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あのさ、姉さま。
あの子の記憶って、絆の相手…あの娘が傍に居たら、別に石の力が無くてもそのうち戻ったんじゃない?
[ 戻るタイミングだとかなんだとか、色々都合不都合はあるだろうけれど、と、こっそり伝えて ]
まあ、早く名前を呼びたかったんだろうけどさ。
可愛らしすぎるから、ちょっとおまけしてもいいかな?
[ 魔人は可愛いものには、割と甘い…とは、今更な話だろう。* ]
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>>-271
挟まりごめんねー。
お土産持たせたいだけだから、こっちはゆっくりでいいよ。
んー?
まあ、そーだろーねー。
[こっそりと伝えられた言葉に返すのは、これまたこっそりとした同意]
別に呪で封じられてたとか、そんな様子はなかったし。
一緒にいて、時間かければ解けもしたろうけど。
……ただまぁ、知らぬままで一緒にいる選択肢を選べたかどうかは、わからんけどねぇ。
[どこまでも軽い口調で推測を述べた後。
おまけ、という物言いに、く、と小さく笑みをもらした]
まったく……主はホントに、かわいいモンに目がないねぇ……。
やり過ぎない程度になら、好きにするといいさ。
[その辺りの加減はわかっているだろうから、改めて口にする事はしないけれど。*]
そうだね。でもあの子らの絆の強さなら、いつかは戻ったんじゃないかな?
でも、それまでお互い生きてられたかは、分からないかもね。
[ 絆の力と想いの強さ、それが運命を変える事を魔人は知っている。
そして、その絆を断ち切る理不尽があることも同様に。
そう、例えば、世界の中枢で、共に在るはずだった絆の相手を失った神魔のように。 ]
せっかく絆を結びなおしたんだ、せっかくだから末長くって、ね?
[ 絆の相手を二度と見失わぬように… ]
おめでとう、お二人さん。
[ 互いの想いと決意を交わしたイェンスとパメラに、すい、と前に進み出た魔人は微笑みかける。 ]
私は神魔の眷属、イングリッド。
試練を越え、願いを叶えた貴方達に、私からも祝いをあげよう。
[ ひらりと振った魔人の袖からふわりと桜の香りの風が二人の元へと小さな光を運ぶ。
光は、二人の手に収まると、薄紅色の桜の花びらのような形の石の欠片に変わった。 ]
もしも、心迷ったなら、その石を砕くといい。
[ 桜石は、未来を示す石…そんな伝承があることを、彼らが知っていたならば、その言葉にも納得がいきやすかっただろうか。** ]
桜石の魔人 イングリッドは、ころん…⊂⌒~⊃。Д。)⊃
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ふふふ…昨日も来れなかったのですよ。(すねすね)
とりあえず、ミーちゃんが可愛さを振りまいてるのは確認した。
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リュカも可愛いですね。
お邪魔するのは忍びないけど、ご挨拶くらいはしたいなあ。
[ にっこり ]
[ ふ、と、魔人の視線が森の中へと向き、次いで目を細めると桜色の爪に息を吹きかける。 ]
『南東には、険しい山の間に小さな集落がいくつかある土地がある。
周辺諸国の目も届き辛いから、どこかの落人が身を潜める、なんて事も昔からあるみたいだよ。』
[ ミーネが、王子の呼び声に応じて見送りに赴いたなら>>161、その肩に止まった桜色の蜂鳥が、問わず語りにそんな言葉を囀って、ぱたぱたと羽撃くだろう。* ]
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>>167
神魔の森に、王子探しの願いをかけに来て、何度か挫折してる旧臣の一団とか、いるのかもねー?って、思うけど、色々齟齬が出ても困るので、ぼやかすだけぼやかしてみました。
桜石の魔人 イングリッドは、壁の向こうをもふもふした。
にしても、ホントに。
いつもながら、眩いねぇ。
主も、そう思わん?
[笑うような声を風に沿わせてそう、と送る。
ここを訪れ、宝珠の奇跡は得られずとも、何かを見出す者たち。
そんな姿は、神魔にとっては眩くもあって]
次にこれが見れるようになるまでは、まだまだかかるけど。
……今回の連中の想い出話だけで、その位の時間は稼げると思わん?
