情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
青銀 エレオノーレ は 元・神父 アルビン に投票した(ランダム投票)
青銀 エレオノーレ は、碧眼 シルキー を護衛している。
………ふふ、綺麗ね。
貴女に恨みは無いけれど、私の糧になってもらうわ。
[赤に染まる肩を視界に納めれば、薄く笑う。
そのまま体重をかけ、押し倒すように力を込めた。
倒れるようならのしかかり、
踏みとどまれるなら女は腕を引き、距離を取るか]
― 階段・踊り場 ―
あら……抵抗しないの?
てっきりされるものだと身構えたのだけど……
まあ、しないなら無駄に消耗しなくて有難いわ。
[女の背を床へと押し付ければ、起き上がれぬように腰を落とす。
肩には爪を突き立てたまま、露わになる首元に顔を近づけた。
皮膚の下に流れるそれを思えば、自然と喉が鳴る。
逸る気持ちを抑えながら、ゆっくりと牙を突き立てた]
[同族とはいえ、血は血。
奪われ、消耗した生を補うに足りる、格好の馳走。
苦味と共に拡がる甘露に目を細めながら、少しずつ吸い上げてゆく。
縫い止めるように刺した、爪の力は弱めない。
身を焦がす飢餓が幾らか治まれば、吸い上げるのをやめる。
体を満たす力に追加を強請ろうとする本能を、戻る理性で引き止めた。
牙を抜き、傷より僅かに溢れる雫を、惜しむように舌で拭う。
身体を起こした時、視界に入れた女の顔はどんな表情を浮かべていただろう。
いずれにせよ、申し訳無さそうに眉尻を下げ、苦笑とも取れる笑みを滲ませながら、女の身体を開放した]
……ありがとう、助かったわ。
とてもお腹が空いていたの………
急に襲いかかってごめんなさいね?
[指を伝う雫に唇を這わせながら、先程の凶暴さを納めて告げる。
立ち上がる事が出来ぬようなら、手を差し伸べただろう。
無事に立ち上がるのを確認すれば、両の手を組んで]
感謝のついでに教えるけれど――このゲーム、結構面倒そうよ。
と言っても、トラップや謎解きとは別の意味で、だけれど。
[自分のことをは棚に上げながら、くすくすと小さく笑う。
目の前の女が、既に別の者に襲われたと言うことは知る由もない。
けれど自身が今に至る原因を、忠告するべきだと感じていた]
――――常に気を配りなさい。
元老の戯れに巻き込まれないように。……私のみたいにね。
[暗に先程の暴走はそのせいだと告げ、女の側を抜けるように階下へと歩を進める。
名は問われなければ言わない。
たとえ引き止める声が掛かろうとも、気に駆ける事なく背を向けたまま闇へと消えるか*]
/*
私のみたいにねってなんだ。
………メモに起こしてから気に食わなくて書き直すとコレだ。
ヽ(`Д´)ノプンプン
/*
しかし、リアル事情とはいえリエヴルおまたせしてた。
本当、ごめんなさいね。
メモを書く時間くらい貰えればよかったのだけれど…(´・ω・`)、
/*
あ、投票も護衛も自由にって書いてあったので、投票はランダムセットしていく心積りです。
護衛はデフォルトに身を任せます。
青銀 エレオノーレは、ランダム を投票先に選びました。
― 階段 ―
………さて、何処を目指しましょうか。
門はおそらく無意味でしょう。
向かっても構わないけれど、徒労に終わる様が見えるわ。
[気配を探りながら、一段一段、しかと踏みしめ進む。
階下へ辿り着く様子は未だにない。
随分と時間が経ったように思えるが、その実、幾らも経っていないのかもしれない。
時間の流れを曖昧にする城の中で、正確に読み取れる者がいるとすれば、元老の者くらいか]
[石造りの壁を観察しながらも、視界の端に留めるのは襲撃の痕。
既に乾いてこびり付く名残を、口に含み、唾液と熱で融かす。
癒え切れぬ渇きを紛らわすように。
気配と共に刻まれた甘露を、僅かでも長く堪能するように。
舌先で緩く溶かしながら歩を進めれば、階段の様相は螺旋を描き始めた]
全く、居場所が特定できなくなる仕掛けが多いこと。
とは言え城の全てを把握する程、探索できてはいないけれど……
何処まで続くのかしら?
[人差し指に貼り付く名残が形もなくなる頃、螺旋に僅かな変化を感じる。
さて、螺旋は終わりを見せるのか―――――
奇数:廊下へ 偶数:扉の前へ
― →廊下 ―
[螺旋の終わりは、入り込む光によって知れた。
人が二人横に並んでも通れる程度の侵入口から、それより外の光が差し込む。
通り抜ければその先は、少し前にみた廊下と似た通路だった。
後ろを振り返れば、それは尖塔へと昇る為の入り口。
女が本調子なら壁に爪を突き立て滑り降りる事も、獣に変じて駆け下りる事も可能だ。
だが、そもそも最上部へ登らせるつもりなど無かったのか。
再び螺旋階段へと足を踏み出せば、周囲の壁が音を立てて口を閉じ、昇ることは叶わなくなった]
内部の変化も自由自在……
これでは本当に出口があるのかすら怪しいところね。
甘い言葉に惑わされて、人形劇を踊らされているみたい。
―――まるで俎上の魚のようだわ。*
[周囲に気を配りながら、宛もなく進む。
血の匂いで、物音で、他者の存在を感じ取りながらも、
己のように血を求め、彷徨う者がいる可能性を考えると接触を避けてしまう]
自力で、と言うのは……他者と協力した場合どうなのかしら。
交渉も自分の力に含まれるなら、考えなくもないのだけれど……
いずれにせよ、優位性が取れないのならば、危険な橋には変わりないわね。
[水面の底に留まる泥のように、満たされぬ飢えはあるものの
凶暴化する同族も、ある程度相手にする事は可能だろう。
だが、一番の脅威に対する対抗策がない。
今の状態で再び元老に襲われようものなら、理性を保つどころか人の形すら保てない]
……無闇に他者を襲って、敵意を向けられるのは面倒ね。
無駄な障害は増やしたくないし……
本当、どうしたらいいかしら。
[道中の部屋を、ひとつひとつ確かめながら考えを巡らせる。
人間が放たれている理由も得心がいき、ピースが少しずつはまるような感覚を覚えるものの、未だに脱出への糸口はもたらされない。
僅かな手がかりを探すように、更にひとつ、探索を進める為に部屋に入れば、微かに香る薔薇の香り]
この香りは……まさか。
[獣の鼻を頼りに出元を探ると、ドレッサーの引き出しに目当ての物を見つける。
薄紅色の液体で満たされた、小さなガラス瓶。
渇きを幾許か癒やす薔薇のエッセンス。
タイミングがタイミングなだけに、他者の思惑が垣間見えるようで気分が悪い。 最も、本当にただの偶然であるかもしれないのだが]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新