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− おかしなお菓子の家の外 −
[改めて外から宿を見ると、
御伽噺そのままのお菓子の家となっていた]
これは子供達が喜びそうだが、管理が大変だと
レジーナは怒るだろうな。
それに家を食べさせるわけにはいかないし。
[積もった雪を手にすると、確かにマシュマロで。
それを両手に山盛りに持つと中のレジーナに声を掛ける]
レジーナ、焼きマシュマロを食べてもいいか?
暖炉で炙って皆で食べようじゃないか。
誰か小枝を拾ってくれないか。
[マシュマロを抱えて戻って来ると楽しそうに
そこにいる者に用を頼んだ**]
[レジーナの顔が唖然としたものになっている>>9
それはそうだろう。
自分も両手に抱えているものが空から落ちて来て、
尚且つ足元に積っていると言って信じて貰えるだろうか。
ここはきっとそう言う場所なのだ。
そう思うと、もう最初からそうだった気になった]
枝があると良いが、串でもいいな。
レジーナ、串はあるか?
おい、ヨアヒム、ヤコブ。
マシュマロ串に刺すの手伝ってくれ。
[レジーナに串を頼み、ヤコブとヨアヒムを呼ぶ。
丁度サンドイッチを用意している所らしい。
談話室のテーブルに、どん、とマシュマロを乗せた]
[マシュマロの串はいつ頃出来上がったか。
誰がいて誰がいないのか。
把握する間もなく、人が消えている事は
そのうち誰かから聞く事になるだろう]
聞いた事の無い村だから、随分遠くから
来たのだろうな。
さ、どうぞ。
[サンドイッチを食べているジムゾンや、傍にいれば
リーザにも串のマシュマロを差し出して]
クララは疲れてるのか?
休んできたらどうだ、マシュマロはまだいっぱいあるから。
[村の住人のクララにも差し出しはするが、
疲れが見えるなら無理に渡しはしない**]
[楽しそうな声が聴こえて辺りを見回す。
幻聴かと思ったが、しっかり聴こえていた。
はて、どうしてこんな声が聴こえるのだろう。
いや、聴こえて当たり前なのだ。
理由は判らないけれど、自分にはこの声は聴こえて
当然だと何故か納得した]
外の雪は全部マシュマロだ。
扉はチョコレートだし、窓も舐めて見ると良い。
案外甘いかも知れないぞ。
[誰とも判らぬが、はしゃぐ声が懐かしく。
優しく声を掛けて……誰だろうと首を傾げた]
[相変わらずヨアヒムの手付きは見ていてドキドキする>>32
レジーナに救急箱を頼んでおいた方が良かったかも知れないと
横目で見つつ、無事に刺し終えればホッと一息]
ココアか。
私も貰おうか。
[たまには甘いもので胃も心も満たすのも良いだろう。
ゲルトのココアを受取り、胃を満たす温もりに微笑んだ]
銀嵐と呼ばれる真っ白な嵐が来るんですよ。
村全てを閉じ込めて。
それでも大事な故郷です。
[ジムゾンの労い>>38に遠くを見る様に窓の外を見た。
激しさの無い優しい白]
いつもこうだと観光客が増えて良いでしょうが。
[最早お菓子が降るのは天候の一種と捕えている]
しかしここは吹雪で閉ざされると言っても、地続きだ。
島はそれこそ大変でしょう。
そこはどんな島ですか。
[知らぬ地なら、知らぬ季節があるのだろうか]
そうだな。確かにすぐに助けを呼べぬと言う不便さがある。
もう少し安全が確保されれば村も賑わうのだがな。
[クララに>>50、うんうんと頷いたが。
本好きの彼女らしい、推理小説のようなキーワードに
苦笑を浮かべた]
おいおいおい。
それじゃ殺人事件が起きそうな不気味さがあると
言ってる様なものじゃないか。
初めての人が驚くよ。
せめて「お菓子の家取り合い事件」位の
微笑ましいものになるといいな。
[お菓子の出所について尋ねかけたが、外を指す前に
気付いた彼女の事だ。
らしいと言えばらしいが、美味しいお菓子とココアの
前にはもっと楽しい話題が良いと微笑んだ]
[白い仔狼の姿に何故今まで気付かなかったのか。
クララとリーザの会話に、そちらを見て]
玄関のとこに羊がいたからね。
どんなに気を付けても、遊んでたら爪や牙があるから
怪我をさせないようにこっちにいるんじゃないか?
