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― 回想/フィオンが現世に戻る前の事 ―
…ば、っっっっっかじゃないの!?
[いい奴だな>>4:+108と言われ、ありったけの呆れ声を兄へぶつける。]
別に誤解を解くために訂正した訳じゃないし、僕は君と血が繋がってるなんて思われたくないから教えただけっていうか、君のそのポジティブさは何なの!?
人間がどうとか、どうでもいいって…君、一回死んでどっかおかしくなったんじゃない…
兄弟しようとか、ほんっと意味わかんないし……。
フン…、どーせ僕が何を言ってもそのムカつくポジティブ思考で曲解するんだから、……勝手にすれば。
[もう怒るのも馬鹿馬鹿しいといった顔でため息をつくと、にゅっと伸びてきた手がエレオノーレの耳を掴んでうにーっと伸ばした。]
―――いててててて?!
何すんだ!っていうか、聞けよ人の話!!!
[兄の自由奔放さに思わずローキック。]
……はぁ…、なんかもう…色々どうでもよくなってきた…。
[つい先程まで殺しあっていた相手と謎の漫才(?)をする事になるなんて夢にも思わず、そんな言葉がぽろりと零れた。]
― 回想・了 ―
― 現在 ―
………。
[襲い来る瘴気。>>+18
それから守るように兄はエレオノーレの肩を抱いて身を低くした。
瘴気特有の不快感に兄は顔を顰めるが、対照的に弟は涼しい顔をしていた。]
…あのさぁ。
忘れてない?瘴気は僕のオハコなんだけど。
まぁ、これは僕が作ったものじゃないから操れはしないんだけどさ。
[やれやれ、と息を吐くとエレオノーレは片手を眼前へと伸ばす。
すると瘴気は兄とエレオノーレを避けるように左右へわかれて流れていった。
完全に受け流す事は出来ていないが、先程に比べればそよ風のようなもの。]
これ以上はちょっと難しいけど、さっきよりはマシでしょ。
…あ。勘違いしないでよ、僕は約束を守ってるだけだから。
[思い出したようにそう付け加えて。]
あっちは…無事か。
ふぅん。さすがにしぶといね。
一人ぐらい消し飛ぶかと思ったけど。
[イェンスとゾフィヤの様子を確認して、呟く。
白虚星と藍骸星に至っては様子を見るまでもない。]
それにしても、こんな面白い事黙ってるなんてバルタザールも人が悪いよね。
…まぁ、何かおかしいとは思ってたけどさ。
[セルウィンが黒い巨人になった事に対して、藍骸星へ口を尖らせた。]
あ。
[巨人の腕が吹き飛ぶ様子に、思わず声をあげる。]
……あーあ、これはちょっと苦しいんじゃない?
新生魔王サマ。
ま、それはそーだけどさ。
隠し事されてたのが癪に障るっていうか。
[笑う白虚星>>+72へ、面白くないと言う様な表情を向ける。]
ああ、意外と頑張ってるよね。
僕も君が腕一本もいだ時にガラクタになったかなーと思ったけど、此処まで動けるとはね。
元がタフなのか、フレデリカの改造がエグいのかはわかんないけど。
[どうなの?とフレデリカに首を傾げてみたり。]
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