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13人目、天使を騙る者 シメオン が参加しました。
天使を騙る者 シメオンは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
――庭園――
[天使長達が会議場で議論に熱を込めているのとほぼ同刻。
庭園を守るよう佇むグリフォンの像の上に、ふわりと黒衣の影が舞い降りた。
人界における魔道士のような出で立ちに、背には一対の白い翼。
微かに異質な空気を漂わせているが、傍目には「天使」に見えるであろうその容姿。
僅かな間、温度のない瞳で辺りを睥睨してから、双眸を緩やかに伏せた]
「ひと」も「天使」も。
――本当に、愚かしい事です。
[囁くように落された言葉の影で。
口元を隠すよう添えられた手の裏で。
色の薄い唇が、歪に弧を描いて――嗤う]
好きに争われると良いのです。
その方が、私も動きやすくなろうというもの。
[くすくすと、尾を引く笑い声を響かせて。
ゆるりと一歩を踏み出した。
羽ばたきもしないのに、その身は重力がない者のように、石像から緩やかに落下する。
音を立てず、舞い落ちる羽じみた動きで地面につま先をつけた。
身に纏うローブの裾が、ふわりと揺れる]
白き翼を抱きし者達よ。
自らの驕りを悔いるが良い。
[囁きは、誰の耳にも届かずに風に散る。
天使の姿を取りながら、天使とは異なる者が、その悪意でもって、清らかな庭園に一点の曇りを落とした]
[その瞬間だろうか。
噴水の側から、響き渡る盛大な水音>>90
ちら、と視線を流して、数秒微妙な間を保った。
目に入るのは、噴水に突っ込んで濡れ鼠になった青年だ。
身に纏う雰囲気は天使のもの。
ただし――、圧倒されるような神々しさや、神の使いらしい傲慢さの影は見受けられない。
……というか、間抜けな光景である。
天使の間で噴水の水で身を清めるという風習でもない限り、これは正直、目撃したくない類の一幕だ。
見られた方も、見てしまった方もいたたまれないという大惨事である]
貴方、何をなさっているのですか?
[自然、かろうじて脱出した彼>>98へ掛ける問いも微かに強ばる。
おかしい、何故私が罪悪感を感じねばならないのでしょう、と胸元に手を当てて自問した。
流石天界、いきなりこれとは侮れない。
なにか間違えた危機感が芽生える瞬間である]
/*
というわけで、飛び入りでお邪魔させていただきました。
人間嫌いの天使で入ろうかと考えておりましたが、魔物が少なめだったのでこういう形に。
思いっきりノープランです。
設定は、これから練るといたしましょう……!(キリッ!
そう、ですか。
水面が……。
[天界の水面とは自ら近寄ってくるものなのでしょうか。
もちろんそんなわけはないのだが、アレクシスの必死な様子>>111に追求も躊躇われた。
居た堪れない空気に身を浸しながら、歯切れ悪く反芻してみせる]
それは、その。
災難、でしたね。
[続ける言葉も非常にぎこちない。
つい彼を直視しかねて視線を泳がせた。
……魔性の者にも、気まずい瞬間というのはあるのである]
[とはいえ、ここでこうして天使と二人、居た堪れない空気を共有していても仕方ない。
慌てふためくアレクシスを見つめて、気を取り直すように微笑んでみせた。
『天使』らしい、柔らかく穏やかな笑みは、彼の気を緩めようという意図のもの]
でも、お怪我は無いようで幸いです。
……それほどまでに頭を悩ませる問題とは、いったいどのようなものなのですか?
[いかにも彼を気遣う風に、優しく問い掛けた]**
/*
表情を変え忘れて色々と勿体無いことをしている気がします……。
いえ、はじめは設定しているのですが、修正するのに画面を戻すとデフォルトに戻っているという……。
表情、表情……。(忘れないように念じた)
…おにいちゃん…。
[そう。
同じ村の隣の家。オクタヴィアより数年早く生まれ、まるで本当の兄と妹のように親しくしていた男の面影を、彼に感じ取った。
けれど彼は背に翼なんてないし、故郷を襲った悪魔の軍勢の餌食となってしまった筈だ。
一体どういうことだろうか。]
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