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む、
[自分の恰好を顧みる。
礼装でこそないが、ロー・シェンの威信を損なうほどラフでもない。
紫と緑が嫌いとか言われなければ大丈夫だろう。
お護り袋の中身は、黒曜石と山翡翠の羽根と古い銀貨と、ここに来てから見つけた金色の獣毛くらい。]
− ステファンの教室 −
[ともあれ、目下の任務は配達だ。
自転車を使っての運び屋も一時期やってみたことがある。
今は自転車はないけれど、要領は同じだ。
使用人に教えてもらい、「ステファン=リッシュ」に宛てがわれた部屋=教室へ。
何人かの情報が合致したので、間違いはあるまいと思う。
在室中か不在かは訪ねてみないとわからないが──]
ロー・シェンよりの使いで参りました。
[ノックして反応を待つ。*]
ー 試験日の数日前 ー
[明け方。
ロー・シェンとの組み手を終えて、頭から水を浴びて、さっぱりしたところにファミルから声が届いた。]
よ、 寂しくなったのか?
[感情に出さなければ、こっちが何をやっているかはわからないはずと余裕ぶっこいて褌をしめながら、ファミルの問いかけに耳を傾ける。]
狩りの印象?
基本的には獣を獲るのと同じ。
自分の持てる力を総動員して、こいつと勝負して勝つぞって。
ある意味、熊より強いから怖くもあるけどさ、 嬉しかったな。
喜ばせたいもん。
[誰を、の部分は主観につき割愛されているが伝わったかどうか。]
[そういえば、ファミルはロー・シェンにも獲物について尋ねていたな、と思い出した。>>0:401>>0:407]
ファミルは勝負とか言われると、勝ちを譲って身を引くタイプかな?
だとすると、オレの頑張りって理解できないかもしれないけど。
人それぞれだよ、 あわせる必要なんてないさ。
[直に会話していたなら、肩でも叩いていたろう。
だが、念話では限度がある。
ファミルの微睡みに意識を重ねるように、ベッドに潜り込んだ。*]
うん、少しだけ。
[返る快活な声に耳を傾ける。
元より森から狩りをして糧を得る生活をしていたのだろうか、語る声は順調に状況への順応を示しているように感じた。]
……そう、マスターのこと好きなんだね。
[おにいさまと呼んだ彼の満足そうな様子を思い出せば、問うまでもないか、と。
勝負について問われると少しだけ考えるような間を置いて。]
……内容に寄っては。
絶対に譲らない程度には強情。
[重きを置くものが違う気配は、何と無く感じていた。
だからこそ問うことができたともいう。]
教えてくれて、ありがとう。
……私が吸血鬼としての有り様を拒んでも、レトは私の友人でいてくれる?
[自分が往く道をまどろみのなかに浮かべて*]
[椅子と茶菓を勧められても、まずは任務を果たすべく固辞して預かった品を取り出す。]
マスター・ステファン=リッシュご当人様へ、
こちらがお届け物、
それと、この場にて、この書状を読んで聞かせてもらうこと、と指示されております。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。
[任務を果たすことの熱意に加え、書状に何が書かれているのか興味津々な様子は隠さず。]
− 試験の数日前 −
[眠りに引きずられる意識に、子守唄のような優しい音が響む。]
師匠… へへ、
[枕を抱え込んで爪をたてる。]
[自分を強情だと評するファミルに、うん、と頷いた。]
芯があるのは、 大事だ。
友人?
もはや兄弟だろ、 オレら。
[何ものにも変えることができない絆があると、教える。*]
[子猫のような様子の声に、自然口許が緩む。]
……レトが幸せそうで、私も嬉しい。
[ひとであった時と同じように、祝福を紡ぐ。
兄弟、という言葉には、教会に教えられてきた人類皆兄弟、隣人を愛せよというもの以上の絆を感じて、密やかにシーツを握った]
……ありがとう。
闘うよ、私も……私の向き合うべきものと
[レトのそれとは異なるものであれど。
兄弟と言ってくれるひとがいるならば、独りでは無いのだと胸に刻む。
その日の眠りは、とても穏やかだった*]
すぐに戻って、特訓します!
