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[約束が、と声を上げる間すらない、]
[そこはもはや神の家ではない、]
[そして、此度右手に握るは鉄ではなく血色の矢、]
お前たちは自らの醜悪さによって死ね。
[矢は放たれた瞬間に数条に分かれ、絶望の坩堝と化した堂内に降り注いだ。*]
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くっころプレイ難しいね…
やっていい?本当にやっていい?みたいに様子見しまくってお互いに不満足になるか、
やっちゃってから申し訳なさに「ああああああああ」になるか。
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どんなんだろう…全然見当ついてない。
あーもしかして…って今思ったけど。
だとしたららしいなって思う一方難しいなって。
ブーイングはしないと思うニャー。
作家性ってあるからね。
― 教会・聖堂前 ―
[矢を射掛けるのを止め、聖堂に背を向ける。
片割れと一言も言葉を交わすことなく、対峙する若い騎士を眺めやった。]
[射掛けた矢はすべて、過たず標的を射貫いたと、自信を持って言える。
撃つべきものを撃ち、ひとつとして狙いを外さなかったと。]
[顔を上げ、風の匂いを嗅ぐ。
死にかけた夜のにおい、明け初めた大気のにおいだ。
夜の女神がしずしずと西つ方へ去ろうとしている。見渡せば、星のビーズを散りばめた夜の裳裾が、はや青藍に変わったのが見えた。]
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外だと切り替えが難しいのと、打ち込み苦手なんで文章書けないんですよねえ・・・
ログは読んでます
― 教会・聖堂前 ―
[なす術もなく立ち尽くしていた人々の、足下にあった紅の円が唐突に消え失せた。
騎士と双子の吸血鬼の戦いに魅入っていた者たちも、自分たちが解放されたのに気がついた。
どさりと地面に投げ出されて、石工は失神から目覚めた。
身を起こし、呆然と聖堂を眺める。拳で地面を打ち殴り、号泣し始めた。
ふと、赤子の泣き声がした。
親を探す子供の戸惑う声が聞こえる。]
[石工が涙で濡れた顔を上げた。
赤ん坊の泣き声が近づいてくる。
しばらくして、暗い入り口に人影がぼんやりと浮かんだ。
石工の女房は、何が起こったのかまるで分からないといった顔をして、外に出て来た。赤ん坊を抱きかかえ、幼い子の手を握りしめて。]
[夜明け前の薄闇に夫を見つけた妻は、無事であるのを知って、くしゃくしゃに顔を歪めた。
滂沱の涙を流す石工が妻に駆け寄る。未だ明けぬ空の下で、夫婦は固く抱き合った。
その後ろから、子供たちがぞろぞろと出てきた。彼らは、聖堂内に親の姿がないので、探しに出てきたようだった。]
[がらんとした聖堂の中では、夫を探す妻、恋人の名を呼ぶ若い娘の姿があった。
鋼の矢で打ち壊された聖像と、吹き飛ばされた扉、逃げ惑う人々のせいで倒れた椅子の他は、意外に破壊されていない。
それが、彼女らに「もしかしたら」の思いに縋らせるのだ。
幼子のいる母、孕み女、十二歳未満の子供。
これらだけを綺麗に外し、その他の標的を正確に射抜いたと、誰が気付いただろうか。**]
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出先からポチポチしてました。
リセットかかるらしいから、どうしても夜が明ける前にやっておきたかったんですよね。
これで一応エンド前にやろうと思っていたことが終わったかな。
― 地下墓地に通じる路 ―
[人けのない道をふたり行く。
周囲はだいぶ明るくなり、人間の眼でも遠くまで見通せるほどだ。
あともう少しで街は目覚め、息を吹き返す。喪われた命も蘇る。
それをふたりは知らぬが、仕える公の為すところであれば、何であろうとも当然と受け入れるだろう。]
今からでは間に合うまい。
公にご報告に上がれなくなってしまったな。
[夜明けはすぐそこだ。陽光を防ぐ術のないふたりには、絢爛公の元へはせ参じる時間が足りない。]
どうだろう。そうだとよいが。
[そうこうしているうちに、地下墓地への入り口がある、石造りの小屋が見えてきた。
鍵を抉じ開け、中に入る。ふたりは真っ暗な闇の中を、明かりもつけずに奥へと進んでいった。]
[身を寄せ合い、固く抱き合う。
包み込む闇は、母の胎内に戻ったかのよう。
口接けて乏しくなった血を分け合い、眠りにつく。
――ふたたびひとつに戻る夢を見ながら。**]
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実在の双子さんには申し訳ないが、フィクションとしての二つに分かたれた一つが再び一つに戻りたいと願って行うあれこれは浪漫はある。
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こんにちは。ついに今夜終了ですね。
公にお許しいただいたがで、パソに戻ったら頑張ろうと思います
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>シルキー お疲れさまでした&ありがとうございました。
本当に久しぶりにお会いできて良かったです。
私はもう参加するかも不明な隠居ですが、シルキーの中の人が楽しい人狼生活が送れますようお祈りいたします。
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私もRP村は5年ぶりです。
そう思うとシルキーとの出会いは奇跡のようなものかなーって。
お疲れ様でしたー!!
― 絢爛公の居城 ―
オトヴァルトの子、アデルムンド、推参仕りましてござりまする。
今宵はタルボシュの次第につきましてご報告いたしたく、参上いたしました。
[旅装を解くより報告を優先した双子は、仕える貴き御方の前に深く膝を折って挨拶した。*]
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