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『兄さん…!聞こえるんだね、良かった…!
……兄さん、本当は話したい事が沢山あるんだけど、時間がないんだ。
”あいつら”が居ない今しかないから…。
僕が今から言う事を…よく聞いて。
それから、…僕がこうして話しかけている事を誰にも言わないで。
この迷宮の中は、常に監視されているから…。 』
『……ありがとう、兄さん。
僕は今、鳥の姿のまま最下層らしきところに閉じ込められてる。
周りは薄暗くてよく見えないけど、…聞こえてきた話だと、…
もうすぐ…魔王の養分に、されちゃうみたい…。
…ううん、僕の事はいいんだ。
それより!兄さん、…フィオンに、気をつけて!
僕は、確かに聞いたんだ。
フィオンも、”あいつら”の仲間だって。 』
『こんな時に、冗談なんて言わないよ!!!
僕だって信じられないし、信じたくない!!
でも、でも…っ…、皆を、兄さんを死なせたくない…。
今、皆を守れるのは…兄さんだけ…。
兄さんだけなんだよ…。 』
『兄さん…、…。
…僕の事が、信じられないならそれでも構わない。
でも、僕の最期のお願いだよ…皆を…守って。』
『…可哀想なカーク。
でももう、だいじょうぶ。
敵はいなくなったね。
君が皆を守った。
君は勇者になれたんだよ。
本物の…勇者に。』
― 地下2階 ―
っく、…っははは!あはははははは!!!
[高らかな笑い声がフロアに響く。
エレオノーレは自分の領域で禍々しい装飾の施された椅子に座し、モニターを眺めていた。
映し出されているのは、地下1階のフロア。
丁度、カークがフィオンの胸元にナイフを突き立てたところ。]
あーあ、おっかしい。
…でも本当に面白いのは、ここからだよね。
[笑いすぎて目元に滲んだ涙を拭い、その手を頭上まで持ち上げると。]
……さぁて、お目覚めの時間だよ。
―――『勇者サマ』。
[ニィイ、と口角を上げて、パチン!と指を鳴らす。
それと同時にカークはエレオノーレの支配から解き放たれるだろう。]
紫忌星 エレオノーレは、剣を背負った少年 フィオン を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
真っ青なカーク最高ですね、ありがとうございます!
そして私絡む人が大分限定されてる気がするけどすいませぬ…手が…まわらなくて…orz
/*
ウッ カーク;;;;;;;;;;;;
そんなカークの過去に胸が苦しくなりながら下衆ロールを書いているこの矛盾(
あーっはっはっはっは!!!!
あの顔!最ッ高だよ、ひーひー。
そりゃショックだよねえ。
大事な大事な幼馴染を自分の手で殺しちゃったんだもんね。
勇者が勇者を殺すなんて傑作だよほんと。
[からからと笑いながら足を組みなおす。]
イェンスがやられちゃったみたいだけど、勇者の一人は死んで。
もう一人の勇者は心がズタズタ。
あとは風使いのババアと人形遣いの女、ボンクラ聖職者と壊れた人形か。
あ、あと能無しの女も居たな。
……何処まで楽しませてくれるかなぁ。
[肘掛に頬杖をつくと、楽しみで仕方がないという笑みを浮かべた。]
早く此処までおいで…たっぷり遊んであげるからさ。
[笑みを湛えたままモニターを見詰め、頬杖でない方の手を振りかざすと人差し指で頭上にくるりと円を描いた。
すると、フロアの至る所に黒紫色に光るグロテスクなぶよぶよした塊が姿を現した。
それらは呼吸をするように、瘴気を放ち続ける。
しかしこれらは普通の瘴気ではない。
甘い香りを帯びた瘴気。
それは紫忌星たるエレオノーレにのみ扱う事の出来る、特殊なもの。
この瘴気に触れたものは、全てエレオノーレの掌の上。
瘴気の中に身をおけば置くほど、体力は奪われ、支配は強くなって行く。
天国を見せる事も、地獄を見せる事も、意のままに。]
/*
カーク;;;;;;かわいそう;;;;
下衆ロールはさんでごめんって言いたくなるな
この弟はよ死ね!と思いながらロール打ってるので多分あってる(
ふふふ、見ててくれた?
面白い見世物だったでしょ。
でもまだまだこれからだよ…。
お間抜けさん達にはまぬけな踊りをもっと踊ってもらわないとね。
それが僕なりの仲間への餞でもあるからさ。
まぁ、お茶でも飲みながらゆっくり楽しんでってよ。
[エレオノーレは残る星へ得意げな声を飛ばした。**]
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