565 【SF＆BBS風人狼騒動RP村】Sleeping Silver Sheep ④ ～ 銀色羊は＂狼月の村”の夢を見るか ～
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【独】 ならず者 ディーター
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諸事情があり、SSS3を見返したらテオドールも人間の心がなくて？？？？ってなったし、直近で入った村のPCも心が欠如していた。
人間としての欠陥製品大好きか？？？？？大好きだよ
【墓】 ならず者 ディーター
［なるほど、何を言っているのかさっぱりわからん。>>5:+191
自分が頬を挟んでもみくちゃにしておいて、全くなにを言っているのかわからない、と反論しているカタリナに首を振る。やってんのお前だが？
カタリナがまさか、自分の言葉を聞いて困っている>>5:+192とは思わず。
もし知ったら、「信仰って難しいな」って困ったように笑っただろうし、もし何かしらの機会を介して、現状の自身の心中を打ち明けることがあったとして。
「らしくない」と不満げに言われれば、「そうかもなぁ」なんて笑っただろう。確かに、らしくないかもしれないな、と。］
【墓】 ならず者 ディーター
［ディーターにとっての金狼様とは、遠い国でいうところの「お天道様は見ている」に近しい。
いつも見ているから、必要なときに罰を与え、必要なときに恵みを与えて、それが間違いなく行えるように、いつでもじっと見守っていてくださる存在だ。
──存在だった。
必ず何かを与えてくださるし、ディーターは与えられたかった人間だったから、そうであることを良しとした。
──でも。今、カタリナの金狼像を聞けば、ああそういうことかと、生前の彼女の言葉に納得をして、随分マイルドに表現したもんだ、と彼女の気遣いを思って笑っただろう。
まさか、彼女が自分の最期を見て、金狼様に対して一層憎悪を募らせる結果になっていたとは想像もできず。
知ったら内心で金狼様にめちゃくちゃ謝っただろうけれど──それ以前に、そんなにショックだった？と首を傾げた可能性もある。］
【墓】 ならず者 ディーター
［リーザはリーザ。
そう言われて、彼女の中で金狼様と人狼がしっかり乖離していることを知る。
境界線がぼやけていて、どこか現実の中に食い込ませていた自分にとってその回答は、当たり前だったけど、予想外の回答>>5:+196だった。
それに、数度瞬きをして。
そうだな、なんて言って。カタリナではなく自分自身に苦笑した。］
【墓】 ならず者 ディーター
［それから、ほんの数瞬の沈黙の後に言った言葉には、今度はカタリナの苦笑が返った。］
そんなに軟弱じゃねえよ、失礼な奴だな。
［カタリナから返った言葉に、不満そうに片眉を上げたけれど。
半分冗談だと言われて、半分本気かよ、と思いながらも此方も冗談交じりにそう返した。
後ろで手を組んで、周囲を見渡すようにくるりと回った目の前の娘を見上げる。
ふわりと、服の裾が広がったのを見て、そういや服縛ったから皺にしちゃったなぁ、なんて関係のないことを思った。］
【墓】 ならず者 ディーター
……ああ。
［分かっていたことだ。
だけど、理解して納得できないことなんて、世の中にはたくさんある。カタリナとリーザのことだってそうだった。
でも、本人の口から聞いて。
やっぱりカタリナはリーザのことが大好きだし、本当の意味で大事に想っているのだとわかった。だからこそ、ペンダントをリーザに見せる選択をしたのであろうことも、リーザがなんて言うかなんて、きっと分かっていたであろうことも。］
……泣くなよ、オレが悪かったから。
［最後の言葉が少しだけ湿っていたような気がして、思わずそう口にした。
なんで、なんて言ったオレが悪かったから、って。］
【墓】 ならず者 ディーター
やっぱな、おっさんだから。若い子には生きててほしかったって思うよ。
遠くまで行って、色んな場所を見るんだろうって。
綺麗な双眼に、美しいものを沢山映すんだろうって。
でも、お前サンの選択も、リーザの選択も。
間違ったものだったとは思わない。
