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―深夜―
[マリエッタ>>483とは対象的に早々に寝た自分はというと、コンラートが担当する間は彼に任せて静かな寝息を立てていた。
それはある種の信頼を表してもいる。もちろんマリエッタに対しても]
そろそろ動くのかい?
[ただ、コンラートの声>>471やマリエッタが動く>>484のを感じるとそう起き上がり。
彼女も外へと向かうと自分は大きく伸びをしてから彼女に遅れてきて、すぐに視線を受けると]
ボクを起こさずに置いていこうとしたことは少し許せないな。
[お願いをする言葉>>10も聞こえればそう返してから]
だから約束を破ろうとした償いとしてボクに少しの自由を与えてもらおう。
始末書はもちろんコンラートもちだ。
[つまりはいってこいと。
自分は通信機を持たないため、マリエッタとは一緒にいることになるかと思っていたが]
[そんなやり取りの矢先にマリエッタの様子の頭を撫でたり>>23とか、マリエッタとのあれこれ>>41>>42はただ見ていた]
彼が謝る様子>>42を見せればつい視線をそらし]
じゃあ続きの見張りはボクがやろう。
[そう中へ入る二人には言い残して、からネージュに手を伸ばすと]
おいで、ネージュ。
[ちょっと何かを感じ取ったのか、村に対してとは違う不安げな様子を返された]
くるんだ、ネージュ。
[再度の呼びかけには応じてもらえただろうか]
しばらく借りていくよ。
[彼の疑問にあった騎竜の上下関係は、その様子>>57だけ見ればこちらが上位に見えたかもしれない。
もっとも原初に流れた、血でいうのならば、騎竜よりもずっと上位の竜種のものにあたるわけだが]
―狩猟小屋前にて ―
[コンラートの呼びかけのおかげ>>73でネージュがこちらにきてくれて]
借りるだけさ。悪いようにはしない。
[そう答えてから、続いた言葉>>73に後ろ手にふりふりと]
約束しよう。
[そう答える様子はコンラートを安心させたか、不安にさせたか]
ゆっくり休むといい。
[そうマリエッタ>>76にも返した]
―狩猟小屋前―
[ネージュと二人きりになるとぎゅっと抱きしめ]
いい鱗触りだ。大切にしてもらっているのだね。
[語りかけてから少し間をおいて]
いや、すまない。別に君の主人を困らせたかったわけでは…ない…?
[本心からそうかといわれると自信がない]
[ネージュと一度瞳を交えると、顔を隠すようにしながら]
いや、ボクとしてはだな、コンラートに最大限の好意を寄せているつもりなのだが。
ああ、これは君の相方には内緒だぞ。
[あわててそう付け加えて]
まぁ、同じ人を大切に思う竜同士、君ならわかってくれると信じているぞネージュ。
[竜の交流、それは会話として成立してるのかどうか、わかるのはコンラートくらいだろうか。
彼がその様子を見ていたか、あるいはネージュから一部だけでも聞いたりはするかもしれないが]
[ネージュから離れると適当なところに腰掛けて]
しかしコンラートもボクを見捨てれば苦労もすくないだろうに、優し過ぎるのも、難儀なのだな。
それで変に損をしなければいいが。
本当に誰にでも優しいやつだから……
[まだ若干、何かを根に持っているらしい]
まぁ、戦いが終わって、地下牢に戻ってからも……
コンラートが飽きるまでは……
もしくは戦いが終わった後に、すぐかもしれないが……
[彼の心や思い>>59はよく知らない、自分にとって特別>>58な相手ではあるが、
彼にとって自分がどうなのかまでは察するには及ばず]
あまり、コンラートに甘えて背負わせるわけにはいかないか……
[塔を抜け出す為に、捕らわれの自分を助ける真の役目を背負わせる方法はひとつ心当たりがなくはない。
何度かそれを考えたことがある。けれどそれは決して軽いものではない。
なので複雑な乙女心や竜心が混じりつつ、彼にそれを口にすることはできないでいた**]
―回想:深夜のクレイエラの森・狩猟小屋―
[すりより慰めてくれるネージュから返される言葉のひとつひとつはやさしさを感じるもの]
実に似ているね。二人の絆の深さを感じるよ。
[その後は他愛もない話や、若し聞けたのならコンラートのことも少し聞いたかもしれない。
会話がやがて途切れ、朝も近くなってくると霧が出てきた]
