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少女 リーザ は 宿屋の女主人 レジーナ に投票した
― 夜中・自室 ―
[レジーナが死んだ。
みんなのお母さんみたいに暖かい存在だったレジーナ。まるで眠るみたいに息を引き取った。
目蓋を閉じる直前に彼女は亡くなった夫の名前を呼んでいた。]
レジーナは……、
オズワルドと会えたのかな。
[女主人は無事にオズワルドのもとへ行けたのだろう。
最後の嬉しそうな微笑みを思い出しては少女は彼女の事が羨ましく思った。]
― 自室の外へ ―
[その夜、少女は考え事をしていた。なので、少女の眠りは浅く、
バリンとガラスが割れる音に少女は直ぐに目が覚めた。
何事かと寝台から抜け出し部屋の外へ出ようとして。]
何の音……?
もしかしたら狼が現れたの?
[ドアノブを掴んだところで狼の仕業ではないかと少女は扉を開けるのを迷ったけれども、
音がしてから暫く経った後に恐る恐る扉を開けて隙間から外を覗いた。
すると、ちょうどヴァルターが談話室を降りようとしてるところで。>>39]
ヴァルター……?
どうしたの、さっきの音は……。
[夜中だというのに宿の中を歩いている村長の姿を不思議に思い、
また先程の音の事もあったので少女は声を掛けるが、返事はなかっただろう。]
/*
頭が頭痛で痛いよう。ちょっとお風呂ってきますね。
もしかしてヴァルターさんシモンが見つけた方が良かった??
見つけない方が良かったならヴァルターはごめんね。
そして死亡フラグを折らないでごめんなさい。
もしもの場合考えたらリーザが死んだ方が良いのかなあ。でもね、ペーターの事を考えると死にたくないんだよね。
でも、今日は何処が落ちるんだろう??
― 翌日・自室 ―
[もしヴァルターが許してくれる様なら怪我の手当をしようと少女はしようとしたかもしれない。
少女は自室に戻り寝台に横になる。その後は何もなく静かな夜だった。
夜が明けて朝が来ても静かなのは変わらなかった。
銀嵐が始まってからというもの、「誰かが死んだ」という不穏な知らせで起きていたものだから、
こうして自然と目が覚めるのは久しぶりだった。]
今日は誰も死んでいない…?
終わった…の?
[窓の外から見えるのは相変わらずの雪景色。
銀嵐は終わっていない。]
― →談話室 ―
[少女は身支度を済ませると談話室へ向った。
難しい話し合いをする為に人の集まる談話室。
今朝はまだ誰もいない。]
まだ、皆は起きてないのかな?
それとも……。
[喉が渇いたと少女は厨房へと歩く。]
― →厨房 ―
[しんと静まった厨房。少女が厨房に顔を出すと何時もレジーナが居た。
皆の為に暖かな食事を用意していた後ろ姿を思い出す。
けれども、もう彼女は居ない。ひとり少女はグラスに水を注ぐ。]
レジーナの料理もう食べれないんだなあ……、
優しい人はみんな死んじゃうんだね。
[余りにも突然死んでしまったものだから、涙もびっくりして出て来なかったけど。
静かな厨房でようやくレジーナに会えない事に実感を抱いた。
水を口に含むと、流し台を背にゆっくりとした動作で床に座り込む。
そう間も置かずに、カタリナが厨房へとやって来て、>>62
カタリナに挨拶をすれば彼女と共に談話室へと戻った。]
[そして、今朝はやけに静かな事にぽつりと感想を零す。]
今日は静かだね……、今日は誰も……んでないのかな、
全て終わったのなら良いのにね。
[けれども、昨夜は処刑を行っていない。
突然容態が急変し、そのまま亡くなってしまったレジーナが人狼でないのなら、
人狼は居る筈なのだ。なのに、今朝が静かなのはどうしてなのだろう。* * ]
[目の前の男が人狼だとは少女は知らない。まさか、自分が天魔であると気付かれているとは思っていない。
ただ、悪い人狼と聞いて、かつてこの村で一緒に過した人達の事を思い出しては切な気に瞳を揺らした。
それも一瞬のこと。ヴァルターにリーザはただの少女の様に無邪気な笑顔をうかべて、]
……うん、ヴァルターが居るって言うなら信じるよ。
それに、その、リズは、ヨアヒムとディーターを"悪い"人狼だとは思ってないもの。
人狼と……、ううん、"人ならざるもの"が皆で仲良く暮らすお伽噺があるなら、
リズはそっちの方が良いな。
[人狼と同じく"人ならざるもの"の願いが少女の口から零れた。*]
― 回想/深夜・談話室 ―
[ヴァルターは振り迎えずに答える。少女から村長の背中しか見えなかったが嬉し気に笑っているのは分かった。
ただ、どうにも化物という言葉の響きが好きになれなかったので、少女は首を振った。>>83]
リーザはね、みんなみんな好きだったよ。
ヨアヒムだってディーターだって、みんなみんな。
リズはこの村が好きだったの。ヴァルターだってそうでしょ?
