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【2】尚書官長補佐 リヒャルトは、【2】外務長官 フィオン を投票先に選びました。
ーー回想:第二王子私室ーー
[シュナウザーからの呼び出しがあると執務室を訪ねてきた近衛兵。
彼は何かの聴取かと素直に従いついて行った。どこに行くのかと思えば、そこは第二王子私室。彼は首を傾げながら、扉に手をかけた。
中に入れば、年近い長官の面々。
彼は呼び出しただろうシュナウザーになぜ私がと聞いた。
その後、シュナウザーが弟の王子様に何か伝えれば邪魔をしないように口を閉じていた]
偽造……?
[シュナウザーと弟の王子様の邪魔にならない小声で不快感を表した。
彼はあの文書作成に立ち会っているという嘘はついたが、あれは明らかに国王様の字だ。
文書は少なからず、本物であって、この結果は誰かしらが国王様に何か進言をした結果だと思っていた。
シュナウザーの弟の王子様を試すような言葉に彼は苛立っていた。しかし、その心のうちはどうであれシュナウザーが弟の王子様を国王様にしたいという気持ちがやりとりからひしひしと伝わってくる。
>>29を聞けば、再度弟の王子様名前で自らの意思を表明した。]
ウェルシュ様、私の心には変わりはありません。そして、ラメールのため、このような無益な争いは早く落ち着けて、またご兄弟仲良く支え合う日が来るのを願っております。
[彼は真にそれを願っていた。
王子様が弟の王子様を認めなかったその時から]
[話がひと段落つくと、彼はシュナウザーに小声で声をかけた]
誰もいない場所で少しお話を……。
きっとあなたのためになる話でしょう。
[シュナウザーが了承すれば、第二王子私室を後にし、シュナウザーと二人きりになれる場所へと移動しただろう*]
――貴族街・ラバル家屋敷――
[無用な疑いを持たれるのは嫌だと王子様の息がかかっているだろう近衛兵に屋敷までの送迎を依頼していた。
堅苦しくって嫌だったけど、今はその状況も仕方ないのかもしれない。
この騒動でいつもは田舎にいる母親も王都に来ている。ダイニングでお茶をしながら母親の小言を聞いていると来客があった]
母上、来客の主はアイリ様とのこと。
うまくとりなしますので出来れば二人にしていただきたい。
[正確にいるなら2人と1匹だろうと無粋なつっこみはしなかった。
客間へアイリを通せば、お茶とお菓子を用意させただろう]
ようこそ、アイリ様。
突然でしたので少し驚きましたが、こうしてお会いできるのは嬉しく思いますよ。
[そう言いつつも先日の玉座前のでの一件のせいか、少し距離をとって話ししまっている*]
ーー回想:第二王子私室ーー
[彼は問われた質問に>>59顔色一つ変えずに答えた。そうするしかもう道はなかったからだ]
はい、間違いありません。
この騒ぎが落ち着くためなら、
どんな証言でもいたします。
[どんな証言でもと言いながらシュナウザーを見た彼はどんな気持ちだったんだろうか。そして、どんな証言でもというのは……、彼の足元に絡みついた荊が成長しているように感じた]
シュナウザー局長にアレクシス総長、
どちらにも協力おしみません。
[シュナウザーにお辞儀をしてみせた*]
ーー回想:第二王子私室→シュナウザーとーー
[彼がどこか人がいない場所をと言えば、シュナウザーはどこかに案内してくれただろうか]
お忙しい中、お時間をおとりして申し訳ありません。
シュナウザー局長。
[彼から声をかけておいて、どこか嫌味もこもったヨソヨソしさがあるのはこの目の前の男が苦手だからだろう]
ここでの話は御内密にお願いしたい。
そして、あなたがウェルシュ様を
支持していると思ってのお話です。
[彼はシュナウザーを真っ直ぐ見据えた*]
[部屋に入ってきたアイリはゾネスで見た時より、弱々しく感じた>>166]
やっぱり、私は嘘が得意ではないようですね。
そうです。出来るならば、会いたくありませんでした。
[彼は少なからず、婚姻を結ぶ女性くらいには騎士でありたいと願っていた。それは父親への憧れでもあったのかもしれない。
だから、少しでも醜い姿や弱っている姿は見せたくなかった。
数日の忙しさ>>94や慕っていた国王様が亡くなったこと、王子様との間に生まれてしまっただろう確執、そして、王子様と弟の王子様の関係に関する失望などなどなど。
胸ポケットが揺れる回数が多くて本当に嫌になってしまう]
私は国王陛下のご遺志を支持する身です。
違う立場に立っているだろうあなたと
会うことで無駄な争いが生まれてしまうのは
本望ではありません。
[そう言うとお茶に口をつける。
温かいお茶は少し緊張をほぐし、本音を言ったところで少しは彼女ときちんと向き合えるようになったかもしれない。本音がきちんと伝わっているかは別の話だけど*]
