人狼物語−薔薇の下国


389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜

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ウルケル海軍中尉 シロウ


 しつこいねぇ、本当。

[回避。さらに回避。
伸びる手を払うように、身をかわし、副砲にて距離を開かせる。
ダンスと言うには独特な、一定の距離を持った、それの連続。]

(86) 2015/11/15(Sun) 18:06:17

ウルケル海軍中尉 シロウ

 ――来るぞ。
 構えとけよ!

[声よりも艦の動きの方が早かった。なんらかの合図を持って、水雷艇が迫り来る。
速度の落ちた一艇には副砲の連撃。落ちたか――動きを阻害できたかは判断できぬが、距離は開いた。
同時に、回避行動。回頭し、距離を取り、危険部位を守る。
1はずれた――2、と。

水雷艇の機動に船尾が残る。]

(87) 2015/11/15(Sun) 18:06:42

ウルケル海軍中尉 シロウ

[奇しくも、最初の遭遇戦において、かの水雷艇の攻撃がかすめた場所。>>1:763
ただし、今度は艦が持ち上げられるかと思うほどの衝撃が来た。

男は手に触れるものに掴みかかり、何とか耐え切る。]

 生かせ! 持たせろ!
 この船ならできんだろ!!!

[混乱の声は少なく――逆に、応じる声が吼えた。]

(88) 2015/11/15(Sun) 18:07:21

ウルケル海軍中尉 シロウ

[外から見た風景は、また奇妙なものだったろう。

船尾に水雷を喰らい、確かに浸水、破損をしたナハティガルは、バランスを取る為に大きく舵を切った。
そして、舵を切り終わると同時に、バランスを“保った”。

そのまま、加速。速度は一切落ちていない。

反撃と己を狙った水雷艇への攻撃を行い、走る。“鉄門”へと向かう残水雷艇の前へと横切るように動く。
副砲、主砲合わせて、総射撃。

撃沈と言う最悪の“死神”を追い払い、ナハティガルはいまだ海上にあり――次の目標へと動く。

残水雷艇、そして、それが減っているなら、目標は敵巡洋艦だ。]

(89) 2015/11/15(Sun) 18:08:16

ウルケル海軍中尉 シロウ

[ナハティガルの内部では、必死のコントロールが続けられていた。
“口”を開き、内部に海水を招きこむ。浸水したと同量を海水を、バランス取りの為に自ら水密区間へと呼び込んでいた。
他区間へ被害が及ばぬよう、浸水箇所の閉鎖は最初の段階で行われる。

この艦の初陣時から、徹底的に乗組員に叩き込まれた、“沈まぬための”手法だ。

海水と言う枷にて落ちた速度は、心臓部に送られる燃料によっての加速で維持される。]

(90) 2015/11/15(Sun) 18:08:49

ウルケル海軍中尉 シロウ

 どれぐらい行けんだよ、これ。

[ようやくの様子で男は艦長に問うた。
艦長の返答は淡々としたものだ。
「あたり場所にもよるがあと一発が分かれ目だな」と。]

 あ、なに? あと一発耐え切れんの?
 すげーな、それ。

[沈まぬように。それを望まれた艦は、いまだ内部にそのための仕組みを抱える。]

 その前に、機関部が持たねぇかな。

[“心臓”はいまだ加速が行われている。水圧により内部の圧は上がっている。そのバランスが狂えば、艦は爆発する。
ナハティガルを生かす為に、乗員たちは必死の作業を行い続ける。]

(91) 2015/11/15(Sun) 18:09:23

ウルケル海軍中尉 シロウ

 やべぇと思ったら連絡寄越せ。
 その時はナハティガルを停止させる。
 
 俺はこの艦も此処にいる奴らも殺す気ねぇよ。

[「それなら火薬も捨てるぞ」と誘爆を案じる艦長の声に、けけと男が笑う。]

 動けなくなっても撃てるだろ。勿体ねぇよ。

 ――ま、まだ止まらんでイイだろ。

 もうちょい行くぞ。

[敵はまだ止まっていないのだから。//]

