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力の探求者 ウェルシュは、瞬槍 リエヴル を能力(占う)の対象に選びました。
−カレン方面へ−
[ウェルシュの部隊は基本的に少数精鋭である。本人が見境なくなってしまうこともあって元から屈強な戦士を数百程しか与えられていないのだ。
そして隊長が上機嫌なウェルシュ隊は歩みも早く、疲れ知らずに北上する。そうして先に出立した屍鬼隊を目の端に捉えれば悪い笑みを浮かべて近寄った]
ベリアン殿、ご機嫌いかがかな?
[このままカレン南部へと指揮して隊列から離れ、白い輿へと近づけばトントンと入り口をつつき揺らした。
こういう、ある意味真っ直ぐな男をいじるのはとても楽しい。暇潰しにでもなればくらいの小さなイタズラ心である。]
ホートン攻略、見事な指揮だったみたいで。僕も行きたかったなぁ。
[答えがあろうとなかろうと勝手に喋りかける。そのまま輿の端によいしょと座れば一瞬傾いたものの持ち直し、またゆっくりと隊列は動き始めた]
いっぱい殺した?楽しかった?死んで舞台から降りた人たちを使って。
[己の中にそれに対する興味はないが故、内容に反して言葉の音は平坦だ。だが戦意を持たぬ相手がどれだけ強かろうともつまらないことはわかる。
一生のうち、唯一嫌悪するとすればこの男に死した後の体を使われることだろうか。それでも面と向かってそれを言ったことはないし、死んでしまった後などどうでもいいとも思うので考えないようにはしているが。**]
んー?もちろん命令なんかじゃないよ、暇潰し?
[>>195追いつくから大丈夫大丈夫と居座る気満々で寛ぎ始める。
きっとこの男は自分のようなタイプは苦手だろうとは思う。それに構ってやろうとは思わないが]
ライバルだとは思ってないよ?
…ただちょっと羨ましかっただけ
[むっすりと膨らませた頬はつまらなかった仕事を思い出してか。別にベリアンの物にこの先もなるつもりはないが距離を取られ、輿から降りればかけられる声>>203に振り返った]
ん?りょうかーい。ちゃんとテオテオのところに届けるよ
[預けられた荷を部下に持たせ、屍鬼の軍勢から離れる。気分屋ではあるが戦いでもないのに危険に自ら進んで向かう程バカでもない。開けずに届けると誓えばまたその足で先に行った自らの軍を追いかけカレンの方へと向かった]
お前の直属部隊は、少し後ろに離しておけ。
代わりに今日、お前の傍に置いておくのは、これから俺を裏切る目算の高い、要らぬ部隊だ。
だから目に着く者を誰でも、好きに殺していい。
[ ウェルシュが嫌がらないようなら、その頭を撫でようと手を伸ばして。 ]
我慢できたご褒美だ。
[ 部下の習性をも、利用して。
テオドールは遠く遠くを目指す。 ]
−カレン南方・魔軍野営地−
テオテオー。ベリアン殿から預かり物だよー
[>>240無事野営地へつけば醜悪なプレゼントを総大将へお届けすべく部下と共に本陣の中心へと向かった]
おぉ、出撃?腕がなるなぁ。どこからでればいーのー?
[地図を見ながら軍議にも参加しなかった割りに臆せずに尋ねながら部下にベリアンから預かったそれは外にあると示す。]
一番槍?やったぁー!ありがとうテオテオ!
[子供のようにはしゃいで喜べば、説明をうんうんと聞いて素直に頷く]
はーい!了解。まぁ楽しんでくるよ
[まぁ、様は飽きたら帰ってこいということだろうと勝手に理解した。
久しぶりだなぁと真新しい斧を部下から受け取る。この場で振り回しそうな勢いだったがそれは流石に自嘲しておいた]
…なるほど。了解
[なんにせよ、何も気にせず戦えるというのはありがたいことだ。
テオドール。自らの算段通りに物を動かす男。その恐ろしさはそこ知れず、さてどこまでこの男の歩みを見れるのかと思う。それが阻まれるのは自らの死か、この男の死、か
伸ばされた手にクエスチョンを浮かべて首を傾げれば頭に乗せられた手に顔を綻ばせる]
うん、ありがとう、頑張る
[幼げなようで、裏を含んだやりとり。それが行われるのはいつまでか。]
[ どうやら噛みつかれなかったようなので、そのままよしよし、と撫でて。 ]
頑張って来い。
開始は3時間後だ。
お前の事だから、遅れる心配はしていないが。
……早まるなよ?
まだ、お前を失う時期ではないのでな。
[ 笑って送り出した。 ]
−カレン南方・隊前線−
[普段の部下とは別の部隊を引き連れ最前に立つ。一応はこの隊の隊長であるが後ろに引っ込むことなどはしない。さぁて戦闘だと嬉々として前に立った。]
…楽しい戦闘をしよう。
人間も魔物も聞け!戦う覚悟のないものは帰れ、あるものは戦って散れ!
