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[彼女の下腹部にある契約の薔薇の印。
そこに魔力を流し込む。
痛みを与えるものではなく、
そこから伝わるのはただ快楽のみ。
ただし、頭の天辺から爪先までを
痺れさせ蕩けさせるような快感が、
痛みとどれほど違うのかは
主である自分にもいまいち判然としないが]
[腹部に触れ、その身動きを封じ込めれば
その身体を抱きとめる。
意識はまだあるだろうか。
もしあるようなら]
もう少しすれば動けるようになる。
だから、少し眠っていなさい。
眠っているあいだに運んでおくから。
[そう口にして彼女の身体を運んでいく。
もし、印の効き目が弱くて暴れるようなら
そのたび、印に魔力を流し込んで動きを止めさせるだろう。
どれだけ引っかかれようが、噛みつかれようが
彼女の身体を離す気配だけは、ない。]*
……まさか、ここに来て躾直しになるとは。
[ぽつり口にした言葉は、
内容とは裏腹にどこか愉しげな響きを帯びていて。
とはいえ、これが瘴気病みのせいであるなら
馬鹿正直に愉しんでいるわけにはいかない。
どうしたものか思案しながら、部屋までの道を歩く]
[やがて、先程の部屋に辿り着いたなら、
その身体をそっとベッドに横たえさせて
そこから少し離れた場所に椅子を置いて腰かけた。
どれくらいの距離が今の彼女の攻撃範囲になるのかは
わからない。
だが、念のため距離はとっておいたほうがいいだろう。
自分の安全のためというより、
「自分が望まないうちに主人を傷つける」という
状況に、彼女が苦しまないために]
今、自分がどんな状況か、
わかる範囲でいいので話してみてくれないか?
[なるべく安心させられるよう慎重に彼女に声をかける]*
/*
獣耳セレスかわいいってメモに書きかけて流石に自重した
無難に灰に埋めるべきだよな、やっぱ。
というか、相方さんがかわいい。
たぶん魔族の皆そう思ってるんだろうけどかわいい。
というか天使の子たちなんていうか勝てる気がしない天使オーラを身に纏ってて劣等感持ちには眩しい(尊い)
真顔で言う話じゃねーけど()
―――ひゃうんッ
[ 鮮烈な快楽が腹部から全身へと伝わり
悲鳴にも似た声を上げる。
主を傷つける可能性すら考えられず
四肢を痙攣させながら、その体へしがみつき]
……ごめんな、さい
[ 意識を手放し
腕の中、抱かれて廊下を行く。
夢うつつに謝罪の言葉を口にすれば
ぽろり、涙の粒が零れ落ちて]
[ 運ばれてから、どれほど時が流れたのか
寝台の中で薄く目を開けば
少し離れた場所に、椅子と主人の姿があった。
その傍へと行こうとして
下腹部に残る疼きに思い出したのは
意識を失う直前までのこと]
……自分でも、よくわからないのです
ただ、近づけば傷つけてしまう。としか
あとは少し熱っぽくて、倦怠感は感じます
耳と尾は感覚があるようで
引っ張られれば、痛みはあります
牙は、多分ないかと
[ 問われるまま、淡々と現状を説明する。
幸い、体が触れるほどの距離にいなければ
攻撃衝動も起こらないようで
飛びかかってまで何かをしようとは思わない。
筋力も変わっていないようだから
武器を持っていない今
一番の問題は爪だろうと伝え]
……私をどこか遠くへ捨ててください
[ 一緒にいてほしいと、願ったくせに
その真逆の願いを伝え、瞳を閉じた*]
狐、ねぇ。
…。
[これが瘴気病みの症状だとして、
しかし何故狐なのだろう?
