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… … …年の頃を見るに、ルディも適齢期。
この際、大使と副使は帰化して貰えば何かと便利…か…。
[近い内に秘密裏にルディの側から嗾けてみるか、それで波乱の第二派を愉しむのもまた貴族の道楽。
そんな相変わらずな思惑を呟きながら、男は王府の方へと去っていった*]
/* 昨日分の続きを先に〆。
貴族はどうやら二組目のターゲットも狙いを定めた様です。
英雄二人の恋の決闘をみる貴族は愉悦している!
― 決戦の日/ブラバンド ―
…よし。ではスルジエ家預かりの砂糖黍畑は私が預かる事とする。
それから、オプティモで接収した一部の敷地を用意しろ。
パティシエを呼び寄せ、例の計画を実行する。
[その日、内乱時に切り崩した貴族の領地問題などに、ひと区切りをつけていた。
戦後処理の大部分を任される身、少しばかり利益を頂き満足顔を浮かべる所。
ドルマールで待機させていた歩兵隊から早馬が訪れた]
…おや、これはお久しぶりです。 キール様。
…お出掛けになられるのですか?
[嘗て学園で使われていた名前で、簡素な衣服で身を隠した娘に微笑を向けた。
いわずとも表情を見れば伝わる。姫と云う肩書きの割りに、強く折れない意志を持つ。
その本質は内乱の中、苦難を経ても根本に代わりが無い様にも見えていた]
/* ここで空気を読まずに割入る貴族。
裏では色々とまとめている事にしている貴族。
ちゃっかりとサトウキビせしめたりもしつつ。
ちなみに貴族のいう例の計画とは
オプティモでお菓子工場だのお菓子研究所だのを作り上げて、ナミュールのスイーツ文化の先端を抑えて、常に最強のスイーツを楽しめる様にするためだとか。
勿論オーナーはALL無料の待遇です。
そう、出掛けられますか…。
[開き直る様に、笑顔を浮かべる彼女の表情を暫く見詰める。
久しくブラバンドに訪れ、その面差しを見る為にこの宿屋まで現れたが]
残念、いつか、レシピの方も聞いてみたいのだが。
まあ、それはその内追々でも遅くはない。
エスコートは、よろしく頼んだよ。
四人揃えて戻るのを待っていようではないか。
民衆も待ち焦がれている。舞殿にて準備をしておくよ。
[最後に、彼女を何処ぞへと案内するのだろう副使にそう云い置いていた。
戻る時には四人で、そう含めて]
/* うむ、寝る皆はおつかれさまだ!
ガーティ、此方こそ縁故ありがとうだよ。
なんだか腹黒でいい人では無い貴族してたら、角がとれてった。お菓子効果。
まだ中身生きてて、〆までみたいなと思いつつも、何処かでバタンしそうなので僕もお先に。
始めましての方は始めまして。お久しぶりな方は実にお久しぶりですな十六夜です。
以前るがる3にお邪魔した時が随分昔、久々に戦記物やりたいと考え出した所で今回のるがるが現れたので颯爽と貴族で参加させていただきました。
折角の風見鶏貴族陣営なので、色々動き好き勝手させて頂いてましたが、お付き合いくださった皆はありがとう!
特にクレメンス卿は愉しい合戦お付き合い頂き本当に感謝なのだよ。
また何処かの村でにゅっと中身隠す概念なく出現してるばかよいを見付けましたら頭突いてやってください…!
