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― 回想・ルームメイト ―
ルームメイトのヒンメルは、いかにも堅そうな、難しい喋り方をする奴だった。
落ち着いた立ち居振る舞いと明晰な頭脳。
一見隙がないように見えるが、甘いものを目の前にすると、それらが木端微塵になるのが可笑しかった。
アンバランスな、
……逆に、だからこそバランスが取れているような。
何か迷惑をかけた時や、かけそうな時。
お詫びの品にあまり悩まなくてよいのは良い事だった。
寮の勉強机の隣の引き出しには、いつも一定量の飴やクッキーを入れていた。
魘され、起こしてもらった後などに、ヒンメルの机に置くための。
謝罪や礼を言っても、気にするなと取り合わない気のいい彼への、
無言のエクスキューズだった。
悪夢から呼び戻してもらうだけではなくて。
ただ同じ部屋で寝ててくれるだけで、かなり色々、違うものだ。
酷い夢の後などは、そうっと起きだして、
じーーっとルームメイトの顔を凝視したりする。
そんな時は速い鼓動が邪魔をして、静かな寝息は聞き取れない。
彼の口元にこっそりと手を翳す。
(…………。お、生きてる生きてる)
止めた息をようやく吐き出して、それから。
やっと笑う余裕が生まれる。
隣でぴんぴんしてくれているのは、
それを確認できるのは。……本当に、ありがたいことだった。
一人でいたら、戻ってくるのがどれほど大変だったか。
机の引き出しを開けて、菓子をいくつか小さなトレイに入れ、トレイごとそのまま引き出しにしまい込む。
自力で目が覚めた時は、こうして菓子を移動させて。
トレイがいっぱいになると、適当な理由を付けてまとめてヒンメルに渡していた。
スノウが膝に乗ってくれたお祝いとか、
伝説のアヴェ先輩が初めてツナギを身に着けた記念日とか。
[ヒンメルに引き摺られるように走りながら、ぼそぼそ]
………ああぁ言っちゃった……。
言っちゃうともう、アレにしか見えなくなるじゃーーん!!
[ノトカーに聞こえないように>>249 つっこみつつ
ばたばた走ってその場を後にする。
どこかでミヒャエルとすれ違ったような気がするのだが……]
― そして作戦会議中 ―
>>255
苦手なやつは予め申請して、それ以外の部分を狙うようにしようか。
うさとにゃーは首切り落とすの抵抗ある人多いかも。足止めて後ろから登って、リボンだけ切り落とせないかな?
人数分のリボンは確保したいし。
まあその場合、尻尾をなんとかしないと、
あの尻尾に無防備な尻を向けることになるけど。
[想像しただけで泣いて命乞いをしたくなる光景だった]
>>222
う。いや、なんていうか。
……いつもありがと。感謝してます。
甘やかしてもらってるよ。十二分に。
お前にも、ここの奴らにもね。
[改めて口にすると妙に照れくさいので
わたあめをもぐもぐ]
……いや、そういう時はさ、
「ありがとうございますって言えばいい」って言おう?普通に。
[夜中に起きた時などに、ごそごそと部屋の本を漁って
勝手に読んでいるので。
ルームメイトの本の趣味が変な事は知っている*]
― 作戦会議 ―
[>>292 ミヒャエルの言葉に、ふむふむと頷いて]
……いいと思う。
それぞれの首の注意を引きつけて、足を止めた隙に拘束。
好物とかちらちらさせたら、気を引けるかな。
尻尾の好物とか▓▒▓█▓░░▓▒だけどね。
[>>282 不思議そうなノトカーに、
曖昧な笑みを返した]
尻を見せなくても、基本的にやばい。
お前、好まれそうだし。
……俺も特に希望はないかな。どの首も撃てると思う。
ジェフロイの正気度が落ちると痛いし、うさこはノトカーに任せるかな。
― 実技・キマイラ戦 ―
[そんなこんなで、実技試験会場にやって来たのだ]
う〜、実技実技〜。
[手には借り受けた銃と、
子供のおもちゃのようなモノ。
パチンコを大きくしたような――投擲器具だった。
ポケットからはなぜか、川魚と人参がはみ出している]
