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天使長 ジークムント は、天使 エレオノーレ を占った。
天使長 ジークムントは、天使 エレオノーレ を能力(占う)の対象に選びました。
[シグルドの着地(>>2:272)を、厳かに出迎え。
彼の身を焼く――いや、焼いていない――炎を双眸に捉え。]
なるほど。
……シグルド。そこをしばし動くな。
[力強く、腕を薙ぐように動かせば、彼の身を包む炎は綺麗に吹き飛んだ。
それから、無作法を承知で窓から彼を招き入れ、しっかと窓を閉め]
よく戻ってきてくれた、シグルドよ。
知ってはおろうが、天界全体に何かが起きておるようだ。
シグルド自身も感じ取ったのではないかと思うが……
[じっ、とシグルドを睨むように見る]
聞かせてくれ、シグルドよ。貴殿は外で、何を見た?
[黙してシグルドの話を聞く。
シグルドが危機から戻ってきたことには少なからず安心した様子を見せ。
オクタヴィアとシルキーの話にも上った、狂乱してシルキーに剣を振り下ろすオクタヴィア(>>2:84)の話。
炎に包まれ、果樹園に取り残された彼自身(>>2:187)の話。
幾度も頷き。冷静な表情を崩さぬながらも、少なくとも確実な情報があるということを利用する心積りで]
……なるほど。
貴殿の見てきたもの、よく解った。きっと我らの助けとなろう。
……しかし、どうやら相当な数の同胞が影響を受けているようだな。
我々がその霧に捕まらぬようにしつつ、同胞を救わねばならん、か……
[しばし考え……意を決したように]
……シグルドよ。再度外を飛び回り、どこに異常があるか、私に伝えてはくれぬか。
必要とあらば、私が直接、事態の収束に回ろう。
……頼めるか。
[そう言って、シグルドの応答を待つ**]
[部屋にてシグルドと話していると、部屋の外からのゲルトの声(>>13)]
おお、ゲルトか。よく来てくれた。
開いている、入りたまえ。
[そう言ってゲルトを招き入れる**]
[シグルドの承諾(>>35)にこちらも頷きを返し。]
頼んだぞ、シグルドよ。
それと――貴殿自身が霧に巻かれぬようにな。
[注意してもしきれない場合もあろうが――とは、あえて言わなかった。
そうして外へ出るシグルドを見送り、ゲルトの問い(>>30)に対し]
ああ、もう大丈夫だ。心配を掛けたようですまぬな。
……ただ、外で多くの天使が動いているのも良し悪し……!!
[ここまで話すとはっとした表情を見せ]
しまった。
部下が私を探しているやも知れぬ。
こうしている場合ではないな……彼らが私を探すとすれば……執務室か。
ゲルト。参るぞ。
[そう言い。ゲルトが承諾するならば、ゲルトを連れて移動する]
―執務室前へ移動―
―天使長執務室前―
[訪れてみると、どうやら自分を探しているらしい、信頼できる部下の姿(>>12 >>14)]
ウェルシュか!
すまぬ、探されていたようだな!
[不在にしていたことを彼に詫び、ウェルシュの姿をざっと上から下まで眺め]
何か私に用事があったようだが……
今外で起きている、様々な異常事態に関することか。
そなたが無事なのは不幸中の幸いだが……
[ここで言葉を切り、ウェルシュに発言の続きを促すように]
何にせよ、用件を。
[ウェルシュの報告(>>60)を真剣な様子で、幾度も頷いて聞き。
普段よりも僅かに早い口調で、こちらも自分の得た情報をウェルシュに伝える]
うむ。貴殿の報告、確かに聞き届けた。
私の知る限りでも、シルキー殿やゲルト、世話係のオクタヴィア、我が分身シグルドまでもが影響を受けた。
[ちら、と傍らのゲルトを見やり]
並の天使達も多数影響を受けているであろうとは思っていたが……やはりか。
[あえて自らのことについては触れずに。泉への道を封鎖した、その判断を評価する]
そうか。ウェルシュ、よくやってくれた。
貴殿らの活躍もあり、事態は収束しつつあるやもしれぬな。
なれば……
[斜め上を向き、どこかのシグルドに指示を伝える]
シグルド、聞こえるか!指示を変更する!
大半の者はすでに避難を済ませている!霧に注意しつつ外を見渡し、逃げ遅れたものを連れ、速やかに宮殿に戻るのだ!