お前サンたちの中で正しかったことなら、それは正しいことだ。
まあ、オレの言うことなんて、外からのお小言だよ。
［説教だしな！と付け加えて笑って。今度こそ茶化してやったと思った。
結局、死んでしまったのだから、こんな話は、もう二度と叶わぬ「たられば」でしかない。
そうしたら、カタリナも此処まで！と言うように腕を伸ばして。
風が強いと言って宿に行こう、と誘ってくるので、自分も立ち上がる。］
【墓】 ならず者 ディーター
…あ？飲めねえだろうがよ！
減ってなかったら飲めてないのと一緒だって！
［レジーナの秘蔵酒の話をされて、年下の娘に思わずそう噛み付く。
それどう考えても気持ちの問題過ぎない？とカタリナの方を見るけれど。
彼女は容赦なくぐいぐいと背中を押してくるから、わかったわかったと、背を押すのを止めて隣に来るように言って、そのまま山を降りる。］
【墓】 ならず者 ディーター
［このままあの場所にいたら。
そのまましんみりした空気になって、地縛霊にでもなりそうだったのも事実だ。
あそこは普段、人がそんなに来ない静かな場所。
閑散としていて、変わるものと言えばそこから見える空模様ぐらい。
そりゃあ、悲しい気持ちにもなる。
だから、素直にカタリナに従って。
自身がひれ伏すように死んだ場所を後にした。
もし、途中でリーザと出会ったりするようなら。
若いお二人で、なんて言って離れようとしたかもしれないけれど。*］
【墓】 ならず者 ディーター
［こういうのは気付かなかったことにするんだ、と言われて>>+35、「うっ」という顔をする。確かに、そうするべきだったかもしれない。
つい、子供をあやす感覚で指摘してしまったが、彼女はもう立派な女性なわけなのだし。］
……あのなあ。
私好みのって言うが、そりゃマジでお前も生きてないと意味ない奴だろ…。
［そりゃあね？今はこうして生きてる人間を見ていられるかもしれないけれど、10年15年後にもそうしていられるとは限らない。もちろん、生きていても同様ではあるのだけれど。
死んでしまっても見れるなんて、誰がどう保障してくれるというのだろう。
しかも、自分好みだと言うのならば、それこそ生きていてもらわねば。
二人ともふわふわと浮いていて、重力なんて関係のない今は。もう、言っても仕方のないことではあるのだけれど。］
【墓】 ならず者 ディーター
…そうだな。
でも、オレは…んー、どうかな。
もう成長しようがない気がするがな。
［自分がロクでもない大人である自覚はある。
このまま成長する、といえば、酒を飲んで酔っ払ったら手を上げる、とかだろうか。などと頭の片隅で考える。
いやいや、勿論、良い意味で言われているのはわかっている。誰だって、良いものを見て、聞いて、知ったなら。誰だって成長することができる。勿論、良い意味で。
だけど、自分がそうなれるとは思わないのだ。
尤も、それを誰かに話すつもりはないし、きっとそんなことはカタリナも知らないと思うから。］
まだ20代とは言うがな…もう30に片足突っ込みかけてんだぞ。
［って。半分本気でそうやって言ってはぐらかす。
意味ありげに脇腹をつつかれた>>+35ら、くすぐったいだろ、と言いながらその手を捕まえてやろうとする。］
【墓】 ならず者 ディーター
…まあ、お前サンたち二人なら、
死んだって生きてたって、どこでも行けるだろう。
［まだまだだよ、と。そう言われて黙る。
太陽を捕まえようとするように、空へ向かって手を伸ばす娘の姿>>+36を見ていた。
きっと、いつか本当に捕まえるんじゃないかとすら思う。］
届かなかったナニカって言われてもな。
…もう、届いちゃったよ。
［
それで、自分を選んで欲しかったんだ。別にそれが嘘でも本当でも、どちらでもよかった。
──ああ、だからナニカ、なのか。］
【墓】 ならず者 ディーター
…おい、そんな言葉どこで覚えてきたんだ。
お前サンって奴は…。
［しゅちにくりん、て。
呆れたように言いながら、山を下りていく。
そういえば、昨日は誰が襲われたのだろう。
自分以外に死んでなきゃいいな、というのはあまりにも、希望的観測だろう。今なら、素直にそう受け入れられるし、オットーの言葉が、嘘だったのもわかる。
