情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
………。
あれ。
[寝坊魔である。学部生の時も5限に寝坊することがザラだったこの男は、幽体が意識を持ち始めるのも遅かった]
……し
[ごしごし、と目をこする(正確には仕草をする)]
はて、さて。
冗談は置いとくてして。
[一人でも、誰に見られていなくても茶番を繰り広げられるのがエーヴァルト=リーという男の数少ない長所であった、ついにそれを披露することもなく世を去ることになるとは予想だにしなかったが、もはや仕方ない]
参ったね、まさか本当に死後の世界があるとは。
なんで殺されたとか色々考えたくなっちゃいますね。
[そこは生前の専攻のせいなのだろう、死後の方がよほど勉強熱心であることに後悔先立たずという言葉を思い出し思わず苦笑する]
さて、どこから探りましょうかね――**
こんばんは。あれおはようかな。
フィオンさんとは少なくとも恋フラグ建てたつもりはなかったですwww
せんぱーいみたいな関係になれたらとは思ってましたけども。
さて――
[まずは何をしようか、幽体になったからお約束にNOZOKIから始めるのが乙かしら、などと考え始めたその時、ふっと意識が飛びそうになるのを感じた]
[ああきっと、これが成仏という感覚なのだろうか、だったらばあまりにも短い、あまりにも充実感の無い幽体生活、成仏とは満たされたときに果されるのだという通説を覆す経験である、死にたくない、より成仏したくない、俺はまだ何も見ていない、成仏したくない、そんな思いも空しく意識は途切れる――]
第三段階来ちゃった!!
どこだここ!!
[死後の世界のその後の世界とはなんなのか、それを理解すぎるにはエーヴァルト=リーは若すぎた。]
[まあ現世なんですが]
[そして色々経った後、エーヴァルトは何かと不満を述べていた。
例えば、死を周りに認知してもらってから生き返られれば奇跡の存在として称えられたのに、もう少し待ってくれれば色んな死後の世界を冒険(知的好奇心の赴くまま)出来たのに、なんなら生き返らなければ寝たきり人生を謳歌出来たのに……など]
はあ。
死に損ですね、何というか。
[当時の体験をこう語るだろう*]
え、なに?
これ戻ったんじゃないの?
[なんとここはやはり第三世界だったのか、と思いびっくりしてスノウの方を見る]
[当然彼女が猫だなんて、思ってもないから]
いや……生きてるよ?
あいや、今の話じゃなければちょっとわからないというか……
敵の奇襲なんですかね…………
[奇襲という意味では彼女のタックルも中々それに程近いなと思いつつ、名前を覚えてもらっていることに目を細める]
お、おおう。
[彼女の軽い重み、という表現は矛盾しているだろうが、に少しだけよろける。まだ感覚がアジャストされていないようだ]
なんか、今日は随分元気ですね。
[今日も煮干しは持っていない、まずいな、と顔をしかめる]
え……?
まあ、そういうことなら、いいけど。
[この体“も”という表現に引っ掛かりを覚える、まさか自分と同じように幽体となって後に、間違えて違う体に入ってしまったのでは……などと妄想したり]
とりあえず、帰ろう。
[依然やってみたい衝動に駆られた、首を撫でるという行動を軽く取ってみてから、歩き出す*]
灰は何かすごく言いたいことがあってでも表では言えない、このジレンマを解消せねばお嫁に行けないと思った時にしか使いませんね
と思ったけどそんなことないかも
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新