[冗談めかした口調で呟くように伝える。
それがどれだけ先かは読めないけれど。
ほぼ、無限存在に近い神魔には、時間の過多は問題ではないから。**]
[ 翡翠の巫女と、その師匠…今はただの師ではないようだけれど…二人が、神魔との対話に臨む間、魔人は、微笑み浮かべたまま佇んでいた。
そうして、二人が辞去の礼をとったその後で>>184,>>185ひらりと、桜の紋の蝶がその耳元へと舞う。 ]
『ミーネに優しくしてくれてありがとう。貴方達の子に会えるのを楽しみにしているよ。』
[ 蝶が運ぶ言葉は、小さな眷属が受け取った経験への礼と、未来の小さな約束。
彼らはきっと、自分たちの手で新しい未来を作り、次の代へと繋ぐだろう、と、そう信じているから。* ]
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リュカとローランドには、会えてはいるはずだよね、というわけで、挨拶を。
お土産ないけど、多分、二人の血を引いた子は、森に来たら魔人が保護して迷わせないと思う…というのが、お土産代わりってことで。
そりゃあね、姉さまが呼んだ者達だもの。
それも、捻れて絡んだ絆を、自分たちの力で結び直した魂だ。眩いのも道理でしょ。
[ 神魔の楽しげな言葉に、魔人は当然とばかりに、そう応じて微笑んだ。 ]
ミーちゃんも、色々新しい経験をしたみたいだし。
[ そうして、ほんの少しだけ、魔人の声は真摯な響きを帯びる。 ]
ああ、話す事も見る事も、無限にある。
貴方が飽きるまで…飽きることなんかなくても、付き合うさ……カサンドラ。**
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ていてい、と姉さまにお返しして、寝ますー。
ヴェルナーと、ゾフィヤにも、なんとかして、何か、投げ、た、い!**
まあ、そうだねぇ。
[神魔が捻じれた縁を持つ者たちを選ぶのは、捻じれたままに切れてしまった縁があるが故。
それを正し、結び直せるのであれば、強大な力も出しく用いられるだろう、と思うから。
だからこそ、眩くて当然、という魔人の言葉>>_120は否定すべくもなく]
ああ、ミーネも色々と『識る』を得たようだし。
ホントに、面白い周期だったわ。
[色々を思い出し、くく、と楽し気な笑みを零し、それから]
……ん。
[真摯さ帯びた声で紡がれる、付き合うさ、という言葉。>>_121]
……ありがとう、ねぇ。
[それに返すのは、ごくごく短い言の葉、ひとつ。**]
[ オートメイルに興味を示したミーネに、拒む事なく、説明するヴェルナーの様子を、魔人は柔らかな視線で見つめていた。>>133
彼らが森を散策する間は、若葉色の翅に桜の紋の蝶がずっと、その周りを守るように飛び交っている筈だ。
そして、兄妹が森を出ようとする時には、蝶は二人の目の前に近づいてくる。 ]
『手を出して』
[ 風が運んだ声に従い、彼らが手を出してくれたなら、その掌に蝶が止まり、忽ちその形を崩してキラキラと光る桜色の砂つぶのような結晶に変わる。 ]
『貴方達が巡った森の中で集まった魔力の結晶。薬の素材にもなるし、機械の仕組みに使えば、その機能を助けるものにもなる。
集めたのは、貴方達だから、持って帰って。』
[ 彼らが森を巡るうちに、蝶に溜め込まれたほんの僅かな、けれど確かな森の恵み。この兄妹ならば、使い道もあるだろう。* ]
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おお、ご挨拶時間かな。
えーと、あんまり居られなくて本当に申し訳なく。
カサンドラ姉さまとミーちゃんには特に愛と感謝を。
皆さまとても、かっこよくて眼福で。忙しい日々の癒しでした。
まだしばらくばたばたしますが、また、どこかでご一緒できますことを心より祈っております。
(礼)
ミーちゃん...
[ 小さな眷属の言葉に魔人は目を細め>>298 ]
お前は良い子だね。
[ 伝えた声と同時に、桜の香りの風が、その身を抱きしめるように、ふわりとミーネを包み込んだ。** ]
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