ーー回想:第二王子執務室ーー
[緊張の続く日を送る中、彼の仕事は減るよりも増える一方だった。>>92
もしかしたら、最初の仕事が国王陛下の葬式が尚書官長になり、初の仕事かもしれない。そんなに急に就任が決まるとは思えなけど、官長のおじさんの姿はここ数日は数えるほどしかみていなかった]
官長の代理にて失礼いたします。
[官長のおじさんがいないことを詫びて、弟の王子様の話を聞く]
そうですね。
国王陛下の葬儀に関しては厳粛に
執りおこなうべきでございます。
あの場では口にしませんでしたが、
次期王位継承者であるウェルシュ様は
もちろんのことーー、
フェリクス様とも共同の主催として
いただくのがよろしいかと存じます。
[そう落ち着けばの話ですがと断りを入れ、提案する。
少しでも兄弟二人の溝が生まればとの提案だったんだろう]
はい、勝手ながらすでに形式的なものの手配は
手をつけて初めております。
諸官を集めまして、ご報告とその他諸々の
調整などお話させていただきます。
[弟の王子様からの指示に深く頭をさげた。
彼は仕事を詰めれば詰めるほど、正常な日常が帰ってくる気がした。そんなのただ忙しくなり、独り言が増えるだけだったけど*]
ーー回想:シュナウザーとーー
[すぐに場所を用意できる、デキる男は違うななどと感想をもったが、きっと彼はそんなこと思ってないだろう>>173]
単刀直入に言わせていただきます。
私はあの文書は本物だと思っております。
[この言葉の意味がわかりますねと言って風に彼は首をかしげた。
シュナウザーの前で彼は玉座での証言が嘘だということを言っているのである]
私もここ数日出回っている不穏な噂を耳にし、
考えるところがありました。
私も貴族の端くれ、いろいろなお話を
耳にする機会が多い。
例えば、弱みにつけいり、
金銭を要求する役人など……は、よく聞く話ですね。
[彼はシュナウザーとの立場を対等になるように社交場で小耳に挟んだ噂話を投げかけた。
それがシュナウザーに響くかどうかの確信はなかったみたいだけど]
元老院は国王陛下の死には関わっておりません。
そして、あの場で国王陛下の御遺志が偽装されていると
声をあげた者は軍人でした。
これは暗殺までもウェルシュ様を支持する者に
なすりつけるためではないでしょうか。
[国王様の文書に国王様の死ーー、文書を偽装したものがいるとして、それを本物にするための国王殺し。あまりにも短絡的すぎないかと彼は考えていた。それならば、文書は本物であり、本物の文書を偽装と見せかけるために国王様の口を亡くしたほうがすんなり納得がいく話だった*]
/*違うー。
リヒャのため息が多いことを言いたかったんだ。
胸ポケット動いたら、めっちゃリッター動いてるみたいになっちゃった汗
約束?あぁ、そうでしたね。
私としたことが、私からあなたをお誘いするべきでした。
[会いたくないと言ったり、誘うべきと言ったり、正反対なことを言っているが男の矜持としては仕方ないんだろう。
重い空気>>178を軽くする術を彼がわかるわけなく、むしろ、苦々しい顔をしてはさらに空気を重くした]
もしーー、今回の一件であなたが私を見限るならば、
甘んじて受け入れます。まだ、引き返せますよ?
[まだ正式なやりとりなどしていない。
二人は他人に戻るのも容易いことだろう。彼の母親ももしかしたら、そちらのほうが喜ぶかもしれない。
しかし、彼女を妻に迎えようと決意した彼の心にはぽっかり穴はあくだろう*]
ーー回想:或る日の午後ーー
[弟の王子様が手にとる本はいろいろなジャンルで彼は次々と紹介される本に]
ふふふっ、失礼いたしました。
あまりにもウェルシュ様がお楽しそうに
オススメくださるので微笑ましくなってしまって。
[彼はやわらかく微笑んだ。
年を同じくする王子様のほうが年齢も距離も幼い頃は近かったが、年を取るにつれて将来の王様とその臣下というビジョンが強くなり、その関係を図りかねていた。
逆に年下の弟の王子様は年を取るにつれて、距離が狭まっていくのを感じていた。本という趣味も合い、将来の関係性も王子様よりは堅苦しいものにならないと思っていたからだろう]
旅行記は手にしたことがありませんね。
次の休暇、旅行というには大げさになりますが
遠方へ出向くには旅行記は最適かもしれません。
[旅行記と他に勧められた本をパラパラと見ていると弟の王子様はから>>1:195と提案される]
全部でございますか。
その分、お返しに私の本を
貸さないとならないでしょう?
困りましたね、新しい本はまだ仕入れていません。
[彼は弟の王子様から本を借りるときはいつもお返しにオススメの本を貸していた。残念ながら、もう弟の王子様には彼の本棚の本は貸し尽くしてしまっていた]
感謝ですか?
