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君はなぜボクに失礼だと思ったの?
同じ部隊だと言うのなら、ボクと君は対等であるべきだ。少なくともこの場ではね。
違うかな?
[問いかけながら視線は向けたまま]
ボクと対等でいようと思うのなら、変な遠慮はいらない。
少なくともボクに話しかけた君ならば、言葉の意味はわかってくれると思っているけども?
[ローシェン>>179とコンラート>>182の会話はこちらは聞こえており]
少なくともコンラートはボクの体をある程度好きにする権利は所持しているね。
[語弊しかうまない言い方だったのはわざとだったかもしれない]
[その後、こちらの言葉>>205へのマリエッタからの返答はあったかどうか。
どちらにせよ、静かに笑みを彼女に向けるだろうか。
その場が落ち着けば]
ふむ、それじゃあいくとしようか。
[傾けていた椅子を戻し、足を下ろすとずしんと床に響く重量はやはり軽くないものを思わせるもの。
尻尾を静かに揺らしながら、コンラートよりは先に食堂を後にした。
マリエッタが一緒に来るのならば止めることはしないだろう]
―クラタエグス砦・外―
[空を見上げて、いつかのように手を伸ばす。
あの日、星の元へと、約束した相手>>134のことを思い出す。
あの時、「絶対だね」と笑って交わした約束は]
────………
[ボクの傍に彼女はいない。
彼女の傍にボクは行けない。
囚われたボクの翼は、その蒼を失い、空を自由にかけることはできない。
ボクは彼女を…、どう思えばいい…?]
―回想―
[母の病没後、悲しみにくれる暇もなく、自分はいずこへかと連れて行かれることになった]
ファミーユの兄だから、どこか信じていた。なので彼にその日ついていってしまった。
連れて行かれた部屋で、抵抗する力を失った自分に、取り付けられる手枷と、足枷、そして首輪]
ファミル、どうして?
[泣きそうな顔で彼を見上げると、この家に自分はいるべきではない>>191と。
加えて、ファミーユもそう思っているがしかたなく一緒にいてくれてるのだと、そう伝えられた]
ファミーユが、ボクにそんなこと言うわけ……
[言葉は続かず、そのまま檻にいれられ馬車に揺られ、連れて行かれた先はその後を過ごすことになる地下牢。
自分を待っていたのは目深にフードを被った男で、母と共に逃げた相手だと知った時、自分は自由を失った]
―クラタエグス砦・外―
ボクはファミーユを信じたい……けども……
[呟きは小さく、彼女に会うことができれば確認することもできるだろうけども、今はそれがすぐに叶う状況ではない。
こんな戦場に令嬢であるはずの彼女がいるとも思えない]
―クラタエグス砦・外―
ボクはファミーユを信じたい……けども……
[呟きは小さく、彼女に会うことができれば確認することもできるだろうけども、今はそれがすぐに叶う状況ではない。
こんな戦場に令嬢であるはずの彼女がいるとも思えない]
[少し物思いにふけっていたりしたせいか後からでたコンラート>>182がすぐに追いついてきて]
ああ、コンラート、それじゃあいこうか。
[彼に笑いかけて竜舎へと向かう歩を*進める*]
― グラタエグス砦・竜舎前 ―
[コンラートと合流し、囁かれた言葉>>233に]
おや、何かまずかったかい?
この実りは君の手による成果も大きい。果実の収穫の権利は十分にあるとボクは思っているが…
[自分の少なくはない両胸を掴みながら話していた言葉は、これ以上はまずいという何かを彼から感じさせて]
ああ、すまない。ボクが悪かった。
[普段の勝気な様子なく、しゅんとした様子で謝っていた。
尻尾もどこか力なさげに垂れている。
それはどこか子供が悪戯をして叱られた後のような、そんな印象をマリエッタが傍にいたならばに与えたかもしれない。
先ほどのやりとり>>255の後とのギャップは少なくとも大きかったことだろう。
コンラートにとっては何度か目にする様子だっただろうが]
―グラタエグス砦→森へ―
[竜舎から呼び出されたネージェの頭を撫で撫でながら、目線はコンラートがマリエッタを乗せる様子はじっと見ていた]
ボクは後からついていく、コースは二人に任せるよ。
[コンラートとマリエッタを乗せたネージュが飛び立つの続き、
翼を広げると、首につけられた宝石が淡く輝く、重くのしかかるものを振り払うようにその後に続いて飛び立った]
―上空―
[しばらくの間空を飛んだ後、いまはネージュの足につかまり羽休めをしていた。
マリエッタが精霊術を行使し>>260、広がるものを感じるとると若干の嫌悪感を感じながら、片手で首輪の宝石を一度撫でる。じゃらりと鎖が重厚な音を立てる。
聞こえた声>>266に]
コンラートは案外欲張りなのだね。
[そう返して、手をネージュの足から離すと自分の翼で再び飛びはじめ、三人の隣に並ぶ。
マリエッタの師の話>>282を聞きながら、コリルスの話題に言葉は返さなかった]
[並んで飛びながら、コンラートの故郷の話を聴き]
心配なら、そのうち帰るといい。
[返しながら、続いて聞こえた呟きには、声は返さなかった]
[貴族としてと語るマリエッタ>>284を一度見て]
面倒なことを君は背負い込むのだね。マリエッタ。
[同種だからという思いなのか、それともマリエッタの持つそれが誇りなのか。
思い浮かぶ理由はいくつか考えたが、どれも自分には本質的に理解できないものだった]
ボクには理解できないけども。
[そしてそれを遠慮なく口に出していた。
自分なりに彼女を認めてるつもりでは、いた]
―上空―
[それから少し、先ほどのやり取り>>300>>301を思い出す。
本気にその気になったらといわれて、途端に笑顔を返したこととか、
嫁の貰い手といわれて、一転してなんともいえない微妙な顔でコンラートのことを見てしまっていたこととか、
それでも柔らかな声は、自分にとって嬉しいものだった。
そんな意識は、コンラートとネージュの様子>>304にすぐに現実に戻されて]
あっちは確か村があるんだっけ。
[コンラートの故郷の村の話とかも一緒に思い出しながら]
このままいくのなら飛ぶのはまだ大丈夫だよ。
戻るのは少し大変だけども、できなくはないね。
[どっちかと決めろ聞かれれば>>308、当然その答えは]
ボクも一緒にいくよ。
そもそもコンラート、君はボクが逃げないように傍にいなければいろいろとまずいだろう。
[そうしないと、信じられてる証でもあるのだろうとは思っていたが]
[どっちかと決めろ聞かれれば>>308、当然その答えは]
ボクも一緒にいくよ。
[マリエッタのものと同じ答え>>315、もっともその胸中にあるものまでは同じではなかったが]
そもそもコンラート、君はボクが逃げないように傍にいなければいろいろとまずいだろう。
[それは信じられてる証でもあるのだろうとは思っていた]
[少し飛んでから、一旦休憩というコンラートの方>>346を見て]
ネージェがつらそうかな?
