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神父 アルビンは、画家 フィオン を投票先に選びました。
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そうですね、切っ掛けお願いしてもいいでしょうか。
すみません、今夜はそろそろ落ちます…**
[そんな不思議な暖かさを感じた時だったか、フレデリカが語り掛けてきた
何故だろう、その声の聞こえ方が先程までと違う気がして、彼女に視線を向けて暫く何も答えられず]
――私のことなんて、考えなくていいのに。
……どうして貴女はそう優しいのか。
[自分の心の声も、何だかいつもと違う気がした**]
[それから何か言葉を交わしただろうか?
それならばその後に、こう言っただろう]
自警団員の方に聞けばフレデリカさんのお部屋の場所も分かると思います。
一緒に、行きましょうか。
[立ち上がり、何気なくフレデリカに手を差し出した**]
え?
[そして、口には出してないこと答えが返って来たのは気のせいだろうか?
暫くフレデリカを見つめて、戸惑っている。
心労で幻聴を聞いたのだろうか、しかし……]
ありがとう、フレデリカさん
[それで片付けてはいけない内容に思えたから
微笑みを返し、また心の中でそう返しておいた]
―― 少し前:廊下 ――
[そして神父とフレデリカは、その話>>21を漸く知ることになった]
……落ち着いて、フレデリカさん
[神父の声はその話を聞いても酷く平坦、いや意図的にそうしている
フレデリカ>>22の前で自分が取り乱すことなど出来ないのだから。
目眩を起こした彼女がふらつきでもしたら、その身体をそっと支えでもしただろうか
そうで無くても彼女から視線を外さずに]
いけません、それだけは……
[代わりに、という彼女に自警団員が首を振るより先にそう言葉をかける
しかし神父の瞳に映る彼女の必死な声は、それを否定するのは
鏡に映る自分を否定するのと同じであるとも思った、犠牲になろうとしてることは一緒なのだから……
そう思うとそれ以上声はかけられず]
[それに]
っ
……ああ、大丈夫です
お気に、なさらず、に
[何でもないふりをするのはもう限界だった。
壁を背にしてその場にずるずると座り込む、話をしてくれた自警団員が心配そうに声をかけてくるが自分は気にせず仕事に戻ってほしいと笑いかけて
暫く、そうしていた*]
―― 回想:了 ――
―― それから:中庭 ――
[今更部屋に戻る気も起きず
広間に向かうのもここに来て何も出来ていない自分にフレデリカ以上のことが出来るのか、そんな弱音が心を覆っていて
当ても無く彷徨い辿り着いたのは、中庭]
……
[ベンチに座り視線は虚ろに宙を彷徨う]
[心が弱っている時呼べる名前が神父には物心ついた時から無かった
無い、筈だった。]
……!
[唇が誰かの名前を紡ぎかけ、ハッとしてそこに手をやる
それは声にならないまま静寂に消えてゆき]
……私は、何を
[信じられない、そんな面持ちで一人呟いた]
[ロザリオに触れる
そう自分にあるのはこれだけ、誰かに呼ばれる側であるべきでその逆など許されない。なのに]
……何故。
[どうして彼女の声が聞こえる
たった一瞬でも、名前を紡ぎかけた彼女の声が]
[戸惑いを覚えながらも少しでも心が休まるまで、はたまた誰かが現れるまで
神父はそこに座っていることだろう**]
[中庭を見渡せどあの金糸はどこにも見えない
彼女の言葉に答える前に、不可解な現象に関する戸惑いが先行する]
やはりこれは私の幻聴ですか……?
それとも、
……神の導き?
[先程は同じ部屋にいたので、何か違和感を覚えてもそこまでは至らなかったがもう勘違いでは済まされない]
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えっと
タクマ→←オクタヴィア
ロヴィン→←グレートヒェン←(失恋)←ローレル
ラファエル×ユーリエ
フィオン→フレデリカ←(無意識)←アルビン
不明:タチアナ
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無意識というか無認識?まあ何でもいいか
そういえばト書きでフレデリカが特別なわけじゃないよ皆大切だよって書いたのに部屋空いてすぐ来たフレデリカは優しいよね
[やはり疲れていたのだろう、暫く座っている内に意識はまどろみの中に沈んでいって
誰か>>145がどこか遠くで何かを言っている気がしても、身体は中々動かなかった]
……。
[重婚をどう思うか>>179その呟きは何故だかちゃんと聞こえた
神父の目はゆっくり開き、隣のタチアナを見る]
……それで貴女は幸せになれますか?
あの人との結婚を回避すれば、幸せなんでしょうか?
[それは不幸から逃げ切れただけのこと、幸福ではないと神父は考えた。
想い想われその結果の重婚ならば、当人達の自由であろう。
しかしそれは、ただ回避する為のものならば"愛の無い婚姻"という点のみ見れば、アーヴァインとというのと変わりが無い。]
[少し疲れた表情のまま、ふっと笑い]
ここにいる人達は、幸せになりたいのだと私は思います。
貴女は、どうですか?
[少し疲れた表情のまま、ふっと笑い]
ここにいる人達は、きっと心のどこかで幸せになりたいと思っているのだと私は思います。
貴女は、どうですか?
[それは神父が疲れから目を閉じる前のこと]
……フレデリカさん。
[柔らかな声はいつもの彼女のもの、神父にはそれが幻聴には思えなくて]
……どこかに隠れて私をからかっている、とかではないですね?
[分かっていながらもう一度そう確認してしまう
それからためらいがちに言葉を続けて]
私達は離れていながら会話が出来るようになったようです、ね。
[説明がつかないその現象に困惑は尽きないが]
……神に感謝しましょう。
こうして貴女とお話が出来ることに。
[悪い気はしなかった。]
そうですね、私も皆さんに幸せになってほしいと思っています。
……恋愛というものは人と人とが深い繋がりを結ぶこと。
悲しみを生むこともあるでしょう、浅い繋がりであれば痛みを知らずに済むでしょう。
けれど……得るものは痛みだけでは無いのではないでしょうか。
誰かを想う気持ちは、確かにその瞬間幸せを感じさせてくれていたのではないでしょうか。
きっと恋に破れた方も、幸せを知ったから……
またいつか、誰かを愛し幸せになれると私は思います。
[重婚の話をタチアナ>>206と続ける
重婚ならば確かに全員が婚約を回避出来る、恋愛ならば破れる人も出て来る可能性がある。
だが、神父はそんな人が出て来ても。]
大丈夫、そんな人がいてもあの人となど結ばれずに済むように私がしますから。
貴女は何も心を痛めなくていいのですよ。
幸せになりたいのならば、貴女なりにそれを探して下さい。
[結婚しないで済むように動くつもりでいた]
そうですね、貴女は子供達に愛され慕われてますし……私と会話出来るのがご褒美でいいのか分かりませんが。
[苦笑するが、伝わるフレデリカの照れ隠しのような笑いがなんともこちらまで気恥ずかしくさせて。
触れているロザリオは、優しい彼女のように暖い]
……すみません、少し仮眠を取らせて下さい
[それはどこか自分を安心させてくれた
その言葉を最後に一旦神父からの声は途絶える]
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