(92) 2015/11/15(Sun) 18:10:35

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/15(Sun) 18:18:14

【独】 ウルケル海軍中尉 シロウ

/*
しかし、かっこいいな、英雄S。

(-80) 2015/11/15(Sun) 22:10:29

ウルケル海軍中尉 シロウ

-回想/いつかの話、そして-

 そんな感じ。こっちが浸水したら、こっちを閉じてここに海水入れるって言うのができてる。

[ナハティガルの水密区間の説明。]

 話聞けば聞くほどさ。
 あの艦、すげぇよ。
 設計した人、作った人。それから維持して支えてきた人たち。
 関わってきた人たち全部の「守る」って意志が詰まってる。

 天使がついてるとか言われるけどさ、ナハティガルは違うなぁ。
 あの艦、天使に守られてるんじゃねぇわ。

 人に守られてるんだよ。

 その艦を、俺の代で沈める訳にゃいかんよね。*

(139) 2015/11/16(Mon) 00:03:59

ウルケル海軍中尉 シロウ

-戦場西方-

 出てきた。

[後方。控えていた水雷艇母艦が出てくるのが見えた。>>120]

 雷母だって油断すんなよ。
 あれは戦えるぞ。主砲もこっちと変わらんわ。
 速度はちと遅い、かねぇ。

[速度はナハティガルも良い勝負だ。
速度を上げれば、機関部に負荷が掛かる。そのうち動けなくなる。常の速度よりも下げて動かねばならない。]

(140) 2015/11/16(Mon) 00:04:35

ウルケル海軍中尉 シロウ

[相棒位置の巡洋艦に信号を送る。
“どちらかの援護を”と。
“鉄門”を守るも、ナハティガルと共に進むかは自由だと伝える。

“鉄門”前の水雷艇にはいまだ副砲による攻撃が行われているだろう。
敵巡洋艦からの攻撃で、損害が出ている。まだ沈黙はしていないが、先にダメージを受けていた艦はそろそろきついだろう。
もっとも彼らは動かぬままだろうが。 

緩やかに沈みつつある巡洋艦>>121の横を抜ける。水雷艇母艦へと。
既に退避を開始している艦を攻撃する事無く、進み出てきた母艦へと、向かう。]

(141) 2015/11/16(Mon) 00:05:44

ウルケル海軍中尉 シロウ

 …シュヴァルベ?

[味方艦発見>>130の報告は、前を見たまま答える。]

 この距離で信号送れるなら、一個頼むわ。
 水雷の直撃貰ってる。もうちょい持たせるが、いつまで持つか分からん。

[爆発だけは避けたい。そうなれば、この艦は確実に多くの命を犠牲に、死ぬ。]

 そん時は頼む。

[信号が届く距離か分からないが、ナハティガルの状況を伝える信号が送られただろう。]

(142) 2015/11/16(Mon) 00:06:24

ウルケル海軍中尉 シロウ

[そして、ナハティガルは再び前へ。]

 目標、敵雷母。
 なに、この前の戦艦ぐらいだと思えば楽だろ。

[無茶を、と、今この瞬間さえも笑い声が兵たちから返って来る。
それに笑いで答え、男は、いつもの言葉を口にした。]

 行くぞ!

(143) 2015/11/16(Mon) 00:06:59

ウルケル海軍中尉 シロウ

[ナハティガルが進む。水雷艇母艦に向かって。
いつもの速度ではない。
その主砲と副砲がこちらを定めても>>131、全弾を回避しきれるものではない。

主砲が帆柱のひとつに激突する。爆音と艦全体に響く揺れ。甲板で発生する火災に、乗員たちが対応を開始する。
副砲のいくつかが弾かれた。

その間も進む。
大きく回りこむように、主砲、副砲を水雷艇母艦に向ける。

一斉砲撃。]