[戦う覚悟のないものは味方であろうとも周りにはいらない。そうただ伝えて自軍の配置に着く。]
さぁ、ご褒美の時間だ
−回想−
[初めてこの高揚感を覚えたのはいつだったか。過去を振り返るようなタイプではないからもう昔のことなど覚えてはいないが自分も人の子。家族も故郷もあったはずであった。
初めは生きようと思うそれらが、その光が美しいと思った
だけれども自分の感性はそれらを守ることに意味を見出さなかったらしい。
その光を奪うのが。光と光がぶつかるのが更に美しいと思ってしまったのだ。
ただ一方的に奪うのではなく、こちらに向かってくる強い光を摘み取るのが、こちらを消さんとするそれと戦うのが楽しいと思い始めた]
[そうして自分は一人になった。だが各地の猛者を倒しても倒しても大きな快楽を得ることは叶わなかった。
だからこそ、初めてテオドールという男にあった時に今摘み取らんとせず、着いて行こうと決めたのだ。彼は自分を冷静に分析しているから。駒だと理解しているからこそこの男の元でなら楽しめるかもしれないと思った]
それが吉と出たようでよかったよ
[遠くに敵側の本陣が微かに見える。その時を待ち望まんとただ号令をじっと耳を済まして男は待った**]
−右翼・最前列−
僕より前に出たら…殺すよ
[>>358声に反応して呟く。何の魔力も持たぬ声だったが、男の発する殺気に右翼側先端はソマリアードと名乗る男への無用な殺気を弱めた]
前進!槍や石なんて気合いで弾き返せ!
[どうせ楽しくなってきたら後ろにいる部下たちも己は殺してしまうだろう。だからこそ挑発されささくれだった雰囲気をそれ以上緩和させようとはしなかった
そんなことをされなくとも自分は戦えればいいのだから。安い挑発など知ったことではない。]
[>>400小瓶が振りかけられる前、餌に釣られ躍り出た邪魔者を先の言葉通り斧で薙ぎ払う。敵の部隊と交戦する前に魔物共の悲鳴があがったのはご愛嬌か、後で説教されないといいなと心のどこかで思ったが直ぐに眼前に迫る騎馬軍>>409にその思考も塵となって消えた]
お馬さんはっけーん
[普段は引きずっている斧を軽々と持ち上げ振り、魔物の血を落とす。
普通であれば騎兵隊と歩兵隊では戦力が違う。だがそれを諸共せず真っ向からウェルシュの部隊は遂に敵軍と合間見えた]
…っ、ふふ
[ぞくりと背筋が震え口が弧を描く。一瞬で血の色に染まる瞳は鬼の如く煌き、新しい玩具を見つけ輝いていた*]
−開戦の少し前−
何これ、笛?
[副官に一応ご説明をと渡されたのは小さな笛。イングリッドから伝令用に渡された>>424と聞けば一瞬興味なさげにふぅんと頷いたもののあることを思い出したようにそれを受け取った]
これは僕が持っておくよ。大丈夫壊したりしないから
[いつもウェルシュの副官についているものではない、この戦闘用に派遣された男は不思議そうに首を傾げたがいくら考えても狂人と時には言われる男の思考がわからず、結局は素直にそれを渡したのだった**]
−カレン東の平原・魔軍側右翼前線−
[>>435光が見えた。一筋の、強い光。自分とは違う人間であろうにその強い眼光はこちらまで届き、臆せず先陣を切り駆けてくる
その共である馬ですら身に纏うその光に吸い寄せられるように瞳がそちらに惹きつけられる]
面白いものみっけた!
[あぁ、久しぶりだ。楽しい、心が踊る。真っ直ぐこちらへ向かってくる男の瞳もこちらを捉えている。どうやら自分をたった一人で相手する気らしいと気づけば更に胸が高鳴った。]
へへっ、へあぁ…ふふふっ、ぁぁぁあああ
[歓喜から零れるは醜悪な笑い声。咆哮に近いそれはよっぽど周りの魔物より人外に映ったかもしれなかった。]
[先ず突っ込んで手と斧の届く範囲の馬の脚を切る。そのまま男の前に踊り出れば一飛びで高く飛び上がり斧を振りかぶった]
こんにちはっ!はじめまし、てッ…!
[挨拶がわりの一発。斧が空を裂きリエヴルの方へと振り下ろされたが大振りの攻撃はさてはて相手を傷つけること叶ったか。*]
…ふぅん
[>>532避け方を観察して実力も申し分ないと更にテンションが上がる。もうこうなると周りなど見えず、他の軍がどうなっているか、自分の隊の状況すらその瞳には映っていなかった]
僕、ウェルシュ!お名前はなんてゆーの!
[斧を振り回し軽々と周りの攻撃を避けながら語りかける。強い人のお名前は覚える主義だ*]
リエヴル、リエヴル・リンドブルム…ね。
[覚えようと幾度か呟き馬を降りた男を見据える。
馬が嘶き、魔物が吼える戦場で他を諸共せず睨み合う男が二人
じりりと焼け付くような視線の混じり合いの中、先に動き出したのはどちらだったか。先程まではただ子供が玩具を振り回すようだった手つきが繊細な攻撃へと変わり、男の槍を弾かんと動き出した]
…っ!
[斧なんぞを振り回しているが自分が最も得意としているのは格闘、体術である。それを活かし、飛び回り斧で少し落ちたスピードをカバーするように攻めは大胆に斧を振るった*]
…っ、やるねぇ、すごいっ、すごいよ!
[>>579こちらの一撃をある程度無視してすら出された一閃はこちらの腕を掠める。タイマンで怪我をすることは稀で驚きに目を丸めた後破顔して地面に斧を突き刺した。
腰からナイフを二本抜き出し構える。それは少し本気になった証、楽しんでいる証拠であった。
今度は喰らわないぞと懐にナイフで飛び込む。長い得物は小さい挙動に弱い、そこをついた動きでもあった。]
[高揚感に頬は火照り、血を流す腕など気にせずに動き回る。血がなくなって行くその感覚すら甘美な喜びであった。]
まだまだ、そんな程度なのかな?
[ニヤリと笑いながらリエヴルで遊ぶように刃を滑らせる。時には相手の攻撃を受けながらも楽しげにそれは続き、踊るように攻撃を続けた]
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