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7人目、翻訳者 アリーセ が参加しました。
翻訳者 アリーセは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
ー自室ー
…ふぅ、こんなところかしら。
[一冊の本の翻訳を終えて、そっと閉じる。翻訳作業はアリーセ自身さほど嫌いではなかったので、気に入った本であれば作業時間外に自室で作業を行うこともあった。]
さてと、今日やるべきことはこれで終わったことだし、少し散歩でもしようかな…?
ここ2日作業ばっかりであまり他の人と話せてない分、誰かと話したいしねぇ…
[そんなことを呟きつつ部屋を出ようとしたその時ーー
保管室の方からだろうか、何か大きい音が聞こえた。]
ー自室→保管室ー
[先程聞こえた音が気になり、保管室に向かう。普段よりも歩調が早くなっているのは、いつもと何かが違う気がする、という漠然とした感覚のせいだった。
保管室の前に着くと、開け放たれたドアの奥から緊迫した空気が感じ取れた。]
あ、あの…何か、あったんですか…?
[少し遠慮がちな声で、その場にいる者に尋ねる。]
[すれ違いざま、フィオンから発せられた言葉で初めて事態を把握する。どこから、どうやって異邦人が来たのか等疑問はいくつも浮かんだが、その場ではただ異邦人が館内にいるという事実に驚くばかりだった。]
…異邦人…ですか。
[自分が口にしたその言葉は、不思議と冷静な物だった。]
武器を持ってる上に、その話だと本の扱いには慣れてなさそうね…
ありがとう、怖かったでしょう…?
ローレルは少し休むといいわ。
私は落ち着いたら地下に向かおうと思う。
[床に座り込み、怯えている様子の後輩の話を聞くと、そっと頭を撫でた。]
…あら、マーティンじゃない。
ふふ、あなたにはstrangerと言った方が伝わるかしら?
面白そうって気持ちはわかるけれど、そんなこと言ってられないかもしれないわよ。異邦人がここに来た、なんてこと、今まで私も聞いたことないわ。
[そう言いつつ、アリーセ自身は異邦人達と友好的にしたいと考えていた。先程から、大して焦りも恐怖も感じないのはそのためだろうか。]
そうね…じゃあローレルは私と一緒に行きましょう。マーティンは、どうする?
[マーティンから返事を貰った後、アリーセは部屋を出た。地下へ向かう途中、見慣れない格好をした人物を見かけると、その者の向かう方向へ。]
…あら、マーティンじゃない。
ふふ、あなたにはstrangerと言った方が伝わるかしら?
面白そうって気持ちはわかるけれど、そんなこと言ってられないかもしれないわよ。異邦人がここに来た、なんてこと、今まで私も聞いたことないわ。
[そう言いつつ、アリーセ自身は異邦人達と友好的にしたいと考えていた。先程から、大して焦りも恐怖も感じないのはそのためだろうか。]
そうね…じゃあローレルは私と一緒に行きましょう。マーティンは、どうする?
[マーティンから返事を貰った後、アリーセは部屋を出た。地下へ向かう途中、見慣れない格好をした人物を見かける。
この方向は、カフェだろうかーー
そんな事を考えつつ、その者の向かう方向へ。]
ー回想 廊下ー
[ローレルと廊下を歩いていると、シメオンとフェリクスの2人を見つけた。異邦人を連れているようだった。]
ええ、おかげさまで無事に終わったわ。午前はありがとうね。
[シメオンにはたまに仕事を手伝ってもらうことがあった。いつかお礼をしなくては、と考えてはいるものの、なかなかその機会は訪れなかった。]
忙しい時とか、手伝えることがあったらいつでも言ってね。
[そんなことを言いながら、カフェの方へついていく。]
ーカフェー
[紅茶を1つだけ頼んで、少しだけ異邦人達から離れた席に座る。話したいのは山々なのだが、少し様子を見てからにしよう、などと考えながら話を聴く。
彼らだけに聞こえたという声、そしてその声は彼らを歓迎していた。また、彼らの言う探し物とは何か…
何か違和感を感じたものの、気のせいだろうと自分に言い聞かせる。]
…あんまり悪い人たちには見えないんだけれど…どうなのかしら。
[彼らを眺めながら、1人、呟く。]
[そろそろ話しかけてみようか…と席を立とうとしたその時、サイレンが鳴り響く。
内容は……自分を含めた7人に、バグ保持者がいる可能性がある、という物だった。]
…なによ、それ。
[自分の名が呼ばれたことよりも、他人を疑わなくてはならないことが何よりも、嫌だった。
他の呼ばれたメンバーを見渡し、一言だけ小さく発した言葉は。]
…信じてるから。
[リュカの声を聞いて、思わず笑ってしまう。]
ねえリュカ、今の放送、貴女も呼ばれてたわよ?
ふふ…ありがとうね。
[緊張と恐怖心が多少は薄れたようで、席から立ち上がると皆が集まっている方へ]
そうねぇ…会議室に呼ばれた人を一度集めるのはいい案かもしれないわね。ここだと他の人の目もある事だし。
[シメオンの呼びかけに賛成するとともに、先程まで私達の事を見つめていた視線を思い出す。]
…さてと。ほとんどみんな同意…ってことでいいかな?
ここでずっと話してても仕方ないし、そろそろ会議室に移動しようと思うのだけれど…どうかしら?
[自分から改めて移動を提案する。そろそろ、周囲の視線が我慢できなくなってきていた。
緊張や戸惑いは未だに消えないが、表には出さず、他の人には気づかれないように振る舞う。]
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