― キマイラ戦前 ―
[こちらに向かってくるジェフロイ>>340に、
軽く頭を下げた]
おはようございます。よろしくお願いしますね。
……これ?武器と囮です。
ふつーの銃も使う気ではいますが。
[ぼそぼそと簡単に、昨日見たキマイラの首の話を口にする]
ジェフさんの獲物は長槍ですね。
距離とって戦いたい首がけっこーいると思うんで、剣よりはやりやすいかと。
[珍しく、さっぱり眠そうにない男の頬は、
興奮からか若干紅潮している。
メンバーの獲物等を見回して、にこっと笑う]
……そいでは、俺は主にねこちゃんを担当しましょうかね。
ジェフさんはうさぎ以外をお願いします。
それと、閃光弾は使いにくい状況だし、頃合い見て、粘着弾で足止めの補助やりまっす。
[そう口にすると、まずは投擲機を構える。
ポケットのぴっちぴちの川魚をセット。ちょっとなまぐさい]
……ッ、おっと。
7年、ダーフィト・カディーネ。
よろしくお願いします。
[危うく名前を言い忘れる所だった。白紙答案になったら目も当てられない。ふわふわしてんな、と、自覚する]
――さぁて。やりますか。
[チームの皆を見まわすと、やわらかキャベツや不審な本などが目に入り、どこか可笑しい。笑いだしそうだ]
[舌の下に苦い味。甘い味。
眠気は遠のくが、妙に高揚するのが苦手だった。
楽しさのあまりに、酷いことをしでかしそうな]
クリーチャー相手なら、いいけどね。
あんなもんの前で気を失ったら大変だし。
――…じゃあ、初撃行くよっと!
[開始の合図と同時。川魚を器用に弾き飛ばす。
ひゅーんと飛ぶ魚が、猫頭の鼻先にぺちりと当たる。
びっくりしたようなにゃんこ目。
鳩が豆鉄砲を食らったような顔]
……まだまだあるよー!うまいぜっ。
[投擲機に装着せず、素手でぺちぺちと魚を放りながら、猫頭の正面に走って移動する]
[横目で皆の動きを見つつ駆ける。ジェフロイも猫の方に、ヒンメルがキマイラの背後に走り込もうとするのが見える。
にゃんこがかぷりと魚に食いつくのを確認すると、目の前でちゃいちゃいと手を振った]
ほらほら、遊ぼーぜ。楽しいよ?
何して遊ぶ?
[ひらひらと手を振ると、まん丸い猫目がそれを追う。じゃれたい時の目。……習性は猫のものであるらしい。
巨大猫じゃらしとか、作ってくれば良かったかなぁ、と思う]
ほーら、気になるだろ?
[ぱたぱた手を振っていると、
コーギー的な前足がゆらっと動くのが見えた]
―――ッ、ぃっ、てえええっ!!
[前脚が来るのは予想していたが、予想よりも速かった。先に脚で、ジェフロイの動きを牽制していた筈なのに、動きが早い。
両腕を交差して前脚を受け、ぎりぎりで重みを横に受け流す。
どしん、と身体の横に足がおろされて。――さらに動く気配]
重てぇ重てぇ、……ッと!
[慌てて距離を取り、ポケットから再び魚を取りだした。
それぞれが別の方向に向かおうとすれば、キマイラの脚も縺れるだろう。そこが狙い目だった]
[ジェフロイがリボンを切りにかかったらしく、千切れかけたそれがひらりと揺れるのを見た]
おーー、もうちょい、かな?
ジェフさんナイス!
こっちこっち!おーさーかーなー!
[阿呆な事を言いつつ前脚の動作を伺っていると。
――…がくん、と後ろに引かれるような動き。
目を向けると、キマイラの尻尾は、
大変結構でけしからんアッーに塗れていた。
あれは抗えない。抗えるはずがない。
それを追おうとする尻尾の動きが、ブレーキになっている]
あいつなんてもん持ってんだよ……!!
[爆笑しながら、猫の気を引く事に集中する]
[ミヒャエルからのマタタビ援護。ありがたい。
ポケットの中の魚はこれが最後]
ミヒャエル、ありがとっ!
[距離を取りながら、粘着弾を打てそうな間合いを測る。
ノトカーの方を見ると、またたびスティックをうさこに振っている]
……!?それ効くの!?
すげえ……
[けらけら笑いながら、ポケットの中の人参を
手にして、ひょいっと投擲する]
……ノトカー、余った人参やる!