あなた様に御礼を言われるほど
私は何もしていませんよ。
剣の道も書の道も中途半端でお恥ずかしいばかりです。
……、素直に殿下からのありがたいお言葉を
受け取れないなんて臣下失格でしょうか。
[照れくさいからか、気が緩んでいる彼の姿はとても面白く、つい声をだして笑いそうになる。もちろん、彼のためにも笑わないけど。
きちんと弟の王子様も見れず、本棚に並んでいる本を眺めることしかできない。お仕えする者の目も見れないなんて本当に臣下失格だと一人と一匹になった時になじってやろう]
私はお世話をした記憶はございませんよ。
子どもながらに一介の貴族と王子様方、
なかなか素直になれない私は何度もあなた様の
笑顔に救われたことでしょう。
[彼は思い出される光景が必要以上に弟の王子様をお世話して、怒られたというものだったから自身に苦々しい笑みがこぼれた。
椅子にかけた弟の王子様の前に旅行記と巷で人気らしい女性向けの小噺の本など並べた]
ちょうど、私も自身の道の選択を
迫られている時でしたから差し出がましく
言ったのでしょうね。
ウェルシュ様が剣をとるより、本を持っているほうが
生き生きしたお顔をしてらしてすごく安心したのを
覚えていますよ。
[座っている弟の王子様の目をまっすぐみると微笑むかける]
あなた様の知識は国の宝となりますでしょう。
皆様、お役になっていると思っておりますでしょうし、
何より最近はウェルシュ様とお話していて学ぶことが
多く、お恥ずかしいばかりです。
[大げさに聞こえるかもしれないが彼は本心で思っていた。
吸収も早ければ、それを国王様に提言することもある。
その裏に感じる人物には少し眉をひそめるところもあるが、弟の王子様自体の聡明さをひしひしと感じていた。
弟の王子様の目の前に並べた本をお借りしますねと言う。]
もちろんです。
今度はささやかなお礼といたしまして、
紅茶のお供にお菓子でも用意いたしましょう。
[アレクシスあたりに何か聞けばいいか、それともゾネスに何か土産をあるかなんて考えながら、本を読む前から次の弟の王子様との時間を楽しみにした*]
/*ちなみにラバル夫人は国王陛下に片思いをしていたという設定です。
そして、いつも返信長くてもっとこうまとめられないかな自分。
/*
どうもです。
明日はある程度きちんと時間取れるはずなので、あと1回くらいは突撃してもらっていいですよ!
いや、私はそんなつもりでは……。
あなたを縛りたくはないのです。
それに……
[フェリクス様を慕っておいででしょうなんてさすがの彼も口には出さなかったみたいだ]
私の思想に従えとは思っておりません。
むしろ、あなたの意思で決めてほしいのです。
家柄も立場も関係なく、決めていただきたいのです。
[それがどれだけ上の立場からの言葉か彼もわかっていた。
向かいあって、アイリの側に近づいた]
怪我はありませんか?
あなたの決意を蔑ろにしたこと、謝罪いたします。
でも、あなたが望む王が誕生した場合――、
それは即ち国王陛下のご遺志が偽りだったとされたときでしょう。
私は……、尚書官として国王陛下のご遺志が本物だと言う責任を持っております。
[王様の遺志を偽ったとすれば、彼はタダではすまないだろう。
首がつながっていれば御の字だろうと考えていた]
どうなるかわかりますね?
私はあなたを妻として迎えたいです。
しかし、同時にあなたを悲しませたくない、
迷惑をかけたくないのです。
[騎士になりたいと言ったのはどこの誰だったのだろうか。
でも、最悪を考えれば彼は距離をとる選択しかできなかっただろう。
彼女がそれでも受け入れてくれるなら彼はどんな顔をするんだろう*]
――回想:アレクシスと――
スペック?
本当に不思議なことを言いいますね。
あまり女性に不用意なことを言うものじゃないですよ。
[アレクシスはそれなりの立場だろうにと彼は少しプンプンしていた]
あなたも歳を考えたら、落ち着くのも一興ではないですか。
なかなか、一生を添い遂げるという相手に出会うのは難しいでしょうけどね。
[ただ母親の言いなりになりたくなくて、次々に縁談を断っている彼はもしかしたら、
恋愛結婚希望なのかもしれない。そんなことは立場上無理だけど]
私はあなたが羨ましいからお互い様ですね。
持ってないからこそ、自由に見えます。
……すみません、ないものねだりで口がすぎました。
[普段は言わないだろう本音。
ふとアレクシスが昔にしていた故郷の話を思い出すとすぐに謝った。
持ってる人間の最大限のワガママだ]
また都下の酒場にでも連れて行ってください。
お土産話でもしますから。
[時折、アレクシスに半ば強引に連れて行かれる街の酒場。
彼はいつもいやいやついて行っていたが、本当は嫌いじゃなかった*]
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