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流浪人 ツェーザルが「時間を進める」を選択しました
ージャンプ・インの後ー
[ドクン、ドクン。
男が気を失っている間に聞こえてくる、男以外の鼓動の音。
80年近く、”こいつ”が目覚める度に耳にして来た。
いっそ、このまま死なせてくれ。
何度そう考えて来た事か。
”こいつ”に利用される形で生かされて、自ら死のうとする事が出来ないと分かっていても
”こいつ”を道連れに死んでやるという気持ちは消える事はない。
男に寄生した上で餌にして、獲物が定まればその人物の感情を煽って
退屈凌ぎの遊び感覚で俺と争わせようとする。
相手が負ければ、その人物自身か大事な人の魂……命を刈り取る。
男の生力を吸収しているのに、男に寄生して更に他の人物からも奪い取る。
嘗ての地球で死を司る存在として知られていたらしいもののに似た特徴を持つこの寄生生物は、生かしておくべき存在ではない。
自分も、とっくの昔に死んでいる筈の存在なのだ。]
あー……あー、別の警備員さんか
[果たして、意図せず溢した名を聞かれてしまったかどうか。
どちらにせよゆっくり体を起こして、床に座り込んだまま周りをキョロキョロ。
どうしてか、全く人の姿が見当たらないような。]
なぁお若い警備員さんよ
寝そべってた俺に声をかけてくれたところで悪いけど……なんで全然人がいないんだ?
さっきまであんだけ人いただろ?
[気を失う直前に聞いた筈だったのに、男はそれをすっかり忘れていたのだった。**]
流浪人 ツェーザルは、流浪人 ツェーザル と 警備部 クレメンス を能力(刈る)の対象に選びました。
/*
鎌の振り先の表明やらそれのタイミングやらの相談をしようかと思って秘話を送ろうとしたけど他からも秘話来てるっぽいし大変になるかなぁ…
ー目が覚めた後ー
上司……年からして多分そうかね
クレメンスって言ってた……あーいや、申し訳なく思わないでいいさ
しかし非常事態か……
そして避難も出来なくなってる、と
とりあえずメイン・サロン行きゃいいのは分かった
場所は……ずっと変わってないなら一応分かる
怪我とかも別にないから
えーっと……警備員さんは俺放置して他見に行ってくれて問題ないぜ?
[”マリア”と、聞こえてしまっていたらしいその名を口にされた時だけバツが悪そうな顔をしてしまったが>>114
それ以外は至って落ち着いた素振りで話を聞き、理解した。
非常事態だと聞かされても落ち着いているのは、男に寄生しているものが目を覚ました理由がその非常事態なのだと納得したから。
そんな男の姿にもしかしたら不信感や違和感を持たれたかもしれないが、今の男はそこまで気が回らないようだ。
なにせ、若い警備員の名前を聞くのを忘れているぐらいなのだから。]
あーあと……聞こえちまってたみたいだから言うが
マリアってのはまぁ、忘れてくれ
ちょっと寝惚けて奥さんの名前呼んじまっただけだから
[ケラケラ笑って、首に下げた指輪を揺らしながら最後にそう言った。
寝惚けてというのは嘘だけど、随分昔に亡くした妻の名前である事は確か。
『そんな歳じゃないだろうに悪かったな』なんて申し訳程度の謝罪を加えつつ、相手が他へ移動するのであれば座り込んだまま見送った事だろう。
男のものとは別の意思が、相手の人間関係を聞き出したいとしているのが表面に出てこないよう堪えながら。*]
ー若い警備員と別れた暫し後ー
[メイン・サロンへ集合、警備員のその言葉は聞こえていた。
しかし、男がそこへ向かおうとする気配はない。
というのも、ドロイドやスノウの異常を目の当たりにしたり、キャプテン・メリーの警告を耳にしたり
そして現在、目の前で事態の説明をしているスノウの話を聞いているからなのだが。
人狼、被害にあったという人物の話くらいなら聞いた事がある。
恋天使、そんな種族がいるなんて初耳だ。
死神、これも名前は聞き覚えがない。
しかし……その特性を聞いて、男は理解した。]
(俺の中のクソ野郎の事か)
[詳細は不明、そう聞いてそれもそうだと納得する。
男だって今自分に寄生している個体以外見た事がないし、全ての特性を把握している訳ではない。
現に、ただ生力を奪おうとせず遊び感覚で標的と自分を争わせようとするのか
自分が争いに負けたらこの生物はどうするのか
この生物……”死神”と呼ばれているのだろうそれの寄生から逃れる方法はあるのか
80年近く体を支配されていて尚、知らない事がまだまだある。]
……了解したぜ、ニャンコロ
探んの大変そうだけど、皆の為だもんな
(俺も、皆の為にクソ野郎を化かさねぇとだな)
[スノウから人狼や危険人物の隔離排除についての説明を聞き、理解した上で
自分もそうされるようにするべく、死神の”遊び”に従うように行動して上手く道連れにしなければ。
しかし死神が標的に選びそうな人物なんて、今の段階では1人しかいない。]
…………名刺はあるけどなぁ
[非常事態となる前、連れ酒の約束を交わしつつもらったクレメンスの名刺。
彼からは、家族絡みの似た匂いを感じた。
感じた通りなら、寿命や病気以外の要因で失ったのかもしれないとも思うのだ。
マリアが、そうだったから。
死神が彼を選ぶか分からないけれど
どうするべきか、スノウの姿が他へ行くまでの間考えた。
考えて、考えて、先ずは行動する事に。]
………この状況で出てくれんのかね
てかあれか、先ず俺が船にいる事に驚かれるかもな
[とりあえず相手の場所が分からないから、名刺に書かれた番号へ連絡を試みる。
直接顔を合わせていないと、死神は標的を”遊び”に引き込めないらしいのだ。
だから先ずは実際に会わないと始まらない。
電話に出てくれるようなら、先に避難しそこなった事を一言謝ってから
「メイン・サロンの場所忘れちまって、案内お願い出来ねぇか?