地上には他に数多の獣がいるというのに。
他の天使たちにも同じ症状が現れるのか、
そのあたりも一度、魔王に聞いてみたい気持ちがある]
[普段の非力な彼女からは
およそ想像もつかない強さで
彼女の爪が此方の腕に食い込む。
ぷつり、刺さった箇所に
一瞬のひやりとした感覚のあと
熱を帯びた紅い珠がいくつか浮かんでは
一筋の線を作って床に流れ落ちた。]
…。
[刹那、表情の消えた顔で彼女のほうを振り向けば
暴れる彼女に再び魔力を流し込む。
何度か抵抗を許しながらも、どうにか彼女が
その意識を手放したのを見て取れば
彼女の身体を抱いたまま、居室へと踵を返した]*
セレスタイト。
自分を傷つけるな。
オレはそれを許可しない。
[抵抗のさなか、彼女が自分自身を
傷つけようとするのが見えれば
そう声をかけて、自傷を禁じた。
契約が完了していてよかったと、
このときばかりは思った。
此方の命令をどれだけ聞いてもらえるかは
まだなんとも言えないが。
やがて、彼女が腕の中で意識を手放すのを見れば]
…。
すまない。
[謝るのは、むしろ此方のほうだ。
オレが彼女を捕らえて魔界に連れてこなければ
彼女に「他者を傷つける」なんて経験をさせずに
すんだはずなのだから]
[彼女を部屋に運び込んで、
目が覚めた彼女から今の症状を聞く]
──…。
すまなかった、な。
[椅子に腰かけたまま、謝罪の言葉を口にする。
その顔に浮かぶのはセレスに対する申し訳なさと
結果的に自分の無知が原因で彼女を傷つけた
自分自身への怒り。
──…で、あったのだけれど]
…セレスを捨てるなんて、
そんなことをオレがすると思うのか?
[閉ざされた青い瞳を真直ぐに見つめながら
静かに声をかける]
最初に言ったと思うが
オレはセレスタイトを見捨てたりなんてしない。
[そんなことをすれば、
オレはあのときあのひとを見捨てた
天界と同じになってしまう。
何より、オレが彼女の傍にいたい。
彼女に、傍にいてほしい]
…セレスタイト。
[それから、どれほど思案していたか。
瞳を閉じたままの彼女に
足音を立てぬままそっと近づいて]
そのまま横になれ。
[爪を立てようとしてくる彼女の身体に構わず
横たわった彼女の下腹部に再び触れる。
しゅるり、衣擦れの音がすぐ近くから聞こえた。
音の出所を探せば、天蓋の影から
黒い植物の蔦のようなものが伸びて
彼女の四肢を寝台へと繋ぎ止めた]
[未だなお、彼女の身体は抵抗を続けているだろうか。
再び見下ろす形になった彼女の顔と身体。
つぅとその頬から顎にかけてを撫でながら]
今から、セレスの中の瘴気をその身体に馴染ませる。
[先程、眠る彼女を見つめながらずっと考えていた。
魔界の瘴気が彼女の身体を望まぬ形に変容させているのなら
逆にその瘴気を我が物とさせてしまえばいい、と。]
[先程、仕立て屋で選んだ
ワンピースとサンダルを脱がせて]
オレの魔力と瘴気をセレスの中で中和させる。
ま、簡単に言ってしまえば
[下腹部の薔薇へ、そこから更に下の茂みへと
その手を滑らせて]
セレスの中の獣を飼い馴らすってことさ。
抵抗は思う存分してくれていいぞ。
ただし自分の身体を傷つけるようなことだけは無しだ。
[尤も四肢を拘束した蔦を振りほどければの話だが。
そんな言葉を囁けば、茂みの中の秘芯を探り当てて
軽く爪を立てる。
それと共にリップ音を立てて下腹部の薔薇に口づけ、
彼女の身体の感度を上げたかと思えば
そのまま、その唇を茂みのほうへ。
舌先で女肉を掻き分けながら、
セレスタイトの"女"の部分を撫で上げ
秘芯に軽く口づけて、蜜の分泌を促した]*
[ 『すまなかった』と
謝罪の声に狐の耳がしおしおと垂れる。
謝るのは暴れてしまった自分の方
異変を感じた時にすぐ
誤魔化したりしなければよかっただけ。
それを誤魔化してしまったのは
彼に対して刃を向けてしまう現状を
知られることが怖かったから。
主従の誓いをかわしてもなお
主人に委ねきれていなかったこと
それこそが間違いだったのだと]
[ だからこそ、全てを伝え
遠くに追いやってもらえたら、と
そんな思惑で伝えた願いは
聞き入れられるものではなかったようで
傷つけてしまう可能性に恐怖すると同時
まだ傍に居られることに安堵してしまうから
それ以上、言い募ることもできず
近づいてくる気配に、きつくシーツを握り]
[ 言われるまま、褥の上に仰向けになる。
視界を遮れば、攻撃の衝動は起きないかと
痛いほど、目を瞑ってはみたけれど
どうやら効果はないようで。
下腹部の薔薇に触れられる感触に
再び爪を出し、引っ掻こうとして]
――――ひゃ、な…なに?