―早朝:クレイエラの森・狩猟小屋―
やぁ、おはよう。コンラート、マリエッタ。
[二人がきたら挨拶をし、ネージェが彼の元にいくのを少しの間だけじっとみている、
何か言いたそうにしながらも黙ってくれているネージュに心の中でお礼の言葉をつぶやいた。
自分は特に準備といえるものはないので二人がよくなるのを待ってから]
よし、行こうか
[こちらに来たときのようにネージュに続いて地を離れた]
―早朝:通信―
[自分は封印の精霊術の影響だとか、謀反のきっかけになる恐れがあるとか、
あれこれ理由をつけられて通信手段をもっていない。
なので通話は基本そばにいるコンラートかあるいは他の誰かに頼ることになるだろうか。
もっとも自分から発信することはそうないだろうし、なにかあれば周囲の人間が教えてくれるだろうと]
[霧も濃くあまり離れると互いの姿も見えなく可能性がある為、なるべく3人から離れないようにとび。
合間の休憩は結果、昨日より多くなるだろうか]
急いでいるのだろう?ボクは心配いらない。
二人の疲労のほうが心配だ。
[コンラートはまぁ大丈夫だろうと妙な信頼をしていた]
最悪はぐれた場合には村で合流すればいい。大丈夫、方角は把握しているよ。
[もっとも、自分みたいなのが一人で村に現れれば村人たちの心中は大丈夫じゃないだろうが]
[自分はマリエッタやネージュのように気配を感じ取れるわけでもなく、コンラートのようにここの地理にくわしいわけでもない。
なので、その後についていきながら村の方向からそれていることに同じく気づかずに]
だいぶ深い霧だな。
[敵の精霊術ということは、マリエッタも反応していないことからおそらくはないのだろうと、
まだ、そう思えるだけましと思うことにした]
― 回想:一年前 ―
[コンラートとの会話の回数もだいぶ増えて、遠慮のない言葉は……、
元から多かったかもしれないが、最初にあったころよりも随分と心を許している様子は見て取れたかもしれない]
どんな話だい?ボクもうら若く、かわいい乙女の端くれだ。
[コンラートの話>>188に耳を傾け]
[白馬の王子との言葉>>189に]
柄ではないね。
白馬に跨るコンラートは確かに想像がつかない。
[ただ、白竜に跨る姿はきっと様になるのだろうと、口にはしなかった]
[共に戦う…、それは自分の矜持にも合うもの]
その考え、好きだよボクは。
[扉越しに語りかけるその表情は彼に見えなかっただろうが]
二股とは、欲張りなのだなコンラートは。
[そして続けた茶化すような言葉は、照れ隠しもあったのかもしれない]
でも、悪くはない。
そうだね……、約束をしよう。
コンラート、君はボクを護るといってくれたからね。
[そっと胸に手をあて]
コンラートがピンチの時にはボクが護る。
このボクに流れる竜の血に誓おう。
[彼にとって、この約束がどれほどの重さだったのかは知らないが…、
少なくとも自分にとっては彼と交わした大切な約束であった]
今の状況ではそんな話も程遠いのかもしれないけどね。
[今の、この日がくるまでは]
―クレイエラの森・上空―
[二人が相手の存在を感知>>219>>220すると]
敵さんのおでましかな。
[3人により近くに寄せてから、コンラートの言葉>>222に頷き、
3人とともにそのまま高度を落としていった]
―クレイエラの森・地上―
[ネージェが警戒する方向を見ながら、
気配を感じたわけではないが、ネージェの様子から自然とそっちに注意が向く]
前はボクがいこう。
[後ろはコンラートとネージェ>>223に任せながら、術を使っているマリエッタは間に、自分は先頭を歩き始めた]
コンラートもはぐれないようにね。
マリエッタも足元、気をつけて。
―クレイエラの森・ミリカ村よりちょっと北―
[通信機を通してマリエッタとコンラートが何か話しているのは感じながら]
自分の力に誇りと自信を持ちたまえ。
[いくつかは聞こえたのか、それとも震えを感じたからか、
マリエッタにはそう声をかけておいた]
[上空へと、コンラートの提案には接敵の可能性を考えれば自分もとは口にしない]
わかった、こっちはマリエッタとうまくやっておこう。
コンラート、ネージュ。また後で。
[そう告げて飛び立つのを見送った]
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