この感覚の冷めないうちに──
[言いさして、すっかり冷めてしまった紅茶と、茶菓を見やる。]
う、 すみません。
お菓子…持ち帰っていいですか。
[へにゃ、と眉尻を下げて訊いた。]
− ステファンの教室 − >>682
[三度、訪問先を驚かせてしまったことを改めて反省しつつ、「できれば保護者が見ているところで」の指摘に大きく了承の意を示す。
彼も、自分の手元にあるチャイルドを見守っていることが如実にわかった。
そして、ステファンは菓子を持ち帰ることを許してくれたばかりか、二つに包ませ持たせる。]
お土産まで、ありがとうございます。
[「できれば感想も」と言われた時には、わずかに怯んだものの──実のところ、吸血鬼となって人の生き血を糧にするようになって以来、人の食べ物の味がよくわからなくなっているのだった──ロー・シェンに協力してもらう明白な口実も用意されたので、きっと大丈夫と、緊張を解く。]
それでは、失礼します。
──良き星の巡りを。
[楽士風に柔らかな身のこなしで一礼し、魔術師の部屋を辞した。**]
上出来だったようだな。
[聞こえてきた声の調子に、首尾を悟る。]
俺ももう戻る。
直接報告を聞こう。
[あとは会ってから。
なにを得たのか知りたいと、期待が滲んだ。]
何事だよぅ。
[深呼吸して、声の出所を探す。
あの感じ、きっと外だ。
だけど、要塞のごとく窓の塗り籠められたこの城館では、外の様子を窺い知ることが難しい。
うろうろするより、ロー・シェンに訊いた方がいいかな、と首を傾げ──]
[まさしくその当人から届いた声に、得体の知れない震えが掻き消えた。]
ん? ん! 報告する!
[「もう戻る」というからには出かけていたのだろうけど、自分の帰りを歓迎しているらしい気配の前には些事。]
ー ロー・シェンの部屋 − >>803
[ずっと待ってたと言わんばかりの喜びを隠しはしない。
引っ張り込むようにロー・シェンを扉の内側に招じ入れたところで──すん、と鼻を鳴らした。
血の匂いがする。
ロー・シェンと別の誰か。]
怪我した?
[負傷箇所を見つけたら、先に風呂場でされたことをなぞろうと考えている。
癒しの効果はなかったかもしれないけれど、気持ちよかったから。]
/*
ステファンの発言、102回を、残り102ptかと空目して愕然としたw
いや、102回でも多いけどw
そしてダーフィトが飴6個全部、相方に投げてる、溺れそうw
[レトの様子は、勢い込んでいるといっていいもので、はしゃぐ仔犬を連想させる。
引っ張り込まれるままに部屋に入ったところで、血の匂いに気づかれた。]
猫に引っかかれた。
[返答が多少おどけたものになったのは、自身も機嫌がいいから。
傷はほとんど痕になっているが、服の肩口が破れていることでそれと知れよう。
レトが見つけて舐めようとするなら、ぴしりと額を指で弾いてやった。]
猫〜? …あう。
[まんまと弾かれた額を覆いながらロー・シェンを見上げ、いつかその熟練猫との勝負を! とか、わかりやすい闘志を燃やしたりしつつ、再度、促される前に、頼まれ事の首尾を報告する。]
マスター・ステファン=リッシュのところへ行って、ちゃんと渡して、読んでもらった。
オレへのレッスン依頼だったんだね。
吸血鬼同士でそういうこともするんだ?
飴玉飛ばす術を見せてもらって、魔術の基本を教えてもらった。
「このように“在る”と意識すること そのように“在れ”と意識すること」
あと、稽古は保護者が見ているところでやれって。
[そこで、じ、とロー・シェンを見つめる。]
あのさ…
マスター・ステファン=リッシュは、「自分を変えるのは一番大変」って言ったけど、
彼は孤独なのかな。
[わかりやすく闘志を燃やすレトを楽しく眺める。
今のレトと本気でやり合ったら、怪我の一つ二つはもらうだろうかと考えつつ。]
そうか。
上等だ。よくやった。
[報告に頷いて、レトの頭を撫でる。]
術だのなんだのは俺も詳しくないからな。
機会を逃す手はない。
[教授を依頼して素直に教えてくれるかという懸念はあったが、要らぬ心配だったようだ。
もっとも依頼に対してどんな反応が返ってきても、なんらかのものをレトが掴んでくるように、という意図で送り出したのだ。]
[魔術の基本については頷くにとどめた。
自身が扱う力は、それこそ理論から入ったものではない。
赤子が立つことを覚えるように、経験と時間によって身につけたもの。
レトには経験を積ませる意味で話を聞かせにやったが、正直に言えば理論は理解が難しい。]
ステファン=リッシュが?
[見つめられ、問われて小さく鼻を鳴らした。]
あれは、眷属の中でも特異な一族だ。
孤独、というならばそうかもしれんな。
他と交わろうとしない変わり者だ。
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