[ 衣擦れの音に、攻撃の手が止まった。
それとほぼ時を同じくして
身動きが止まるのを待って居たかのように
四肢に何かが絡みついてきて]
レト、これは……?
[ 褥の上、黒い蔦で磔にされた状態のまま
動揺に揺れる瞳を彼に向ける。
そして、答えをもらうより前
頬から顎にかけて、彼が触れたなら
また傷つけてしまうと、顔を背けたけれど]
―――!
[ 思いのほか、頑丈な蔦により
爪を出すことはおろか、身動き自体が封じられ
そのことに、ほっと胸をなでおろし]
[ 拘束されたまま、衣装が脱がされていく。
ボタンが外され、肌が外気に晒されてたなら
病由来の熱っぽさから
僅かに体が震えてしまったけれど]
――私の中で、中和?
[ それはどういう意味だろうかと
言葉を一部分だけ拾い上げ、繰り返す。
体が外気温になれるより先に
下腹から茂みへと彼の手が動けば
湿った吐息が漏れ
先程とは違う熱が胎内に生まれていく。
先程の快感の名残だろうか
生暖かい液体が体の奥から
染み出してくるのを感じながら]
傷つけようにも……
これでは、できない。ですから
[ だから大丈夫。と淡く微笑み、体の力を抜く
拘束されていることに安堵して、体を委ねれば]
[ 下腹部への口付けに、薔薇の紋が熱を持つ。
じわじわと体の奥底から温まる感覚に
未だ攻撃を行おうとする手足とは反対に
意識は白く蕩けていき]
――……ゃっ、ぁっ!あッ
れ、とぉ……そこ、だめぇ
[ 指ではないものが秘所を掻き回す
湿った感触と温かさに、下腹部が切なく動く。
汚いと、伝えようと唇を動かしても
途切れ途切れに、喘ぎ声が漏れるばかり
ダメと言いながらも、ねだるように腰を動かして]
あっ……、もっと……んッ
[ 悦楽で潤みきった瞳を彼に向ける
先程から幾度となく
快楽を味わわされてきた花弁からは
透明な蜜が溢れ、狐の尾まで濡らしていた**]
[しおしおと垂れる獣耳を愛らしく思うのと同時、
彼女の心情が素直に現れるそれが
少し便利だなと、そんなことを考える]
……心配するなって。
[そもそも病の症状を誤魔化そうとしたのも、
此方を慮ってのこと。
それを思えば叱ったり責めたりする気持には
到底なれない。
この状態を自分に知られたくないと
傍にいたいと思ってくれたのだと、
──その気持ちが何より嬉しくて、
だからこそ、彼女の先程の願いは聞き入れられない。
他の願いであれば、できるかぎり叶えたくはあったのだが]
[これは?と
彼女の四肢に絡まる蔦に、不安げに青い瞳を揺らす。
細い見た目よりもずっと、頑丈なそれに
ほっと胸を撫で下ろすのが見えた]
…内緒だ。
[地上の村で彼女を捕らえたあの魔術。
あれを応用したものである、とまでは
素直に説明できるのだが]
──…この蔦は、術者の心情を
ある意味鏡のように映し出すものでな。
[ちら、と一瞬僅かに視線を逸らして]
…お前を遠くにやりたくないんだよ。
[そう、ぽつりと呟けばそのまま衣服を脱がせ、
これから行おうとしていることへの説明。
あまり要領を得た説明は出来ていなかったと思う。
だけど、身体のほうはきちんと受け入れる準備を
整えてくれたようで。
拘束された身体を委ねられる。
