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[最近は一人でやってくるこの少女が可愛らしくて。
週に二回、彼女が来るのを楽しみにしている。]
これはどうかな?
[彼女が本を選ぶのを見守り。
彼女が一冊本を手に取るのを確認すると。
違うジャンルの新刊を手にとって彼女に進める。]
どういたしまして。
また来てね。
[小さく手を振って笑顔で見送った。]
[最近は一人でやってくるこの少女が可愛らしくて。
週に二回、彼女が来るのを楽しみにしている。]
これはどうかな?
[彼女が本を選ぶのを見守り。
彼女が一冊本を手に取るのを確認すると。
違うジャンルの新刊を手にとって彼女に進める。]
どういたしまして。
また来てね。
[小さく手を振って笑顔で見送った。]
[少し休憩、とばかりに仕事をやってきた同僚に任せる。
こういう所は田舎でいいな、と思う。
ちゃっかりおみあげを要求されたけれど。
それで休めるのなら安いものだ。
コートを羽織ると外に出た。]
― パン屋 ―
こんにちはオットー。
[訪れたのは村のパン屋。
少しお腹が空いたのと、同僚へのおみあげを兼ねて。]
今日のおすすめは何かしら?
[陳列されたパンを見渡して。
どうしようか困ったように尋ねる。]
今日も元気いいね。
[愛想のいい声にはにこやかに。]
じゃあ、それを2つお願い。
あっと、分けて入れてね。
[1つは自分に、もうひとつは同僚に。
財布を取り出し、お金を払う準備をしながら。]
今日も寒いね。
凍え死にそう。
[ありがとう、と代金を手渡して、パンを受け取る。]
心配ありがとう。
でも、私も大丈夫よ。
なんとかは風邪引かないって言うからね。
[楽しそうに言う。
相手まで含めていることには気付かない。]
それもそうね。
会う人も多いから、一層気をつけないといけないね。
[うん、と頷いて。]
丁度、このパンみたいに?
美味しくいただいて風邪を引かない身体にするわ。
[パンの入った袋を軽く持ち上げて見せて、にこり。]
ありがとう、またね。
[御礼を言うと、何もなければパン屋を後にした。]
それもそうね。
会う人も多いから、一層気をつけないといけないね。
[うん、と頷いて。]
丁度、このパンみたいに?
…ふふっ、美味しくいただいて風邪を引かない身体にするわ。
[パンの入った袋を軽く持ち上げて見せて、にこり。]
ありがとう、またね。
[御礼を言うと、何もなければパン屋を後にする。]
本当ですか、神父様?
[そっちがその気なら、と。
同じように仰々しく話す。]
では何のお話を?
ありがたい説教でもしていたのでしょうか?
[単なる好奇心で。]
んー、そっか。
[特に面白いこともなかったな、と。
普段の口調で。]
はいはい。
ジムゾンからお説教を聞いても、有り難みがわかないわ。
[くすくす笑いながらそう言って。]
いや、気になったから声を掛けただけよ。
ちっちゃい子に色目を使う神父なんて放っておけないからね。
[冗談をいうように。]
あー、これ?
[パメラに手に持った袋を指摘されると。
小さく持ち上げて、オットーの台詞を思い出す。]
えっと。
オットーの所のアプフェルブロートで。
このパンに使われてる林檎は、定期的に食べると健康にいいらしいよ。
[宣伝のお手伝い。]
[現れた旅の男らしい人はニコラスと言うようで。]
私はクララです。
そこの図書館で司書やってます。
何か調べ物があるときはご贔屓に。
[図書館も宣伝。]
― 図書館 ―
いや、あのね。
……これ、オットーのとこのパンね。
林檎が健康にいいらしいよ?
[遅い、と責める同僚を苦笑いとパンで回避して仕事に戻る。
ふと広間の話を思い出して、人狼伝承の本を手取ると。
目を通しはじめた。]
[人狼伝承の本といえば、一人の少年を思い出した。
確か何時もこの時期に帰ってきてるはず。
彼の本の一節をなぞる姿が印象深かった。]
アルビンは何処にいるのかしらね。
[遠い異国の地にいるのか、この村を目指しているのか。
まさか既に到着しているとは思わず呟いた。]
[人狼伝承の本といえば、一人の少年を思い出した。
確か何時もこの時期に帰ってきてるはず。
彼の本の一節をなぞる姿が印象深かった。]
アルビン、今は何処にいるのかしらね。
[遠い異国の地にいるのか、この村を目指しているのか。
まさか既に到着しているとは思わず呟いた。]
えぇ、そうよ。
大手を振って休憩中よ。
[そう、今は決してサボりではない、と。]
ヨアヒムこそキョロキョロしてどうしたの?
探しもの?
そう…。
それは心配ね。
[少し驚く。
何かあったのだろうか。]
いや、見てないわ。
私も少し探してみるわね。
[案外どこかで知り合いと遊んでいるだけなのでは。
とも思うけれど。
小さい子はどうしても気になってしまう。]
…なるほど。
そうだといいわね。
[むしろ微笑ましいな、とも思うけれど。
一度心配を始めると止まらなくて。]
じゃあ、休憩時間だけだけど。
少し回ってみるね。
[何もなければカタリナを探しに行こうと。]
[モーリッツの予想外の反応。
いや、流石におばあちゃんはないだろう。
…おばさんも認めないけれど。
いらっとしながらも、表面は暖かく。]
私はまだ20代です。
そもそも残念ながらお爺ちゃんの奥さんじゃありませんよ。
ご飯は自分で準備してくださいね―。
[あしらうように。]
[モーリッツの予想外の反応。
いや、流石におばあちゃんはないだろう。
…おばさんも認めないけれど。
いらっとしながらも、表面上は暖かく。]
私はまだ20代です。
そもそも私はお爺ちゃんの奥さんじゃありませんよー。
ご飯は自分で準備してくださいね―。
[あしらうように。]
まぁ、そんなところです。
[散歩か、と問われれば、そう答え。]
それならいいんですけどね。
なんでも朝出かけたっきりカタリナが戻らないそうで。
心配になってしまって…散歩してます。
[気にしすぎてるような自分が恥ずかしくて。
困ったように笑いながら。]
はいはい、ありがとうございます。
[勘違いされたままだけれど。。
なんだか温かい気分になって、ぽかぽかする。]
じゃあ、村長さんもお爺ちゃんもまたね。
[そう言ってモーリッツには手を振り。
ヴァルターには軽く頭を下げると。
ヴァルターがモーリッツを促すのを背に、散歩、を再開した。]
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