[一緒に眼科の森に視線を向けた]
ふむ、ボクの心配まで入っているとは。
[いいながらも、首輪のあわい光はこちらがより早く飛ぼうとするほど強さを増し、
マリエッタならばそれを感じ取ることができたかもしれない。あるいはそれが封をなす力が働いていることまでも]
小屋とは、上出来な休憩場所じゃないか。
[コンラートに続いて地面へと降り立つ時には、ネージュよりも重量を感じさせる着地になり、軽くよろめいた。
着地前にうまく打ち消しきれなかった勢いのせいである。
二人が心配したならば、問題はないと笑みを返した]
― 夕暮れ時:クレイエラの森・狩猟小屋 ―
[コンラートともに、後ろについて埃が舞う小屋の中へと入っていった]
慣れたものだね。
まるで自分の家にいるみたいだ。
[食事を出すコンラートの様子にはそんな感想を、食事を口にしながら]
狩りにいくなら手伝うよ。
見張りは交代でやろうか。
[コンラートの言葉にそう加える。結局狩りにはいかないことにはなったが]
[コンラートが通信>>384をする間に、いくつかマリエッタと会話をしながら、
お兄様やお姉様とマリエッタが語った言葉>>349を思い出し]
ああ、そうだ、さっきの話、何のために戦うか。
一族のためというやつなら、少しはわかるね。
[そう、先ほどの会話のことをマリエッタに返したりも]
―クレイエラの森・狩猟小屋―
[始末書だと呻いて頭を抱えるコンラート>>409を見ながら]
難儀なものだね、コンラートも。
[以前に報告書や始末書の類は苦手だと、そんな話も聞いていたかもしれない。
少なくとも自分と話していたことで書かされたことは何かで知っていた]
―三年前:コンラートとの出会い―
[最初にあった彼は、自分の瞳や髪をみて綺麗な色だと、褒めてきた]
ふーん…
[そっけない態度で、笑顔を向ける彼に返すこちらの瞳は冷ややか。
人間そのものを、だいぶ馬鹿にして、侮蔑していた時期だったとも思う。
そんな自分に何度も話しかけてくる彼に、少しずつ興味はひかれることになったが]
[村のことや、独り立ちのきっかけを聞いてもそっけない態度をとりながらも、
捨てられた話を聞いたときに、初めて彼に興味を示す様子をみせた]
君は……、いや、なんでもない。
[ただ、その後に続く言葉はその日はそれ以上なかった。
彼の始末書のことを知ったのはちょうどそのときくらいだろうか]
[彼の相棒の騎竜の話>>411を聞いたときに、再度口を開く]
君はボクに何を望んでいる?
[問いかけながら、じっと彼を見る目は疑うよりは、興味を示す様子が見て取れたかもしれない]
始末書を何枚も書かされていることは聞いている。
実に珍しい人間だな君は。
[自分と同じ瞳の騎竜といつか一緒にと、思わず小さく笑みをこぼしながら]
コンラートと、言ったかな。
面白いね、ボクも君が気に入ったよ。
何時か一緒に、約束しようか。
[その約束は、最近果たされることになったが**]
―現在:クレイエラの森・狩猟小屋―
[ひとつ空を翔る約束は果たすことができた。
現在の状況は一般的にみればとてもいいといえる状況ではないが、地下牢にいるよりはまだ幾分かましだろうか
マリエッタとはぷち女子会みたいだったか、そうじゃなかったかもしれないが。
思えばずいぶんと久しぶりに話す女性だったかもしれない。
コンラートの視線>>412に気づけば一度首を傾げるが、その胸中にまで気づくことはなく]
[マリエッタとの話がひと段落つき、窓の外を眺めると満月とともに瞬く星が見える。
もう、ひとつの約束。果たされていない約束。
いつかはそれを果たすつもりでいる、例えどのような形であったとしても。
気づけばそちらに手を伸ばして、広げた指の隙間から星を覗き込む]
君はまだ約束を待っているかい?
ボクには今、気を許せる人が一人できたよ。
[そう、呼ぶべきなのか、迷いを感じながらも、
唇がかすかに動くだけの呟きは音にも漏れずに*消えていった*]
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