 削る。脚を止めろ。
 こっから先に行かせないで充分だ。

[砲撃を行いつつすれちがい、そのままさらに距離をとり、船首を返す。
こちらも砲撃を受けつつ、さらに攻撃を返すつもりだ。*]

(144) 2015/11/16(Mon) 00:08:44

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/16(Mon) 00:13:36

【独】 ウルケル海軍中尉 シロウ

/*
戦艦同士の激突、見たかったんだよなぁ。衝角突撃後の戦(わくわく。

(-106) 2015/11/16(Mon) 00:31:24

ウルケル海軍中尉 シロウ

-戦場西方-

[ナハティガルと共に行動していた巡洋艦は、いまだ“鉄門”の傍にあった。

この艦が選んだのは、この場を守る事だった。

一艦、水雷艇の攻撃を受け、崩れるならば、その艦を守る為に位置を取る。
自軍艦の援護にて、崩れた巡洋艦からの退避は進んだろうか。]

(184) 2015/11/16(Mon) 02:01:38

ウルケル海軍中尉 シロウ

 被害は。

[報告を求める。
上がってくる状況は結構笑えるものだ。
笑えるほどぼろぼろだ。速度が落ち、今までの回避行動が行えない。

それでも、船首を返し、再び、水雷艇母艦へと。
母艦はこちらへ進んでくる。]

 来なくても大丈夫。行くって。

[主砲と、数が減ってしまった副砲。
揃えて、出迎える。]

 狙え。
 目標、敵艦、主砲。

[上がってきた、もうひとつの報告。
機関部の異常を訴える声。
さらに、速度を落とす。]

(185) 2015/11/16(Mon) 02:02:41

ウルケル海軍中尉 シロウ

 そろそろこっちも持たん。
 けど、もうちょい踏ん張るぞ。

[戦う力がある艦を進ませる訳には行かない。首都へと向かう水の路。そこでどんな戦闘が行われているか、男は知らない。
それでも“鉄門”がゲオルグの命により残り、そこを食い止めるのを目的とするなら、これは必要なのだ。
食い止める。]

 主砲、副砲。

 撃て!

(186) 2015/11/16(Mon) 02:03:17

ウルケル海軍中尉 シロウ

[敵艦からの射撃。それをかわす動きも精彩を欠いている。
攻撃を目的とし、水雷艇母艦を狙う。
先ほどの主砲の一発は、敵の船腹から甲板まで貫いていた。
もう少し――もう少しだ。
動きを止める。

削る。

敵艦からの攻撃で、こちらも削られている。被害の報告は届いている。
届き続けている。]

(187) 2015/11/16(Mon) 02:04:10

ウルケル海軍中尉 シロウ

[鳥の鳴き声のような異音。圧のバランスが崩れつつある音。艦のあちこちから、響く鳴き声。
それが、限界だった。

危険です、の叫びを受け、男は空を見上げ、ため息。]

 了解。
 ナハティガル、停止。これ以上動くとやべぇわ。
 
 砲台、まだ動けるな?

(189) 2015/11/16(Mon) 02:06:10

ウルケル海軍中尉 シロウ

[敵艦の前、僅かに行っていた回避行動がほぼ消失する。
静かに、静かに。
ナハティガルはその駆動を抑え込む。“心臓”は静まり、最低限の活動を行うだけになる。

浮き砲台状態となったナハティガルは、それでも攻撃は維持。
けれども、敵を食い止める脚は既にない。

が。
攻撃範囲にある限り、攻撃は続行された。*]

(191) 2015/11/16(Mon) 02:07:11

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/16(Mon) 02:09:31

ウルケル海軍中尉 シロウ

 お、い。

 停止、停止だ! 主砲、副砲、止めろ!

[射程の中に入って来た艦を認識するのが一瞬遅れた。
シュヴァルベだ。]

 撃ったか? 撃ってねぇよな、当ててねぇよな?