余裕があったらキャッチしな。
[言いながら、前脚が届かない位置までするすると後退する。
銃を取り出すと。
――キマイラの脚に向け、照準を定めた]
[ジェフロイが、ぶーーっと盛大に吹き出す声が聞こえた。笑いからではなく、衝撃から、だろう]
見ちゃったのねセンパイ……可哀想に。
……ああなんか、尻尾だけ、
雰囲気が全然ちげえ……。
[メルはおそろしい子、と呟きつつ。
――…前脚に向け、粘着弾を放った。
鈍い音と衝撃と共に、べたべたのねんえきがまとわりつく!]
[>>454 連携のタイミングを誤ったな、と一瞬思ったが、
間を置かず走り込むジェフロイの姿に、さっすが!と内心感嘆する]
すいません、足、止めます!
―――ミヒャエル、動きが止まったら頼む!!
[ジェフロイに謝りつつ、ミヒャエルに向かって叫ぶ。
キマイラの、前後への動きは拮抗してきていた。
一発では心もとなく、粘着弾を続いて装填する]
[ソマリの方をちらりと見ると、犬頭のすぐ下の床に穴が開いている。彼の事だから、器用にいなしたのだろうが]
すっげぇ顎……。
あっち担当だったら手が木端微塵だったかも。
[掛け声に応えるように、>>467ミヒャエルの凛とした声が響いた。
ひゅん、と風を切る音。
放たれた鞭は狙い違わず、――猫首に滑らかに巻きついた!]
やたっ!
ミヒャエルナーイス!!
[正確な狙いを称賛しつつ、周囲を見まわした]
[ジェフロイの槍が一閃する。
哀しげな声と共に落ちるリボンを、素早く回収するのが見えた]
さすがの手際っすね。
――猫首終わり、リボンは2本!
他はどうだ……!?
[状況を知らせる声を上げながら、周囲を見回すと。>>466 大変なサーヴィスもといピンチのシーンが目に入った]
メル!!その体勢は……!!
[声をかけても間に合わない。果たしてどうなってしまうのか?という楽しげなテロップが脳内を流れつつ、後ろ脚で地面を蹴った]
その格好は、
『秘蔵本は堪能した。ああ……次はおまえだ……』
みたいな展開になっちゃうだろ!
[突っ込みながら走ると、彼が>>472ぎりぎり避けるのが見えた。間一髪!]
[>>486 ミヒャエルの声に、りょうかーい、と叫ぶ。
声色はどこまでも軽い。
ジェフロイに、見るなと叫ぶノトカーの声に、
うさたん 終 了 の お 知 ら せ を悟る]
……ノトカー、やるぅ。
俺は尻尾足止めに回るわ!
[視界の端で、ジェフロイがソマリに近づいていくのが見えた。
床に落ちていたナイフを拾い、投擲機にセットしながら走る]
[……一旦怯ませてから、粘着弾で動きを止めたい。
とどめを刺せる獲物は持っていないが、
足止め程度はできるだろう]
……石くらいはポケットに詰めておけよっつの。
あぁ、失敗した。
[テンションが跳ねがっているのが自分でもわかった。
自らへの悪態を吐きつつ、できるだけ急いで背後へ走り込む]
……チャンス。
尻尾の目的があからさますぎて、隙が大きくなってる。
[背後に回り込み、投擲機を構え直す。
伸びきった尻尾の背に向けて、細いナイフを投擲する]
――…いいもんブチ込んでやるよ、
アヴェ先輩ッ!!
[……つい、伝説の誰かの名を呼んでしまった]
[>>513ヒンメルの答えに笑みを返すと、彼の傍に駆け寄った]
……まだって事は、いつかなんのかよ。
お前にそういう趣味があるとは知らなかったぜ。
[肩を竦めつつ、にやりと笑う]
あんな程度じゃ何ともねーだろけど、
ちょっとびっくりさせられたっかなー。
……さて、サポートするぜ。どうする?
[若干距離を取りつつ、銃を構えた]
/*
実況しながらログ打ってる感じがしてきた。
みんなの動きとか描写してる方が好きなんだよな〜。
ああしかし状況追えてねーー誰かの動きを阻害してたらどうしよう!!ごめんよおおおお!!
そして、口調の変化わかりにくいな。
興奮剤でテンションぶち上がってる状態なんですが、わっかりにくいwwwww
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