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[空中で行われる、対艦、対空の装備を持った複葉機たちの戦いは、いまだ変わらず。>>51
水雷母艦の帆柱>>41を折った爆撃はあるものの、決定打はないようだ。
爆撃班と空戦班に別れ、爆弾が尽きれば水上機母艦へと帰還を行う。>>53
波のように、寄せ、戻り、また寄る。そのように、見えただろうか。
水雷母艦へと一番近い巡洋艦はそちらへ、副砲、時に主砲の攻撃を行う。]
[波、と言えばこちらも。
帝国戦艦を手とした艦隊へ向かうのは、巡洋艦5を主軸とした艦隊である。
戦艦への“壁”を3に減らしたこの艦隊は、小型艦を引きつれ、左右に分かれ、また戻り、戦艦側へ進むと見せかけ、また戻るを繰り返す。
小型艦の網に混じる、水雷艇をその波間に覗かせつつ。
戦艦の動きにあわせ、それを追い続ける柔軟な波。
一艦。もっとも南側に位置していた巡洋艦は、敵艦の攻撃>>13>>14を受け、応戦しようとするものの、着弾を確認し、引き。
僅か、速度が落ちる。
速度の減少は継続。今はまだ、回復する様子は無い。]
[僅かに速度を落としたその巡洋艦を狙う“牙”があるなら、守り手となるのは砲艦、突撃艦の小型艦となる。
寄る水雷艇への砲撃が行われる。
巡洋艦自体は、自分を狙う艦隊の攻撃を避ける方へと専念していた。]
-巡洋艦ナハティガルにて-
[敵戦艦と敵巡洋艦の流れを追い。
巡洋艦同士の数の利で、一体を一艦で抑えるように。
水雷艇の攻撃が止み、その圧が薄れた今。
踏み込む。
タイミングを読むその動きは、やはり水雷艇の発想と近いものがあったろう。
それを巡洋艦にて行う。
共に進むのは、小型艦。水雷艇もその中に混じる網。
狙うは、戦艦。
突撃、開始。*]
-巡洋艦ナハティガルにて-
[見える、と。
戦艦までの進むべき道。]
主砲、行け。
誘え。
今まで溜めてた分、一気に行くぞ!
[主砲、副砲。揃え、一斉射撃。
狙いは――敵艦副砲だ。
並ぶそれを減らす。
既に接近したこちらを、敵戦艦主砲は狙えない。他戦艦もこの距離ならば、戦艦の陰となり、ナハティガルを狙い打つ事は不可能だ。
小型艦。砲艦、突撃艦が進む。
続く砲撃よりも目的は壁だ。
水雷を抱えた、戦艦と比べるなら小さなその艦を、目的の場所へ届ける為の。]
[続く副砲の雨。
本当に気分は水雷艇だ。
ナハティガルへの着弾の報告。
叫ぶ。]
損害小なら突き進むぞ。
逃げてどーすんだよ。
今が機会なんだよ!
[道はある。
見えている。]
[続く副砲の雨。
本当に気分は水雷艇だ。
ナハティガルへの着弾の報告。
叫ぶ。]
損害小なら突き進むぞ。
逃げてどーすんだよ。
今が機会なんだよ!
[道はある。
見えている。]
主砲、続けろ。
当ててやれ!
[ナハティガルの主砲では、戦艦の装甲を貫けるダメージは与えられない。
それでも続く砲撃は、戦艦の装備を叩き、削り、落とし続ける。]
[巡洋艦の陰、小型艦の隙間。
水雷艇はじっと息を潜めるかのように。
再度、ナハティガルは戦艦へと平行に並ぶ。一斉射撃。
敵艦の副砲――破壊されたそれは、先ほどよりは幾分弱い雨になっていたけれど――の連射。
雨を防がれ、此処まで道を作られた水雷艇は、そこで海上を駆け出した。
突撃。
爆音。
敵戦艦の下部、海に沈むその場所へ、空けられた穴。]
足りん。
まだ行くぞ。
[このクラスの戦艦なら、水密区間もかなりの仕組みを組み込んでいるだろう。
突撃は、二度――三度。
続く爆音。
そして、更に重なる。
その間も、ナハティガルは波間を遊び、砲撃を行う。
先ほどよりも甲板上が狙いやすい。]
小型艦に撤退指示を出せ。
沈む。
[見る間に傾いでいくその艦から味方を離し――ナハティガル自身も敵戦艦から退避を行う。
敵副砲はいまだ現役。崩れ落ちながらも、こちらを狙う。その精度は、さきほどまでの雨を思えば、随分と弱いものだったが。
進む浸水。艦の内部は水で満たされているだろう。
移動用の小型艦が戦艦から放たれる小鳥のように、海に散る。
それ以上戦艦を狙う事をせず、ナハティガルはさらに艦に距離を置いた。
戦艦が、沈んでいく。]
――撃沈、確認、と。
[男の声に兵たちから声が上がる。
巡洋艦と小型艦で、戦艦を沈めた、その成果に。]
お前ら、まだ終わってねぇぞ。
ナハティガルの被害状況。まだ走れるか? 走れるよな?
まだ行くぞ。
もう一仕事二仕事はしなきゃ足りねぇわ。
[援軍来るまでは引けない。]
行くぞ。
[自軍巡洋艦と小型艦が網を成す群れへと、ナハティガルは戻る。]
……これ、なのかねぇ。
[相変わらずの独り言。
ゲオルグが見た、タクマの乗っていた艦を救う為だった一線。>>1:524
見えないものが見えているだろう、と、己が評した、それ。>>1:183
男は、此処でようやく、うれしげに笑ったのだ。*]
/*
ん?