この状況でニャンコロとウサ公に頼むのはなんか頼りなくてさ」
なんて言っただろう。
強引性は一切ない、断られればその時はその時。
ただそうなった時は、他に死神が食い付きそうな人物を死神の察知能力のみで探さねばならない。
不信に思われる可能性も考えなくはないが、電話に出てくれるか、お願いを聞いてくれるか待つだけである。*]
[無事、男からの連絡には応じてもらえた。>>262
出だしから軽口を聞く事になるとは思ってもみなかったが、おかげで変に気張らずに済んだのは幸いか。]
そりゃ飲みたいけどな、今飲んだら怒る奴いそうだ
……まぁ、そんなとこだなぁ
も、って事はあんたさん含めて他にもツイてない同盟いるのか
[飲みたいのは本音だが、あくまで軽口のノリでそう返した。
どんなメンツが、どの程度残ってるのか。
目が覚めてからまだ若い警備員……カレルと言ったか、あの若者しか会っていない。
メイン・サロンへ行く前に行動しておいて正解だった。
人が多いと標的を定めようと死神が活性化して、また男の意識が飛ぶ事になり好き勝手されてしまうから。]
ん?武器庫?
おいおい、状況が状況とはいえ
民間人をそんな物騒な場所に連れてっていいのかぁ?
……まぁ、迎えに来てもらえるみたいだし
喜んで付き合わせてもらうさ
[こちらも付き合わせる事になるから、とまでは口にしなかったけれど
武器庫への同行を受け入れる事は伝えた。
場所を聞かれれば第2エリア内の通路にいると答えて、到着を待つとしよう。
その後は武器庫に到着する前にカタをつけたい気もするが、人目に付かなければどこで実行してもいい。
「寧ろそうしやがれ」と、念じても伝わらない事を分かっていながらつい考えていた。**]
/*
もっと寝てるはずが目が覚めて、ログ見たらお返事あったからお返し
しかし嬉々として引き受けちゃいかんwww
でもありがとうwww
ークレメンスと合流した後ー
[こちらの居場所を伝えてから暫く、相手の姿が目に入ればのそのそと近くに寄って武器庫へ向けて歩き出す。
道中何か話していたかもしれないが、その間男は周りに視線を巡らせていた。
人目に付かない適当な小部屋、或いはちょっとしたスペースを探していたから。
何か話していたなら男がどこか上の空であるのを気付かれたかもしれないが、気付かれたとしても問題にはならない。]
ちょっと、そこの部屋いいか?
話しときたい事あってな
[そう声をかけたのは、扉が開いたままになっている小部屋を見つけた時の事。
相手がこの提案に乗り気じゃなくても、「まぁまぁ」なんて笑いながら背中を押して共に小部屋へと入る事になっただろう。]
なぁクレメンス、独身って言ってたの嘘だろ
あんた、家族いたよな?
それも……”殺された”家族が
[入って早々、男と死神にとっての本題をぶち込んだ。
突拍子もない家族についての話。
誤魔化されようか認められようが、そこは重要じゃない。
男には分からずとも、死神はお見通しらしいから。]
なんでそれを知ってるか、簡単な話さ
俺は死神だ、人間の命を頂戴する
俺が不老なのも、そのおかげって訳だ
勿論、この船でも残ってる奴らに隙が出来ればそいつらからも頂戴してやるさ
そこで、あんたに復讐のチャンスだ
人狼だなんだと騒がしい今
人狼の可能性があるだとか、危険な種族の可能性があるだとか
そんな名目で隔離排除出来る、俺を直接殺すのだって可能だろうな
分かるか?”合法的に”復讐が出来るって事さ
[家族を殺したなんて全くの嘘だけど、怪しまれない保証なんかもないけれど、そんなの今は構っていられない。
ジーッと、相手の目を見て話す男の目は常より赤くなっていた事だろう。
死神が男の体を支配して、能力を使っている最中の特徴。
この目で相手の目を見ている間、見つめられた対象は話が終わるまで金縛りのように動けなくなる。
更に個人差はあるが、こちらに対しての殺意や憎しみが膨れ上がるケースもあった。
相手がそうなるかは分からないが、男を殺しにかかるように仕向けられればいいのだ。]
俺を殺せれば、人狼以外の脅威が1つ減る
殺せなければ、皆の命が抜かれていく
そんな単純な話さ
…………命の奪い合い、楽しもうぜ?
(そしてこのクソ野郎ごと俺を殺してくれ)
[ニヤリ、不敵な笑みを浮かべて、嘘を並び立てた”遊び”への誘いは終了。
目の輝きが常の状態に戻り、相手を残して部屋を後にしようとする。
この段階で対象は気を失うか暫く動けないか……稀にすぐ飛びかかってくる場合もあるが、果たして相手はどうだっただろうか。
すぐに追っては来ないようなら今のうちに第1エリア方面へ移動して距離を置き、追ってくるようなら勿論抵抗する。
死にたがっている素振りを見せてはいけない。
死神にそれを悟られたら、全て台無しなのだ。
脳に寄生するタイプの生物でなくて良かったと、今ほど感謝した事はなかったかもしれない。**]
/*
恋天使の恋矢刺す先決めが難航してるのかね…?
もしやクレメンス取っちゃったから困らせる事になったとか?
だったらすまんってかすまん(白目
/*
普通にメモに書き忘れてうぎゃあってなってたけど見た感じ回収タイミングずらしてくれてるっぽいかなクレメンス
すまねぇ…ありがたいけどすまねぇ…(震え
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