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力の探求者 ウェルシュ は、騎士 ヤコブ を占った。
−イングリッドと−
[>>535ふむふむ、と頷きながら聞く。ともすればあの夢は本当、ということか。むすりと頬を膨らませ、首を傾げていれば頭に影が落ちた。>>537]
…ふーん。ありがとう。
[黙って撫でられる。猫のように気持ち良さげ目を細めればその感覚に擦り寄るような仕草をしてみせた。
懐かしい感覚。よくこうして頭を撫でてもらった、そんな気がして]
−夜・魔軍野営地−
リエヴル・リンドブルム
[呟く。恋人の名のように、憎き人の名のように、他人の名前を]
んー?出陣?はーい
[部下の男に急かされ本陣の方へと向かう。わくわくと期待する気持ちが胸の内、奥底から湧き上がる。この時ばかりはなんとも新鮮で、毎度毎度同じように楽しくなれる]
ぜんいーん!頑張って倒して死のう!
[いつもの部隊の奴らにはこれで十分。後は楽しむだけ。何も考えずに殺す、だけ。]
−カレン東原の戦い・2日目−
ちっ…つまんないー!
[配置にて戦う先に昨日の男の姿はなく。それなりに骨はあるもののつまらぬ闘いについ舌打ちもこぼれるというもの。]
んー、何?テオテオからの?
[そんな折にピリつく男におずおずと近づいてきたのは部下の一人だった。普段なら切っていたかもわからないがその時は手を止め伝令を聞く。>>15どうやらリエヴルは別働隊にいるらしい。しかもそちらに動いていい、と。]
ラッキー。
−戦場−
んー、こうも多いと邪魔だなぁ
[敵味方関係なく障害となるものを倒して行く。だがリエヴル本人のみ本隊に戻ったなど色々な情報が飛び交い、取り敢えずは手当たり次第に殺しまくっていた]
…
[自分でも、何をそこまであの男にと思う。
だが初めて会った時、初めて刃を交わした時に何かを感じた。
それは殺されるかもしれないという期待感。主なそれに隠れるようにちらりと胸を焦がす懐かしい香り]
あーもう、面倒
[また敵を切り捨てる。大振りの斧は刃こぼれで使い物にならなくなり、今は敵から頂戴した長剣を振るっていた。]
−戦場−
あぁー!みーっけ!
[>>168駆けてくる馬と男。その姿を見つければ珍しくごちゃごちゃ考えていた思考も一発で吹っ飛びそちらへ足を向ける。]
あっはははははは!また会ったね、その槍貰いにきたよっ!
[遠くから飛び上がって振りかぶり長剣を黒馬の足元へと投げる。そのまま着地点にいた敵からまた剣を奪えば構えて走った]
−戦場−
…っ!今回は残念だけどうちの大将が君のこと邪魔だと思ってるみたいだからねっ
[>>181一撃避け、二撃目を長剣で弾く。走るのはやめずただ突き進めば馬の足めがけ剣を振るった]
今回はそうさせてもらうよ!
[殺して奪う。そうなれば暫くは槍ブームが来るかもしれない。あまり使ったことのない武器だが使いやすいだろうかなどとどうでもいいことを考えながら取り敢えず馬から引きずり下ろしてやろうともう一撃繰り出した]
−戦場−
うん、うちの魔王様に目をつけられてるんだから凄いんじゃないかなっ!
[>>209翔ける軍馬を追うことはせず男とただ向き合う。>>210仕掛けてくる男に不意をつかれたがそれを諸共せずもった身体能力で済んでのところで避け次の一撃をこちらから繰り出す
身をかがめ出した一撃は敵の足を捉えたかどうか。距離を取りもう一度構え直す]
楽しいなぁ、リエヴル・リンドブルム!今度は殺す!意地でも、殺す!
[内容に合わず笑みをもって言葉を紡ぐ。楽しげに剣を弾きながらその距離を詰めていった]
−戦場−
[お互いの息遣いが戦場に響く。鳴り響く刃の弾き合う音。この音にどうしようもなく興奮する。絶頂感を
、覚える]
ははははははっ!もっと!もっと!
[リミッターの外れたそれは人間の動きからどんどん離れていく。そうして思い出すのは初めてのあの日、初めて人を殺した、あの日]
いいねぇ、いいねぇ!リエヴル・リンドブルム!
[自分の一撃を受けてなお立ち上がる男が愛おしい。全身から、心から、高揚感が溢れて止まらない]
− 初めて殺すということを覚えた日−
[赤いそれが広がる。甘くて、美しくて、何にも代え難いそれが流れていく]
兄さん…
[彼はいつでも自分に優しかった。病弱なその身体を引きずって己の頭をよく撫でてそうしていつでも兄であった。
兄の顔は歪む。痛みに、苦しみに、困惑に、恐怖に。
それがとても綺麗だと思った。それと同時に男は知ったのだ
無抵抗の人間を殺したところで対して面白くない、と。]
−現在・戦場−
[懐かしいそれに対する後悔や郷愁はない。あるのはただただ闘争に関する高揚感だけ。]
うぉおおおおおぁぁああああ
[それでも死を求めるのは一種の懺悔か、それとも許されたいからか。その本意は本人ですら理解できぬ、知らぬところにある。だからこそ、だれも理解できない]
−戦場−
…っ!
[>>299一撃が、放たれる。その紋章を背負った、大きな、大きな一撃が。
それはただ美しく、避けることも叶わず己の身を裂く。ただこちらもただやられるだけではなく、突き出した長剣は相手の腹を穿った]
…かっ…!はぁっ!
[ふらつく、手のひらから生がこぼれ落ちる。これが死か、これが、これが…!]
はははははははっ!、ひっ!はっははっはっ…
−兄との思い出−
[兄とは常に共にいた。
兄とは世界の全てだった。
その兄が病に倒れ、自らは何もできずにいた。それが苦しく、辛く、悲しかった]
…にいさま!
[そう叫ぶ少年の声が聞こえる。遠く遠く、もうぼんやりとしか思い出せない声が…]
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