味蕾をこすり合せるように濃厚に絡めあった。
彼女の体温を受け入れた蛇の頬は、薔薇を咲かせたように血色が乗る]
まさかこれで終わりだとでも?
まだ、満たされ足りないだろう。私は欲しい
……もう一度
[熟れた双丘に伸びる手。
酔いが醒めぬよう、快楽の余韻に再び波立てる。
彼女の目元を覆う目隠しを解き、あらわになった双眸を覗き込んだ。
一度、二度、七度。幾度も快楽の坩堝へ共に堕ちてゆく。
幾星霜、お前が天の光から生まれるよりもずっと前から
出会える運命が満ちる時を待っていたのだから*]
[鮮度のいいスライムならもっとネトネトグチョグチョを楽しめるよ?
まあでもとろとろの温泉くらいのものも良かろう]
……ああ、体調はどうだ?
[返ってきた反応をおよそ聞き逃しかけていたことに気づいて、瞬き]
ここにも庭園はある
それから……私は地上には出られないが、魔界の一番明るい丘に私たちの園を作ろう
黒い薔薇は嫌いか?
[ゆっくりと彼女の膝を撫で、脚の間に尾を絡ませた]
……ロザリア
ならば、他の首も見せてやらねばならないな
[言ってから少し沈黙した]
言っておくが、雌の形をしているのは私だけ──
──いや、そうだな。
いずれお前の恐怖も、私が与える快楽の記憶で上書きしてしまおう
お前は私たちのものだ
ん?
[異質な音はこの耳にも届いた。
見下ろす視界に映る獣のごとき耳]
……ロザリア、それは私ではない
なんだろうな
[天使の頬に生じた結晶に眉を顰めた。
腰を揺らめかせてしがみついてくる体を支えながら、首に提げたペンダントに手をやる]
ああ。お前を石にする気はないというのに
[淫蕩な熾火を再燃させ、喉と背を逸らし小さく痙攣する天使を見下ろした]
瘴気病みだというなら……だが私そのものが瘴気の塊だ
今更、お前を遠ざける気もない
困ったね
[導かれた胸元、乳房を掴み先端に爪立てる。
なにごとか呟くと蛇の体が変化した。
赫金の髪、鬱金の角を持つ男の形へ
よく似た面差しの、高い鼻梁を彼女の結晶へ寄せる。
小さな絶頂の波を走らせ続ける耳のその尖った毛先に囁いた]
“シュテラ”、お前は選べない
毒をもって毒を制せ、とは魔界の原則でもあるな
[部屋ではベッドの上に折り敷くことはしなかった。彼女の翼が傷まぬように。
スライムで満たされた浴槽においてはもう少し自由が効く。
うねるようにすり寄せられる天使の下肢を掴み、大きく開かせながら体を押した。
仰臥する形も、スライムの弾力がやんわりと受け止めて沈むか沈まないか]
仕方あるまい。いずれ、と言うたが今にしよう
恐れるな
お前を死なせない為だ、シュテラ
[押さえつけられる恐怖の記憶を、性交の体位に抱かれる悦びへ。
熟れきって綻んだ肉の裂け目へ雄の器官を触れさせれば、慄くそこへ一息に肉の杭を埋め込んだ*]
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