[近くの海面への着弾を受け、シュヴァルベが揺れるのが見える。]

 あぁ――くそ。

(206) 2015/11/16(Mon) 02:42:06

ウルケル海軍中尉 シロウ

[止まったら頼むと言ったのは男だが、まさか本当にこうやって来てくれるとは思ってなかった。
迷惑かけた、どうするんだ、これ、と。

そして、届いた信号に、息を吐く。]

 待機言われても、もう待機しかできないぜ、うち。

[マストも折れた。完全に浮き船だ。超低速なら移動できるだろうが、他艦に比べるなら子どもの徒歩のような速度だ。

ナハティガルの砲は現在、完全に沈黙。]

(207) 2015/11/16(Mon) 02:42:39

ウルケル海軍中尉 シロウ

[視線、上げて。
水雷艇母艦を見つめる。

彼は今、何を思っているのだろうと。

そこにいるだろう人物を思う。*]

(209) 2015/11/16(Mon) 02:48:15

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/16(Mon) 02:48:53

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/16(Mon) 02:50:55

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/16(Mon) 03:00:14

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/16(Mon) 03:32:34

ウルケル海軍中尉 シロウ

-巡洋艦ナハティガルにて-

[男は右手を伸ばす。手首、巻かれた緑の紐。]

 なぁ、艦長。
 俺の親父の事、知ってたよな。

[もっとも医療の必要な場所で医療を。最前線で治療行為を行い続けた医師。]

 親父は、俺の知っている範囲で、もっとも命を軽んじてる人間だった。


 ――ただし、自分のね。


[己が死ぬことなど少しも恐れていなかった。他者を助ける為なら、自分が犠牲になる事すら喜んだろう。
そしてその父親に育てられた息子も、ごく自然にその心が身についていた。]

(257) 2015/11/16(Mon) 07:35:07

ウルケル海軍中尉 シロウ

 これね、まじないなんだよ。

 昔はまだ大丈夫、戦えるって自分に言い聞かせるまじない。

 今は――ここにも命があるって、ここの命も守らんとならんって言う、自分に言い聞かせるまじないだ。

[緑の紐。ここに命があると示すそれ。
過去、『自分の命も守れ』と言ってくれた人との約束を守る為の、まじない。

約束を破るのだけは、怖かった。]

 しかし、本当、難しいね。
 自分の命を守るのも、人の命を守るのも。

(258) 2015/11/16(Mon) 07:35:37

ウルケル海軍中尉 シロウ

[ふ、と艦長が笑う。

ありがとう、と。

「ナハティガルを守る選択をしてくれてありがとう」と。

爆発するまで戦い続けるという選択肢もあったはずだ。
戦う事を誇りとするなら、それこそ選ぶべきだったのかもしれない。
しかし、それはほぼ確実な死を意味する。
艦と、乗員たちの、死を意味する。]

(259) 2015/11/16(Mon) 07:36:19

ウルケル海軍中尉 シロウ

 守らなきゃならんだろう。
 この艦を守ろうとする奴らの気持ち、俺が殺せねぇっての。

[「ありがとう」と再度の言葉。

「ありがとう、副艦長」と。

艦長の言葉に、男は目を丸くし、噴出すように笑った。]

 今更、副艦長言われても違和感すげぇや。
 いいよ、“先生”で。

 ――俺は、そういうもんだから。

[男は目を細め、口元に笑みを浮かべた。]

(260) 2015/11/16(Mon) 07:38:10

ウルケル海軍中尉 シロウ

[そのまま、男は待っていた。

海は今までの争いが嘘のように静かで。
既に何らかの答えを告げているようにも思えた。

それでも男は待つ事にした。

知らせてくれる声を、待つ事にした。

ナハティガルも何かを待つように、ゆったりとした鼓動のまま、海上にてゆらりと揺れている。*]

(261) 2015/11/16(Mon) 07:41:33

【独】 ウルケル海軍中尉 シロウ

/*
しかし、ゲオルグさんと皇帝陛下の会話かっこよすぎて、朝から参る…。

なんだこれ…。←もえた

(-170) 2015/11/16(Mon) 07:48:21

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