情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
あっ
もしかしてステファンの生死が決まらないと階級決まらないのか
と二階級特進したシェットラントを見て思った
トールとリエヴルがみんなに叱責されてて噴くw
そりゃそうなんだけどwww
ところで今日の墓落ちは誰になるかなあ
メインカプは終盤まで残される気がしています
[>>+1不思議そうに、右脚の場所を眺めるカーク。
続いた言葉から察するに、当人にも、それは見えていないようだった]
さいごに……?
[先ほどから、現実ではないようなものばかり見える。
何年も前のできごとだったはずの海水浴、知らないはずの戦場、童話の中のオオカミ。
このわけのわからない空間はどこなのか、考えることをせずにきたけれど]
……帝国軍の。
[カークの言葉を繰り返して、小さく、息を呑む。
何かを恐れるような表情。きっと自分の顔にも、同じものが浮かんでいる]
『ヴァルハラ』
[彼は確かに、ここをそう呼んだ]
……そう、ですか。
やっぱり、そういう……。
……命を、
[自分の胸へ手を当てて、視線を落とす]
僕は……
自覚はないんですけど、たぶん、そう……なんでしょうね。
ここを、撃たれて。
…………あの、
[顔を上げ、思い詰めたような視線をカークへ向けた]
外務大臣が……トライブクラフト伯爵がどうなったか、ご存知ないでしょうか?
一緒にいた、ユリシーズ・フォン・ベルンシュタイン氏も……!
[自分は、父たちを護ることができたのか。
それだけは確かめておきたかった]
…………そうですか。
[残念ながら、カークは事件自体を知らないようだった>>+1]
でも、外務大臣が暗殺されたら情報ぐらい入るでしょうから……きっと、無事だと思うことにします。
とりあえずは、役に立てたんだと……
[苦笑して、ゆるりと頭を振った]
……苦痛が残らないのは、助かりますね。
カ……バウムガルテン中尉も、痛まないのなら、よかった。
[卒業して互いに仕官してから、カークとはほとんど会う機会がなかった。
だからどうしても、学生時代の呼び名の印象が強い。
短い沈黙の後、周囲を見回した]
……ここには、僕らだけなんでしょうか。
その方がいいんですけど。
ここが死後の世界《ヴァルハラ》なら、あまり知った顔にやって来られるのは困ります。
[こうなったらじたばたしても仕方がない。
落ち着いた口調で、そんなことを言った]
[あの人は、無事でいるのだろうか。
自分の胸へと緑の弾を撃ち込んだ人物のことを思う。
紛れもなく彼は「敵」なのだけれど、ここにいて欲しくはないと願ってしまう。
カークには、ただ微笑んで]
でもどうせなら、もっと景色が良ければ嬉しいですよね。
これからここで安らぐしかないわけですし……
[口にするうちに、周囲の空間がぼんやりと緑色を帯び始めた。
撃ち込まれた緑の閃光とは異なる、柔らかな緑]
……これは。
[現れたのは、若葉生い茂る木々。
その向こうに、見覚えのある建物]
……学校の、中庭……?
[足元には、瑞々しい芝生。
ご丁寧に、その上にテーブルと椅子が出現した]
……どうして。
どうして、ここ、が。
[戦場になったと知っている場所。
昔のままの光景を見せられるのは、かえって苦しかった]
[傍らに立っていた牝馬が、身をすり寄せてくる。
そのぬくもりに顔を上げ、ひとつため息をついた]
……座りましょうか、
[続く名の形に口を開きかけて、いったん止めて]
……カーク先輩。
[結局、彼をそう呼んだ**]
1時間前のできごと:ちょっと仮眠してお風呂入ったら目が覚めた今のうちに発言するぜいえー!と思ったら箱がネットに繋がらなかった
何か火狐がダメぽい
[カークに椅子を勧めようとして、途中で何かに気付く]
……あっ、ちょっと待って下さい。
ただの幻影だといけない。
[椅子を引いて、手で座面を押さえてみる。
それから自分が座って、ちょっと揺すってみた]
大丈夫ですね。いきなり消えたりはしなさそうで……
[立ち上がって体の向きを変えたとき、中庭に誰かがやってきたのが見えた>>+32]
…………あれは。
[自分と同じくらいの背丈に、金の髪。
首都防衛隊の自分とは少しデザインが違うけれど、同じ公国の軍服。
出会ったことを素直に喜べない表情も、たぶんお揃いだ]
シェットラント。
……君も、来てしまったんだね。
僕は、父と一緒にいるときに、何者かに襲撃されて……
[襲撃者の正体は知っている。
間近に姿を見て、声を聞いている。
それでも、彼の名を、「襲撃者」として口にすることができなかった]
撃たれたんだ。
父が無事だといいんだけど……何か、知ってる?
