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12-11>9>7>5>3>1 12-11>10>8>6>4>2
5縄で、村の流れとして2縄を予約。1GJは起きても大丈夫。最終日は目指すけれども義務ではない筈。オーケー。
ところで武器が鍬しかない。
………何とかなるかな、なるだろう、きっと大丈夫がんばれおれ。
[ヤコブが宿屋を訪れたのは夜更けのこと。まともな防寒対策もなく>>0:450隙間風が吹く中、竈の前で一人芋を煮ていた所に、レジーナがわざわざ声を掛けにきたのだ>>0:445>>0:448。
――そうして声を掛けられるまですっかり、そっち>>#1が先だということを忘れていた]
[ありあわせの上着を着て、簡単に荷物を詰める。
まだ暖かい芋も抱えていたから、日が落ちてからの移動にも関わらず、何とか凍らずに>>4辿り付く。すっかり白くなってしまったカンテラを拭い、重くなった上着を暖炉の傍に掛ける]
[例え馴染んだ、目を閉じても辿れるような道であっても、吹雪の中を進むのは自殺行為であったのだと――そう知ったのは、もう少し後だ]*
――朝――
[ヤコブが鍵を取った筈の角部屋は鍵が開きっぱなしで、着替えと、果物の瓶詰めが3(3x1)つ、寝台の上に放り出されている]
[当人はというと――厨房に持ち込んだ椅子の上で、居眠りをしていた。傍には凍えた人にと淹れたポット。火の消えた竈には、持ち込んだ芋と宿の塩漬け肉を刻んで入れた、簡素なスープの鍋が乗っかっている。
――抱えていた鍵付きの日記帳が、ことんと床へ落ちた]**
[裏口の明かり取りから差し込み、頬を暖める日差しに、意識がゆっくりと引き上げられる。眼を擦ってみれば辺りは馴染んだ台所でない。昨日のことをゆっくりと、思い出す。酷い――雪が、この村に降って、宿からわざわざやってきたレジーナに声を掛けてもらったことを]
[誰かが掛けてくれたらしい毛布が、身じろいだ瞬間肩からずれた]
毛布ありがと、えーと……?
[丁度声が聞こえたから>>82>>86、毛布を羽織ったまま歩き出す。そうして辺りに漂う珈琲の香り、つまりは誰かが厨房へ来た証の品に、きっと掛けてくれたのはそこにいる誰かだろうと声を掛けた]
[けれど、一旦安置された“彼女”の身体>>80か>>、ヤコブと同じく現れたシモン>>87にされた説明>>91か――あるいはそのいずれもによって、言葉は途中で切れてしまう]
[取り敢えずの状況確認は直ぐに済んだ>>101>>107。
避難生活と言われて真っ先に出るのは食糧事情だけども、厨房には小麦粉の麻袋>>0:313が十分あったし、塩漬け肉を含む冬期の貯蔵もまだ残っている様だった]
あとこっちに残ってるの…
[ジムゾン、フリーデル、ディーター、シモン、カタリナ、ゲルト…それに昨日見た面々も指折り数える。他にもまだいるだろうけど、父母も含めて行商に行っている人が多かったから、20人はいないだろう。それなら]
1ヶ月は流石に厳しいだろうけど、
10日程度なら何とかなるんじゃないかな。
それまでに…無事、止んでくれたらいいけど。
[昔みたいなことにならずに。
……100年前のは“おとぎ話”だと切って捨てることは、ヤコブには出来ないけれど、それでも……雪が降ったなら必ず起きる、そういう類のものじゃない、ないはずだ]*
[レジーナを安置する>>126ことについては、ディーターが主導してくれるという>>142。オットーとアルビンも顔を出し、にわかに人数の増えていた玄関だが、次第にそれぞれが今やるべき事を見つけだし、動き出した>>138>>154>>157>>158。
若干一名、斜め上の方向に行っているが>>163……まあ静養という意味では良いのだろう。はしゃいでいても>>166]
[運び手は足りているようだからと、思考を巡らせる。
外の確認>>133も重要だが――先程来たばかりの村人は身体を冷やしただろうから、食べ物と風呂を用意してからでも、遅くはない筈だ]
――厨房→――
[顔を出した先には、カタリナの姿があった>>165。
そしてヤコブが起きたときよりも、厨房にはものが増えていた>>161。どれも日持ちしそうな品々で>>39期間の読めない避難生活には有難いものだし、食事に幅が増えるだろう]
カタリナ、食料持って来てくれたのか。
有難う。 ……、
[思わず漏れた一言。
それがどうにも妙に聞こえて、気付けば苦笑が滲んでいた]
[ここの主はヤコブじゃない。
ここの主はレジーナであり、手伝いをするパメラであり>>0:351、料理を習うカタリナだった>>0:147。ヤコブはたまたま、成り行きで昨夜を過ごしただけだ]
[それなのに、主の死に向かい合った今、自分の言葉が厨房の責任を負った者の台詞みたいに聞こえてしまって。そんなつもりはなかったのに]
――厨房――
あはは、今はおれだけだよ。
助かるよオットー。よろしく
[途中からはオットーが顔を出してくれて>>237、鍋の方をバトンタッチ。己は食料品の片付けとチーズの配膳なんかを進めていく。カタリナも持って来てくれた事だし、外に出たらもう少し家から食料を持って来よう、そんな事を考えながら。
シューマッハ家の小麦粉と、カタリナ宅のチーズに干し肉。うちにはもう少し芋があるし、あと酢漬けもそれなりに仕込んである]
オットー、ここでパン焼ける?
