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―あぁ。
[>>3:264幸せそうに微笑むソマーリュに笑い返し、重ねられた手をそっと握る。]
大丈夫だ。
夢じゃない。
[喉を鳴らして笑い、ステップを踏む。
春の風のように軽やかに。
二人共に、春を迎えられるように祈りながら。
懐かしい曲を愛おしみながら、ソマーリュと呼吸を、動きを合わせる事の心地よさに身を委ねる。
彼と踊る…待ち望んでいたこの時間を慈しむ。
そして、この時が永遠に続けばいいのにと思う。
それならば、自分はずっと彼と共に在れる。]
―は…。
[やがてワルツは終わりを迎え。
呼吸を整えながら、そのままの姿勢で暫しレコードの奏でるオーケストラの余韻を味わう。
上手く踊れただろうか。
少なくとも、あの時よりは出来ていると思うけれど。]
ソマーリュ。
誘ってくれてありがとう。
[するりと握っていた手を離し、彼の背中に手を回す。
拒まれなければ、身体の距離を埋めるようにしっかりと抱きついて。
触れる体温、感じる彼の鼓動。
このまま一つになってしまえばいいのになどと考えながら。]
―…本当に、ありがとう。
[誘ってくれた事を感謝するのは、今この時の事だけではない。**]
― 回想・ダンスホール ―
―お前が先にしたくせに。
[>>186豪奢なシャンデリア。
奥にある上等なものと一目でわかるグランドピアノ。
彼の為に誂えられたような此処で王子に舞いを見せていたのかと思うと、少し嫉妬をしてしまう。]
お前な、よくそういう…。
お望みなら、思いきり抓って差し上げようか?
[眉を少しだけ寄せ、照れ隠しで物騒な事を言いながら。
それでも動きはメロディーに乗せて緩やかに。]
間違えたくなくてそれなりに緊張したし、お前ほど慣れてはいないからな。
[息を整えながら、ふっと柔らかな笑みを向ける。]
[>>187観察されているとは知らず、掌から伝わる熱に愛しさが込み上げてくる。
グランドピアノの側で彼を抱き締めて―…。>>178]
…?
[少しソマーリュの心臓の音が早くなったような気がした。
不思議に思い、背中に回した手はそのままに顔だけを上げた。
自分も、と言われれば無防備な笑みを向けて。]
ん…そうか、良かっ
―…っ。
[返事をする間に背を押され、グランドピアノの広い屋根の上に倒される。
一瞬、目を閉じたがソマーリュが手を添えてくれていたので男は後頭部を打つ事は無く。]
……ン…
[>>188かと思えば、ソマーリュの上体が覆い被さって来て、唇が重なる。
啄むように何度も、落とされるそれに応じながら。
レコードの音の途絶えた部屋にリップ音や身じろぐ音だけが響く。]
…構わない。お前が望んでくれるなら。
[歯が浮くような台詞に頬に熱を集めながらも、相手に擦り寄るように身を寄せて。
ソマーリュの背中に緩く手を回す。―その存在を確かめるように。
唇を舌で割られ、前歯や歯茎を擽られば、誘うように口を薄く開いて咥内へと導こうと。
一度触れ合い始めたら、もっともっと、と望んでしまうのは男の性。**]
/*
抱き着くだけのつもりだったんですが、夕方見たら
Σふぁー?!
ってなったのをここに埋めときます。
ピアノ無事なのかな…。
これオズくん決め打ちでいいんですよね?
やっぱりカレルくんでしたって事ないよね?(ぷるぷる)
[>>192部屋の扉は一応閉じてある。
覗き見するような趣味を持つ輩もいまい。
いたとしても−…]
堂々と、していればいい…。
[角度を変えて深く交わす口づけ。酒の薫りが咥内と吐息に混じる。
自ら迎えた舌が奥へと進められれば、搦め捕ろうと自分の舌を伸ばし。
唇が離れる合間、熱い吐息を吐きながらソマーリュを見上げ、熱を孕んだ瞳を細める。]
…っん…、ぁ…。
[シャツの前を開かれれば、空気に触れた半身を震わせ。
ソマーリュの掌から与えられる刺激に身悶えた。]
[胸の尖りを刺激されれば背を逸らし、甘噛みされた後に解放された唇から上擦った声を上げて。]
…ぅあ…っ。
…馬、鹿…。
[耳に当たる吐息が快楽を生み、男は背をのけ反らせる。
身体など他の相手と何度も重ねたのに、愛する人に与えられる刺激はそれらの何倍も心地好くて。
もっと触れたい、触れられたいという気持ちがどんどん膨れ上がっていく。
耳穴に舌を入りこまされれば、擽ったさの裏にある快楽を知らされて。
首を振って逃れようと。]
…や、め…っ。
− 現在・団欒室 −
…っ…。
[>>180自分を襲えというソマーリュの言葉に胸が張り裂けそうになる。
勝つ事が出来れば、彼と共に未来を紡ぐ事が出来る。
−けれど確実に勝つ方法は既に存在しない。
投票で競り負けたら負けとなる。]
…お前だけの責じゃない…。
見抜けなかった俺も悪いんだ。
[その言葉はソマーリュに届いただろうか。
彼が立ち去る際に茶器が割れる。
ドールが破片を片付けるのをぼんやりと眺めていた。
やがて男は黙って席を立つ。
団欒室でその時を待つ気にはなれなかった。*]
− 現在・自室 −
