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12人目、辺境伯 ソマリ が参加しました。
辺境伯 ソマリは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― フェストゥング家 自室 ―
[日課の鍛錬を終えて身を清め、普段着であるダマスク織の衣装を身に纏う。
鍛錬時には結わっていた長い髪も、今は櫛を通し後ろへと流したまま。
その姿で尚、腰に剣を差すのは定められた家訓故。
貴族の中では”変わり者”と称される理由がそこにはあった]
───……さて、今日も暇な一日が始まるね。
[ソマリが治める地は国の中心から離れた辺境。
先祖代々からその土地を一族で治め、護ってきた。
その境遇から辺境伯と呼ばれている。
辺境故に訪問者も少なく、鍛錬以外には書物に目を通すなど、時間を持て余す日々を続けていた]
― フェストゥング家 自室 ―
[最近目を通す書物は、ここしばらくに起きた周辺地域の情勢について。
現在進行形で変化する事柄であるため、その記載量はさしたるものではないのだが]
どこもかしこも戦だらけだね。
[目を通しながら呟く言葉はどこか他人事のよう。
実際、現時点では戦火が及んでいないため、他人事と言えば他人事なのだが。
しかし、いつこちらに矛先が向くかは知れない。
辺境とは即ち、国境にも近いと言うことなのだ]
まぁ、戦が起きた方が私の本分を発揮出来るのだけれど。
[小さな笑いは周囲の空気に溶けていく]
― フェストゥング家 自室 ―
────………
[不意に、自室の窓から風が入り込んでくる。
いつもとは違う感じのするそれ。
何が違うかまでは感じ切れぬまま、切れ長の瞳は窓の外を見遣った]
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