あれ、高射砲って20世紀に入ってからじゃなかったっけ…。
出してよかったのか。
描写すればよかった。
-巡洋艦ナハティガルにて-
[ナハティガルは網に戻る。
ここまでの機動速度に変わりは無いように思えた。
だが、上がってきた被害状況を知れば、やはりあちらこちらと装甲に被害がある。
現段階では動きに問題は無い。
しかし、累積するダメージは、やはり、厄介だ。]
艦長、調子はどうよ?
[「問題ない」と口元に笑みを浮かべる艦長に、おう、と頷き、新たに入って来る情報を確認する。
敵戦艦に対し、自軍戦艦が砲撃戦を開始したとの事。>>119]
援護に行くぞ。
[敵巡洋艦、水雷艇。
戦艦を狙うだろう相手に対し、攻撃を行う。
全力砲撃を行っているヴァンダーファルケとアードラーを守る。]
…ん?
[もうひとつの報告。
「戦場に自軍複葉機を確認」と。
何のための報告かと思い、その方向を確認する。>>111
違う。自軍後方で控えていた、水上機母艦からの援軍とは思えない。]
――タクマさんか。
[安堵にも近い音を声に乗せて、男は少しだけ力を抜いた。]
艦長、あのさ。
ゲオルグさんとタクマさんが、この戦場にいるって思うと、安心感、すげぇなぁ、これ。
やっぱなぁ。
すげぇよ、あの人たち。
[緩んだ緊張を止めるように、男は自分の両頬を両手で叩いた。]
――よし。
ヴァンダーファルケの援護に回る。
敵巡洋艦、敵水雷艇。
接近させるんじゃねぇぞ。
守り抜くぞ!
[宣言に近い言葉だった。*]
ウルケル海軍中尉 シロウは、帝国軍 中尉 セルウィン を投票先に選びました。
-巡洋艦ナハティガルにて-
[男が舌を打ったのは、味方巡洋艦撃沈の方が届いた時。>>229
攻撃に晒されている報告は受けていたが、手が回らずそのままだった場所だ。]
あー……クソ。
[すまん、と言う言葉は口の中だけで。
唇を噛み締め、次の言葉を吐き出す。]
――ヴァンダーファルケの援護だ。
[帝国戦艦と、ヴァンダーファルケが撃ち合うその場所へと。]
[敵巡洋艦、そして水雷艇を食い止める為に、撃ち合う事、しばし。
帝国艦の動きが変わった。
陣形が変わる。>>254]
……?
[男の知識として、この陣形は対空警戒までで。
確かに空からの攻撃は敵戦艦に被害は及ぼしているようだが、何故、今?]
防御固めてきたのか?
……回避行動に専念してくれ。
正直、よく分からん。
[読む事を意識するものの、まだその真意は読み取れず。
ただ進軍が進んでいるだのだけは、理解した。
男は頭をかいた。
空も海も、どんどん黒を帯びていく。
生まれも育ちもウルケルで、此処の海を見て育った男も、目を細める。]
荒れるかねぇ、これ。
小型艦はまだ行けるな。
水雷艇は無理するんじゃねぇ――と言っても、無理するか、あいつらなら。
ヤバそうなら撤退指示を出す。
[付けたし、再び、状況を読む事に専念する。*]
/*
げすがおwwwwwwwwwwww
とりあえず俺はちょいとおとなしくしつつ、状況動いたら動こう(おとなしく正座。
個人的に他の人たちの戦が見たいと言うのもある。
/*
メモ見てるだけで面白い。
セルウィンとシュテの勝負どういう展開になるんだろうなと見てる横で、メモで噴くの繰り返してる。
-巡洋艦ナハティガルにて-
[信号弾を確認。
どうやら、旗艦は真っ向勝負を選んだようだ。>>314
くつり、と男は笑う。]
やっぱりいいな、って思っただけだよ。
[不思議そうな顔の兵に答える。]
ヴァンダーファルケの援護続行。
この波だ。敵さんの水雷艇もそんな持たねぇよ。
俺たちは巡洋艦を抑えに行く。旗艦の邪魔させんな。
[ヴァンダーファルケの付近を、帝国巡洋艦を威嚇するように動く。]
[敵の陣形の変化――進み出た二艦。]
……なんだ、ありゃあ?
[不思議な動きに声が出た。
そして、それ以上の違和感に、ようやく、気づく。]
……主砲……動いてない…?
[敵艦からの撃ち返しが無い事に気付き、声を上げる。]
止めろ。
なんだ? これ――敵さん、何してんだ?
[こちらまでカンテラ灯による通信文は届かない。
何か“異変”が起きていると、ナハティガルはそのままゆるりとその周辺に留まる。
砲だけは構え、だが、撃たれぬ以上は撃てぬと言うように、沈黙。*]
[少し遅れ、敵戦艦からヴァンダーファルケに届けられた信号が男の元にも伝わった。]
は?
会見って。
……戦場のド真ん中でかよ。
[なんだそれ、と。
頭をがりがりと搔き乱し――男が出した結論は。]
ヴァンダーファルケとアードラーに危険が及ばねぇ限り、うちも動かん。
見張ってろ。万が一の動きする敵さんがいたら、攻撃開始だ。
けど、まぁ。
居ないと思うけど。
[帝国に関してあまり知識を持ってない男でも、この状況で卑怯な裏手を使ってくる相手には、あまり感じられずにいた。*]
/*
あー、顔見て死亡確認展開になったんか…。
熱いが、キャラとするとやりきれないだろうなぁ。
あと、シュテルンはどうなったのか、今もすげー気になってる…。
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