[やがてたどり着いたのは自室。
寝台に腰掛けて瞑目したが、高鳴る心臓は不安で押し潰されてしまいそうで。]
……。
[どうか、ディークをこの手に掛ける事がないようにと願う。
彼は巻き込まれただけではないか。
実の兄に踏み台にされる事など、あってはならない。]
[男は立ち上がり、机の一番上の引き出しを開ける。
その中には筆記具などが入っていたが、そこから鍵を取り出して。
一番下の引き出しに付けられた鍵を開ける。
そこには見事な彫刻の施された木箱が入っており、その中には一本のダガーが収められていた。
−父の遺品として、男に遺されたものの一つである。
柄に装飾が施されているものの、刀身は鈍く輝いていて実用にも耐える事を窺わせる。]
……。
[男はそれを祈るように握り締めた後に、枕元に忍ばせる。
最悪の事態の場合には、これで…。
無抵抗にやられてやるつもりはない。*]
[>>203胸の飾りにソマーリュの手が触れ、舌が首筋を這う。
鬱血痕が残されれば、そちらに視線をやって幸せそうに微笑み。
首筋から鎖骨に舌を這わせてくるソマーリュの頭に手を伸ばして長い髪の間に指を差し込む。
いつの間にか膨らんでいた粒の事を指摘されれば]
ー…っ。
知らな…っ。
[深紅の瞳に涙を浮かべ、分からないと首を振る。
片足はすんなりとピアノの天板の上に乗り、スラックス越しに中心に与えられる刺激に甘い声を漏らし。
囁かれた言葉には上気した頬に更に赤みが乗り、涙目で「大の男を捕まえて何を」と言いたげな視線を送った。]
[>>206ベルトの留め具が外されて、スラックスの前が寛げられれば、主張し始めたそこはじわりと先走りを滲ませて下着を汚しているのが分かるだろう。]
っァ…。
…、分かった…っ。
[上体を起こされて脱がせて欲しいと求められれば、手を伸ばしてソマーリュの衣服の釦を外そうと。
−けれどその最中も彼からの愛撫は止まらないので、手つきは覚束ない。]
[やがて彼の首筋があらわになれば、白い肌に唇を寄せて吸い上げ、跡を残す。
それを愛おしげに撫でながら、甘えるようにソマーリュの肩口に鼻先を寄せて。]
ソマーリュ、すきだ…。
[離れたくないと、胸が騒ぐ。]
…っば…
ふ、ぁ…っ。
[>>223自分の匂いがする、と言うソマーリュの言葉に耳まで赤くなる。
肉竿を刺激されれば、憎まれ口を叩こうとした口からは喘ぎ声が漏れ。
身体をずらし、自分の雄に鼻を近付けるソマーリュの行動に抵抗する事も出来なかった。
こんなに気恥ずかしい交わりは初めてだ。]
…っ、やってる時くらい、手を止めろよ…っ。
[涙目で睨んだが、欲に染まった瞳では効果を発揮しなかっただろう。
漸く前を寛げさせる事が出来れば、ソマーリュは愛撫を止めてシャツを脱がせるのに協力してくれた。
脱ぎ終われば、抗議するようにかぷりと肩を甘噛みする。]
[>>224頭を撫でられれば目を細め、己の与えた刺激にソマーリュが身体を震わせるのを感じれば、もっと感じさせてやりたいと願う。]
−あぁ。
[肩に鼻先を付けたまま頷く。
触れる場所から、視線から、言葉から、彼の好意が伝わって来る。
その愛情に溺れたい。自分に溺れさせたい。]
…っ、ぁ!
[横を向かされて耳に歯を立てられれば、一際肩を大きく揺らし。
涙滲む顔を相手に向ける。
肉茎の先端に爪を立てられるとぞくりと背筋を快感が走り、じわりと欲望の証が滲んで彼の指を汚したか。]
…?
[>>225不意に世間話のように掛けられた言葉。
男は黙ってそれを聞いていたが、やがて肩を震わせて。]
こんな時にそういう話するなよ…!
[縁起でもない、と噛み付いて背中に爪を立てる。
それでも口づけを求められれば、仕方ないなというように一息ついてそれに応じるだろう。
君が、己が望むだけ。*]
− 自室 −
[何かが叩き付けられるような音と、水が跳ねる音を耳にした。
男は慌てて窓の方に向かい、様子を確認しようとする。
しかし男の部屋からは噴水までは遠い。
嫌な予感がしてイドを飛ばし、まんじりともせずに報告を待った。
やがてイドが持ってきた情報はディークが二階のテラスから噴水に落ちたらしい、というもの。]
…馬鹿野郎…っ。
[それは落ちたディークに対してか、弟を追い詰めたオズワルドに対してか、それとも…。
ディークを引き上げたソマーリュの他にオズワルドが添っているのを知れば、現場に向かう事はせずにふらふらとその場に座り込んだ。
その瞳に光はない。**]
伯爵家・次男 フェリクスが「時間を進める」を選択しました
/*
わーん!
他の人、全然触れられなくてごめんなさい…。
ソマーリュさんは付き合って貰って本当にありがとう&ごめんなさい。
鳩日…。
ソマーリュ…。
[震える声で愛しい人の名前を紡ぐ。
ディークが飛び降りたのをイドを通じて知った。
事故で落ちる筈がない。]
−何でこんな事に…。
…俺は王子が許せないよ。
[男は瞑目し、唇を噛み締める。
滲む深紅はその時だけは苦く感じた。**]
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