誰かが怪物だったとしても関係ないよ、…仲良くしたかったな。
[生まれこそは違うが少女はこの村で育ったのだ。
例え種族は違っていたって10年間過して来たこの村と住人が好きだった。]
[どうしてヴァルターが笑っているのか、何故そんなお願いをするのか分からなかった。
ただ少女は昨日のゲルトが好きだから優しくしたいって言っていたのを思い出していた。
>>84]
うん、良いよ。ヴァルターはシモンが好きなの?
早く、銀嵐止むと良いね。全部終われば良いね。
[怪我をしてるらしいヴァルターの事を気にしながらも、
風邪を引くからと村長に促されて素直に部屋に戻るリーザ。
ヴァルターからの頼みにこくりと頷いて了承したが、
部屋に戻ってはたと気が付いた。
きっと、ヴァルターはシモンが好きなんだろう。
でも、それなら、ヴァルターがシモンとお話をすれば良いのに。
どうして自身に頼んだのか分からないまま少女は眠りについた。
ヴァルターが議事録に何を書き込んだのか知らずにいたから。*]
/*
わーん、時間がない。カタリナへのお返事とー
あと、オットーの返事を書いてます><、
いっそげー、いそげー
そういえば今回の落書きをぺたりしときます。
ぺったんとリーザ!他にもあるけど時間ないゃ。
http://www.fastpic.jp/images.php?file=5696793944.png
/*
オットーの返事が間に合いそうにありません。
オットーの作る人形や自分への憎悪?も触れたかったなあ。・・・気になる。ドール好きには気になったので本当は話したかったけど・・・><、
今回は本当に進行への気遣いが出来なくて申し訳ありませんでした。
体力的にも限界が来てたので今日終わるのは助かります。うん、ごめんなさい。
長い間お付き合いして下さった方々は有り難うございました。
[「"ルゥ兄"のひどく慌てた様子が心配だから見て来る」とカタリナが言うのに少女は驚いた様に瞬きはしたが、談話室を出てゲルトの後を追うのを止めはしなかった。
以前は羊飼いはルゥ兄と呼ぶのを躊躇っていたのに。哀しい事や辛い事がいっぱいあった中でも些細ではあるけれどカタリナの其れは良い変化だと少女には思えた。
外では吹雪が吹いている。時折、暖炉の火がぱちぱちと爆ぜる音、ノートのページを捲る音が聴こえて来た。テーブルに置かれたノートを見つめているオットーを少女は見ていた。
何やら呟いてオットーが静かに目蓋を伏せたのと同時に少女は口を開く。]
あのね、オットー。
わたし、オットーの言葉をわたしなりに考えてみたの。
[ごめんなさい、ごめんなさい、と謝る少女を頑なに拒んだオットー。>>4:311
「…あいつの分まで生きて欲しい。」その言葉を少女なりに一生懸命に悩み考えて。]
わたしね、ジムゾンと約束したの。
リーザがひとり勝手に決めちゃったんだけどね、
ひとりぼっちにしないって。ずっと、一緒に居るって。
それにね、わたしは生まれる前に会おうって決めてた人も居るの。
ずっとずっと会いたくって漸く会えたというのにお別れなんて淋し過ぎる。
その人達をわたしはほうっておけない。
それにね、わたし、ペーターに会いたいの。
リーザの我が儘を聞いてくれた優しい聖霊様に。
きっと、ペーターは死ぬのが怖かったと思う。
死にたくなんかなかったと思う、生きたかったと思う。
それなのにリーザを捜しに来てくれたペーターに今直ぐ会いたい。
一杯、ごめんねって言って謝りたい。
沢山、こんなリーザの我が儘に付き合ってくれて有り難うって言いたい。
でもね、でもね、
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