大人しいから客には怪我をさせないようだし。
[ツッコミどころ満載の気がしたが、
自分では思い切り納得していた。
後で撫でてみようと思いながら、リーザがマシュマロを
受取るとにっこり笑いかけた]
もしかしたら窓も飴細工かもしれないな。
舐めてみたら美味しいかもしれないぞ。
[人見知りするのだろうか。
極力優しく話しかけたが、近付き過ぎない様に
気を付けてジムゾンの話に耳を傾ける]
定期船ですか。
しかし海や天候次第の所はここと変わりませんな。
[ジムゾンの説明>>68に目を閉じて、
彼らが来た島を想像するが上手くいかない]
夏が観光と言う事は海の色が綺麗なんでしょうな。
冬も厳しくなさそうで、一度は遊びに行ってみたい。
[こことは違う名所があるだろうか。
とつい考えてしまうのは仕方ない]
オズワルドか。
オズワルドはこの宿の主人で、レジーナの旦那だ。
今は……今は…いない。
[オズワルドの名前>>73がリーザから聞こえた。
優しく説明する中で、オズワルドが何故今いないのか
ぼやけた頭ははっきりとした説明が出来なかった。
ただいないのは事実]
私の許可なくお菓子の家を作るなんて豪気な男だ。
ほほう。
海の幸は確かに魅力的だな。
ここは逆に山の幸と言う事か。
[ジムゾンの売り込み>>81に目がキランと光る。
この若者、なかなかやるな]
じゃあ、雪国の者はその島に。
夏の国の者はこの村に観光に来て貰うと言うのはどうだろうね。
[提携してはどうだろう]
………獣が増えたな…。
マシュマロの雪でも歩きづらいのかもしれんな。
[気付くと新しい客人?と言うか獣が姿を見せていた]
レジーナの人徳か、それともお菓子の家の魔法かもしれんな。
[サンドイッチを差し出すヨアヒムを微笑ましく見つめて
ココアも付けて獣の前に置いてみた]
その前にお前達が食べ尽さないといいな。
[聞こえる楽しそうな声を邪魔したくないが、
一応念押ししてみた]
丸々太ったらお前達が暖炉にくべられるぞ?
[まるで御伽噺。
暖炉で焼かれた魔女のよう。
………でもここには魔女なんていない、はず]
君はなかなか話が判る青年だ。
[ジムゾンに笑い掛けるが>>90
間違いなく悪巧みを考えている顔なのは御愛嬌だ]
交流が生まれるといいですな。
知らぬ人、知らぬ文化に触れるのは楽しいが。
顔を知っている人がいるとそれだけでも安心する。
そう言う意味でも交流は嬉しい。
[栄えてくれればいい。
自分が何者でもそれだけは常に思っていた。
……自分は何者だったろう]
おや、君は喋れるのか。
[狼が名乗る声>>98が聞こえ、これは珍しいと
見ていたが。
更に驚かす事に人の姿に変わった。
しかもヨアヒムと名乗り、サンドイッチを差し出した
ヨアヒムと同じ姿]
不思議なこともあるものだ。
[もう動じるのは止めた]
[よく似た2人の青年を前にして、はたと気付く]
ヨアヒム、今なら自分の似顔絵描き放題じゃないか?
出来たら2人並んだ所を絵に収められたら良いのにな。
[後ろ姿も描き放題じゃないか?
浮かんだのはそんな突拍子もないことだった]
おや、ペーター……君はこの村のペーターではないんだね。
初めまして、私はこの風花村の村長のヴァルターだ。
よろしくな。
[談話室に現れたペーター>>119に笑い掛ける。
ヨアヒムをそんな純粋に呼ぶペーターを自分は知らない。
大体、この村のペーターなら、まずオットーが
着いて来るに違いない。
即別のペーターと判断して挨拶した]
やあレジーナ。
美味しそうな匂いだな。
私も貰えるか?
[カートを押して入って来たレジーナの驚き>>128に
ああ、と満面の笑みで]
さっきの狼。
ヨアヒムだったんだ。
今人間になったところでな。
スープ飲むのに狼の姿だと難しいだろうから良かったな。
[最早何がおかしい事があると開き直りだ]
ヨアヒムが手伝いに慣れてるだって!!??
[どんなに驚くまいと思っていたが、
狼のヨアヒム>>141には思い切り驚いた]
そうか。
人狼のヨアヒムは器用なんだな。
[先程から楽しげな声の主がヨアヒムだと
何故か抜け落ちたまま失礼な事を呟いていた]
[リヒテンシュタインの名は消え失せ
器用なヨアヒムで頭の中に定着してしまった]
ほう、バイオリンをやるのか。
こっちのヨアヒムは絵を描くんだ。
そう言う芸術面でも似ているんだな。
[何処からバイオリンが出て来たのか見落とした>>156
あれが入るポケットがあるなら便利だなと思ったり]
折角知らぬ村の皆が出会ったんだ。
何か楽しい曲を弾いてくれないか?
勿論お腹いっぱい食べた後で良いぞ。
何でって、さっきヨアヒムは狼から変化したじゃないか。
[驚く声>>*14に何かおかしいと首を傾げて。
考えて考えて]
お前は器用じゃない方のヨアヒムか。
[酷い特定の方法だった]
[マシュマロに足跡すら付けずに幻の狼はお菓子の家の
周囲をくるくる回る。
回るうちに綿飴が霧のように視界を塞いで、ぐるると
喉を鳴らした。
それでも近付く事も遠ざかる事もせず。
誰かの気配を感じると僅かに鼻先を向けた]
人間空腹になると考えが落ち込んでしまうからな。
お腹一杯になって楽しい音楽を聞こうじゃないか。
皆それぞれ違う村から来た、良く似た人物で。
色々話を聞かせてくれ。
[バイオリンを聞かせてくれると言ったヨアヒム>>167に
頼んだぞと手をあげて、レジーナがスープを配り出せば
手伝いと言うより皆に声を掛ける]
ほら、ちゃんと自分の分受取りに来い。
量も自己申告するんだぞ。
[大勢に囲まれ賑やかな日々。
懐かしいのは、何故だろうと一瞬たそがれた**]
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