[もし焼けるなら、小麦粉を団子作りに使うのは控えめにしておこう]
[――まあしかし、カタリナの再訪>>248によりオットーがいつもの調子を取り戻してしまえば、真面目な確認は中断されてしまったかもしれない]
ああそれと、秘蔵の酒が1本
ディーターのやつに献上してしまったんで
ヤコブお勧めのアレ、あれ持ってきて!
んで今日酒盛りでもしようぜ
[くいくいっ、と飲みのポーズ*]
えーっやっちゃったのか?
ディーターに酒呑ますと、毎度パメラが悲しそうなんだけどさー…
…んー、まあでも酒盛りもいいのかもな。
こういうときだからこそ、さ。
了解、いーやつ持ってくるよ。
[いーち、にー…倉庫に寝かされた酒たちを思い浮かべ、指を折った手をひらりと振る]*
[今は宿の部屋に置いてきた、鍵付きの日記帳。
雪が降り、真っ先にあの日記帳を出したのは、昔にあれを読んだことがあったから、だ]
[――曾祖父が100年前に痛感した、無力の記憶を記す文字群。
血に塗れた家々へ到底住んでいられず、逃げるように他の地へ向かったというのに、心はこの村へ残されたまま。何が出来たのか、何をすればよかったのか……そんな悔恨をぎっしり詰め込んで封をした、一冊の日記]
[指先から感覚を奪うこれが、形のない不安であって欲しいと思う。
ただ、もしもの事があったときには――この機会が幸運だったと言えるように、しなきゃいけない]
しゃーねーよ。あいつは兄ちゃんで
みんなから頼りにされる奴だけど
酒でも飲んで、唯のディーターになれる時も
必要だろうってことで、さ
勿論、ヤコブもな!
この中でいっちゃん年上だから、
頼られることもあるかもしれんが、無理する位なら
そうなる前に、誰か頼れよ
つまみも宜しく。ヤコブん家の漬けた漬物で
教会に差し入れてくれたので美味しい奴あったじゃん
あれなんだっけなー。あれがいいな
[神父図々しく追加でつまみもリクエストして
その背を見送るのでありました*]
部屋の中で只のディーターになるだけならいいんだけど、
量とか諸々、なあ…
[普通の人は、酒を愛好したところであんなこと>>0:188言われない]
…ま、おれも無理しすぎないよう気を付けるよ。
父さん達含め皆結構出てるから、
おれが一番上だろうしなー…
[――気を抜いて良いのは、たぶん、誰かがそばにいるときだけだ。
そういう意味でも少々の酒は良さそうで、“酢漬けは季節もあるから、同じのはないかも”と言い添えながらも、追加の頼みも請け負っていた]*
[量とか諸々に関しては
多分にこの不良神父に原因があるので
何とも言えない酒飲み友達でありました
よし、それは目をそらそうそうしよう]
……ん。そだなぁ
30代ヤコブだけ、だしな
昔みたいにヤコブ兄って呼んでみようか?
[なんておどけて見せたけれど
……季節によってはあの酢漬けないの?しょんぼり
でもどの酢漬けもおいしいので、
俺はとても帰還を楽しみにしております、ヤコブ様*]
[自宅から運んできたものは、酒瓶が1(2x1)本に芽キャベツの酢漬けが4(4x1)、貯蔵品の芋が一箱――それと、リュックの中にくくり罠と鉈。
各戸を巡りながら自宅へ戻り、更にそこから宿屋の裏口へ食料品を置きに行ったとはいえ、後から思えば一度で運ぶ量じゃなかった]
[それでも何とか、日が落ちきる前には戻る事が出来た]
勿論!
パメラこそ、まっすぐ帰れよ…!
[パメラ>>311にもそう告げた通りに、彼女が風呂へ向かった>>331後位に玄関をくぐる。
伝言>>259の中に肉屋>>207へ向かった事は入っておらず、先に水車小屋へ向かっていたものだから、パメラは寄り道をしていたのだと勘違いしていたのだけれど――どうやら彼女も戻っていると知れば、安堵の息を吐いた]
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