― 王都ブラバンド 舞殿 ―
[その場所は国民が季節を祈り時代を見つめ、そして寿がれる場所。
四季祭には巫女姫が舞う。
春を夏を秋を冬を、移ろい行く季節、日々豊かにこの王国が在れる様にと。
ある時代の生まれ変わりには盟主が立つ。
穏やかに流れる風は澱まぬ様に、前へ流れる様、全ての民が思う事を教える為に。
北の王国と、南の解放軍との戦いも終結した。
もう流れる血も無い、惑う王国の揺れも治められていく。
だから、ブラバンドの。そしてナミュール王国中の民は、漸く落ち着きを取り戻した。
不毛ではない。然し悲しくも苦しみを齎す争いは終わり。
今日、自分たち王国の臣民に告げられる言葉は、自分たちのこのナミュール王国を締めくくる、最後の言葉なのだと]
[民が沸き立つ、人が集まる]
王国旗を高く掲げよ。
舞殿に、王城に、ブラバンド中に。
[掲げられた国旗には風が纏い、ばさりと誇り高く靡く。
舞殿には未だ訪れるべき主役はいないが、民衆は集まりだす。
ブラバンドでは祭りが広がりだしていた]
[家屋の窓は開け放たれだしている。
内乱の恐れも薄れだし、民衆は揃う様にブラバンドの陽射しを浴びる]
祭りの準備をせよ。
堅苦しい段取りを求める必要はない。
パン焼きの煙を出せ、酒樽の蓋を開け、菓子を振舞え。
我らが愛すべき巫女姫と解放軍の英雄。
そして異邦より未来を連れてきた王国の友が肩を並べて戻られるのだ。
動乱に疲れたその辛気臭い顔を、祭りの熱で洗い流せ。
[それは幾日も協議を重ねた様な段取りは無い、無礼講の祭りの様相だが。
突然の様に、道行く民衆に、解放軍に王国軍の兵士に、王府で行政を纏める貴族に、甘い菓子や芳醇な酒に瑞々しい果実が行き渡る。
舞殿を中心にブラバンドへと広がる、その突然の様な祭りの、出所も知らない菓子や酒樽の真ん中には、私兵や民衆を取り纏める白金の髪に切れ長い三白眼をしたひとりの男の姿がある]
兵士は鎧を脱ぎ、剣を家に置くといい。
もう終息した動乱の今、その刃は今は必要ない。
飲むがいい、食うがいい、着飾るがいい、そして楽しむがいい。
墓に置いた友の分まで、己が面した敵の分まで、そして昨日までの我らの分まで。
我らの思うがままに楽しみ。
そして聞き、目にし、共に分かち合おうではないか。
我ら親愛なるナミュール王国の臣民達すべてで。
このナミュールが迎える明日という物を。
[彼等主役である者達が現れる頃には、ブラバンドは活気に満ち溢れているだろう。
四季を祈る祭の様に。
国民すべてが、明日からの平穏でそして豊かである様に。
未来思う、王国の民衆達の中心に、その舞殿はある。
楽しくも幸せな活気に包まれ、王国の旗が揺られる中で。
王国の者達は、彼等の訪れを待ちながらいる]
/* 貴族、ブラバンドを盛り上げると云う名の演説プッシュを慣行する の巻。
尚、突発的なこの祭の資金源は、貴族が裏でこそこそしたとある臨時収入から来る様ですだよ(黒い笑
― ブラバンド 舞殿 ―
[やがて舞殿に現れるその人の姿が見えれば。
民達へ向けて言葉を送るその前。
彼は彼女の前へ現れて、深く頭を垂れた。
それはこれから姫王となり臣民を導く者へ対する臣下としての礼]
…私は王国の利を求め、解放軍に力を重ねました。
その事についての弁明をする気はございません。
然し…私は聊か図り違えていた様だ。
この声を、この熱意と、思いを。
この民衆達すべての表情を御覧ください。
それらは皆、王国の魂である巫女姫…いいや…。
巫女姫という象徴に納まらず、民を思い手を伸ばした貴女が出された結果です。
民の心をひとつに纏められるという事。
民を理解しようと、心砕き祈りを奉げられるという事。
今、北の民が、南の民が、この王国中の民が。
再び、唯ひとつの王国の旗に集い、その足並みを未来へと揃える事ができると云うのならば。
[頭を垂れ続けていた顔をあげ、そしてその人を男は見上げた]
この私も、今度こそは力を添えさせて戴きたく思います。
それに足る程度の者で、この私があれるかどうか。
それはこの先、貴女の目と思いで、沙汰を下す事になりましょう。
私もまた、この先の王国をどの様に導かれるか、それを御覧になりたい。
[彼の姫を、この王国を導いていく存在に誓い、そして彼女を舞殿へ見送る]
…民衆が今かと貴女様の声をお待ちしております。
どうか、その顔と声と、そして王国の全てへの祈りを、我らに手向けください。
さあ、これが最後の御言葉となります。
どうぞ姫様―― 御聖言を…。
[千年続けられた祈りに新しく代わり、この先千年の王国を照らしていく
新しいナミュールの祈りを…**]
/*
うごごご、さんじはんだ。まずい時間まずい。
ということで貴族もここをタイムリミットと看做して夢の世界に撤収するね…!!
名残惜しいが、後は後夜祭でだな。
では皆おつかれさまだ! またどこかでな!貴族!**
/*
プロロの時点から、姫様と貴族が生きたままエピって、そのうえで忠誠できる心境下にあれば、これで〆ようと決めて、呼称を姫様でなく姫殿下って統一してたんだ、よ!!
姫様がんばれ!! というところで貴族は見送りおつかれ貴族!**
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