[問うてから、相手の顔を、少し不思議そうに眺めた]
……どうしてだろう、あの時、撃たれてから何も聞こえなくなったのに。
どこかで君の声を聞いたような気がするよ、シェットラント。
……それに。
ディーク先輩や、トール先輩の声も……
勝てよ、って。
また一緒に紅茶を飲みたいって……
あれは……
[どこで耳にしたのか、覚えていない。
ただその暖かな声を思い出せば、胸が締め付けられた]
……ん、そうだね。
我ながら、まさかあんなことになるとは……。
[>>+37縁遠い、との言葉に、どこかしみじみと呟く。
軍人になった以上、戦いで命を落とす覚悟はできていた。
ただ、仕官してすぐ首都防衛隊に配属されたこともあり、本当に具体的に覚悟できていたのかは、怪しい]
父も、ユリシーズさんも……無事なんだね。
よかった、ありがとう……!
[それでも、あの時躊躇いなく父の身代わりになることを選べた。
そして、大切な人々を護ることができた。
目を伏せるのは、自分と彼自身の死を悔いるものだとしか思わずに。
知らされた事実に、明るい声で応えた]
見舞いに……そうか。
[>>+38なるほど、と納得したように頷く]
じゃあ僕は、あれからすぐにここに来たわけじゃなさそうだね。
……ありがとう。心配かけて、ごめん。
カード……とても大切にしてた、あれを。
そっか……。
…………。
[ここへ来てしまったことは、仕方ないと思えていた。
でも、回復を祈ってくれた彼らを、悲しませてしまったことが辛い]
……ごめん、
[そしてこの事実は、
自分を撃ったあの人に、きっと深い傷となって残るのだろう。
軍服の袖で、目元をぐいと拭った]
[しばしの後]
……また、誰か来た?
[視線を感じて、きょろきょろと首を動かす。
けれど、新しい人影は見えない]
何だろう、すごく大勢の人に、見られてるような。
『…………』
『…………す』
『……士官学……』
何か……聞こえないか?
[不安げに、ふたりの顔をみつめた]
『現在、士官学校跡地は双方の軍の停留が見られぬ緩衝地帯になっています』
『けれど実に効果的だ』
『河川上流から毒を流せば』
『士官学校跡地に篭る一軍を個別撃破する』
[どこか遠くから聞こえる、いくつもの声]
……知ってる、声だ。
[かつて同じ学び舎にあった者たちが、帝国と公国に分かれ、それぞれの国のために戦っている。
それを知ってはいるけれど、まだ、目の当たりにしたことはない]
ここで、戦おうとしてる……。
[声が震えた。
昔のままに見えるこの「学校」と、現実の「士官学校跡地」は、重なっているのだろうか**]
…………。
[>>+46苦しげに絞り出されるような言葉に、じっと耳を傾けた]
……そう思ってたのは、君だけじゃない。
父やベルンシュタイン侯を邪魔だと思ってた人は、多かったと思う。
売国奴なんて呼ばれたことも、一度や二度じゃ無いし。
……僕だって、戦争を始めようとする人たちがいなくなればいいのにって……考えてしまったことは、ある。
でも彼らは彼らで目指すものがあって、それはたまたま、僕が願うものとは違ってた。
……君には、叶えたい望みがあっただけ。
卑怯なんかじゃないよ。
[強張って見える肩に、そっと手を置いた**]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新