情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[腕の腫れは引いたが、残る残滓を治めるのに苦心する。
気持ちのいいことは嫌いではない。
だからこそ、一度感じてしまった毒を、無意識の内に留めようとする身体に、苛立ちを隠さぬまま唇を噛んだ。
与えられた毒を制御する方に意識が向き、警戒を怠ったのもまた不覚。
闇が広がりきってしまう前に逃げ出そうとするも、以前より進みが早く、足に力を込めた先から沈んでしまう]
……そこらの若い連中じゃないのに。
同じ愚を犯すなんて、本当――――雑魚と変わらないわね。
[深くため息をつけば、制御も放棄し床に倒れ伏した。
どうせ獣になってしまえば、自衛本能によって毒の排除も行われる。
これ以上気をかける必要がないと判断し、抵抗することも、その時間もなく、闇に飲まれていった。
囁かれた聞き覚えのある声に、嘲るような笑みを零して]
[たどり着いた先は部屋の一つ。
ゆるりと見回せば、内装の差異はあれど、広さはおよそ変わらぬくらいと思えた。
空より降る声は先程より鮮明で、誰であるかなど目にせずとも明らか]
本当に、失態続きでプライドが引き裂かれそう。
―――存分にお与え下さい。
全て、貴方様の気が済むままに。
[無防備に首を晒し、無抵抗の意を示す。
佳いと褒める言葉には、自嘲的な笑いを浮かべた。
(こんな無様な姿を褒めるとは、加虐趣味な方が多いこと)
覗く舌の赤さに惹かれ、暫く目を離せずにいたが、そんな自分に気付けば意識的に瞼を下ろす。
何が待つのか、考える必要はない。
ただ委ねればいい。
力の差は歴然。万全の状態でないのなら尚更―――――…]
[そうは思うものの、三度も同じ者に蹂躙される事も気に食わない。
(獣に戻ってからの飢餓の抑制に気を遣ってみましょうか。
別に、人の形に捕らわれる必要もないでしょう。
この場に招かれたということは、恐らく"餞別"の対象外だろうから)
そんな細やかな抵抗を思い描きながら、閉じられた瞼に合わせて意識を沈める。
痛みも、快楽も、羞恥も、何も感じないように*]
/*
>アルビンメモ
こちらこそ、ロルの返しがギリギリになって申し訳なかったわ。
どうせならもっと睦言めいた事をしても良かったのだけれど()
そのまま快楽の毒を受け入れるにはエルは歳差がありすぎるので、多少抵抗させていただきました(そして悪化)
/*
関係ないけれどAV(アニマルビデオ)を一つ。
あまりにもあったかそうなので羨ましかったとか。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm25492244
/*
てか、メタると銀狼2なんだよなあ。
多分普通に▼されたか▲で人狼のみ死亡を引いたんじゃないだろか。
だれか護衛成功で狙撃手のみ死亡引いた人いるんかなあ。
/*
しろびんも可愛いのにねぇ。
敗北しちゃうのかあ。
というか、俺が俺で在ることを保つのが嫌になっちゃったのか…
/*
どうでもいいけれど、
R18って可にはなってるが推奨ではない、じゃなかったっけ。
まあ可にしている時点で書かれる可能性は承知の上か。
……気遣いは必要ありません。
求めの程度も推し量れぬ、浅ましい身でありますから。
実際、格下相手に劣る様を見せていれば、私の器も知れようものです。
[気遣いなどとは思っていないが、歯が浮くとも流石に言えず。
どうせこの醜態を楽しんでいるのだろうと思うと、喉まで迫り上がった言葉は、再び内へと戻された。
首を這うものが気持ち悪い。
――気持ちがいい。
傷をつける鋭い痛みが気持ち悪い。
―――気持ちがいい。
視界を自ら奪ったせいで感覚が鋭くなれば、これも失態だと心の内で毒づく。
意識しないようにしていれば、嘲笑うかのように口付けられた]
[顎を持ち上げられ、舌が歯の隙間から押し開こうと侵入する。
御身のままにと告げた手前、阻害するつもりもなく、闖入者を受け入れた。
舌と共に咥内を満たすのは、記憶に残る父よりも尚濃い熟成酒。
気づいた時には既に溢れかえり、嚥下を拒むなど出来よう筈もなかった。
蹂躙を許し、求められるままに応じ、芳醇な香りに酔わされ、薄紅の雫が口の端から零れ伝えば、ようやく開放を得る]
奪うのは強者の権利。
弱者に情けをかけるは、強者の矜持……
奪われるを望む私には過ぎた褒美。
謹んで返上したい所ですが、それもまた、泥を塗るに同じでありましょう。
なれば御身が望むままに――――
[端に零れた水の跡を、指で拭い口へ運ぶ。
忠告には頷き一つ返すに留め、恭しく一礼した。
背を押されて部屋を出れば、振り返る時には戸すらなく。
過ぎる予感は、次の歩で現実となった]
―――――――ッ、ふ
[印が僅かに覚醒し、女の身を蝕む。
拘束にもならぬ痛みだが、それは単なる洗礼のひとつ。
彼の男が残した魔性の毒が、更に女を蝕み、鋭き感覚がそれを助長させる。
たまらず支えを求め、壁に手をつけば、伝わる振動に身体が震えた。
耳が、普段よりも遠き音を捉える。
目が、先々の闇に蠢く者を、照らさずとも映す。
鼻が、既に十分過ぎるほど堪能した同族の鉄錆を、備に拾う。
今の女に研ぎ澄まされた感覚は、自身を苛むものでしかなかった]
ほん、とう…に、余計なもの、ばかり……
………はッ、ぁ…
使いこなせば、便利なもの…だけれど、時間が欲しい、わね……
[殊更酷く感じる痛みと快感に、両の腕を抱き、座り込む。
意図的に慣らすよう、断続的な刺激を腕へと与えながら、治まるまでは立ち上がる事も出来なかった*]
/*
他の元老にご挨拶したいけど、みんなお相手してるから混ざりにいくのはやめとくか。
暫くして上手いこと使いこなせるようになるのもありだな。
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新