自分を信じてくれるその様が、いじらしくて堪らない。
薔薇に口づければ、そのまま流れるように
茂みの奥へと唇を滑らせるだろう]
[ぎしり、と黒い蔓が軋む感覚がある。
下肢のあいだからではよく見えないが
どうやら彼女の手足が褥の上で跳ねているようだ。
時折喘ぐ吐息と共に、制止を訴える声が聞こえるが]
(汚くはないさ。
それに、セレスの蜜はこんなにも濃くて、甘い)
[触れ合う肌から、此方の意思を直接彼女に伝える。
塩味の中に混じる花の蜜にも似た甘味。
ねっとりとした艶のあるそれは
本物の花の蜜のよう。
偽りのない意志をそのまま隠すことなく伝えて。
再び彼女の蜜を誘う作戦に専念する。
じゅるり、と音を立てて蜜壺から唇を離せば
蜜に濡れた狐の尾が、彼女のあいだから
ひょこりと現れていた。
つい悪戯心にその尾を擽るように撫でてから]
こっちのほうもいるか?
[ぱちん、と指を鳴らせば、
彼女を拘束していた影からさらに蔦が上がってくる。
湧き上がる蔦は彼女の白い肌を這うように進み
その双丘へと上り詰める。
そのままその先端を絡ませ、
彼女の薄桃色の頂をきゅ、と緩急をつけて
胸元を捏ねたり摘まんだりして弄び始めた]
もう少し強いほうがいいときは遠慮なく言えよ。
[細かい調整はまだまだ苦手だが、
そこは彼女の意見も取り入れていくとしよう]
[さて、と]
それじゃ、そっちも準備万端のようだし。
[衣服の紐を緩め、脱ぎ始める。
彼女と同じく一糸纏わぬ姿になって
その女の身体に覆い被されば
天使にはない男と女の性差がより伝わったか]
……最初、この身体になったときは
どうしてだろうと思ったさ。
[熱っぽく潤んだ瞳を見つめて。
蔦の軋む音を聞きながら、獣の耳朶を甘く噛む]
あのひとは、シルキーは女になったから
オレも堕ちたら女になるのだろうと
そう思っていたんだがな。
[実際には、リエヴルに拾われ介抱された時点で、
この身体は既に男へと変わり始めていた。
自分の意思でもなければ、他人の意志でもない。
同じ時間を過ごし、同じ天使を愛した。
かけがえのない大切なあのひととは性別までも違う道を
歩むことになってしまった]
セレスが女になったとき、素直に嬉しかったよ。
あの天使を、オレはこの手で
抱きしめることができるんだ、って。
[小さくて華奢な身体を抱きしめる。
自分のそれとは違う、皮下に薄く脂肪ののった
滑らかで白い美しい肌。
その感触と仄かに鼻腔を擽る花の香。
熱を帯びた息を耳朶へと吐き出して。
それ以上の熱をもって滾る雄芯を
蜜に濡れた茂みを掻き分け、女の入口へと宛う]
挿れるぞ。呼吸を楽にしろ。
[彼女の珠のような臀部を持ち上げながら
ゆっくりと狙いを定めるとそのまま
腰を深く、彼女の泉へと沈めた。
絡みつくような女肉に包み込まれる感触に
ほぅ、と深く息を吐いてから]
セレスタイト、大丈夫か?
[一度気遣うように声をかけて
相手の様子を伺ってから、動くぞと
もう一度声をかける。
二度、三度できるだけゆっくりと動いて様子を見たなら
その動きを少しずつ、激しいものへと変えていった]*
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