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13人目、おじきの娘 ミーネ が参加しました。
おじきの娘 ミーネは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[ミーネは心を躍らせた。豪華絢爛船の旅。
頬を緩ませる食事に、優雅な景色、心地良さすら感じる船の揺れ。
想像するだけでも、心は弾む。無論、若頭の物凄い苦い顔など気付かぬほどに、弾む、弾む。
しかも――]
私、女の子の友達が欲しかったのよね……
[楽しい楽しい船を降りたら「大役」が同性になってるかもしれないというオマケ付き。]
〜港〜
だっさ。
[彼の纏う竜のそれに吐き捨てて。まあ、いつも言ってやってることであるが。
これから行く空間の格式を思案すれば、ドレスコードのことなど考えもするのだが、
「タマ」を失えばこんな服装ができるのも最後かもしれないし、無理に着替えさせるのも殺生かと思う。何か言われてもどうにかなるだろう]
あんまりはしたないことばっか言わないでよね、恥ずかしいじゃん。
[白いワンピースをはためかせながら。もちろん自分もこんな船を見るのは初めてで、視線はずっと上ずっているのだけど。]
ん?
可愛いのは服じゃなくて、私自身でしょ?
[とか言いつつ、指は髪をくるくる。]
[船から目線を外して、一旦辺りを見渡す。少なくとも見知った顔はない。誰か他に人はいただろうか。
こいつめちゃくちゃ力強いな、とか思いながら、示された桟橋の方を見止める。]
ん、じゃあ、行ってみましょうか。
[すたすたすた。重い荷物を持つ彼に手を差し伸べ――ることはもちろんせず、いつもより早い足取りでその入り口へ向かってみる。]
お嬢、たぶん平気だと思うッスけど、中みてくるんでちょっとだけ待っててもらっていースかすいません
[用意されてた部屋はスイーツルームらしい。
廊下にお嬢を立たせるという怒られムーブを起こしながら先に入り。
出航前の港が一望できるバルコニーや窓のカーテンを閉めてまわり、室内の各ドアを開けてから、お嬢を部屋に呼び入れる。
おじきの娘がこの船に乗るっていうのは極秘で、誰にも嗅ぎつけられてはいないはずだったけど。なので当然リラックスした楽しい旅行をお嬢には過ごしてもらえるはずだけど。
お嬢が一人で過ごすだろう客室のチェックくらいは至極真面目にこなす]
[廊下との間の鍵をしっかりかけてから、今度は改めてクローゼットやベッドの下まで安全確認して回る、のだけど]
部屋の中にまた部屋があるとか、もう家じゃねーか!
あっお嬢ーー荷物ここでいースか?うわぁデカっ、ベッドデカっ!ソープかよ
お嬢ーお嬢なんか夢みたいッスねーえっへへへへ
[すごい勢いで、備え付けの大型クローゼットを開けたり閉めたり開けたり閉めたり*]
もぉ、大げさ。
[わざわざ確認などしなくても、あのセキュリティである。そうは言ってもこれが彼の仕事なのだから、仕方ないけど。
片足をとんとんとしながら(それこそ足首をぐねらない程度に)、扉の向こうからの声を待つ]
ねーもう入るよー?
[目立ったリアクションがなければそれが安全の合図と思って、そこそこに入ってしまうのだけど]
ソープと夢を並列にするな。
[チョップ。あながち間違いじゃなさそうなのは、はまりこむ客の情報から何となくわかるけども。]
荷物は適当に、わかるところに置いてくれればいいわ。
で、ツェーザルはどうするの?
[どの部屋で過ごすの?という意味合いを込めて。行き先がないならば、別にこの部屋でも不都合はない。もっともミーネ側の都合だが]
ッあ、すぃやーせん
[失言してたことに気づくのはチョップされてから]
じゃあこのへん置いときますね
……で、
[安全確認を終えた部屋を見回して、]
えーと、お嬢早速船の探検でも行きます?
それか休んだり着替えたりすンなら、俺ドアの外いるんで
[お嬢と同じ空間で寝るなんてとんでもない!
なのだが、何泊もの間、廊下でドアを塞ぎシーサーのごときヤンキー坐りしたまま過ごす方がよほど不都合ということに気づいてない]
探検!
良い響きね……
[わざわざこんないいところに来て休むなんてとんでもない!]
[不都合はない、と思っていたが、着替えだけは確かに不都合だなあ、と言われて気付く。こやつ意外と気が周りよる、なんて。]
カッコはこのままでいいや。
別に汚れてもいいような服だし。
むしろ……
[と思案の表情を浮かべたが、とりあえずこの場では飲み込んで。どうせ今解決できることでもない。]
いいや、いこ!
何があるんだろうね?
っしゃあ!
[一先ず部屋の様子を確認すれば、気合いを入れて飛び出す。
探検、(それはいくら家柄にケチがつこうと)箱入りの女には実に耽美なもので。まして今日は小うるさいのもいない、当たり前である、お供の選定基準のひとつなのだから。]
[さて、どんな冒険をしてやろうか*]
[選択肢が多すぎると選べないのが人間というもので。カジノもレストランも魅力的である。
しかし何よりも素敵なワードが耳へと届けば]
いいね、テッペン。
やっぱヤクザの娘たるものテッペンから目指さないとね。
[お供にとって誤算だったかどうかはともかく、ミーネもまた馬鹿である。]
― 展望デッキ ―
[テッペンからの眺めは一面の大海原。
ではなかった]
たけぇぇぇ、えっ、こえぇ
[両手で手すりにしがみついた。
周囲には港の風景。
少し下、甲板上のプールやジャグジーも見下ろせるが出航直前の今は使っている人はほとんどいない]
あー、船が動くとこ、こっから見えそうッスねぇ
……
[高い。海面が遙か下、船というよりビルの屋上のよう]
……こ、わくないッスかお嬢ぅぅ
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