ちらりと隣を歩くカタリナを見ると、なにやら難しそうなことを考えていそうな顔をしていた。］
…そういや、リーザには会ったのか？
まさか、いないなんてことはねぇだろう。
［もし、まだだ、と答えが返ってくるようなら、じゃあ探しに行けよと言っただろう。］
【墓】 ならず者 ディーター
こんな男にいつまでも付き合ってんな。
来世で悪い男に掴まんぞ。
［悪戯を閃いた少年のような顔をしてにんまり笑うと、そのままふわりと飛び上がった。飛んでいるみたいだとは思っていたが、なるほど。思っているより身軽で、安易に飛べてしまうようだ。
これから、カタリナはリーザと二人で遠くへ行くのだから。
自分がいつまでもカタリナを拘束していたら、リーザに怒られてポカポカされてしまいそうだ。
だから、そのままカタリナを置いていく心算で。
尤も、カタリナがどう感じるとか、そういうことは一切─に入れていなかったけれど。
ただ、当初の目的と同じように宿の方へ向かったから。
食堂に行けば、結局いつものように酒を飲んでいる姿を見つけられただろうけれど。**］
【墓】 ならず者 ディーター
─ レジーナの宿・食堂 ─
［酒瓶を手に取ろうとしたら、当然ではあるがすり抜けて。
飲ませてくれ〜！と、酒をいざ目の前にすれば思ってしまって、ついそう念じながら、ダメ元もう一回で手に取ると、今度は霊体が分離するような形で、今度は酒瓶を手にすることができた。
数秒、固まって。
手に持った酒瓶と、現実世界では置かれたままであろう酒瓶を交互に見つめていたら、なんだかおかしくなってきてしまって。
だって、そうじゃないか？ポルターガイストとか大嘘やんけ！と思ったら、本当に我慢できなくなってきてしまって。最初は殺していた声も、だんだん大きくなった。］
【墓】 ならず者 ディーター
［ひとしきり笑うと、はあーあ、と息を吐き出すと、酒瓶を開けてにおいを嗅ぐ。
確かに、高い酒の芳醇な香りが鼻腔をくすぐって──いや、本当ににおいを感じているんだかどうなんだかは、わからないけど。少なくとも、そう感じて。
無遠慮に、いつも通り酒瓶にそのまま口をつけた。
──そういえば、カタリナが東に酒がとか言っていたけれど、結局、手にしないままになってしまったな、とか。カタリナと飲むのを少し楽しみにしてたんだけどな、とか考えて。
ついさっき、女の子は支度に時間がかかるの、なんて言われた>>+119ことを思い出す。じゃあ、お前にも一人で考える時間や、会いたい人間がいるだろう、と置いてきてしまったわけだけれど。
まさか、来世なんて言葉で悩ませたことも、結局、彼女が屋根上に戻っている>>+120とは夢にも思わず。］
【墓】 ならず者 ディーター
［食堂のテーブルの上に酒瓶を静かに置く。
静寂ばかりが居座るようになった場所では、それすら大きく響いたけれど。
半分カラの器に何を入れよう。
半分は自分。もう半分には、いったい何を入れるのが正解だろうか。
がらんと寂しい隣に、家族でもいれてみようか。
そうしたら、自分が本当は空洞でできているなんて、誰にもわからなくなる。きっと、自分にも。
だから、半分は家族として、村のみんなひっくるめていれておこう。
本当、誰かに言っておけたら、もっと違ったかもしれないのに。
母を殴り殺したと、誰か一人にでも話せたら、違ったのだろうに。
まあ、本当。馬鹿な話なのだけれど。*］
【墓】 ならず者 ディーター
─ 現実・メインサロン ─
［ぱちり、と目を開く。
コクーンの扉が開くのを見て、まだ微睡んでいるような感じがする頭を起こすように、瞼を擦った。
モニターからだろうか。
ゲーム内の音が聞こえているような気がする。
ぐ…っ！とコクーン内で(なぜ出てからやらなかったのか)狭く感じながらも腕を伸ばすと、男女2名が此方へやって来るのを視界の端に捉えて、話かな？と、コクーンからゆっくりと出た。*］
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フィルタ
生存者 (4)
犠牲者 (5)
★★処刑者 (5)
★
★★★突然死者 (0)
見物人 (0)
退去者 (11)
★★★★★★★