[シグルドへの指示を済ませると、ウェルシュに向き直り]
そうだ、貴殿自身は大丈夫か。
[そう言ってウェルシュの表情をよく見ると……]
……む?目が赤いように見えるが。
それも、霧の影響か?
[他の影響はずいぶんと大きなものが多かった。このような小さい影響もあるのだろうか、と若干訝しげに]
[無事なのか、という問いに重々しく頷き]
うむ。シルキー殿やシグルド、それにオクタヴィアも危ないところではあったが、大事には至っておらぬ。
……ある意味では、現状一番大事に至ったのはゲルトやも知れぬな……
ウェルシュ。……彼女も言うとおり、彼女はゲルト本人だ。
[戸惑いを全く隠せない様子のウェルシュ(>>87)に軽く苦笑し。すぐに真剣な表情に戻り]
……何故か、自然に収まる気配が見られん。
我が力で何とか出来るやもしれぬが、影響が影響なのでな……
下手に手出しして取り返しのつかぬ事態になられても困る故、対処のしようがない、というところだ。
[真剣な口調で。本当に悩んでいる様子で。その後のウェルシュの話(>>80)には]
ふむ。それは災難だったな……我が癒しの力で何とか成るか、やってみるか?
[その後の「修行不足」という言葉(>>80)に、彼にしては珍しくも困ったような笑みを浮かべ……]
……修行不足、か。
[半眼でウェルシュを見つつ、普段見せないような、悪い笑みを返し]
なるほど、ということは私も修行不足ということになるな。やはり精進が足りぬか。
しかしウェルシュよ。知らぬとはいえ、上官である私を愚弄するのは褒められた言動ではないな。
……私の症状については残念ながら特別機密事項だ。教えるわけにはゆかぬ。
[口調こそ普段通りの厳格な口調だが、その言葉は本気半分冗談半分。いずれにせよ、教える気はない様子で]
師兄、 委細承知つかまつりました。
宮殿に向かう者たちを迎え入れる準備をよろしくお願いします。
―天使長執務室前―
[ウェルシュの希望に一つ頷き]
では、試してみるか。
――ウェルシュに宿りし悪しき意思よ。我が声が聞こえるならば、去れ!
[そう力強く呟き、腕を振る。
さて、その効果が出るか出ないか、それはさておき]
うむ。天使長たる私が恥ずべきことだが、油断していたようだ。
反省せねばなるまいな……
[事実そう感じているかのような表情に、ウェルシュの、若干の無理すら感じる擁護と弁明(>>106)。
軽く笑みを見せて答える]
………ウェルシュよ。似合わぬ世辞も弁明も要らぬ。
能天使は多少無骨なくらいで良いのだ。
元より、それに怒る私でも無いことは知っておろう。
……む?どうしたゲルト。
[言い終えてから。ゲルトが耳元でささやく言葉(>>100)を聞き―――]
む?「あの呟き」?一体何のこと……
[そう言いつつ、自分が呟きそうな場面を思い出す(>>2:155)。
今になってみれば思い出せる。確かにあの時自分は、思ったことを自然に口にしてしまったような気がする。とんだ失策もあったものだ。
しかし、誰かの耳に入るような声量でもなかったはず――――
……まて、ゲルトは昔から耳が良い天使ではなかったか(>>1:1)?]
………………………………………………………………
[数秒、硬直と沈黙。
その時。
シグルドからの霊的シグナルを知覚したようで]
……む。シグルドがこちらへ、逃げ遅れた者を連れて移動しているようだ。
話は移動しつつという事にしよう。
[冷静なジークムントとしては極めて珍しく、相当焦っている様子で。
2人を連れて、宮殿の正門の方へ移動し始める]
―執務室前(移動前)―
[ウェルシュに振るった力が期待通りの力を示すのを見れば、うむ、と頷き]
うむ。うまく行ったようだな。
神への感謝を怠るでないぞ。
[満足気に威厳を込めて言う天使長は、本当に天使長らしくもあったが――]
ああ、ウェルシュとゲルトが誘導してくれるというのであれば助かる。
[避難指示も、というウェルシュの言葉には首を振り]
いや、私はシグルドに状況の把握を命じていただけだ。
だが、どうやら殆どの者がもう宮殿に自ら動いているようであったからな。
私は仕上げを命じただけに過ぎぬよ。
ウェルシュのような優秀な者達が、封鎖してくれたのが効いたようだな。
感謝しておるぞ。
[そのような事を話しながら移動していると――]
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